2021年10月19日更新

アニメ「フリクリ(FLCL)」シリーズを配信中のサブスクはここ!

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フリクリ
©2018 Production I.G / 東宝

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アニメ「フリクリ(FLCL)」は、『新世紀エヴァンゲリオン』の副監督を務めていた鶴巻和哉の初監督作品。本作の作風が日本国外、特にアメリカなどで人気を誇っています。

「フリクリ(FLCL)」シリーズの作品概要

原題『フリクリ』
放送年 2000年
ジャンルアクション , コメディ , SF
話数各6話
制作国日本
言語日本語

『フリクリ』(2000)のあらすじ

エターナルズ(コミック)

橋の下の河原で、仲よさげにひっついて談笑するナオ太とマミ美のもとに、1台のバイクが突っ込んできました。 ナオ太をバイクで思いきり轢いてしまったのは、奇人・ハル子。彼女は「太郎を轢き殺してしまった」と慌てながら、地面にうなだれる彼に人工呼吸をして生き返らせます。「ナオ太は太郎じゃない」と主張するマミ美をあしらいつつ、ハル子はあろうことか、ベースギターでナオ太をガツンと追い打ち。 痛む体でなんとか帰宅したナオ太でしたが、その額からは謎の角が生えてきます。それはどうやら、ハル子が原因のようで……?

『フリクリ オルタナ』(2018)

エターナルズ(コミック)

主人公はモヤついている高校生、河本カナ。寡黙なペッツや雑誌モデルもつとまる容姿を持つヒジリー、モッさんとともに、平和な高校生活を送っていますが、それがなんだか、カナには物足りないようです。そんな時、突然「ベスパ女」と呼ばれる奇人、ハル子が現れます。 ハル子との出会いが原因か、カナの額からは花が生えてしいました。それを堺にカナの住む町、そして世界全体が大きく動き始めます。カナたちは自分たちの何気ない日常を守ろうと、奔走しますが……。

『フリクリ プログレ』(2018)

エターナルズ(コミック)

ネコミミヘッドホンがトレードマークの主人公・雲雀弄ヒドミは無口で無愛想な女の子。クラスメイトとはもちろん、実の母親とも全くと言っていいほど会話をしません。ある日、ヒドミは、母親の経営する喫茶店の前で、ハルハラ・ハル子が分裂した姿であるジュリア・ジンユの運転するオープンカーに轢かれてしまいます。 ヒドミは一時的に気を失ったものの、無事に回復しました。その夜、町には彼女を狙うロボットが出現し……。

主要キャラクターを務めた声優たち

ナンダバ・ナオ太役/水樹洵

ナオ太は小学6年生で、常にクールぶってる男の子。マミ美やハル子、クラスメイトに対して、時々反抗的で生意気な態度を見せますが、純粋で照れ屋な面もある、ごくごく普通の少年です。また、いつも野球のバットを持ち歩いていますが、振り回して人を傷つけるようなことはありません。 ナオ太を演じたのは、アニメ「おジャ魔女どれみ」シリーズのレレ役で知られる水樹洵。彼女は会社に務める傍らで声優として活躍しています。

ハルハラ・ハル子役/新谷真弓

フリクリ
©2018 Production I.G / 東宝

ハル子はナオ太の前に突然現れた、自称・「宇宙人」の女の子です。ベースギターを背負い、愛車バイクのベスパに乗るのが彼女のいつものスタイル。ベースギターは時として武器に、その他にもいろいろな用途で使用されます。ナオ太は始終、ハル子に振り回されっぱなしです。 ハル子は声優を務めた新谷真弓の声をイメージして作られたキャラクターです。新谷は『彼氏彼女の事情』で声優デビューを果たし、その時の監督に気に入られたことから同監督が指揮する本作にも起用されました。

サメジマ・マミ美役/笠木泉

マミ美は女子高生。ナオ太の兄・タスクと交際していましたが、遠距離恋愛中のタスクの浮気により失恋してしまいました。それからというもの、自暴自棄な行動が増え、ナオ太にもちょっかいを出すようになります。 マミ美を演じたのは笠木泉です。声優を担当したのはアニメ「ピューと吹く!ジャガー」シリーズに続けて2作目で、普段は舞台やテレビドラマ等で女優として活躍しています。

「フリクリ」シリーズの見どころは?

何から何まで、謎が多すぎる!

本作で随一の奇人レベルを誇るハル子はもちろんのこと、登場人物はみんながみんな、“どこかおかしい”のです。 “どこかおかしい”のは、登場人物だけではありません。フリクリの舞台である、昭和っぽさの残る日本らしき町には、奇妙な形をした建造物があります。 それは、巨大な「アイロン」。その大きさは遠くの河原からでも十分に伝わるほどです。時々、シューッと蒸気を吐き出すなど、ただのオブジェではなさそうです。 そして、本作の題名でもある「フリクリ」という言葉。これの意味については謎が多く、見る人によって感じ方が大きく異なるのではないでしょうか。

言葉なきままどんどん進むストーリー

フリクリ
©2018 Production I.G / 東宝

アニメ「フリクリ」では、世界観やストーリーについての説明がほとんどありません。 なぜ町に巨大アイロンがあるのか、ハル子に轢かれるとなぜ額に異常が起きるのか……。もちろん、それらの謎が後ほど明らかになることもありますが、それも婉曲して描写されるので決してわかりやすいわけではありません。 しかし制作陣の自由奔放さが吹っ切れているせいか、視聴者の負担となるわけではないところも不思議なものです。

おすすめ関連作品の紹介!

アニメ『アベノ橋魔法☆商店街』

エターナルズ(コミック)

「フリクリ」のような世界観が大好きな人には、アニメ『アベノ橋魔法☆商店街』がおすすめ。 舞台は大阪の退廃した下町、アベノ橋魔法商店街。そこでは、再開発で家を失ったサッチと別の土地で暮らすことを検討していたあるみという人物が暮らしていました。ある日、街の「四神獣」と呼ばれていたシンボルの1つ、「ペリカン」が壊れたことにより、彼ら2人の身に不思議な出来事が起こり始めます……。

アニメ『キルラキル』

キルラキル
©TRIGGER・中島かずき/キルラキル製作委員会

「フリクリ」のハルハラ・ハルコの声優を務めた新谷真弓が出演している、『キルラキル』。本作では、ファンタジックな学園バトルを楽しむことができます。 本作の主人公・纏流子(まといりゅうこ)は、父の仇をとることを目的に本能字学園へ転校しました。そこで彼女は父の死の鍵となる「片太刀バサミ」の秘密を明らかにするために、生徒会長の鬼龍院皐月(きりゅういんさつき)から情報を聞き出そうとしますが……。

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この記事ではアニメ「フリクリ(FLCL)」シリーズのあらすじ、登場人物、見どころについて紹介しました。 想像もつかないハル子の奇行をぜひチェックしてみてくださいね!