「刃牙(バキ)」範馬勇次郎の強さがハンパない!死亡説や数々の伝説に迫る
「刃牙(バキ)」範馬勇次郎のプロフィール
初登場 | 『グラップラー刃牙』5巻43話 |
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年齢 | 36~38歳(推定) |
身長 | 199cm |
体重 | 120kg |
声優 | 乃村健次 , 大塚明夫 |
ファイトスタイル | 戦場格闘技 |
範馬勇次郎(はんまゆうじろう)は、「刃牙(ばき)」シリーズにおける登場人物です。通称、「地上最強の生物」。彼はその存在自体が世界各国から脅威とされているほどで、何もかもがぶっ飛んだキャラクーとして描かれています。 たてがみのような長い赤髪をオールバックにし、カンフー服のいで立ちが基本。作中きっての規格外の強さの持ち主で、彼が「地上最強」と呼ばれるエピソードは数知れず。三度の飯より戦い好きで、遺伝子レベルで強者と言っても過言ではありません。 また、彼の異質さは生まれた瞬間から既に表れており、助産婦に「俺を取り上げろ」とテレパシーのような威圧を放っています。 そして、本作の主人公、範馬刃牙の実の父親です。勇次郎によって母親を殺された刃牙は、彼を倒すためにさらに肉体を鍛え上げ、強さを目指していきます。この親子の間で繰り広げられる壮絶なバトルこそが、この作品のストーリーの主軸です。
範馬勇次郎にはモデルが存在する?
実は勇次郎にはモデルとなったあるキャラクターが存在します。それはちばてつやの漫画『のたり松太郎』の主人公・坂口松太郎です。見た目や性格には共通点が少ないものの、刃牙の作者・板垣恵介が言うには「松太郎の腕力の行きつくところが範馬勇次郎」とのこと。 また見た目のモデルになっているのは俳優のマット・ディロンなんだとか。つまり勇次郎は坂口松太郎とマット・ディロン、2人の男性をベースに作られたキャラということになります。
【死亡説】最強の男・範馬勇次郎は死亡した?
これまで様々な強敵と戦い続けてきた勇次郎。熾烈な戦いを経験しているためときには死亡説も囁かれますが、結論から言うと勇次郎は現在も生存中です。 彼はこれまでの戦いで無敗をキープしており、窮地に陥ることすらもまれなレベル。その圧倒的な強さを常に披露し続けています。しかしながら作中で描かれる彼の戦いは、決着が着かないまま終わることもしばしば。その強さに見合うほどの勝利描写が多くないことも特徴のひとつです。
捕鯨砲を指一本で弾く
作中で勇次郎が登場するシーンは常にインパクト抜群。なんと彼は刃牙道16巻に収録されている136話で、鯨を捕獲するためにモリを発射する捕鯨砲と対決しています!対鯨用の武器というだけあり、その威力は尋常ではありません。普通の人間が食らえばあっさりと死んでしまうはず。 しかし勇次郎はこの捕鯨砲を指1本で弾くという、とんでもない神業を披露!正直言ってこれは人間離れというか、生物として異常な強さと言えます。勇次郎が外敵からの攻撃で死ぬ可能性は、ほとんど0に等しいのではないでしょうか……。
範馬勇次郎と宮本武蔵はどちらが強い?
『刃牙道』にはなんとあの大剣豪、宮本武蔵のクローンが登場します。生前の魂と記憶を宿した彼は宮本武蔵そのもの。その強さは常軌を逸しており、パワー・スピード・剣術の全てで圧倒的な能力を発揮していました。 そんな彼に列海王や花山薫など、歴戦の戦士たちが挑んだもののことごとく敗北。ファンのあいだでも「作中最強は武蔵ではないか?」と噂されるほどの強さを披露していました。しかしここで挑戦者として現れたのが、地上最強の生物・範馬勇次郎です。 武蔵は戦いのなかで勇次郎を同等の強さを持つ実力者と認め、真剣を使用しての勝負を提案。一撃食らえば致命傷になりうる真剣での猛攻に、さすがの勇次郎も冷や汗を流します。そして勇次郎自身も武蔵の実力を認め始めるのです。 互角の勝負を展開していく2人でしたが、最終的に勇次郎の金的が直撃し武蔵が悶絶!そこで刀を手放してしまいついに勇次郎が勝利……かと思いきや、そこに本部以蔵が登場し勝負の決着はお預けに。結局どちらが強いのかははっきりしないまま、この戦いは終わりを迎えてしまうのです。 ただ勝負の内容を見るに、優勢だったのは勇次郎で間違いないはず。彼はここでもその強さを見せつけ、地上最強の座をしっかりとキープするのでした。
【象徴】範馬勇次郎の背中に浮かび上がる鬼の貌(かお)とは?
勇次郎は、まさに戦うためだけに生まれてきた男。そんな彼の象徴ともいえるのが、「鬼の貌」と呼ばれる背中の筋肉です。 戦場で戦ってきた勇次郎は、背中の打撃用筋肉が異常に発達していました。そのため、本気を出すと背中の筋肉が盛り上がり、まるで怒れる鬼の形相のように見えるのです。この背中が由来となって付けられた彼の異名は、「オーガ」。 さらに勇次郎の場合は、もう一段階上の状態が表れます。より本気の力を振り絞ることで、背中の鬼がまるで哭(な)いているようにゆがむのです。この状態から繰り出される攻撃は、人外の領域に達するとも言われています。 そんな「鬼の貌」は当初、龍の刺青(いれずみ)で表現される予定でした。原作者が言うには、戦うことで背中の龍が暴れているように見えるという設定だったとのこと。しかし、ボディビルの写真を見て背中が鬼に見えたことから、隆起した筋肉という着想を得たと言っています。
【強さ】範馬勇次郎の戦闘力は?ほぼ軍事戦力!
勇次郎のファイトスタイルは、特にありません。彼はその超人的な身体能力と、あふれんばかりの闘争心をもって戦います。彼は自らのポテンシャルだけで、蹂躙(じゅうりん)してきたのです。 また、武器はおろか技も使うことはなく、防御もしなければ攻撃をかわすこともありません。そもそも、対人を想定した格闘技や武術の次元では、勇次郎には全く届かないのです。 そんな勇次郎ですが、武術などに対する知識は深く、実際に使うこともまれにあります。ただ、彼の信条ともとれる強いエゴイズムによって、使う必要がないのです。彼の強さの根源は、自らの肉体に対する絶対的な自信と、我を通して実現させる力にあるのでしょう。 そんな勇次郎の戦闘力は、超大国の軍事力相当とも。そんな彼が世界に与える脅威と影響はすさまじく、宇宙衛星によって常時監視されています。アメリカに至っては、彼個人に対して友好条約を結ぶほどです。
【活躍】史上最強を体現する範馬勇次郎の伝説を紹介!
地震をパンチで止める
『グラップラー刃牙』の19巻には、なんと勇次郎が自らのパンチで地震を止めるシーンが登場!彼が揺れ動く地面に強烈なパンチを放つと、その揺れが収まってしまうのです。「いったいどういう理屈……?」と疑問も湧きますが、一連の流れを考察したひとによれば理論上ありうる事象なんだとか。 ただそれを引き起こすためには、原子爆弾並みの強烈な威力が必要とのこと。本来ならあり得ない話ですが、勇次郎なら実現させてしまいそうで怖いですよね……。
中国拳法の重鎮が100年かけて編み出した消力を完璧に模倣する
中国武術の達人たちの頂点を決める「大擂台賽」(だいらいたいさい)で、勇次郎は現頂点の郭海皇(かくかいおう)と激突。彼が長年をかけて編み出した「消力」(シャオリー)にはじめは面食らうも、すぐに極意を見破って実践してしまいました。
恐竜サイズのアフリカ象を素手で倒す
『範馬刃牙』1巻には勇次郎が異常に大きくなった象と対峙するシーンが登場。この象は駆除のために派遣された軍隊ですら勝てない、常軌を逸した化け物。しかし勇次郎はこともなげに素手でこの象を倒してしまったのです。1人で軍以上の戦力を誇る、その強さが浮き彫りになる強烈なエピソードでした。
アメリカ大統領と個人で友好条約を結ぶ
先ほどのエピソードからもわかる通り、勇次郎の強さは「一国の軍」レベルかそれ以上です。そのため各国は彼を警戒せざるを得ず、その影響力はいち個人のレベルを遥かに超えています。その証拠に、なんと勇次郎はアメリカ政府と友好条約を締結。 しかもこの条約は勇次郎が申し出ているわけではなく、頼まれて「仕方なく結んでやっている」ような状態。つまり彼は大統領でさえも逆らえない、唯一無二の男なのです。
雷に打たれても平然としている
夜の隅田川を歩いていたときのこと。突然10億ボルトの落雷が直撃しますが、当然ながら無事でした。 勇次郎は存在自体がこの世で最も“尖っている”ため、避雷針となったのです。なお、花火大会に来ていた7000人の観客はみな無事でした。
攻撃されることを恐れた警備兵が自らを殴り始める
野人ピクルと闘うため、収容された米軍基地を襲撃した勇次郎たち。警備にあたる米兵らは、彼の闘気を見るなり、どういうわけか兵士同士で殴り合いを始めました。彼の強すぎる闘争心が兵士たちを暴走させたのでしょう。
強化ガラスを顔面で破壊する
ピクルと戦うために米軍基地に侵入した勇次郎。しかしピクルは強化ガラスの檻に入れられており戦えない状態……かと思いきや、なんと勇次郎は殴るでも蹴るでもなく、ガラスに顔を押し付けてそのまま破壊!目の前に何もなかったかのように、檻のなかへと入り込んでしまったのです。 このシーンでガラスに押し付けた勇次郎の顔は、まるでパンストを被って引っ張られたようなユニークな表情に……。ファンのあいだで未だに語り継がれている、「刃牙」シリーズでも屈指の迷シーンになっています。
【関係】範馬勇次郎の家族は?
主人公・刃牙とは親子であり好敵手
刃牙にとって勇次郎は、母親の江珠を殺した最大の敵です。対して勇次郎は、息子をあくまで好敵手候補として見ているに過ぎません。両者の間にある溝は、決して埋まることはないとさえ思えます。 しかし、彼らは殺し合う仲でありながら、それでもやはり親子だったのです。勇次郎は、刃牙が成長し、自分と対等に戦えるようになることを待ちわびています。ときには彼に対して、アドバイスすら与えるほどです。刃牙が彼女と一夜を共にする際には、家に侵入して性に対する持論を説くこともありました。 両者の直接対決は、最終的に実現します。ただ、そのとき近づくにつれて、2人の関係は以前よりも良好となっていました。家族らしく食卓を囲むという、なんとも似合わないシーンも。 勇次郎は、戦いの最中も己を急成長させる刃牙に対して、うれしそうに向き合います。両者はまさに、拳でしか語り合えない者同士なのでしょう。
妻・朱沢江珠(あけざわえみ)が物語の根幹を為す
朱沢江珠(あけざわえみ)とは、勇次郎の妻であり、刃牙の母親である人物。本作における最重要人物の1人であり、物語の根幹を成しています。 江珠はもともと大富豪と結婚する予定でしたが、勇次郎に目を付けられ、結婚式後に夫を殺されてしまいます。そんな異常事態にも関わらず、彼女は勇次郎に惹かれ、程なくして刃牙が生まれました。 勇次郎は江珠に、刃牙を自分のライバルとなるように鍛えろと指示。一方の彼女は、彼の気を引きたいためだけに息子に過酷なトレーニングを課します。刃牙は、ただ母親に認められたい一心で、必死に耐え抜きました。 13歳になった刃牙はついに勇次郎と闘いますが、なす術もなく殺されかけます。しかし、そのときになってようやく息子への愛情を自覚した江珠が、彼をかばって殺されてしまいました。刃牙は、最後に自分を守ってくれた母親の仇を討つため、勇次郎との再戦を決意します。
二人目の息子・ジャック・ハンマー
実は、刃牙には兄弟がいます。それがジャック・ハンマーです。彼は「最大トーナメント」に登場する際、「JACK範馬」と書かれたガウンを着ていました。2人はともに勇次郎の息子であり、腹違いの兄弟なのです。 そして、ジャックの母親にあたる人物こそが、ジェーンでした。勇次郎と彼女の出会いは、彼が傭兵としてベトナムの戦場にいたときのこと。反アメリカ側だった彼女は、掟破りの戦闘力を持つ彼の確保作戦にあたっていました。 しかし、その計画を見破られていた彼女は勇次郎に捕まり、最終的に屈服させられます。勇次郎は彼女を襲い、このときにジャックを身に宿します。戦場での責任を取らされた彼女は刑務所に入り、そこでジャックを獄中出産しました。 その後、2人の兄弟と父親は「最大トーナメント」で顔を合わせ、刃牙は初めて自分に兄弟がいたことを知ります。それどころか、勇次郎すら、彼が実の息子だということに気付いていませんでした。
死亡した父・範馬勇一郎こそが勇次郎の強さの理由?
範馬勇次郎には、範馬勇一郎(はんまゆういちろう)という父親がいました。既に故人となっており、幽霊として刃牙の前に現れるのみとなっています。 体格は勇次郎よりも大柄で、異常に広い肩幅が特徴。「孤高の柔道家」だけあって柔道が基本的な格闘スタイルですが、技に頼らない純粋な力のみの攻撃も使用します。太平洋戦争中、米軍の攻撃にたった1人で抗戦したことなどから、「勇次郎の以前(まえ)に米国に勝った男」との異名も。 勇一郎も息子や孫と同じく、“範馬の血”を受け継ぐ者でした。証拠として、彼の背中にも「鬼の貌(かお)」が表れます。その一方、人柄は勇次郎とは真逆の温和な性格で、戦いにおける勝ち負けにこだわりません。勇次郎もまた、自分と父親は対極の存在だと言っています。 勇一郎もまた、生前に息子と“親子喧嘩”したようでした。刃牙の前に現れて彼を激励するなど、息子と孫の戦いを見届けようとしています。
母親は正体不明
現状勇次郎の母についての詳しい情報は明らかになっていません。ただ『範馬刃牙』2巻に収録されている『バキ外伝~範馬勇次郎誕生~』には、勇次郎出生時の詳細な描写が存在。勇次郎は母の胎内から生まれるとき、産婆に対し「俺を取り上げろ!!!」と訴えていたと言うのです。 さらに最初の授乳をする時点で彼には歯が生えており、流血沙汰に発展。そしてまたしても「なにをしているッッ、早く飲ませろッッッ」とテレパシーのように意思を示したんだとか……。子どもに授乳を強要されるという前代未聞の事態に、母は「これ以上の屈辱があるでしょうか」と嘆き出家。 なんと勇次郎の母は尼さんになってしまったのです。生まれた直後から母の人生をめちゃくちゃにしてしまうなんて、さすがは勇次郎と言ったところでしょうか……。
範馬勇次郎にとっては老若男女全員が異性?【我以外皆 異性也】
超肉体を持つ医者・鎬紅葉(しのぎくれは)が範馬勇次郎の血液サンプルを病院へ持っていった際、その結果を見た内科医は彼のホルモン指数があまりに高いことに驚愕。 範馬勇次郎からすれば彼以外の人間は全員女性に見えるだろうという意味で、彼の男性ホルモンの異常値を「我以外皆 異性也」と表現しました。 実際、範馬勇次郎は世界的に有名な冒険家さえもかつて手込めにしたことがあるようです。
【親子喧嘩】勇次郎と刃牙の喧嘩を振り返る!シャドー夜食とは?
強者たちとの闘いを経た後、両者はついに激突します。刃牙はまず、勇次郎を自宅に招待し、2人は息子の家で食卓を囲むことに。 勇次郎はその礼として、刃牙を高級ホテルのレストランのディナーに招待。食後、刃牙は彼に母親を殺した理由を尋ねます。彼はしつこい刃牙に激怒し、こうして“史上最強の親子喧嘩”が始まりました。 刃牙は編み出した「ゴキブリダッシュ」や「トリケラトプス拳」を駆使して応戦。息子の“血”の目覚めを感じた勇次郎は、鬼を哭かせてこん身の一撃を撃ち込みます。しかしそこに範馬勇一郎の幽霊が現れ、刃牙を激励します。 勇次郎は父の技を使いますが、それさえも全て受けきった刃牙。息子は既に父親の境地に達していました。互いに技を駆使し、激闘を繰り広げた後、ついにはノーガードの殴り合いに。ここで勇次郎は江珠を葬ったベアハグをきめ、刃牙はついに倒れます。
“シャドー夜食”ののちお互いを認め合う
勇次郎のベアハグによって倒された刃牙。しかし彼は、無意識ながら闘志による攻撃を勇次郎に浴びせます。 闘志による攻撃を受けていることに気付いた勇次郎は、突然リアルシャドーを始めました。範馬一族は、思い込みの強さによってイメージトレーニングを極限まで具現化することができます。勇次郎のシャドーもまた、イメージを具現化することが可能です。 そんなリアルシャドーで勇次郎が始めたのはなんと味噌汁作り。いきなり、親子の“エア夜食”が始まります。 刃牙には「父に食事を作らせる」というわがままがありました。勇次郎は、強さとはわがままを望むとおりに実現させる力だと言います。彼は、わがままを押し通して(エア)味噌汁を作らせた刃牙に、「地上最強を名乗れ」と一言。一方、刃牙は“エア夜食”前に勝負はついていたと自らの敗北を認めます。 こうして、2人はようやく互いを認め合い、和解へと至りました。
【名言】範馬勇次郎の放った伝説のセリフ
「強くなりたくば喰らえ!!」
刃牙がメインヒロインである梢江(こずえ)に対する劣情を抑えようとしていた時、突如として現われた範馬勇次郎が放った一言。 さらに彼は「禁欲の果てにたどり着く境地などたかが知れたもの」「朝も昼もなく喰らえ」などと続けており、範馬勇次郎にとって禁欲は強さの妨げにしかならないということが分かります。
「毒も喰らう、栄養も喰らう。」
体作りを意識して、健康に良いと言われるめかぶばかり食べていた刃牙に向かって放った一言です。この名言の後には「両方を共に美味いと感じ――血肉に変える度量こそが食には肝要だ」と続き、刃牙の行っていた食事制限を一蹴しました。 父のこの言葉には流石に刃牙も反論の余地がなく、「なんてマトモな事を……」と悔しそうに助言を聞き入れています。
「イヤミか貴様ッッ」
範馬勇次郎が刃牙を高級ホテルのディナーに招待した際、ドレスコードを知らなかった刃牙はジャケットを着ずに登場。 勇次郎に咎められた刃牙が「ゴメン……ちゃんと教えられたことなかったし」と申し訳なさそうに言うと、勇次郎は「イヤミか貴様ッッ」と威嚇の表情を見せました。お茶目な一面が見られた貴重な1シーンです。
【声優】アニメ『範馬刃牙』で範馬勇次郎を演じる声優は大塚明夫
2021年よりNetflixにて配信の『範馬刃牙』で範馬勇次郎役の声優を演じるのは大塚明夫。 数十年に渡って声優として活躍し、『ONE PIECE』の黒ひげや『僕のヒーローアカデミア』のオール・フォー・ワンなど、数々の屈強な男たちを演じてきた彼は勇次郎の声優にピッタリの存在です。 また、2001年から放送された『グラップラー刃牙』で勇次郎を演じたのは、青二プロダクション所属の声優、乃村健次でした。
主人公・刃牙をも超すインパクト!範馬勇次郎の動きから目が離せない
圧倒的なカリスマ性を放つ範馬勇次郎は、主人公である刃牙を飲み込んでしまうほどのインパクトを持っています。 勇次郎が持つ「地上最強」のエピソードは挙げればキリがありません。エピソード自体も、人間のものとは思えないようなものばかり。この世の一切の制約を無視できる、まさに人間を超えた生物といえるでしょう。そして、そんな彼のエピソードは、本作における楽しみの1つでもあります。 勇次郎は強さを追求する者でありながら、父親でもありました。母親の死など、悲しい結末に至ることも多々ありますが、基本的には息子の成長をうれしく思っているのです。 あくまで力を求めての行動なのかもしれませんが、結果として彼は刃牙の成長を促しています。もしかしたら、無自覚な親心の表れなのかもしれません。 様々な顔を見せてくれる勇次郎は、本作で最も人気のあるキャラクター。今後はいったいどんな顔を見せてくれるのでしょう。