【全話ネタバレ】ドラマ『ミステリと言う勿れ』最終回解説!原作漫画最新16巻までのあらすじ
『ミステリと言う勿れ』は田村由美が描く、一風変わったミステリー漫画です。 本作の実写ドラマは菅田将暉主演で2022年にフジテレビで放送されていました。2023年9月15日には映画の公開も! 主演はドラマから菅田将暉が続投しており、映画版では原作2巻の人気エピソード「広島編」が描かれています。 この記事では、漫画『ミステリと言う勿れ』の各エピソードごとのネタバレあらすじを徹底解説していきます!
『ミステリと言う勿れ』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】
| ドラマ『ミステリと言う勿れ』 | 放送期間:2022年1月10日~3月28日 演出:松山博昭 , 品田俊介 , 相沢秀幸 , 阿部博行 脚本:相沢友子 キャスト:菅田将暉 , 伊藤沙莉 , 尾上松也 |
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| 映画『ミステリと言う勿れ』 | 公開年:2023年 監督:松山博昭 脚本:相沢友子 キャスト:菅田将暉 , 松下洸平 , 町田啓太 |
| 原作漫画 | 作者:田村由美 掲載誌:『月刊フラワーズ』(小学館) 巻数:既刊16巻 |
『ミステリと言う勿れ』あらすじ【ネタバレなし】
『ミステリと言う勿れ』は主人公・久能整(くのうととのう)が事件の謎を解いていくミステリー漫画です。最初の事件では彼自身が殺人の容疑をかけられ、事情聴取を受けることに。 彼は取り調べを受けるなかで刑事とさまざまな話をします。一見すると事件解決にはまったく関係ないように思える世間話や愚痴を聞きながら、整は刑事たちの悩みの本質を見抜きアドバイスをしていくのでした。 次々と証拠が出てきて整の立場は悪くなっていきますが、それでも整は「おしゃべり」をやめません。それどころか取調室にいながら、次々と推理を立てて事件を解決に導いていきます。 見事な記憶力と観察力で自身への疑いを晴らし真犯人を見つけた整は、それ以降も事件に巻き込まれていくことになるのでした。
『ミステリと言う勿れ』原作漫画&ドラマ&映画のエピソード対応表
ドラマ『ミステリと言う勿れ』最終話まで全12話ネタバレ
第1話「変わり者の大学生が殺人容疑、真実は人の数だけある!」
大学生の久能整は、同じ大学の同回生で高校の同窓・寒河江健が殺害された一件について、大隣署の刑事・薮鑑造から任意同行を求められました。 久能は犯行を否定するも、不利な証拠が次々と見つかって逮捕寸前の状況に……。 この事件の犯人は、久能を疑っていた薮鑑造警部補。動機は妻子をひき逃げで喪った復讐でしたが、ひき逃げ犯は寒河江が車を貸した先輩でした。薮は勘違いから寒河江を殺害し、その罪を久能になすりつけようとしていたのです。
第2話「奇妙なバスジャック!その目的は・・・」
美術館へ向かっていた久能整と、男女数人が乗る路線バスがバスジャックに遭遇!犯人は犬堂オトヤと名乗り、行き先を山奥の屋敷へと変更させました。その後、乗客の坂本がオトヤの兄・ガロだと判明しますが、動機は不明のままです。 同じ頃、大隣署では連続生き埋め事件の捜査が進められており、最初の被害者がジャック中のバスを利用していたことがわかりました。 この被害者こそが犬堂の妹・愛珠であり、兄弟は妹の仇を捜すために当時の乗客を集めたのでした。
第3話「遂にバスジャック解決編!犯人は誰だ!?哀しき復讐」
バスが屋敷に着くと、SATと共に風呂光巡査たちが突入!久能は連続殺人事件の内容を把握し、「乗客の熊田が本物のガロ」だと推理します。 そして、ガロと名乗っていたのはオトヤの実兄・ハヤ。ハヤ&オトヤ兄弟とガロ&愛珠兄妹は従兄弟同士で、愛珠のために協力していました。 彼らが探していた犯人の正体は、バスの運転手・煙草森誠。心臓発作で倒れた愛珠を責任逃れのために生き埋めにし、快楽殺人に目覚めてしまったのです。後日、久能のもとに煙草森の右腕が届き、犬堂家のメンバーも消息を絶ちました。
第4話「記憶喪失の爆弾魔、爆弾はどこへ?爆発を食い止めろ」
久能は風呂光巡査から依頼され、闇サイトに投稿された爆破予告場所の特定に協力します。3つ目の爆破予告が届くのと並行して、事故で記憶を喪った謎の男と遭遇した久能。いくつかの会話からこの男・三船三千夫が爆弾魔だと気付きました。 三船の断片的な記憶を頼りに、彼の母校「花輪小学校」にあった3つ目の爆弾を発見します。 幼い頃に両親が離婚し、「母親に捨てられた」と思っていた三船。母親への複雑な想いと小学生時代にいじめられた記憶が、彼を犯罪へと突き動かしたのでした。
第5話「奇妙な入院生活!22年前の未解決事件が動き出す」
久能は先日の爆弾事件で頭を打っており、念のため検査入院をすることに。同室になった元刑事・牛田悟郎は、様々な事件に関するクイズを久能に投げかけてきます。 最後のクイズは、牛田が担当した売春婦ばかりを狙う殺人鬼・羽喰玄斗の事件。久能は4件目の殺人について、牛田の相棒・霜鳥が愛人を始末するために羽喰を利用したと推理します。牛田は死期を悟ったからか、当時の証拠品を警察に送っており、見舞いに来た霜鳥を警察が逮捕したのでした。
第6話「放火殺人に潜む闇、子供を救う炎の天使!謎の女性の目的は!?」
退院を翌日に控えた久能整は、掲示板に貼られた暗号に従って温室へ。そこで出会った謎の女性・ライカによって、とある放火現場へたどり着きます。 とある都市伝説サイトでは、自宅にマークを書くと「天使」が放火をし、悪い両親だけを殺してくれる。といった噂が飛び交っていました。一方、大隣署も連続放火事件として捜査を進めており、証拠不十分で逮捕できなかった少年・井原香音人について久能に伝えます。 そんな中、久能は以前に院内で出会った下呂陸太から「クリスマスイベントの手伝いを頼まれたから」と、夜11時に病院の倉庫に呼び出されるのでした。
第7話「炎の天使編完結!炎の天使の正体とは・・・驚愕の真実が明らかに」
久能は病院の倉庫で陸太に襲われますが、彼が苦手な赤色を利用して難を逃れました。 「天使」の正体は、陸太が先輩と呼ぶ井原香音人。香音人は自分を虐待する母親が火事で死んだことに快楽を感じ、放火を繰り返していました。陸太やライカも彼に救われており、陸太は一緒に天使の活動を続けていたのです。 一方で、遺された子どもが不幸になった事例もあると知った香音人。「天使」を辞めると決意した彼は、陸太にアップルパイを振る舞おうとします。 しかし、陸太は“赤い”りんご=裏切りだと判断し、彼を刺殺してしまったのです。香音人の幻を見ていた彼は正気を取り戻し、警察に逮捕されたのでした。
第8話「ミステリーナイト開幕!殺すのか?殺されるのか?」
久能は大学教授の天達春生に誘われ、「アイビーハウス」と名付けられた別荘を訪れました。 天達の高校時代の友人たちが集まり、ミステリー会が行われるとのこと。天達は風呂光巡査にも声をかけ、彼女には「嘘をつかない人」を、久能には「嘘を付く人」を見つけるように言います。 謎解きクイズが終わった後、参加者の穂高が5年前に別荘で起きた殺人事件に言及。被害者は天達の元恋人で久能の恩人でもある喜和で、ストーカーによる無理心中と思われる状況でした。一方で、当時の喜和はアイビーハウスに匿われており、誰がストーカーに居場所を漏らしたのかという謎が残っています。
第9話「ミステリーナイト真相編!恩人を殺したのは誰だ」
久能は参加者たちの言動を思い返していき、「嘘を付く人が穂高」だと突き止めます。 実は喜和の死に関与していた人物は穂高。事件の朝、喜和は穂高に「友人の若宮が連絡してきたら、自分の居場所を教えてほしい」と依頼しました。その後、穂高は電話してきた相手が若宮だと思い込み、ストーカーに情報を与えてしまいます。 穂高はそのミスを隠し続けるストレスから、公務員の立場を利用してストーカー被害者の情報を流しており、ストーカー殺人が多発していました。 今回のミステリー会は、天達が警察からの協力要請で開催したもの。久能が真実にたどり着いたことで、穂高の参加者を皆殺しにする計画も阻止されました。
第10話「ファイナルエピソード!さようなら、ライカさん・・・」
久能とライカは初詣を終え、深夜営業をしていた焼肉店へ。するとライカは、自分が「千夜子」という女性の別人格であり、彼女が「性同一性乖離障害」を患っていると明かします。 千夜子は適切な治療のおかげで回復しており、ライカとしての人格はもうすぐ消えてしまうそう。久能とライカの別れの時が近づいていました。 そんな中、店長の娘・沙也加はどこか様子がおかしく、メニューにない料理を勧めてきます。 久能は沙也加の言動がSOSだと気付き、暗号を元に店主が偽物だと推理。店主になりすましていたのは強盗で、この焼肉店に逃げ隠れていたのでした。
第11話「物語はクライマックスへ!蘇る殺人鬼・・・妹の死の謎」
横浜で女性連続殺人事件が発生し、22年前に消息を絶った羽喰玄斗が容疑者として浮上。羽喰は刑事だった霜鳥に利用され、生き埋めにされた連続殺人鬼です。 同じ頃、逃亡中のガロは、愛珠が闇カジノで働いていたことを突き止めます。彼女が遺した寄木細工の箱の箱を開けるために「寄木細工ミュージアム」を訪れ、学芸員の辻浩増と出会いました。 横浜では新たな被害者が出てしまい、遺体の近くには「羽喰十斗」という文字が……。 一方、芝浜警察署の猫田刑事は辻に呼び出され、ナイフで刺されてしまいました。辻の正体は羽喰玄斗の息子・十斗であり、今回の連続殺人事件の犯人でした。
第12話「手紙に隠された秘密・・・暴かれる妹の死の真相、真実は一つじゃない」
猫田刑事が狙われたのは、名前の十朱(とあけ)に「十」が含まれているため。これは父親の玄斗にならったもので、闇カジノに出入りして被害者を選別していました。玄斗が殺人鬼と化した理由は、警察が父親の死について捜査することを拒否したからです。 風呂光巡査と「ジュート」という人物を探していたガロが駆け付け、猫田は一命を取り留めました。 十斗はガロから問い詰められ、愛珠に鳴子巽というカウンセラーを紹介したことや、「殺してほしい」と依頼されていたことを明かします。しかし当時、愛珠は寄木細工師の月岡と幸せな交際をしていたようで、鳴子に洗脳されたのではないかとの疑惑が生まれました。
ドラマ『ミステリと言う勿れ』の最終回を考察!犬堂の残された謎とは?
ドラマの最終回では、犬堂我路が妹の愛珠の死の真相を探るべく、ジュートという男に接近する様子が描かれています。実は愛珠はジュートに自身の殺害を依頼しており、そこで少しずつジュートの口から一連の理由が明かされていくことに。 実は愛珠は生前ジュートの紹介で、鳴子巽というカウンセラーからカウンセリングを受けていたのでした。しかし最終回では鳴子巽の正体や、愛珠の遺品である箱から出てきた指輪の謎については明かされないまま終幕しています。 ドラマで描かれたのは、原作7巻までの内容。さらに時系列がかなり特殊で、第11話と最終話がなんと第3話と第4話の間の話だったことも明らかになりました。 最終話は久能と我路が再会したシーンで終わっており、SNSなどで視聴者が騒然となっていたことも記憶に新しいです。
原作漫画『ミステリと言う勿れ』最新16巻までネタバレ!ドラマの続きのあらすじ
【第1巻】episode1「容疑者は一人だけ」ネタバレ
| 原作 | 1巻1話 |
|---|
大学生の久能整は、大学の同回生で高校の同窓生・寒河江健が殺害された事件の容疑者となり、大隣署へ聴取に通うことになりました。 整は捜査を担当する藪警部補について、寒河江によるひき逃げ事故の被害者被遺族だと推理。藪警部補は妻子の敵討ちのために寒河江を殺害したと認めます。しかし、実際に轢き逃げをしたのは寒河江を脅して高級車を借りた部活の先輩でした。
【第1~2巻】episode2「バスジャック事件」ネタバレ
どうしても行きたかった印象派展に向かう途中、整が乗ったバスがジャックされてしまいます。 犯人の犬童オトヤは、なぜか乗客たちに自分の欠点や人を殺した経験があるかどうかを答えさせていくのでした。整は相変わらずの緊張感のない会話でオトヤを激昂させてしまいます。 オトヤを取り押さえたのは坂本という男でしたが、実は彼も犯人の一味で犬童我路(ガロ)という男でした。人質はそのまま犬童家の屋敷に招待され、一夜を明かすことに。 屋敷で人質たちは引き続き思考パターンを試されるような質問をされていきます。 整がなんとか知人の池本巡査に連絡を取ると、最近起きている連続生き埋め殺人事件の最初の被害者が犬堂愛珠(あんじゅ)という人物で、犯人の関係者であると判明。 さらに整は鋭い観察眼を活かし人質の熊田という男が本物のガロ、ガロと名乗った人物がハヤで犯人は3人グループだったことを言い当てます。 愛珠はガロの姉で、バスジャックは連続殺人事件の犯人を探すため計画されたものでした。整はきれい好きで、なんでも見えないところに片付ける運転手・煙草森(たばこもり)が犯人だと推理。煙草森には人を殺したという意識はなく、ただ“片付けた”つもりでした。 煙草森は連行され、犬童たちは不起訴になります。ところが煙草森は移送中に誘拐され死体となって見つかり、ガロたちは行方をくらましたのでした。
【第2巻】episode3「つかの間のトレイン」ネタバレ
| 原作 | 2巻3話 |
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新幹線で広島に向かう整は、隣の席の女性・紘子(ひろこ)が読んでいる手紙に仕込まれた暗号に興味を持ちます。イラストに隠された暗号を解読すると、そこには「京都には来るな」というメッセージが。その手紙は彼女の育ての親が隠し持っていた実父からの手紙でした。 紘子を返すよう促す実父の手紙には、暗号で「信じるな」「暴れてる」「逃げて」といった警告とも取れる文が添えられています。 整は暗号の文面から彼女の実母と育ての母は親しい仲で、実父の暴力から紘子を救おうとしていたことを推測するのでした。 さらに整は紘子の後ろに座っている女性が育ての親だと言い当てます。育ての親のサキが語るには、実父はすでに死んでいて、実母は心が病んでいるということでした。実母は実父として本文を書き、自分で暗号イラストも書き、娘を守っていると思い込んでいるというのです。 手紙の謎が解け晴れやかな様子で降車する紘子ですが、整はサキを呼び止めます。紘子が「ひろこ幸せで」と解読した暗号の正しい読み方は「ふたりでころした」でした。 整は2人の母で実父を殺したのではないかと尋ねますが、サキは紘子が「幸せで」と読んだならそれが正しいのだと言い、新幹線を降りていきます。 整は自分の育ての親に思いを馳せながら、広島まで眠ることにするのでした。
【第2~4巻】episode4「遺産相続の争い」ネタバレ※映画化エピソード
広島で出会った1人の女性・狩集汐路(かりあつまりしおじ)に声をかけられた整は、狩集家の遺産相続争いに巻き込まれてしまいます。 汐路の配偶者として参加した彼は、「それぞれの蔵においてあるべきものをあるべきところへ過不足無くせよ」という遺言に頭を悩ませていました。 条件を達成した1人が遺産をすべて相続できるとあり、それぞれの蔵とにらめっこをする相続人候補の4人。自身の蔵にある日本人形の意味を解読しようとする汐路はある日の朝、植木鉢の落下により命の危険に晒されます。 前回の遺産相続でも4人の候補者が亡くなっていた事実から、候補者達は殺し合いになると悟るのでした。 その後も何者かの策略によりさまざまな事件が起きるなか、整は夜に細工をしている人物を発見します。その正体は、彼に協力を要請した汐路でした。彼女は前候補者であった父の死の原因を「呪い」とするため、今回も死人がでるよう自作自演していたのです。 居眠りによって事故を起こした父の娘である彼女を責めた他3人は、事実を知り謝罪をします。事件は解決かに見えましたが、整は死者の共通点から“遺産相続目的以外の”殺人の可能性を疑っていました。 その日の夜、狩集家の弁護人の孫である朝晴が、放火を企んでいます。実は家に支える弁護人と税理士が、代々「鬼の末裔」として「天然パーマ」の血を引き継ぐ人物を殺していたのが、この事件の元凶でした。 整の推理によって元凶の正体を知った候補者の4人は、蔵の中身を本来の持ち主のもとへ返します。
【第4~5巻】episode5~8「天使と放火事件」ネタバレ
三船三千夫という爆弾魔が起こした事件で負傷し、検査入院をすることになった整。病院で元刑事の牛田悟郎と出会い、「元相棒の刑事が起こした殺人事件」に関する葛藤を知りました。 退院を翌日に控え、掲示板の暗号に導かれて温室へやって来た整は、病院で美しい女性ライカと出会います。彼女は最近の放火事件の話を持ち出し、病院の壁にも放火された家と同じ「王冠の落書き」があると話しました。 事情を池本刑事に話した整は、「家の壁に王冠の落書きを書くと、『炎の天使』が子供を虐待する親を殺しにくる」という都市伝説が流行っていると聞きます。また青砥刑事は、元放火犯の井原香音人(いはらかねと)を疑っている様子。 そんななか整は、カエル顔の男と出会います。猫を連れた男に整が火災現場にいたと聞いた彼は、「警察関係者か?」と呟くのでした。 自分をカエルと呼べと話す男は、整が事件についてなにも知らないと言っても信じません。赤い物体を見ると苦しくなってしまうカエルに、猫を連れた男は整も消すよう命令するのでした。 ライカとプレゼント交換した整は、カエルに襲われます。奥には病院に王冠の落書きを書いた少女の両親が。ともに燃やそうとするカエルですが、整がライカから貰った赤いオーナメントを見て苦しみはじめました。 危機を脱した整は、カエルとともにもう1人の男のもとへ。炎の天使事件の主犯と思われる男・井原香音人を敬愛するカエルに、「あなたは香音人さんに天使をやめてほしくなかったから殺害したんですか?」と話す彼。 その瞬間、香音人は消えて冷蔵庫には彼と猫の死体が。実は助けた子どもの意見を聞いた香音人は、天使を辞めようとしていました。それを聞き受け入れられなかったカエルは、香音人を殺し虚像の彼とともに炎の天使を続けていたのです。
【第6巻】episode9「焼肉屋と看板娘」ネタバレ
| 原作 | 6巻9話 |
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初詣にやってきたライカと整は、デートを楽しんでいました。突如ライカが焼肉が食べたいと言いだし、2人は近くにあった焼肉屋に入ります。 店内には店主と思われる大柄の男と女性店員がいました。笑顔で接客をする女性店員ですが、水を持ってくる手が震えています。店員は整達に、5円玉と10円玉が落ちていたと手渡そうとしました。しかし身に覚えがない整は、自分のモノではないと話します。 おすすめとして、「タン塩」「酢モツ」「ケジャン」「テールスープ」を挙げる店員。店主も焼肉以外のメニューばかり挙げる彼女に、不服な様子です。とりあえず盛り合わせを頼んだ整は、あることに気付きます。 彼が店員から受け取ったメニューには、「酢モツ」などなかったのです。 食事を終え店を出た2人を見送ると、店主は「鍵を閉めて客を入れるな」と店員に命令します。しかし整が忘れ物をしたと、店に戻ってきました。その後ろには、多くの男性客が。次の瞬間、男性客が突如店主と思われる男を逮捕します。 実はこの大柄の男、店主ではなく連続強盗殺人犯でした。犯行に及んでいる最中に整が来店し、店主のフリをしていたのです。女性店員は5円と10円で「強盗」、おすすめメニューの頭文字をとって「たすけて」と整達に伝えていました。 見事メッセージを受け取った彼らは、救出に成功したのでした。
【第6巻】episode2.5「横浜連続殺人事件」ネタバレ
| 原作 | 6巻2.5話 |
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横浜で連続殺人事件が発生し、22年前に消息を絶った殺人鬼・羽喰玄人が容疑者として浮上します。 刑事の猫田十朱が寄木細工ミュージアムの学芸員・辻浩増に襲われ、辻こそが玄人の息子・十斗であり、一連の事件の犯人だと判明しました。 するとそこへ、生前の愛珠の足取りを追っていたガロが到着。十斗は自分と愛珠がカウンセラーの鳴子巽の治療を受け、指輪をもらったことを明かします。その後、ガロは愛珠が自殺願望を抱いていた背景に鳴子が関係していると疑い、辻が持つ指輪を久能に送りました。
【第7巻】episode10「嵐のアイビーハウス」ネタバレ
整は大学の准教授・天達(あまたつ)にバイトに誘われ、謎解きミステリー会の手伝いに行くことになります。 アイビーハウスと呼ばれるその屋敷には主のアイビーこと蔦、整と以前同じゼミだった相良(さがら)レン、橘高(きつたか)、ネットで知り合ったというパンとデラがやってきました。 さっそく謎解きが始まります。女性の転落死に関する設問で、整は持ち前の推理力を活かし正解を回答。この問題自体は作り話だと言いますが、実際にこの家では天達の恋人・喜和(きわ)が5年前にストーカーに殺されて死ぬという事件が起きていました。 しかし捜査も終了しており天達はもう吹っ切れたと語ります。 謎解きも終わり何気ない時間が過ぎていきますが、整はずっと違和感を感じていました。夕飯時に出されたワインに毒が入っていると指摘した整は、橘高がここへやってきてから何度も嘘をついていることを指摘。 さらに橘高が自分の痕跡を残さないように行動しており、ほかの6人を無理心中として皆殺しにしようと計画していると言います。 橘高は喜和のストーカーに誤って居場所を教えてしまったことや親の介護のストレスから、最近起きているストーカー殺人に関与していたのです。 橘高は、実は刑事で潜入捜査をしていたデラとパンに連行されていきます。整はせっかく作ったカレーが押収されてしまい残念そうにするのでした。
【第8巻】episode11~12「ライカの秘密」ネタバレ
病院近くの大鬼蓮美術館を訪れた整とライカ。元学芸員の黒松修一郎と窃盗団の「親方」が結託し、名画のレプリカを本物と偽って売ろうとする計画に巻き込まれます。 無事に解決した後、ライカは自分が「千夜子」の別人格で、近い内に消えることを打ち明けました。 後日、整が行列に並んでいると、とあるグループの痴漢冤罪に関する会話が聞こえてきます。「犯人は女性だ」と言って列を離れようとすると、その中の1人が追いかけてきました。整はその女性・水間由珠に「殺してなくてよかった」と言い、自首するよう勧めたのでした。
【第8~9巻】episode13「入れ替わった双子の謎」ネタバレ
汐路を介した依頼で、入れ替わり続ける双子・有紀子と実都子の判別をすることになった整。本人の意思を尊重すべきと話す彼ですが、関係者の瓜生はどうしても今すぐに判別したい様子です。そこで整は彼女たちの家庭教師となり、コミュケーションを取ります。 2人との関わりによって、整は見分けがつくようになっていました。そして鋭い洞察力によって、彼女達が双子ではなく三つ子であること、危険から身を守るために入れ替わりをおこなっていることに気がつきます。 瓜生に拉致され、船に放置された整と有紀子。過去に瓜生は、会社の金に手をつけていました。金を使い込んでいたことがバレて責め立てられた彼は、経理部長を殺害してしまいます。そして死体を埋めるところを、有紀子に見られてしまったのです。 瓜生が双子をどうしても見分けたかったのは、自身の犯行を知る有紀子を殺すためでした。 しかし瓜生は、「3人目の双子」である藍糸子に「死体を埋めているのを見た」と証言されてしまいます。実は双子が入れ替わっていた理由は、瓜生の魔の手から逃れるためだけではありませんでした。彼女たちは母親の暗い過去と思い込みによって、幼少時から入れ替わりをおこなっていたのです。 犯行を見た時点で入れ替わっていた藍糸子の証言によって瓜生は逮捕、ガロの助けで整と有紀子も助かったのでした。
【第9巻】episode12.5「enclosure」ネタバレ
| 原作 | 9巻12.5話 |
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ガロは鳴子巽を調べるべく、都心の一等地にある彼のクリニックへ。潜入して診療記録を見ていると、鳩村一葉という女性の診療内容が目に留まります。 双子として生まれ、1つ年下にも妹がいた一葉。彼女は事故で妹を死なせてしまい、“三つ子だから(誰かに)殺された”と記憶を改竄しました。鳴子は三つ子を妊娠して怯える彼女に対し、3人目の子供を隠すよう助言したようです。
【第9~10巻】episode14「鍵山事件と誘拐」ネタバレ
離れて暮らしている娘を見送った青砥刑事のもとに、娘の携帯電話から電話がかかってきます。「支店長」と名乗る男は、娘を誘拐したと告げました。同僚を頼れない青砥刑事は、整に協力を要請します。 数年前に青砥刑事が担当した、幼女誘拐殺人事件「鍵山事件」との関係性が垣間見える今回の事件。青砥刑事は、娘を助けたければ指定された子どもを誘拐するよう指示されました。 整は青砥刑事の娘も、自分の子どもを守りたい被害者に誘拐されたのだと気付きます。 指定された子ども・井口竜樹の家に向かうも、留守で接触に失敗した2人。しかし実際はすでに父子揃って支店長に誘拐されており、発見した竜樹に至っては死後30時間を経過していました。 支店長は鍵山事件で証言した夫妻や容疑者など、関係者を集めビデオチャットを開始します。支店長のペースで進むなか、整はあることに気づきました。それは支店長が話しているあいだ、1人だけ顔が絶対に映らないことです。 整の推理により名指しされた井口竜樹の父・虎雄は、自分が支店長であること、迷宮入りとなった鍵山事件の真犯人であることを告白します。 彼は幼少時から、影が薄く忘れられがちなところをコンプレックスに感じていました。そのため自分と同じように輝く子どもの近くにいる地味な子どもを、救いたいと考えたのです。 そして竜樹が亡くなった今、すべてを終わらせるために今回の事件を起こしたのでした。
【第11巻】episode15~16「タイムカプセルと謎の老人」ネタバレ
整はレンから日当1万円のバイトに誘われ、東京のとある豪邸へ向かうことに。元は学校だったそうで、財団の理事・坂巻洋子から「認知症の夫が埋めたタイムカプセルを探してほしい」と言われました。 実は認知症なのは夫の行人ではなく、依頼をした洋子本人。整とレンの推理により、タイムカプセルの在り処は豪邸のモデルになった旧函館区公会堂だと判明します。 後日、紙袋の中に紛れていた福引きの玉の謎を探るため商店街を訪れた整とライカ。彼らはとあるビルのに向かい、倒れ込んでいる老人を発見します。老人は突然のめまいに襲われ、助けを呼ぶために福引きの玉を地上に向けて投げたのでした。
【第11巻】episode14.5「気がつけば潮目」ネタバレ
| 原作 | 11巻14.5話 |
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整がご執心だという女性が気になり、ライカに会いに来たガロ。星座のアクセサリーを持つ人物について、ライカから情報を教えてもらいました。 合流したハヤからの情報で、鳴子の患者リストに「狩集汐路」の名前があったと判明。ガロは再び鳴子の部屋に潜入しますが、屋根裏に燻煙式の殺虫剤を仕掛けられます。何とか逃げ出せたものの、鳴子に遊ばれていたことに気づくのでした。
【第12~13巻】episode17「富山連続殺人事件」ネタバレ
ある日過去に久能を取り調べた経験のある刑事・風呂光のもとに、富山に住む祖母から穏やかでない知らせが入ります。祖母の話を聞いていくと、どうやら古くからの知り合いである妙子の亡くなり方に不審な点があるということでした。 そんな2人の会話を聞いていた青砥が彼女に対して「様子を見に行ってこい」と声をかけたことをきっかけに、急いで富山へと向かうことに。池本は富山に向かう前の彼女に対して、「いざとなったら久能を頼るのもいい」と助言していました。 その後まず風呂光は久能の元を訪れ、不審死に関するアドバイスを受けることになるのでした。 久能とともに富山を訪れた風呂光は、妙子が亡くなったとされる橋へと向かいます。実際に事故現場を見た彼女たちは、どうにも妙子の死因に引っかかっていたのでした。 風呂光の祖母からも実際に話を聞いた久能は、富山で偶然久我山や人気の雑誌ライターである望月と蕪木、そして刑事の流と出会うことに。 彼らが望月から手に入れた被害者の事故直前の様子を写した映像には、被害者が1人でいたとは思えない状況が写っていました。事件の謎が深まるばかりの状況の中、警察には「ant」から連続殺人の予告メールが届きます。 望月が海岸で凍死した状態で発見され、橋の転落死がネットゲーム内の依頼で飛び降りた人々に巻き込まれたものであると発覚。風呂光はantからのメールにある共通点を見出し、整も転落死させた犯人に気付きます。 望月はインスリンを投与され、夜の海岸に放置されて凍死したことがわかりました。整と風呂光は蕪木と望月が妙子を殺したと推理。彼らの雑誌の特集場所とantからのメールが送られた警察署が一致し、それはここ数年の未解決殺人事件を抱えていた署でした。 整と風呂光は蕪木が首謀者で望月を殺したと思っていましたが、実は望月が首謀者で蕪木にすべての罪を着せようとしていたのです。そして整は2人を追っていた流が望月を殺した犯人でantだと主張しますが、流は最後まで認めませんでした。
【第14巻】episode18「トンネル崩落事故」ネタバレ
池本優人は妻の莉子と息子のキリトを連れ、莉子の実家へ向かっていました。その道中、トンネルにさしかかった時、突然トンネル事故に巻き込まれてしまいます。前方の出口付近で土砂崩れが発生し、出口が埋まってしまった模様。 池本はすぐに周りの人たちを入口側へ誘導し、莉子とキリトだけ先にホテルへ逃がして、自分は出口方面へ救助に向かいました。ところが今度は入口側も埋まってしまい、その周辺で「赤坂北署の東」と名乗る警察官に出会いますが、そんな警察署がないことを池本は知っていました。 さらに、埋まった車にいた死体に銃創を発見し、このトンネル内に犯人がいることにも気付きます。一方、青砥と風呂光は骨董品店で起きた殺人事件を捜査することに。青砥はantから来ていた「本日、貴重な何かが強奪され、死人が出る、かもしれない」というメールを思い出します。 池本は整の思考を真似し、この中にいるかもしれない殺人犯の考察を始めます。銃殺された人物について東に問うと、すでに知っている様子。池本は色々カマをかけますが、東は平然としています。現場に落ちていたトランプの半切れを周りの人たちに見せると3組が反応を示しました。 骨董品店殺人の捜査をしている風呂光は、現場付近に停まっていた1台の車が、事故があったトンネルへ向かい、そのままトンネル内にいることを青砥に報告。しかもその車は盗難車であり、銃を持った犯人が逃走に使ったと考えられました。 トンネルでは、トランプに反応した3組がそれぞれの利になるマッチングビジネスで繋がっていることが発覚。骨董品店から高価な皿を強奪して店の主人を殺し、埋まった車の人物を射殺したのは、そのビジネスを請け負う太刀川という男でした。 現場に急行した青砥と風呂光が、もう1本掘られていたトンネルの通路から飛び出し、銃を構える太刀川を逮捕。偽警官と思われた東は実は青砥の元同僚で、今は保険会社の調査員だと告白します。池本は無事に家族のもとに戻れたのでした。
【第14巻】番外編「幕の内~なんでもない日~」ネタバレ
富山の事件やトンネル事故など、最近広域捜査が多いと話していた青砥と乙部。その話の中で、乙部は青砥の娘に対してデリカシーのない物言いをしていたことを詫びます。 さらに乙部は家庭内でもデリカシーのない発言を繰り返し、妻にも釘を刺される始末。地雷を踏みまくって凹んでいた乙部はあるセミナーに参加しますが、そこには鳴子巽がゲスト出演していました。鳴子に「あなたは優しい人だ」と言われ、アドバイスを受けた乙部は深々と礼をして去って行きます。 その場に天達と整が現れ、お互いを紹介。整はそこで初めて鳴子が喜和の弟であることを知ります。鳴子はその後我路と会い、自分の助手にならないかと誘うのでした。
【第14~15巻】episode19「ひきずり校舎事件」ネタバレ
ライカと自分の誕生日に会っていた整。自分が魚座だと教えてくれたのが、喜和だったことを思い出します。 せっかくの誕生日だからと、ライカと整はケーキを買って彼の通う大学へ。整はライカに大学を案内し、構内で一緒にケーキを食べているとレンが声をかけてきますが、ライカを見てとっさに隠れてしまいました。 ライカは「ひきずり校舎」と呼ばれる建物ごと移動したことがある6号館を見て、学校の怪事件の怪事件に関する記事を思い出します。 25年前にその校舎から女子学生が転落死し、さらに1週間後には男子学生も同じように転落死しており、2人とも矢を握って死んでいました。 2人が握っていた矢はアーチェリーの矢。ライカと整は当時女子学生の遺体を発見したという警備員・汀直樹に出会います。彼が言うには、その当時ちょうどひきずり校舎を移動させていたとのこと。 さらに彼は整に「天達先生に聞くと良い」と言います。天達はその亡くなった2人と同期だったのです。大学で天達とライカを引き合わせた整でしたが、何かと探りを入れ合う2人。整とライカは自分たちの考察を天達に発表し、汀にも画面を通して聞いてもらいました。 女子学生は男子生徒に見られたくない写真を校舎に打ち込まれ、矢を外す際に転落。汀は工事が中断されないように遺体を移動させ、実はまだ息があった彼女を死なせたのです。男子学生は罪の意識から、女子学生が死んだ時の状況を再現して自殺したと思われます。 整は「ライカに自分が作ったカレーを振舞う」という約束を実現させ、ついに2人の別れの時が。最後にレンに整を託し、千夜子に統合され、整の側から去ってしまったライカ。しかしライカが存在したという事実は、千夜子の中にもしっかりと生き続けます。
【第15巻】episode20「会えぬなら走ってみるか時鳥」ネタバレ
整は同回生のレンから誘われ、「東英大学 子規走大会(ホトトギスマラソン大会)」に出場します。一般参加者も多く、中には大隣署の池本巡査の姿も!なんと「このマラソン大会を中止にするな」という脅迫電話があったようです。 途中、足をもつれさせた初老の女性・田崎さおりを介抱する整。さおりの娘・良実はホストの子を妊娠し、夫の真赭と揉み合った際に亡くなっていました。あくまで事故死だと理解しており、今回は真赭を探すためにマラソン大会に参加したのでした。
【最新・第16巻】episode21「島編・謎解きツアー事件」ネタバレ
| 原作 | 16巻21話 |
|---|
7年前の8月、伊豆諸島の「なぬか島」で水泳サークルの同窓生7人が謎解きゲームを行い、その最中に全員死亡するという不可解な事件が起きました。 本土にたどり着いた唯一の人物は、「木曜島には木曜がない」と言い残して亡くなっています。 天達ゼミの合宿が企画され「なぬか島」で事件の謎を解くことになる整たち。カウンセラーの鳴子と助手のねこみ(ガロ)も参加し、当時の状況を再現していきます。 合宿メンバーは曜日の名前が付いたグランピング施設に滞在し、日誌の記録に沿って過ごしますが、次第に「ただの謎解きゲームではない」と感じ始めて……。
『ミステリと言う勿れ』の個性豊かな登場人物を紹介

久能整(くのうととのう)

| 初登場 | 1巻1話 |
|---|---|
| 俳優 | 菅田将暉 |
本作の探偵役を担うのはアフロ頭が印象的な大学生・久能整です。彼は大学で心理学を学んでおり、人間というものに並々ならぬ好奇心を抱いている人物。 整の関心事はいつでも人間に向けられており、なぜそう感じるのか、なぜそう行動したのかなど他人が見過ごすような小さな引っ掛かりをいくつも拾っていきます。それがときに相手の本心を暴くきっかけとなり、同時に事件解決の糸口となるのです。 整はとにかくおしゃべりな人物。しかも知識の引き出しが非常に多く、多方面の分野に関する雑学を知っています。読者は彼の知識量に脱帽し、惹き込まれていくのです。
青砥成昭(あおとなりあき)
| 初登場 | 1巻 |
|---|---|
| 俳優 | 筒井道隆 |
1巻から登場する青砥成昭(あおとなりあき)は大隣署の刑事。最初の事件で久能整に容疑をかけ、そこから彼との縁が生まれます。 常に冷静で敏腕な巡査部長ですが、かつては冤罪事件を起こして警視庁捜査一課から左遷された過去があります。離婚歴があり、元妻との一人娘がいます。
池本優人(いけもとゆうと)
| 初登場 | 1巻 |
|---|---|
| 俳優 | 尾上松也 |
池本優人(いけもとゆうと)は、1巻から登場する大隣署の刑事。最初の事件で整を容疑者として、取り調べを行いました。夫婦の仲がこじれそうになった際、整のアドバイスで改善したことがあります。 優秀な刑事ですが、最初の事件の縁でそれ以降も度々整に事件の相談に。警察と整との連絡係のようにもなっています。
風呂光聖子(ふろみつせいこ)
| 初登場 | 1巻 |
|---|---|
| 俳優 | 伊藤沙莉 |
風呂光聖子(ふろみつせいこ)は大隣署の女性刑事。青砥の部下、池本の同僚であり、同様に最初の事件で整と関りを持ちます。 男社会である警察組織内で悩み、退職を考えていましたが、やはり整のアドバイスを受けて積極的に捜査に参加するように。富山に母方の祖母が暮らしており、富山で起きた事件でも整を頼っています。
犬堂我路(いぬどうがろ)
| 初登場 | 1巻2話 |
|---|---|
| 俳優 | 永山瑛太 |
犬堂我路は「バスジャック事件」で初登場した人物です。お金持ちの美形青年で、姉の死の真相を究明することに心血を注いでいます。 基本的に好きな人には優しい彼ですが、興味のない人や嫌悪感を抱いている人物には非道で冷酷。姉を殺した犯人を警察に引き渡した際も、精神鑑定にかけられると分かると、誘拐し自らの手で処刑しました。 整のことは気に入っており、さまざまの事件の裏で暗躍する本作のキーマンです。
ライカ/千夜子(ちやこ)
| 初登場 | 4巻7話 |
|---|---|
| 俳優 | 門脇麦 |
ライカは整が病院で出会った女性です。非常に美しく頭脳明晰ですが、現実に「ライカ」という名前の人物は存在しません。彼女は「解離性同一性障害」を患っている千夜子の別人格です。 幼少時から父の虐待を受けていた千夜子は、耐えた結果痛みを逃すため多くの別人格を生み出します。しかし「炎の天使」によって父から解放された後は、ほとんどの人格が統合されました。残る人格はライカのみで、整と仲良くしている彼女も近いうちに統合される予定です。
天達先生(あまたつ)
| 初登場 | 5巻8話 |
|---|---|
| 俳優 | 鈴木浩介 |
天達先生は東英大学の准教授で、整の指導教官をしている人物です。整は天達先生の恋人であった喜和とのかかわりで知り合い、その関係で東英大学に進学しました。 過去に整が虐待を受けていたのを知っている様子で、彼が人と繋がり自分を知れるよう願っています。基本的に温和で笑顔を崩さない人物ですが、レン曰く「怒ったら絶対に怖い」。そのイメージから、彼には「ほほえみ爆弾」「ぼさつ爆弾」というあだ名を付けられていました。
美吉喜和(みよしきわ)
| 初登場 | 7巻10話 |
|---|---|
| 俳優 | 水川あさみ |
美吉喜和は心療内科に勤める心理カウンセラーであり、天達先生の恋人だった人物です。作中の時期から5年前に、患者であったストーカーに執着され殺害されています。 幼少時に虐待を受けていた整は、帰宅するのが嫌で屋外でぼーっとしていました。そんな彼を見つけ話を聞き、影から支えていたのが彼女です。 喜和が被害者となった殺人事件の真相は、天達先生とともに整とレンが解き明かしました。彼女の影響で占いを信じているなど、整に大きな影響を与えた人物です。
狩集汐路(かりあつまりしおじ)
| 初登場 | 2巻4話 |
|---|---|
| 俳優 | 原菜乃華 |
狩集汐路は東京に住む高校1年生の少女です。事件が起こると我路から教えられた整を頼る人物で、我路と整のパイプ役でもあります。 最初の登場となった「遺産相続事件」で、大きな闇が描かれた彼女。しかし性格自体は極めてパワフルで、事件のあとも元気に暮らしています。
相良レン(さがられん)
| 初登場 | 7巻10話 |
|---|---|
| 俳優 | 志尊淳 |
相良レンは、整と同じ天達ゼミに所属する同級生です。明るく社交的で、「中学時代から彼女が途切れたことがないのが自慢」だと語っていました。 天達先生からは頭の回転が速いと評価される彼ですが、人の名前を覚えるのは苦手な様子。似顔絵にあだ名を付ける方法で名前を覚えており、整を「ぼっちえのき」と命名しました。 整のことを「嘘はつかないが、本音も言わない」人物としていましたが、ふとした瞬間に本音を聞き心を開きました。観察眼にも優れているため、今後の活躍が期待されます。
鳴子巽(なるこたつみ)
| 初登場 | 9巻 |
|---|---|
| 俳優 | 浦井健治 |
鳴子巽(なるこたつみ)は四谷にクリニックを持つ著名なカウンセラー。天達の元教え子であり、喜和の弟です。 寄木細工ミュージアムの学芸員・辻や愛珠を診ていたため、我路の調査対象になっていました。スクールカウンセラーも行っており、汐路のカウンセリングを担当しています。
【見どころ】ミステリだけどミステリではない?魅力を紹介
![]() 『ミステリと言う勿れ』 |
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『ミステリと言う勿れ』は作者の田村自身が「整がただただしゃべりまくる話」と語っているように、とにかく整がさまざまな人間と会話をしていく作品です。 そしてこの「会話」こそが、本作をミステリーだけどミステリーではないという不思議な作品に仕上げています。
日常の謎を会話で解決
探偵モノの作品では一般的に、探偵が次々と推理を披露して事件を解決に導いていきます。一方で本作の探偵・整は、とにかく話が事件から脱線していくのです。 家事としてのゴミ出しの話からワニ最強説、ロイヤルミルクティーの由来まで、バラエティに富んだ話題が飛び出し、奇妙な形で事件解決へと着地していきます。なかには身近な疑問に関する会話もあり、読者も整によって新たな価値観や気付きを得られるのです。 また安楽椅子探偵(あんらくいすたんてい)モノとして描かれているのも特徴で、整は自ら動いて情報収集をするわけではありません。その場から動かず与えられた情報と会話から引き出した情報で、真相を暴いていくのです。
すべての読者に関係するテーマ
本作は事件解決を目指すというミステリーでありながら、同時に整の言葉を通して読者に哲学的な問いを提示する作品です。整は本来探偵が言わないであろう「真実は1つなんかじゃない」というセリフを言います。 読者はミステリーというハラハラドキドキするエンターテイメントを楽しむだけでなく、その奥に潜む「真実とは?」「なぜ殺人をしてはいけないのか?」といった普遍的で哲学的なテーマを受け取ることになるのです。 英題「Do not say mystery」は直訳すると「ミステリーと言わないで」となります。身の回りに潜む疑問を「ミステリー」と呼んで名探偵任せにして知らんぷりをするのではなく、自分で考えるべきというメッセージが含まれているのではないでしょうか。
『ミステリと言う勿れ』実写では描かかれなかった続きを原作漫画から
事件や日常に潜む人間の心理や哲学を浮き彫りにする『ミステリと言う勿れ』。 読者に多くの問題提起をするミステリー漫画のような、そうではないような不思議な作品です。事件解決とは違った部分で、常識やルールだと思っている事柄への新たな視点を与えてくれます。 この記事では、作中で描かれている事件の顛末について解説してきました。しかし本作の最大の魅力は、整の膨大なうんちくや雑学のなかに散りばめられています。読む人によって彼のどのセリフが胸に刺さるかも違ってくるのでしょう。 また本作は、2023年9月に劇場版も公開されました。ドラマ版の最終話が気になるところで終わっていただけに、劇場版への期待も高まりますね!劇場版を観る前に、漫画やドラマを改めて見返しておくのもいいかもしれません。 さらに原作漫画の最新巻15巻が、2025年3月13日に発売される予定です。ぜひ本作を手に取って整とともに脳をフル回転させてみてください。




























