2019年8月18日更新

2019年公開の本当に怖い最新ホラー映画おすすめ15選!

『アス』
©Universal Pictures

いつの時代も人々の心を掴んで離さないホラー映画。2019年も数多くのホラー映画が日本で劇場公開されます。この記事では2019年公開のホラー映画をまとめました。

2019年もホラー映画が熱い!

いつの時代も愛されるホラー映画。2019年もたくさんのホラーが日本で公開されます。ホラー映画は昔の方が怖かった、なんて言わせません。日進月歩で進化を続ける映像表現と、過去の作品を巧みにオマージュした恐怖演出!いつの時代も最新のホラー映画が一番怖いのです。 この記事では2019年に国内で劇場公開のホラー映画を公開順に紹介します。見逃しのないようにご確認ください。

1/18公開『ミスター・ガラス』

M・ナイト・シャマランが生み出したホラーヒーローの共演

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Karin_Yokoyama 4

泣いた。アンブレイカブルとスプリット、観てから臨んで本当に良かった。これ、ヒューマンドラマじゃないか…。

とある研究で行われている研究。その対象は自分のことをスーパーヒーローだと思っている人々だった。自称スーパー・パワーの持ち主であり、触れることで悪者がわかるデイヴィット・ダン。24の人格が蠢く多重人格者ケヴィン。そして94の骨折経験を持つ謎多き男ミスター・ガラス。彼らが集められたことにより衝撃的な真実が明らかとなる。 M・シャマラン監督による『アンブレイカブル』(2000)と『スプリット』(2016)の世界観がマッシュアップされたのが映画『ミスター・ガラス』です。一部ではシャマランユニバースと呼ばれています。『ミスター・ガラス』を全力で楽しむためには『アンブレイカブル』と『スプリット』の鑑賞は必須です!

1/25公開『サスペリア』

奇跡的傑作を大胆リメイク

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東西に分断されたベルリンの舞踏団。アメリカから一人の少女がやってくる…。 言わずと知れた古典ホラー映画の最重要事項『サスペリア』の怖いもの知らずなリメイクですが、見事なリメイクでした。絶対に越えられない本家をある意味で越えたかと思います。映画はとても難しい。本筋とは別に、耳の悪い精神科医が探偵役として登場します(この役はおそらくアルジェントのオマージュ)が、彼が実は昔東西が分断されたことによる悲劇の人物なのです。最終的に本筋にも展開していきますが、それにしても離れすぎている。この映画は当時のドイツにおける時代背景を熟知していないと完璧な理解は難しいと思います。それは誰か別の人に任せるとして、それを抜きにしても本作は完璧。イメージの接続、怒涛のカメラワーク、そしてアルジェントへのリスペクト…。よくもまあこれほどにまで映画の先端を目指せるな、と思いました。やっぱりホラー映画が次世代の映画における旗手になるべきなのです。クライマックスは待ってましたとばかりの大爆発。嬉しかった。 ティルダ様は最高ですが、ダコタ・ジョンソンがよかった。『フィフティ・シェイズ〜』シリーズの女の子というイメージでしたが、ようやく胸を張れる代表作ができたと言えます。ダンスがやばい。クロエたんの無駄遣いも大好き。とことん端役に徹するのいい。

ベルリンのバレエ団へ入団するためアメリカからやってきた少女スージー。彼女はその天才的な才能によってすぐさま主役へ抜擢される。その頃バレエ団ではダンサーたちが徐々に姿を消すという不穏な事件が勃発。一人の博士が立ち上がり、調査に乗り出すが……。 『サスペリア』(1977)は全てのホラー映画好きに愛される驚異的な傑作です。そのリメイク版となった本作はオリジナル版に勝るとも劣らない映画となりました。監督には『君の名前で僕を呼んで』で批評家からの絶賛を集めたルカ・グァダニーノ。音楽はレディオヘッドのトム・ヨークが担当しています。

1/25公開『がっこうぐらし!』

わたしたちはここにいます!

毎日24時間を学園内で過ごし寝食をも共にする「学園生活部」で活動する女子高生4人組。毎日楽しく生活する4人は高校生活を満喫していた。しかしこの学園、どこかがおかしい……。 漫画原作でアニメ化もされた「がっこうぐらし!」の実写映画化。萌えアニメ的な絵柄・キャラクターと、過酷で残酷なゾンビ世界とのギャップは映画化でも見事に表現されています。メインキャストにはアイドルグループ「ラストアイドル」のメンバーがキャスティングされたことも話題になりました。

3/1公開『アンフレンデッド ダークウェブ』

全編PC画面で展開される恐怖再び!

PCで通話中の若者たち。一人がネットカフェで拾ったというPCで通話していた。青年たちが発見したのはインターネット上にある追跡不可能な空間ダークウェブ。そこにはおぞましい動画の数々があった。そんな時見知らぬアカウントから「PCを返せ」とのメッセージが届く。 全編PCの画面で展開され話題となったホラー映画『アンフレンデッド』の続編。当然劇場での鑑賞が一番ですが、吹き替え版のPCで鑑賞するのもおすすめ。抜群の臨場感が味わえます。

3/12公開『コンジアム』

最恐の韓国産POVホラー

人気YouTuberが参加者を募り廃墟となった精神病院での配信を行う。そこでは想像をはるかに超える壮絶な恐怖が待ち受けていた。 韓国ホラー映画で歴代2位の大ヒットとなった話題作。カメラを登場人物たちが持つPOV手法により撮られた本作。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『REC』など様々な名作が生まれたジャンルであり、もう既に出尽くされた印象も強いと言えます。しかし『コンジアム』ではその最高到達点に至ったと言える絶品の恐怖が味わえるのです。

4/12公開『ハロウィン』

あの名作ホラーが完全復活

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戸締りはきちんとした方がいいし 物は大事に扱った方がいいなと思いました。 後半の畳みかけ最高過ぎてもう

マイケルによる殺戮から40年。人々が徐々に事件を忘れていく中で、ローリーだけは忘れることなく備えに余念がなかった。そんなあるハロウィンの前夜。精神病院からマイケルが脱走してしまう……。 ジョン・カーペンター『ハロウィン』(1978)以降、アイコンとなったブギーマンことマイケルは数多くの映画作品に登場してきました。本作は『ハロウィン』(1978)の直接的続編。ファイナルガールであるローリー役のジェイミー・リー・カーティスとマイケル役のニック・キャッスルが続投するという奇跡的な配役でも話題となりました。

5/10公開『ラ・ヨローナ 〜泣く女〜』

この女、泣かせちゃダメ

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ジェイムズワン絡みのホラーなので期待大で挑んでしまいます。 チラッとアナベル人形が出た時にキュンとなりました。ちゃんと死霊館の付箋が。 怖さなかなかメキシコの霊、スマッシュな出来でした。

ある泣き声を聞いてしまったソーシャルワーカーの女と2人の子どもたち。様々な怪奇現象に恐れ、教会に助けを求めると悪霊の存在を聞く。それは泣き声を聞いた子どもたちをさらっていく悪霊ヨローナだった。水のあるところに現れるヨローナから逃れる術はあるのか。 『ラ・ヨローナ』は「死霊館」シリーズのスピンオフ作品です。『アナベル 死霊館の人形』に登場する神父が再び登場することから世界観を同じくしていますが、本作だけでも楽しむことができます。

5/24 公開『貞子』

あの恐怖が帰ってくる

心理カウンセラーを務める女は記憶のない少女を保護する。そんな女の弟のYouTuberが火災が発生した事故現場に潜入し、心霊動画を撮影していた。そこには衝撃的な映像が映っており……。 Jホラーブームを牽引した『リング』(1998)の監督である中田秀夫が再びメガフォンを撮った同シリーズ最新作。すっかり愛され(?)キャラクターとなった貞子がもう一度怖くなること間違いなしのホラー映画です。

6/14公開『ハウス・ジャック・ビルト』

巨匠による傑作サイコホラー

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殺人鬼ジャックによる12年間の回顧録。 ラース・フォン・トリアーを追い続けたのは私の映画鑑賞人生と重なり、こうして新作を映画館で鑑賞できることは無償の喜び。トリアーは本作で地震の作家人生をも総括にしかかっているように感じました。人を殺すジャック、映画を撮るトリアー。家を建てては壊すジャック、映画を撮るトリアー。ジャックはトリアーそのものと言えます。 序盤。トリアーの最近のお気に入り、ユマ・サーマンが殺されるシーン。ユマ・サーマンは「あなたは殺人鬼みたいね」「これが映画だったら私は殺されて…」などを連発。ジャックはそういった映画の文脈をぶち壊します。この時点で映画が映画を俯瞰した存在にあることを明示。全てのシーンが、ショッキングな映画を撮り続けてきたトリアー自身の映画を振り返るように鑑賞することができるのです。面白い映画だ。 ただトリアーによる思考が進み過ぎ、やや我々凡人には付いて行き難い展開も。ちょっと心が離れそうになったのは認めざるを得ません。待ってよトリアー、置いてかないで。 トリアーの過去監督作のワンシーンが登場するシーン、『キングダム』が出てきてご褒美かな、と思いました。

とある田舎町にシリアルキラーが一人。建築家になることが夢の彼はは凄惨な方法で殺人を行っていた。彼は家を作っては壊し、また同じように殺人を繰り返していく。 監督は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などで知られるラース・フォン・トリアー。主人公の行いとトリアーが映画を撮ることがどこかで重なっているように見えます。彼の自叙伝的映画とも捉えることもできる怪作です。

7/19公開『チャイルド・プレイ』

元祖呪いの人形がAIで復活!

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シングルマザーに育てられた貧しいアンディ。友達のいない彼を心配した母は店に返品されたAIロボットをアンディへプレゼントする。しかしそのロボットはどこか様子がおかしくて…。 80年代後半に一世を風靡した人気シリーズ『チャイルド・プレイ』が現代に蘇った!ただし今回のチャッキー人形はロボット。喋って動くことが当たり前なのです。あれ…?それじゃあ全然面白くなくない…?という心配はご無用。"親友"アンディに気に入られるため、彼の嫌いな人々を次々と手をかけていくのです。本家の重要なテーマであった「子どもが何を言っても大人が信じてもらえない」というのも含む。見紛うことなく『チャイルド・プレイ』です。 この映画、コメディなシーンが多いのも特徴。それでいてオリジナル版を悠に超える悪趣味残酷描写。これらの両立があり、現代のホラーファンでも楽しめるような映画になっていると思います。

友達のいない少年アンディ。おもちゃ屋で働く母親はそんな息子を気遣い、AI搭載の最先端ロボットであるバディ人形をもらう。しかしその人形は欠陥であり、異常な攻撃性を持っていた。 本作は1988年の同名映画のリブート版。シリーズ作品も数多くありますが、ストーリー上の繋がりはありません。これまでのチャッキーは殺人犯が乗り移った設定でしたが、本作では悪意のある人物によって攻撃性が高められたAIに変わっています。

8/9公開 『ゴーストランドの惨劇』

あの傑作を生み出した監督の最新作

新居への侵入者に襲われたシングルマザーと二人の娘。それから16年、小説家となった妹の元に1本の電話がかかってくる。事件の影響で精神を病み母親と共に事件のあった家で暮らす姉からの助けに、妹は再びあの家に戻ってくることとなる。 『マーターズ』(2008)で注目を集めたパスカル・ロジェの最新作が2019年に日本上陸。早くもホラー映画ファンの中では、今年ナンバーワンとの呼び声も高い作品です。

9/6公開 『アス』

アカデミー賞受賞作品の監督による注目ホラー映画

4人家族が夏休みに昔住んでいたカリフォルニアに戻ってきた。そんな4人の元に、赤い装束を身にまとった、自分たちに瓜二つの4人組が現れ、一家を恐怖に陥れる。 監督と脚本のジョーダン・ピールは『ゲット・アウト』でホラー映画ながらアカデミー賞脚本賞を受賞し、話題となりました。『アス』の4人家族は黒人一家。『ゲット・アウト』がそうであったように、ここにも何か意味があるのでしょうか……。

9/20公開『アナベル 死霊博物館』

超人気シリーズのスピンオフ第三弾

数々の事件を解決に導いてきた超常現象研究家の夫婦。アナベル人形を含む呪われた品を自宅地下で厳重に管理していた。しかし娘のシッターである少女が地下室に入り、アナベル人形の封印を解いてしまう。 『死霊館』シリーズスピンオフの『アナベル』シリーズ第三弾。おなじみのウォーレン夫妻が活躍するホラーシリーズです。時系列的には『死霊館』(2013)の後の作品となります。

11/1 『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 』

大ヒットホラー映画の続編!

子どもの命を狙うピエロ、ペニーワイズを撃退したルーザーズ(負け犬)クラブ。散り散りになった彼らはペニーワイズが再び現れたことで集合を余儀無くされる。27年越しの恐怖は大人たちにどのように降りかかるのか。 北米での収入がホラー映画では1位となった前作から27年後が舞台となる本作。大人になった主人公たちをジェームズ・マカヴォイやジェシカ・チャステインら豪華俳優が演じます。ペニーワイズはビル・スカルスガルドの続投です。

11/8公開『グレタ』

二人の女が意気投合。それが狂気のはじまり

ニューヨークで自分の母ほどの年のグレタと出会ったウェイトレスのフランシス。未亡人のグレタとお互いの孤独を埋め合うようになる。しかしフランシスは徐々にグレタの狂気に触れるようになり……。 グレタを名優イザベル・ユペール、グレタをクロエ・グレース・モレッツが演じます。監督は『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』などで知られるニール・ジョーダンです。

2019年ホラー映画は続編が熱い?

2019年公開のホラー映画は続編やシリーズものの最新作、リブートなどが目立ちます。ホラー映画ではありますが、やはり関連作品は押さえておいた方が楽しめるかと思います。 さらに気鋭のホラー映画監督による作品も多く公開されます。映像表現の最先端を、ぜひホラー映画で味わってください。