映画『東京ゴッドファーザーズ』のフル動画を無料視聴する方法
2003年公開の『東京ゴッドファーザーズ』。本作は鬼才・今敏(こんさとし)監督による長編アニメ映画。 『3人の名付け親』というアメリカ映画を元に制作された本作は、クリスマスの夜に赤ん坊を拾った3人のホームレスが、その子の親を探すというストーリーです。2021年には舞台化も発表されています。 本記事では本作の動画を観ることができる動画配信サービス、あらすじ、登場人物、見どころやおすすめの関連作品を紹介!本記事で紹介するサービスを利用すれば、本作を安全に無料で観ることができますよ!
『東京ゴッドファーザーズ』のフル動画を配信中のサービス一覧
映画『東京ゴッドファーザーズ』のあらすじ
あるクリスマスの夜。ホームレスのギンちゃんとハナちゃんは、家出少女のミユキと一緒に食事をします。そして3人は、ハナちゃんの提案でクリスマスプレゼントを探しにゴミ捨て場へ。しかし彼らは、そのゴミ捨て場で生後間もない赤ん坊を見つけるのでした。 ギンちゃんとミユキは、「私が育てるわ」と言って聞かないハナちゃんをなだめます。そして3人は、赤ん坊の親を探すことに。赤ん坊は「きよしこの夜」から取って「清子(きよこ)」とハナちゃんに名付けられ、親探しが始まるのでした……。
登場人物&キャストを紹介
ギンちゃん/江森徹
ギンちゃんは、3人の中で1番ホームレス歴の長い中高年男性です。新宿の公園で、行き場をなくしたハナちゃんやミユキと共に暮らしています。彼は、ホームレスになる前は競輪選手でした。 そんなギンちゃんを演じているのは、俳優の江森徹。シェイクスピア劇や、大河ドラマに多数出演し、映画やドラマ、バラエティでも活躍中です。彼は現在、劇団・文学座の代表も務めています。
ハナちゃん/梅垣義明
ハナちゃんは元ドラッグクイーンのホームレスです。かつてオカマバーで働いていましたが、あることからホームレスとなってしまいました。 ミユキからジジイと呼ばれると激怒します。本人いわく、ババアはいいけどジジイは許さねえとのこと。赤ん坊に「清子」と名付けた張本人です。 そんなハナちゃんを演じているのは、コメディアンでものまねタレントの梅垣義明。彼は越路吹雪の「ろくでなし」を歌いながら鼻にピーナッツを詰めた芸で知られていて、本作の劇中でもハナちゃんとして「ろくでなし」を披露しています。
ミユキ/岡本綾
ミユキは訳ありの家出少女です。ギンちゃんのことを「社会におんぶに抱っこのおっさん」と呼び、ハナちゃんをジジイと罵りますが、彼らに支えられて暮らしています。「自分は好きで家出している、その気になれば帰る家がある。」と言いながら、全然帰る素振りは見せません。 そんなミユキを演じているのは、女優の岡本綾。2000年放送の連続テレビ小説『オードリー』で主演を務め、その後も数々の映画でヒロインを演じました。現在彼女は活動休止中で、事実上の引退状態となっています。
『東京ゴッドファーザーズ』の見どころをチェック!
ホームレスの3人の珍道中が面白い!
ギンちゃんとミユキは、「赤ん坊を捨てた母親の言い分を聞きたい」と言う、頑固なハナちゃんの願いを受け入れ、3人は赤ん坊の持ち物から親探しの旅に出ます。しかし、その旅は一筋縄ではいかないのでした。 途中で、雪でスタックした車を助けると、車の持ち主でマフィアのボスの娘の結婚パーティーに3人は招待されます。そのパーティーで、ミユキは潜入した敵のスパイに人質に取られ、その後も予想外の展開が次々に起きるのでした……。 ギンちゃんやハナちゃんの過去と関係のある人物たちとの出会いもあるので要チェックです!
今敏監督のセンスが光る!序盤から端々に張り巡らされた伏線
本作は今敏監督の才能が光っている作品です。2010年に46歳の若さで亡くなった今敏監督の作品は傑作揃いですが、中でも本作は、万人が楽しめる作品と言えるでしょう。 そして本作は、1度先入観なしに観た後で、もう1度観直すのがおすすめ!なぜなら2周目でないとわからないような伏線が、セリフの隅々にまで隠されているからです。 ミユキの何気ないセリフ、ハナちゃんの態度やギンちゃんの身の上話など、1周目と2周目では印象が変わってきます。ぜひ伏線を探しながら観てみてください!
おすすめの類似作品!
寄せ集めの3人組によるテンポの良い掛け合いに注目!『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』
2010年公開のアニメ映画『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』は、大人気アニメ『銀魂』の劇場版作品。映画『東京ゴッドファーザーズ』のような、でたらめな3人組が活躍するアニメ映画をもっと観たい人におすすめです。 ある夜、橋を渡っていた桂小太郎は、何者かに決闘を申し込まれ、断ろうとしたところを切られてしまいます。彼が倒れたのを見ていた相棒・エリザベスは、万事屋の銀時、新八、神楽の3人に、桂を切った辻斬りの行方を探して欲しいと頼み込むのでした。 そして時を同じくして、鍛冶屋の武田鉄矢と妹の鉄子の家から、妖刀紅桜が盗まれ……。
筒井康隆のSF小説を今敏監督が映像化!映画『パプリカ』
2006年公開のアニメ映画『パプリカ』は、筒井康隆の原作小説を今敏監督が映画化した作品。映画『東京ゴッドファーザーズ』で、今敏監督のファンになった人におすすめです! 研究者の千葉敦子は、他人の脳に接続して夢に介入できる機械・DCミニを使用するサイコセラピスト。夢の世界で彼女は、パプリカと呼ばれる少女となって、トラウマを問題解決へ導く手助けをしています。 しかしある日、DCミニが何者かに盗まれ、夢を介して精神崩壊を起こさせる事件が発生し……。
『東京ゴッドファーザーズ』制作のヒントとなったとされる西部劇!映画『三人の名付け親』
日本で1953年に公開された映画『三人の名付け親』。本作の原題は『3 Godfathers』で、映画『東京ゴッドファーザーズ』の着想や、タイトルのヒントにしたと今敏監督自身が発言しています。本作は西部劇の傑作であり、映画『東京ゴッドファーザーズ』のファンにはおすすめです。 アメリカ西部のアリゾナ州で銀行強盗を犯した、ボブ、ピート、キッドの3人。彼らは追手から逃れるため、砂漠へ向かいます。そんな中、水を求めて彷徨う3人は、砂漠に打ち捨てられた馬車で見つけた瀕死の母親から赤ん坊を託されるでした。 実はその母親は、彼らを追い詰める保安官スイートの姪だったのです……。
映画『東京ゴッドファーザーズ』のフル動画は配信サービスを活用して視聴しよう
本記事では映画『東京ゴッドファーザーズ』の動画を観ることができる動画配信サービス、あらすじ、登場人物、見どころやおすすめの関連作品を紹介しました。 46歳の若さで惜しまれつつ亡くなった今敏監督の傑作を、ぜひ動画配信サービスで観てみてください!