2020年9月7日更新

「ラスダン」登場人物やあらすじを紹介!【2021年放送アニメの声優情報も】

「ラスダン」 あらすじ サムネイル画像

「ラスダン」こと『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』は無自覚に最強なロイドが活躍するファンタジー作品。アニメ化で盛り上がりをみせる「ラスダン」原作小説のあらすじやアニメ最新情報を詳しく紹介します。

目次

『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』とは?あらすじを紹介【ネタバレ注意】

「ラスダン」こと『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』はサトウとシオによるライトノベル作品。生まれの村で最弱だった少年・ロイドは軍人を夢見て王都へ……。そこで様々な騒動を繰り広げていくハイ・ファンタジー作品です。 2021年1月からはTVアニメがスタート。主人公がチート級に強いという設定はよく見かけますが、本作では主人公がその強さに無自覚という設定です。アニメも決定し盛り上がりを見せている「ラスダン」。この記事では小説9巻までのネタバレを紹介します。アニメ視聴前の予習復習に活用してみてください。 ※本記事では「ラスダン」のネタバレが含まれます。ご注意ください。

「ラスダン」のあらすじを紹介 主人公は最強!だけど無自覚?

辺境の村コンロン村に暮らす少年・ロイド。彼は昔読んだ物語に憧れて、軍人になるため王都を目指そうとします。しかし彼は村で最弱の少年。周りの村人たちも大反対します。それでもなんとか王都へ行く許しを得たロイドは、期待に胸膨らませ王都へ。 村人たちはロイドが最弱だと思っていますが、実はコンコロ村はかつて世界を救った英雄の末裔が暮らす村だったのです。村で最弱のロイドも一般基準で考えると最強。しかしロイドはそうとは知らず自分に自信が持てません。さらにお人好しの世間知らずで……。 王都に着いたロイドは士官学校入学試験に挑みますが、次々とトラブルや不運に見舞われ前途多難な日々が始まります。

見どころは?無自覚チートの無意識無双の物語

「ラスダン」の面白さは主人公・ロイドが実は最強なのに、その強さに対して無自覚というところです。ロイドが普通に繰り出した攻撃は、あまりの速さに誰の目にも見えません。試験ではすでに失われている古代ルーン文字の魔法を書いてしまったため、試験官には落書きだと思われてしまう始末。 ロイドは雨を自在に降らせるという古代魔術を使いこなせますが、これもそのすごさを正しく理解してもらえません。結局、彼のすごい魔術は家事スキルのように使われてしまいます。 強いことに無自覚なため、自分でも知らないうちに偉業を成し遂げていくロイド。嫌味のないほのぼのとした雰囲気の中、次々と最強な一面を見せつける彼の行動に思わず惹きつけられてしまいます。

主要登場人物&声優を紹介

ロイド・ベラドンナ/花守ゆみり

ロイド・ベラドンナは「ラスダン」の主人公。英雄の末裔が住むコンロン村の少年で、素直でお人好しな性格をしています。軍人を目指して王都へ向かい、様々な騒動を起こしていくことに。 彼はどんな呪いも解くことができる「解呪」や、雨を自在に降らすことができる古代魔術の遣い手です。村では最弱と言われていますが、汽車で6日かかる距離を6日走ってたどり着いたり、大型モンスターを簡単に倒す身体能力を持っていたりします。 ロイド役を演じるのは花守ゆみり。1997年9月29日生まれで、オーディションを経て2013年から声優活動をしています。『映像研には手を出すな!』の百目鬼(どうめき)役や『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の早坂愛(はやさかあい)役などが有名です。

マリー(マリア・アザミ)/茅野愛衣(かやのあい)

マリーは王都で雑貨屋と情報屋を営む15歳の魔女。王都に向かったロイドは、村長の弟子だというマリーを訪れ試験まで居候させてもらいます。 魔女らしいミステリアスな雰囲気漂うマリーですが、それはあえてそう振る舞っているから。実際は面倒見が良い人物です。彼女の家事能力は著しく低いため、ロイドの世話になることも。表向きは魔女マリーとして過ごしていますが、その正体はアザミ王国の王女マリア・アザミです。 マリー役を演じるのは茅野愛衣(かやのあい)です。彼女は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』のヒロイン・本間芽衣子役で一躍ブレイク。 『ソードアート・オンライン アリシゼーション』のアリス役のような清廉潔白な女性から『この素晴らしい世界に祝福を!』のダクネス役のようなクセのある役もこなす演技派です。

アルカ/日岡なつみ

アルカはコンロン村の村長です。見た目は幼い女の子ですが、実年齢は不明。彼女は有に100歳は超えており、人外魔境であるコンロン村を象徴するような人物です。 マリーの師匠であり、ロイドのことは実の子供のようにかわいがっています。可愛い見た目とは裏腹に、すぐ国を滅ぼそうとするような危険なところも。王都に行ったロイドが気になり、転移魔法で時々王都に顔を出しています。 アルカ役を演じるのは日岡なつみです。2012年から活動しており『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』の猿飛忍(さるとびしのぶ)役などを演じています。弟子からはロリババアと呼ばれることもあるアルカを、彼女がどう演じるのか楽しみですね。

セレン・ヘムアエン/朝日奈丸佳(あさひなまどか)

セレン・ヘムアエンは地方貴族の少女です。彼女が引きこもる原因を作った呪いのベルトを、偶然出会ったロイドに解除されることに。以降ロイドにぞっこんになり、異常なまでに愛を捧げていきます。 彼女は呪いに打ち勝とうと鍛錬を積んでいたため、実戦経験はないもののなかなかの実力者。一方で生活力は低く世間知らずなところがあります。 セレンを演じるのは朝日奈丸佳(あさひなまどか)です。2015年のオーディションをきっかけに声優デビューを果たします。『NEW GAME!』の桜ねね役や『ぼくたちは勉強ができない』の小美浪(こみなみ)あすみ役などを演じており、今後さらなる飛躍が期待される声優のひとりです。

アラン・トイン・リドカイン/山下誠一郎

アラン・トイン・リドカインは地方貴族出身の青年で、体格のしっかりしたスポーツマンタイプの人物。ロイドと同じく士官学校受験のために王都にやってきます。 見た目に反しモンスターが怖いという一面も。しかしロイドと出会ったことで、彼は自分の弱さと向き合うようになります。ロイドのことを慕っており、彼の士官学校入学を推薦したのもアランです。 アラン役を演じるのは山下誠一郎。2012年に声優デビューを果たし、同年『ワルキューレロマンツェ』で初主演を務めます。『歌舞伎町シャーロック』のジェームズ・モリアーティ役や『orange』の成瀬翔(なるせかける)役などが有名です。

小説1巻のあらすじ

コンロン村で最弱の少年・ロイドは、アルカ村長の許しを得てアザミ王都士官学校受験のため王都へ。村長の紹介で魔女マリーの元に居候させてもらうことになりました。 試験会場にはロイドが呪いを解いてあげた少女・セレンやアラン、リホなどが集まります。試験に挑んだロイドですが、彼の実力が規格外だったため試験官はその強さに気がつくことが出来ず不合格に。

ロイドが学園の食堂でバイトを始める一方で、国内では王国を戦争へと仕向ける動きが活発になっていきます。実は魔女マリーがアザミ王国の王女・マリアだったのです。黒幕を暴くため助力(じょりょく)を申し出るロイドでしたが、コンロン村の者は人知(じんち)を超えた事態にのみ力を使うという掟があり断られてしまいます。 国王を操っていた黒幕により町にイナゴ魔物が襲来。ロイドは怖がるアランを奮起させ、さらには酔っ払いと勘違いして黒幕や国王を解呪(かいじゅ)して騒動を治めてしまいます。騒動後アランの推薦もあり、ロイドは士官学校への編入を許されました。

小説2巻のあらすじ

無事入学を果たしたロイドは、マリーに連れられて向かった村で誰も抜けないという聖剣(せいけん)を掃除のついでに抜いてしまいます。ちょうどアザミ王国主催の大陸学生魔術大会の準備が進んでいて、代表にはロイドとリホとセレンが選ばれました。 王都には魔術に長けたロクジョウ魔術学園の理事長ロールとメナと、フィロのキノン傭兵(ようへい)姉妹がやってきます。ロールはリホの孤児時代の仲間でしたが、聖剣の封印を解くためにリホの命を狙っていたのです。

大会の副賞となった聖剣を狙うロクジョウ魔術学園とロイド達は決勝戦へ。初戦のセレンは敗北するも、次のロイドは初級風魔法で勝利、そしてリホがロールを負かし士官学校が優勝しました。しかし聖剣が欲しいロールはロイドの誘拐を計画します。 マリーが誘拐されたと勘違いしたロイドは仲間とともにロールと対峙します。ロールは瞬間移動してきたアルカ村長に倒され、彼女もまた黒幕に操られていたことが判明。ロイドに惚れたフィロは士官学校に転入してくることになりました。

小説3巻のあらすじ

クロム教官の依頼で高級ホテル「レイヨウカク」のホテルマンをすることになったロイド。ホテルの周りではトレントという危険な違法植物に関係すると目される昏睡事件が起きていました。 ホテルには事件を調査しにきたアランの父・スレオニンやその密偵のキキョウのほか、お見合いのために呼び出されたアランやセレン、ロイドを見に来たマリーやアルカ村長などが次々とやってきます。人並み外れた力を持つロイドは、キキョウにトレント事件の犯人だと疑われることに。

結局犯人はスレニオンの秘書の男でした。彼は自身にトレントを寄生させ、ロイドをトレントで追い詰めます。恐ろしいトレントもロイドにしてみればただの木材。あっという間に制圧し、仲間の活躍もあって一連の騒動は無事解決しました。 秘書は警察に引き渡され、ホテルの内装や宿泊客の記憶操作はアルカ村長が対処し事なきを得ます。仲間との絆が深まり、ロイドはまた少し成長しました。

小説4巻のあらすじ

ロイドを良く思わない上級生・ミコナにダンジョン攻略勝負を挑まれたロイド一行。彼らを初級ダンジョンの最奥(さいおう)で待っていたのは大蛇(だいじゃ)でした。知能を持つ大蛇はロイドに真の最下層で待つと告げて、ダンジョンを上級ダンジョンに作り変えてしまいます。 実はマリーに恋をしていたミコナは、ロイドとマリーの仲を勘違いし、彼への劣情(れつじょう)を募らせます。打倒ロイドに燃えるミコナに謎の男・ソウが近づき、彼は彼女に魔王化の薬を渡すのでした。

軍とともにダンジョンに向かうロイドたち。ロイドが魔王化したミコナを倒すと、大蛇が現れました。大蛇・ヴリトラはコンロンの守護獣(しゅごじゅう)だったのです。そこにアルカ村長、さらにソウという男もやってきます。ソウによりやられたかのように見えたヴリトラは、セレンの呪いのベルトに身を寄せることで難を逃れていました。 ラストダンジョン解放を目的とするソウはミコナを連れて逃走。一方で救護班にいたアランは手柄を勘違いされドラゴンスレイヤーとして英雄に祭り上げられていました。

小説5巻のあらすじ

守護獣ヴリトラの復活のため、ロイド一行はドワーフ王のレナ・ユーグ博士が用意したワープを使ってコンロン村に向かいます。ヴリトラ復活を目前にして、ユーグは裏切りヴリトラを封印しアルカ村長を囚えるのでした。そしてロイド以外は王都へと戻されてしまいます。 王都ではアザミ王国と敵対関係にあるジオウ帝国から、国交改善のため御前試合の提案が。ドラゴンスレイヤーとなったアランに白羽の矢が立ちます。しかしこのジオウ国王は偽物で、その正体はソウでした。

いちはやくその動きに気づいたリホの提言で、御前試合の会場は客に扮した軍人で取り囲まれソウ側との戦いが始まります。ソウの正体はアルカが作ったルーン文字人間で、英雄という概念そのもの。ソウとショウマは次代の英雄にロイドを選び、彼を英雄にするべく世界征服を目指していました。 村から駆けつけたロイドや村人の活躍で事態は収束、ソウ達は逃走します。しかしここでもロイドは自分の活躍に気づくことはありませんでした。

小説6巻のあらすじ

以前は発達していた文明は何らかの理由で衰退。ユーグ博士はその文明を進めようとしており、その一環としてロクジョウ王国では映画が流行り始めます。対ジオウ帝国会議の場で、ロクジョウ王国国王サーデンは、映画エキストラの名目で軍人の助けが欲しいとアザミ帝国に救助要請をするのでした。 アルカにより大人化したロイドと一行はロクジョウへ。国王にエージェントだと勘違いされたロイドは、マフィア掃討(そうとう)を依頼されます。

このマフィアのボスは俳優・アミジンで、映画の黒幕にはソウとショウマがいました。ロイドは2人により主役に抜擢され、撮影現場で次々と命を狙われることに。ロイドはお芝居だと勘違いしながら、刺客の攻撃をかわし、マフィアを壊滅へと追いやっていきます。 敵の死霊の核として使われていたユビィを救い出したロイド。ユビィは国王の妻であり、フィロとメナの母親だったのです。ロイドの活躍により家族は再会を果たし、ロイドは魔法が切れていつも通りの少年の姿にもどりました。

小説7巻のあらすじ

修行の聖地・アスコルビン自治領の領主アンズ・キョウニンは士官学校に特別講師としてやってきます。それがきっかけでアスコルビンに向かうことになったロイド一行。自治領には2つの一族がおり、そのうちのオードック一族の領土にはユーグの研究所がありました。 ユーグは世界崩壊前の1人として人類に戦争をという負荷を与え、科学の発展を進めようと目論んでいます。今回もその目的のために自治領を利用していたのです。

修行を開始した一行ですが、規格外の強さのロイドにアンズは頭を抱えることに。ロイドの無自覚な強さはなぜか今回もアランの手柄となり、前回母を救ったことでスランプに陥っていたフィロは修行を通して気持ちを新たにします。 ロイドは修行だと勘違いしたままユーグの研究所へ連れていかれ、魔王サタンと修行することに。サタンに気に入られたロイドは必殺技を教えてもらいました。一方で王都では置いてけぼりのミコナやアルカらが自治領に向け王都を出発します。

小説8巻のあらすじ

魔王サタンの修行を経て、ロイド一行は領主を決め霊獣(れいじゅう)に会えるという武術大会に参加します。英雄としてロイドの対抗馬に担ぎ上げられたアラン。ロイドの強さを知るアランは彼との対戦を避けたいと思うものの、戦いの時は刻一刻と近づいてきます。 大会が進む裏で自治領にやってきたアルカの元には、うさぎの着ぐるみを来たプロフェン王国の国王イブの姿が。ユーグの目的を果たすために、イブはアルカの足止めにやってきました。

大会ではアランとロイドの一騎打ちがスタート。アランの斧には魔王スルトが憑依しており、アランはなんとかスルトを制御できるようになったもののロイドが勝利します。そしてそのままアランとアンズの結婚式が行われることに。 魔王サタン・魔王スルト・守護獣ヴリトラが集まります。彼らは旧世界で研究員をしており、それぞれ瀬田・トニー・石倉という名前でした。一方ロイドは迷い込んだ祠(ほこら)でゲームをする女性リーンに出会います。

小説9巻のあらすじ

王国の祭典「栄軍祭」に、1年筆頭生徒として参加することになったロイド。一行がメイド服で盛り上がる裏で、国王の誘拐と国宝の盗難というふたつの事件が起こります。 国王を誘拐したのは、アランの実家リドガイン家の失墜を狙う者が雇った怪盗ザルコ。国宝はそれを作ったアルカが黒歴史消去のため盗んだのです。ロイドを狙うヒロインたちが学園祭で頑張る中、ザルコはソウによって石の魔王に変えられてしまいます。

王様を救助したロイドは広場で暴れる石の魔王の元へ。マリーが人質となる中、ロイドの強さがついに多くの人の目に止まります。そして外交・警備・広報の上層部が彼を欲しがるようになるのでした。 ロイドが進路で頭を悩ませる一方、彼が幼い頃に読んだ英雄物語がソウに自我や魔力を与えたことが判明します。ソウが望む消滅を叶えるには、ロイドを殺す必要があるとプロフェン王国の王イブはソウに伝えました。

「ラスダン」はほのぼのできる無自覚最強ファンタジー!2021年1月放送予定のアニメにも期待

自分が弱いと信じ込んでいるロイドが巻き起こすほのぼの爽快バトルファンタジー『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』。無意識だけど最強なロイドが立派な軍人になろうと成長していく姿や、お騒がせな仲間たちとの日常がとても微笑ましい作品です。 2021年1月からは待望のTVアニメもスタート。ますます話題になること間違いなしの「ラスダン」は、ファンタジー好きならぜひ抑えておきたい作品のひとつです。