2020年1月15日更新

「サイコパス」常守朱は超万能キャラ!?鋼メンタルの持ち主を徹底捜査

サイコパス 常守朱

常守朱は「サイコパス」シリーズの1〜2期では主人公を努め、3期では物語の鍵を握る重要な存在であることが匂わされています。本記事ではそんな常守朱について、狡噛慎也との関係や1〜3期までの活躍などを徹底捜査します!

目次

「サイコパス」常守朱(つねもりあかね)はメンタル美人!濁り知らずなサイコパス係数【ネタバレ注意】

常守朱はシリーズ1期『PSYCHO-PASS サイコパス』のヒロインで、シリーズ2期『PSYCHO-PASS サイコパス 2』では主人公を務める女性。天真爛漫で正義感が強く、誰に対しても優しさと厳しさの両面をもって接します。 学生時代の職業適性診断では、あらゆる官公庁の職業においてA判定。その中で、公安局監視官の適正判定が500人の同期中ただ1人のA判定だったことから、「自分にしかできない生き方」を求めて監視官となりました。 常守は、ストレスに対してかなり強い耐性を持っており、立ち直りや気分転換も早いタチです。疑問を持つ心と遵法精神の両方を重んじており、常にポジティブ。そうした思考パターンゆえ、サイコパスが濁りにくい「メンタル美人」と呼ばれています。 ※本記事では「サイコパス」シリーズのネタバレ情報を多く取り扱っています。読み進める際はご注意ください。

常守朱の師匠的存在!狡噛慎也(こうがみしんや)とは強い信頼関係で結ばれている

1期では新任監視官である常守朱。その第1話で、サイコハザードによって犯罪係数が上昇、潜在犯堕ちしてしまった被害者を撃とうとした狡嚙慎也を、パラライザーで撃って気絶させました。思わずやってしまった行動でしたが、これによって狡嚙も「刑事としての心」を思い出して常守を励まします。それ以後、2人は行動をともにすることが多くなりました。 1期では、狡嚙とともに槙島を追います。その過程で狡嚙が師事する雑賀譲二のもとでプロファイリングを学ぶなど、狡嚙を通してタフな女性へと変貌。2期では、狡嚙が愛用していた煙草を焚いて思いにふけり、狡嚙を思わせる推理力・行動力でチームを引っ張ります。時には仮想・狡嚙慎也と問答。2人は強い師弟関係で結ばれていると言えます。

常守朱の“免罪体質説”を検証!槙島聖護と同じ特異体質なのか

常守朱は犯罪係数が低いことから、槙島聖護と同じ「免罪体質」ではないかと言われることもあります。「免罪体質」とは、200万人に1人の割合で出現する「何が起きても犯罪係数が上昇しない体質」。槙島は、殺人やテロ行為を数々行いましたが、犯罪係数は全く上昇しませんでした。 一方の常守は、1期の第13話で槙島のモンタージュ作成のためにメモリー・スクープを受けた際、2期の第11話で東金朔夜に祖父殺害を明かされた際など、犯罪係数が上昇する場面がありました。しかし、それはあくまで一時的。彼女の強いメンタルで、すぐに平均値まで下降します。 免罪体質なら、どれだけ感情が昂っても犯罪係数は上昇しません。よって、一時的であれ犯罪係数が上昇することがある常守は、「免罪体質ではない」と思われます。

「サイコパス」1期での常守朱の活躍【ネタバレ注意】

悩める新任監視官

1期での常守朱は、新任監視官として着任するところから始まります。データ管理された世界において、常守は「悩める人間」という珍しい存在。その思考には、狡嚙慎也をはじめ周囲の同僚たちも影響を受けていきます。やがて、狡嚙に協力して槙島を追う展開に。 11話では槙島を追いつめるも、犯罪係数が規定値以下の槙島を撃つことができず、人質に取られていた友人・船原ゆきの殺害を許してしまいます。しかし、この出来事は常守の大きな転機となり、刑事としての天分が開花。槙島を殺すチャンスも訪れますが、悩んだ挙句「逮捕」という選択をし、最後までその信念は貫きました。

シビュラシステムと対等に渡り合う存在へ

終盤ではシビュラシステムに共通目的があると判定され、真実を明かされて「正体を知る者」の認定者となります。その正体が「悪の集合体」と知り、常守は激しく憎悪。しかし、同時に社会秩序の維持にはシビュラが必要との認識もあり、その存在を受け入れます。 最終回では、常守の制止も空しく狡嚙が槙島を射殺してしまいました。しかし、シビュラは彼女のことを「システムを存続させる理想的な指導者」と再度認定。ただ、常守はシビュラの必要性を認めつつも「より良い社会を目指すのは人間で、シビュラに未来はない」と宣告します。 そして、これまで一係をまとめていた宜野座(ぎのざ)が槙島を追っていた過程で執行官に降格。変わりに常守が一係のリーダーに着任したところで1期は終了するのでした。

「サイコパス」2期での常守朱の活躍【ネタバレ注意】

頼れるチームリーダーとなった常守朱

2期での常守朱は、宜野座に代わって刑事課一係のリーダーとなっており、そこへ新任監視官・霜月美佳(しもつきみか)が着任するところからスタートします。当初はまだ慣れず、執行官となった宜野座に頼る場面もありますが、自身の直感と狡嚙譲りの推理力でチームをリード。逆に、霜月はそんな彼女の捜査手法を批判していきます。 2期では、不可解な状況で監視官が失踪してしまった事件について調査。現場に残されたWC?というメッセージと、「透明人間」と言われる“カムイ”という存在について捜査し、真相を明かそうと奔走します。

シビュラの考えをも変えた万能キャラ

事件を追っていくうちに、「透明人間」“カムイ”が実在する1人の人間、鹿矛囲桐斗(かむいきりと)であることを突き止めた常守。 鹿矛囲は幼い頃に遭遇した航空機墜落事故で唯一生還した人間であり、事故に遭遇した被害者たちのあらゆるパーツを移植した結果、184名の“継ぎ合わされた死体”であり“複数の人間の集合体”となります。 よってシビュラシステムのサイコパス判定対象外となり、裁くことができません。そこで常守は、禾生壌宗(かせいじょうちゅう)局長の姿をしたシビュラシステムと鹿矛囲を引き合わせ、「集団としてのサイコパス判定を導入する」ことを提案。最終的にシビュラがそれを受け入れ、鹿矛囲はサイコパス判定を受けて死に至ります。 2期の常守朱は、1期にあった甘さや未熟さはなく、ファンから「強すぎ」と言われるほどの成長を遂げています。迷いながらも、狡嚙の影響を受け、大切なものを失っても守るべきものを貫き、シビュラとの対話を経て常守は万能キャラに変貌。結果、絶大な人気を誇るようになりました。

「サイコパス」3期での常守朱の謎【ネタバレ注意】

収監されている元監視官

3期は2期から5年後の世界。「元監視官」と呼ばれている常守朱は、何らかの罪によって逮捕・投獄されています。しかし、その詳細は語られないまま。ただ、収監されている部屋は広く、PCも使えるなど相変わらずシビュラの恩恵は受けられているとも思われます。 常守が何をしたのかは不明なままですが、2話で主人公の慎導灼(しんどうあらた)が見ていたPC画面から推測できます。それは、禾生局長を射殺し、その容疑者として逮捕された可能性。そして、公安局は常守のサイコパスを公表しなかったこと、その事件に灼の父親が関与していたことなどが窺えます。 第8話では、外務省行動課特別捜査官となった狡嚙慎也から「あんたの信念は正しかった」と言われており、事件は起こしたものの、そこには明らかな“正当性”があったと想像できます。

アニメ版「サイコパス」シリーズで常守朱を演じた声優は花澤香菜(はなざわかな)

唯一無二の澄んだ声質

常守朱を演じた声優は、大沢事務所所属の花澤香菜です。幼稚園児の頃から子役として活動しており、中学、高校と声の仕事をいくつか重ねる中で、自ら大沢事務所へ売り込み。大学進学と同時期に声優として本格デビューしました。その後は数々の作品に出演し、歌手としても活動。 人気の理由は「美しく澄んだ声質」で、超絶癒しボイスとも言われます。常守朱以外の代表作は、『ニセコイ』の小野寺小咲、『宇宙よりも遠い場所』の小淵沢報瀬、「物語」シリーズの千石撫子など。 常守朱を演じた時は、1期では最年少、2期では現場を引っ張る立場など、作品と環境がリンクした感じだったそうです。髪型も常守を真似て短髪に。かなりの影響力だったようです。

「サイコパス」シリーズの常守朱は、人間の進むべき方向性を示してくれる!

本記事では「サイコパス」シリーズの常守朱について解説しました。作品とともに成長していった常守朱。その生き様や考え方は、視聴者にも多大な影響を与え、大人気キャラとなりました。 「社会が必ず正しいわけじゃない。だからこそ私たちは、正しく生きなければならない」という常守朱の言葉にこそ、人間として大事な根幹がある気がします。まだまだ展開していくと思われる「サイコパス」シリーズで、これからも彼女の魅力を追い続けましょう!