2020年10月30日更新

【2020年公開】必ず観ておきたいおすすめ最恐ホラー映画8作品を厳選!

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『ミッドサマー』
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2020年公開のホラー映画を一挙紹介!【あらすじ・キャスト】

『デッド・ドント・ダイ』イギー・ポップ
Frederick Elmes / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc

毎年、邦画・洋画問わず数多くの作品が製作され、人びとを恐怖に陥れているホラー映画。近年は『クワイエット・プレイス』(2018年)や『ドクター・スリープ』(2019年)など豊作の年が続き、2020年も見逃せない注目作が公開されました! この記事では、2020年に公開されたおすすめのホラー映画を一挙紹介。ファンなら絶対に観たい最恐ホラー映画をciatr独自に厳選しました。

『犬鳴村』(2020年2月7日公開)

“行ってはならない”日本最凶の心霊スポット「犬鳴村」にまつわる実話を映画化した『犬鳴村』。「呪怨」シリーズで著名な、J(ジャパニーズ)ホラーの巨匠・清水崇監督がメガホンを取りました。 福岡県の旧犬鳴トンネルの先にあり、立ち入った者は無事に戻れないという犬鳴村。この集落は地図に載っておらず、恐ろしい都市伝説が存在する場所でした。主人公の森田葵は周囲で起こり始めた奇妙な出来事の原因が犬鳴村にあると確信し、犬鳴トンネルへと向かいます。 主演の三吉彩花は、本作で初めて本格的なホラー作品に挑戦し、なぜか昔から“幽霊が見えてしまう”臨床心理士・森田奏を熱演。 奏と行動を共にする青年役に古川毅(SUPER★DRAGON)、奥菜恵や寺田農、石橋蓮司、高嶋政伸ら実力派キャストが共演しました。 2021年には清水崇監督の「恐怖の村」シリーズ第2弾、『樹海村』も公開予定です。

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『ミッドサマー』(2020年2月21日公開)

映画『ヘレディタリー/継承』(2018年)で観客にトラウマを植え付け、衝撃の長編デビューを果たしたアリ・アスター監督作『ミッドサマー』。 不慮の事故で家族を失ったダニーは、恋人のクリスチャンや友人を含む5人でスウェーデン奥地にあるホルガという村を訪れます。太陽が沈まないホルガは色鮮やかな花が一面に咲き乱れ、心優しい村人たちが陽気に歌い踊る、楽園のような場所に見えました。 村で行われる“90年に1度の祝祭(夏至祭)”に参加し、その真実を知ることになるダニー。彼女が不穏な空気に飲み込まれ、心乱される姿を描くスリラー映画です。 主人公ダニーを演じたのは、イギリス出身の女優フローレンス・ピュー。他に『トランスフォーマー/ロストエイジ』(2014年)のジャック・レイナーや、「メイズ・ランナー」シリーズのウィル・ポールターらが出演しました。

『デッド・ドント・ダイ』(2020年6月5日公開)

2019年の第72回カンヌ国際映画祭にて、オープニング作品として上映された『デッド・ドント・ダイ』。インディーズ界の巨匠ジム・ジャームッシュ監督が、初めてゾンビ映画を手がけました。 アメリカの田舎町センターヴィル。これといった事件も起こらないような平和な町には、警察官も3人しかいませんでした。しかしある日、墓場の死者がゾンビとなって復活!次つぎと町で起こる騒動をユーモア満載で描くソンビ・コメディです。 ジャームッシュ監督らしいゆるっとした会話劇と、主演のビル・マーレイ、ティルダ・スウィントンら豪華スターの共演が見どころ。ゾンビたちが生前に執着していたものにちなんで、「WiFiゾンビ」や「コーヒーゾンビ」などが登場するのも注目です。

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『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』(2020年6月12日公開)

“音を立てたら即死”でお馴染みの『クワイエット・プレイス』(2018)の脚本家コンビ、スコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督と脚本を務めたアトラクション・ホラー。 ハロウィンの夜、6人の大学生たちが「究極のお化け屋敷」へ向かいます。彼らは複数の殺人鬼が作った惨劇の館で仲間を失っていき、想像を絶する恐怖を味わうことに……。 本作は『ホステル』(2004年)などを世に送り出した鬼才イーライ・ロスがプロデュースしており、脚本家コンビとのホラー界最強タッグが実現。お化け屋敷という古典的な舞台装置を進化させた一方で、過去のホラー映画へのオマージュも散りばめられています。 主演は人気ドラマ「NYガールズ・ダイアリー」のケイティ・スティーブンス、ウィル・ブリテンら次世代のハリウッド俳優が共演しました。

『アングスト/不安』(2020年7月3日公開)

1983年に公開されたものの、本国オーストラリアでは1週間で上映が打ち切られ、世界各国で公開停止・禁止となった『アングスト/不安』。封印された超問題作が30年以上もの時を経て、ついに日本劇場公開を果たしました! 本作は実在の殺人鬼ヴェルナー・クニーセクをモデルに、1980年にオーストリアで発生した一家惨殺事件を映画化した実録スリラー映画です。被害者目線ではなく、アーウィン・レダー演じる殺人鬼K.の視点で描かれているのが特徴で、彼の異常な言動や心理状態が強調されます。 メガホンを取ったのは、本作が唯一の長編監督作品となるジェラルド・カーグル。その独特のカメラワークやクラウス・シュルツェによる音楽が、陰鬱かつ芸術的な世界観を演出しました。

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『透明人間』(2020年7月10日公開)

ホラー映画「ソウ」シリーズの生みの親リー・ワネルが監督、脚本を手がけた『透明人間』。製作は『ゲット・アウト』(2017年)などのブラムハウス・プロダクションズが担当し、日本公開前から本年度No.1恐怖映画として話題を呼びました。 束縛体質の彼氏のもとを逃げ出したセシリアが、“自殺したはずの元カレ”の影に怯え、錯乱していく過程を描いたサイコ・スリラーです。Huluオリジナルドラマ「ハンドメイズ・テイル」(2017年)で注目を浴びたエリザベス・モスが主演を務め、追い詰められる主人公を熱演しました。 DVやストーカーに苦悩し、それを主張しても「妄想だ」と言われてしまう……。そんなセシリアを通して、現代の女性が直面する社会問題にも踏み込んでいます。

『事故物件 怖い間取り』(2020年8月28日公開)

松原タニシによるノンフィクション小説を原作に、名作Jホラー「リング」シリーズを生んだ巨匠、中田秀夫監督が映画化した「事故物件」。松原タニシは実際に複数の事故物件に住み、「事故物件住みます芸人」として人気を博しています。 売れない芸人・山野ヤマメは先輩から「テレビに出してやるから事故物件に住んでみろ」と言われ、殺人事件が起きた事故物件に引っ越しました。山野が撮影した恐怖映像に番組は盛り上がり、彼は新たなネタを求めて事故物件を転々とします。 山野は次つぎと怪奇現象に巻き込まれ、やがて最恐の事故物件と遭遇するのでした。 主演の亀梨和也は普段のアイドルオーラを封印し、関西のお笑い芸人を好演。その他のキャストには、奈緒や瀬戸康史、江口のりこらが名を連ねました。

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『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』(2020年10月30日公開)

『死霊のはらわた』(1985年)のサム・ライミが製作、『ピアッシング』(2019年)のニコラス・ペッシェが監督、脚本を務めたホラー映画「ザ・グラッジ」。 とある森の中で車に乗った状態の腐乱死体が発見され、現場へと向かったマルドゥーン刑事。彼女は所持品の情報から身元を突き止め、2年前に担当した事件との関連性を疑いました。その事件は「ランダース事件」と言い、マルドゥーンは現場となった屋敷に乗り込みます。 本作は「呪怨」シリーズのハリウッド・リメイク版第1作目『THE JUON/呪怨』(2004年)を、サム・ライミ自らリブートした作品です。主演は『ナンシー』(2020年)のアンドレア・ライズボロー、共演にはデミアン・ビチルやジョン・チョウらがキャスティングされました。

ハロウィンには2020年旬なホラー映画を観たい!

『犬鳴村』
(C)2020 「犬鳴村」製作委員会

今回は、2020年に公開のホラー映画をまるっと紹介してきました。実話をもとにした作品が多いため、自分の周りでも起こるのでは……と恐ろしくなりますね。 新型コロナウイルスが流行していることもあり、2020年は自宅でハロウィンを過ごす予定の人が多いのではないでしょうか?背筋がゾッとするホラー映画をお供にして、おうちでハロウィンを楽しみましょう!