2020年10月10日更新

手軽にDIYできる防音グッズは?用途別・場所別にわかりやすく紹介

手軽にDIYできる防音グッズは?用途別・場所別にわかりやすく紹介_サムネイル

「防音対策」といっても、何から始めていいか分からないですよね。闇雲に防音アイテムを取り入れても、結局効果が無い……なんてことも。そこで本記事では、効果的に防音対策するための前提知識や用途別・場所別の防音グッズを紹介します。

目次

手軽に使える防音グッズを紹介!用途別・場所別にわかりやすく

「楽器演奏が趣味だが、近所迷惑にならないか心配」「ホームシアターで映画鑑賞したいけど、音漏れが気になる……」なんて悩みを抱えている人はいませんか?またそれとは逆に「外からの騒音がうるさすぎて、テレビや読書に集中できない」という人も多いでしょう。どちらのお悩みも解消してくれるのが、手軽に使える防音グッズです。

しかし「防音グッズ」といっても多種多様。そこで本記事では、用途別・場所別に手軽に導入できる防音対策グッズを紹介していきます。防音対策にお悩みの人は、是非参考にしてくださいね!

また防音グッズは、気軽に取り入れられる反面、本格的な防音対策工事と比較すると防音効果の面では劣ります。完璧な防音対策を求めている人は、ある程度費用をかけて「防音工事」なども検討しましょう。

「そもそも静かにサウンドを楽しみたい人」
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そもそも防音とは?吸音・遮音・防振など、基礎知識を知っておこう

基礎知識1:音の種類は2種類!空気音と固体音の違いは?

音の種類
空気音 ・テレビの音
・話し声
固体音 ・ペットが走り回る振動音
・スピーカーの振動を伴う音
・工事の振動

音は空気中を伝わって耳に届く「空気音」と、床や壁などを伝わって聞こえてくる「固体音」の2種類に分けられます。例えばテレビの音や話し声は空気音。ペットが走り回る音やスピーカーの振動、工事の振動は固体音です。

自分が「空気音」と「固体音」のどちらの防音対策をしたいかによって、必要な防音グッズも変わってくるため、「空気音」と「固体音」の2つを頭に入れておきましょう!

基礎知識2:防音の3要素

防音は「吸音」「遮音」「防振」の3つの要素で成り立っています。防音対策の場面では、それぞれの要素を組み合わせることでより高い防音効果を発揮。ではそれぞれについて詳しく説明していきます。

音を吸収する「吸音」

「吸音」とは、文字通り音を吸収することです。吸音の目的は、音が室外に漏れてしまうのを防いだり音の反響を調整すること。映画館やライブスタジオなどの設備では、「吸音材」が必須の設備となっています。

このように吸音グッズは、内側の音が外に響きすぎないようにするのに効果的。よって家に取り入れるなら、「楽器の演奏部屋」や「シアタールーム」などが特におすすめです。

音を反射させる「遮音」

「遮音」とは、音が外に漏れ出ないよう音を反射すること。内側の音を外に漏れ出ないようにしてくれるだけでなく、外から聞こえる騒音も防いでくれます。しかしあまりに遮音性を高めてしまうと、室内で出した音が逆に響きすぎて、うるさく感じてしまうこともあります。

上記で解説した吸音系のグッズと組み合わせて利用すると、音を反射しながら吸収してくれるので、より強固な防音効果が期待できます。

振動を防ぐ「防振」

防振はその名の通り、振動を防ぐこと。振動を伴って伝わる固体音を防ぐために使われます。

よって防振系のグッズは「打楽器の音」や「子供が走り周る音」が階下に伝わるのを防ぐのに有効です。また洗濯機やスピーカー・サブーウーファー の防音対策としても有効ですね。

どんな防音対策が必要?【用途別!防音対策が必要な場所一覧】

どんな音を防音したいかによって必要な防音対策は異なります。ここでは対策する音に応じて、どこにどのような防音対策が必要か紹介します。

用途 特に対策が必要な場所
①生活音 ・窓
・壁
②ホームシアター ・窓
・床
・壁
③子どもの足音 ・床
④ピアノなどの楽器音 ・床
・壁
・窓
⑤ペット ・床
・壁
・窓
⑥電車や飛行機の音 ・窓
⑦換気扇のダクト ・防音パイプ

①生活音は「窓」と「壁」に防音対策を

生活音を防ぐには「窓」と「壁」に防音対策が必要です。

窓は隙間も多いため、特に音を通しやすい場所。「窓の外から、人の声が聞こえてきた」なんて経験はありませんか?プライバシーを守る意味でも、生活音一般で防音対策を考えているなら「窓」を重点的に対策しましょう。

また賃貸などで「壁」が薄い場合は、壁への防音対策も効果的です。「隣の人の話し声が聞こえてくる」といった場合には、壁への防音対策も導入しましょう。

ホームシアターには「窓」「壁」「床]にしっかり防音対策を

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ホームシアターでは、スピーカーを使って大音量で映画鑑賞などを楽しむ場合がほとんどだと思います。生活音とは違って非常に音が大きいため、「窓」からだけでなく、「壁」からも音が漏れ出てしまいます。さらにスピーカーは振動も伝わるため、「床」への防音対策も必須。

よってホームシアターには「窓」「床」「壁」にしっかりと防音対策をする必要があります。

子供の足音は「床」に防音対策を

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足音は、思っている以上に下の階に響くもの。特に子供のドタバタと走り回るような足音はトラブルのもとになりかねません。

ですから子供の足音には「床」に防音対策をする必要があります。特に足音は床を伝って階下に振動音が伝わるため、床への「防振対策」がおすすめです。

ピアノなどの楽器には「床」と「壁」に防音対策を

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ピアノや打楽器には、「床」と「壁」に防音対策が必要。というのもピアノをはじめとする楽器には空気を伝わる「空気音」と振動音である「固体音」の両方が含まれているため、そのどちらにも対策が必要だからです。

空気音には、音が外に漏れ出ないようにするため壁に吸音・遮音性のある防音対策を。一方、振動である固体音には、床に対して防振性のある防音対策が求められます。

ペットの防音対策は「窓」「壁」「床」に

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ペットには言葉が通じないので、防音対策も大変ですよね。特に鳴き声は比較的大きいので、近所迷惑にならないか心配です。

鳴き声には「壁」と「窓」に防音対策、ペットの走り回る音には、床に防振性の防音対策があるといいでしょう。

電車や飛行機、大型トラックの通過音には、「窓」への対策を

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家の近くを通る電車・飛行機・大型トラックの振動音は、轟音や大きな振動音が気になりますよね。そんな騒音には「窓」への防音対策が必要です。

この防音対策は、特に「遠くの電車の音」などにはある程度の効果を発揮します。しかしやはり振動に対する対策は難しいのが現実。DIYグッズでできる防音対策は完璧ではないので、完璧な防音対策を求めるなら「防音工事」なども検討しましょう。

換気扇のダクトがうるさい時には、防音パイプを

換気扇の「ゴーゴー」という音はとてもうるさく、また通気口があるためどうしても外からの音が響いてしまいますよね。換気扇の近くに寝室がある場合、睡眠の妨げになってしまうなんてことも……。

換気扇のダクトから響く音が気になる時には、防音パイプがおすすめです。

【窓への防音対策】おすすめの防音グッズ2点紹介!

①防音カーテン

防音カーテンは、音を遮ることを目的として作られた「遮音性」と「吸音性」のあるカーテンです。 そのため、プライバシーを守るのにも最適。使い方はカーテンレールに取り付けるだけですが、窓との隙間をできるだけ広げることで防音効果が高まります。

おすすめの防音カーテン:「カーテンくれない」

「カーテンくれない(上記写真)」の防音カーテンは、「防音対策」だけでなく「遮光効果」や「断熱効果」が高いのもおすすめのポイント。

光を通さないので、昼間でも映画鑑賞を楽しめます。また断熱効果のおかげで夏は涼しく、冬は暖かく過ごせますよ。

「防音カーテン」は以下の記事もチェック!

②遮音テープ

遮音テープは、遮音性や吸音性に優れたテープ。テープを窓やドアの隙間に張り付けることで、簡単に防音対策ができます。

また窓の隙間から入り込む冬の冷たい風も防いでくれるので一石二鳥のアイテムですね。

おすすめ遮音テープ:「YoTacheの隙間テープ」

「YoTache」の遮音テープは、十分な厚さと柔らかさがおすすめポイント。吸音性が高いのはもちろん、柔らかい素材のため取り扱いも楽チンです。また防水性や耐久性、断熱性なども兼ね備えており、機能性が高いのも嬉しいポイントですね。

接着面にはあらかじめ両面テープがついているので、DIYも簡単。窓がガタガタうるさい時だけでなく、ドア枠などにも利用できます。

【壁への防音対策】おすすめの防音グッズ2点紹介!

①吸音ボード

吸音ボードは、その名の通り音を吸収してくれる板のこと。壁に貼り付けることで、音の響きを抑制してくれます。

吸音ボードは設置する場所によって音の響きが変わるため、「楽器を演奏する位置」や「スピーカの位置」に合わせて設置するといいでしょう。

ただしあくまで吸音なので、外からの騒音対策にはあまり効果が期待できません。「外からの騒音を防ぎたい」、「外に漏れる音をさらに減らしたい」という人は遮音効果のあるアイテムと組み合わせて使いましょう。

おすすめ吸音ボード:「YYTの吸音ボード」

「YYTの吸音ボード」は、高密度のポリエステル製。「多孔性(ボードの中に多数の細かい穴がある作り)」のため、吸音効果が抜群です。

「自己消火性」を有しているので、火が燃え移ってもすぐに消える作りになっていて安心。また乾きやすく毛玉もできにくい素材なので、長期にわたって利用できますね。

またカッターナイフでも簡単に切れるので、自分の部屋や目的に合わせたサイズ調整がしやすいのもポイントです。これなら女性1人でも取り付けできますよね。

②防音・遮音シート

防音シートには「吸音効果」と「遮音効果」があります。貼り付けることで「音の響きを調整」してくれたり、「外への音漏れ」や「内側に入る騒音」を防いでくれます。

使い方は簡単。壁のサイズに合わせてシートを切り、両面テープなどを使って壁に貼り付けるだけです。貼り付けがあまいとすぐに外れてしまうので、テープは強力なものを選びましょう。

おすすめ遮音シート:「ゼオン化成、サンダムの遮音シート」

「サンダムの遮音シート」は、高い遮音性を持ちながら低価格。コスパが抜群の商品です。また「防音室」で起こりがちな電波障害も引き起こさないため、部屋の壁に貼り付けても安心ですね。コスパのよい防音シートを求めている人にはおすすめです。

ただし、遮音シート自体に両面テープが付属しているわけではありません。DYIで壁に貼り付けたい時は、強力な両面テープなどをあらかじめ準備しておきましょう。

防音・遮音シートについては
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【床への防音対策】おすすめの防音グッズ3点紹介!

①防音カーペット

防音カーペットは、防音素材を組み込んだカーペットのことです。

床に1枚敷くだけで「足音など、床から伝わる音の防音」に効果的なのはもちろん部屋の模様替えにもなるのが嬉しいポイント。また床の汚れも防げるので、賃貸住宅の人には特におすすめです。

ちなみに床から響く音がどれくらい下の階へ聞こえるのかを表す値を「ΔL等級」といい、防音カーペットの防音性の高さの目安として使われます。数値が高いほど音は聞こえにくいので、カーペットを比較するときにはチェックすると良いでしょう。

おすすめの防音カーペット:びっくりカーペットの「テアトル」

「びっくりカーペット」は、オーダーカーテンやラグの専門サイト。北欧系・ヴィンテージ系・インダストリアル系など、様々なデザインのカーペット・カーテンを取り揃えています。

「びっくりカーペット」の防音カーペットの中でも特におすすめなのが、高機能な日本製カーペットの「テアトル」。ウール100%で触り心地もよく、ベージュのシンプルな色味がどんな部屋にもマッチします。

防音だけでなく、防炎・防ダニ(抗菌)にも対応しており、機能性も抜群。「子どもの遊び場に、防音カーペットを置きたい」「ホームシアター用にシンプルでおしゃれなカーペットが欲しい」という人に、特におすすめです。

「びっくりカーペット」には他にも沢山のカーペットが!
気になる人は以下のバナーから公式サイトへ

②防音マット

防音マットは、音や振動を防いでくれる防音アイテム。床に敷いて使うのが一般的です。

防音マットは硬さや厚さが様々で、硬すぎると防振性は低いと言われています。「子供が遊ぶ用のスペース」や「軽く運動したいとき」に便利なアイテムです。

おすすめの防音マット:「HONSANのトランポリンマット」

HONSANのトランポリンマットは、文字通りトランポリンの利用を想定して作られています。よって「防振性」や「静音性」が抜群です。

衝撃を吸収してくれる素材でできているため、「どたどたと遊ぶ子ども」の遊ぶスペースとしてもぴったり。さらに滑りにくいので、ヨガやダンス、筋トレにも活躍しますね。

③防振ベース

防振ベースは、「振動が伴う大きい音」が、階下に音漏れするのを防いでくれます。

ピアノ・ドラム・スピーカーの下など、振動音が大きいものの下に防振ベースを敷くのが一般的。「子どもにピアノを習わせている」「ホームシアターで、大音量の音楽をスピーカーから流している」といった人は、是非購入を検討しましょう。

おすすめの防振マット:「大建工業の防振ベース」

「大建工業の防振ベース」は、「鉄筋コンクリートで造られた建物」を想定して作られています。そのため「木造住宅」では効果が十分に発揮できないのがネックですが、「鉄筋コンクリート住宅」での防音効果は絶大です。階下への音漏れを30%も軽減してくれます。

楽器の防音対策は一般的に難しいとされていますが、防振ベースなら敷くだけで簡単に防音対策できます。振動を伴う楽器を演奏する人には、嬉しい防音グッズですね。

【給気口への防音対策】おすすめの防音グッズ1点紹介!

防音パイプは、換気口のダクトに取り付けて利用する防音アイテムです。換気口はどうしても隙間が広く外の騒音が入り込んでしまいます。また「風が入り込む音」もうるさくて気になりますよね。

そんな時は、安価で簡単に設置できる防音パイプでの防音対策をまずは試してみましょう。

おすすめの防音パイプ:「大建プラスチックス 防音パイプ」

大建プラスチックスの「防音パイプ」は、1個500円程度で購入できます。サイズも直径100mmから200mmまで5種類あるので、自宅の給気口に合わせて購入できるのが嬉しいポイントですね。また2個など複数個入れ込めば、さらに防音効果を期待できます。

ただし給気口への入れ込みすぎには注意!1つの給気口に対して、防音パイプは2個位が丁度良いでしょう。

こんな便利グッズもあった!叫びたい時や、歌いたい時に使える商品

家で熱唱!防音マイク:「うるさくないカラOK!」

「自宅で好きな曲を思いきり熱唱したい」「家で周りのことを気にせずにカラオケの練習をしたい」なんて時はありませんか?そんな時には、防音マイクがあれば近所迷惑を気にせずまた人に歌声を聞かれるのが恥ずかしい人でも大声で歌うことができます。

上記写真の「うるさくないカラOK!ミュートマイク2 Plus」は、スマホやパソコンと接続すればYouTubeなどの動画楽曲を流しながらマイクで歌を楽しめます。さらに別売りのイヤホンがあれば、バックミュージックを流しながら自分の声もイヤホンを通して聞こえてきます。

足音の防音ができちゃうスリッパ!:Guanzoの「防音スリッパ」

「防音カーペットがないところで、足音が響いていないか気になる」「防音カーペットは値段が高すぎて購入を決断できない」という人も多いのではないでしょうか?防音スリッパであれば比較的安価に、「歩く音」による騒音を和らげられます。

上記写真の「Guanzoの防音スリッパ」は防菌・防臭機能があり、洗濯もできるので清潔に利用できます。防音スリッパがあれば、旅行の時にも便利ですよね。

ビデオ会議に便利な防音ブース:「ボイスシャット」

新型コロナウイルスの影響で在宅ワークも増え、「家で仕事をする時に、家族の話し声や外の音が気になって仕事に集中できない」という人も多いのではないでしょうか?

そんな時には、「ボイスシャット(上記製品)」のような簡易型の防音スペースを活用すれば雑音を遮断できます。軽くて組み立ても簡単なので、どんな場所でも仕事に集中できるようになりますね。

椅子の脚には椅子脚カバー:WISLIFE(ウィスライフ)の「チェアソックス 」

椅子を引いたときの音は、思っているよりも下の階に響いています。

しかし「椅子脚カバー」を椅子やテーブルの脚に着けることで、引きずった時の防音対策床への傷つきを減らせます。賃貸の場合は、「騒音対策」や「退去費支払い」のことを考えると付けておいたほうが安心ですね。

防音グッズを効果的に使って、毎日快適に過ごそう!

「防音グッズを買ったけど、ぜんぜん防音効果がない」という話は少なくありません。ですが「音の種類」や「場所」を考えた防音をしなければ効果がないのは当たり前。防音に関する前提知識を身につけて、効果的な防音グッズの選び方をしましょう!

適切な防音対策ができれば「外から聞こえる電車や車の音に悩まされること」「近所への騒音を気にして自分が好きな映画鑑賞ができない」ということもなくなるでしょう!しっかりと防音対策をして、気兼ねなく自分の趣味を楽しんでくださいね

防音対策バッチリの部屋で
ホームシアターを作りたい人は以下もチェック!