「ドクターストーン」七海龍水の兄情報・死亡説まとめ！かっこいい世界一の天才航海士

「ドクターストーン」に登場する世界一欲しがり屋な航海士・七海龍水(ななみりゅうすい)。なんでも「欲しい！」と手に入れたがる彼は一体どんな人物なのでしょうか。 本記事では金髪細マッチョでかっこいい龍水の兄や実家の財閥のこと、死亡説、魅力、名言などを「はっはー！」と軽やかに解説していきます！

七海龍水は海運会社「七海財閥」の御曹司だった青年。俺様で自信家な｢世界一の欲張り｣で、「欲しい=正義」という考え方の持ち主です。口先だけでなく、実際に才能も持ち合わせる人物で、科学王国の船長として活躍します。

龍水は自信家で高圧的な態度が目立ちますが、その原動力は「欲しい」という欲です。欲に対しては一切の嘘が遠慮がなく、ある意味とても素直な人物。 彼はやや俺様ですが、肝が座っていて広い度量を感じさせます。分析力にも長けており、主人公の石神千空(いしがみせんくう)とはまた違った気質のリーダータイプです。

龍水の髪はやや茶寄りの金髪で長め。三白眼気味の目に、錨を思わせる特徴的な形の眉毛をしています。鍛え上げられた筋骨隆々な身体を惜しげもなく晒すシーンもあり、見た目からも彼が自信満々な人物であることが窺えます！

ロケットの軌道計算ができる人物として、龍水はインドにいた100万人分の頭脳を持つ天才数学使いSAIを復活させます。SAIの本名は七海SAI、龍水の兄です。彼は弟とは違い自信がないタイプで、日本人とインド人のハーフとのこと。 SAIは龍水よりも彫りが深く、髪は焦げ茶色。眉毛の形も龍水のような特徴はありません。身長は181cmです。 周りからは数学者と呼ばれますが、彼自身はプログラマーを自称しており、復活後は壁にマシン語で「ドラクエ」のプログラムを書き出すという離れ業で千空を驚かせました。

龍水とSAIは七海家の御曹司です。2人は七海家の母親の子ではないと24巻でSAIが言っていたので、異母兄弟なのでしょう。 幼い頃からSAIは数学の才能を開花させており、財閥にとって利用価値のある子として教育を施されます。一方で龍水も幼い頃から一族屈指の才能を持つ跡継ぎ候補として期待をかけられていました。 ところが龍水は自身の欲のためなら何でも利用する破天荒な人物。周りからは問題児として扱われるようになります。もちろん龍水はそんな評価を気にもかけておらず、利用価値があるなら財閥も乗っ取ろうと考えていました。

ペルセウス号で宝島に向かった龍水たちは、千空がたち偵察隊がでている間に、島民の奇襲を受けて石化してしまいます。 龍水は敵の攻撃に「俺の死は確定した」と自身の死を冷静に分析しながら、次の段階として救える者を分析。その結果、「はっはー生きろスイカ」と、とっさの判断でスイカを船外へと蹴り飛ばし助けました。

同じく宝島での戦い、石化王国の宰相イバラが投げた石化装置で龍水は再び石化します。このとき科学王国民はクロムのひらめきにより、石化光線の速度を測るために整列して光線を浴びました。 龍水はクロムの意図を汲むと的確に味方に指示を出し、自らも光線速度を目算で割り出しながら石化していきます。

宝島でのイバラとの最終決戦、龍水はまたもや石化します。龍水は自らを囮にして装置に飛び込み、勝利の一手となる通信機を装置に取り付けたのです。龍水と千空のナイスコンビプレーで宝島での戦いがようやく終了。 扉絵では「4回目！」と石化の多さにセルフツッコミする龍水が描かれています。

アメリカチームとの最終戦、スタンリーたちの殲滅作戦によって龍水は腹を撃たれて死亡します。その直前、龍水はDr.ゼノに「全てを石にし全てを救う、未来の科学Dr.STONEで！」と科学の真髄を説いていたのですが、その姿がかっこいい！22巻は必読です。 7年後、千空の復活液で龍水も復活。石化装置の持つ力により生き返ることができました。

宇宙から帰ってきた龍水は数年後、龍水財閥を正式発足。フランソワとともに世界復興に協力しています。 協力ついでにもろもろの権利も手に入れているようで、龍水は新世界でも相変わらずすべてが欲しいと動いているようです。最終話の様子から察するに、タイムマシン開発も1枚噛んでいるのかも。 ちなみにSAIもゲームプログラマーを続けてもいいという条件付きで、ちゃっかり龍水財閥のIT担当として取り込んでいます。

身だしなみをこだわれないストーンワールドに裸一貫で立っても絵になる端正な顔立ちと、細マッチョな肉体は龍水の最大の魅力でしょう。自分が死に直面するような逆境でも自信あふれる笑顔を絶やさないところも、富や肩書抜きでかっこいい！

｢女はタイプは違えど皆美女だ｣と言う龍水は、どんな女性に対してもガチで紳士な振るまいをします。俺様なのに。このギャップに唆られた読者は多いはず。モテを変に意識してがっつくこともなく、彼のできあがった人間性が感じられます。

主人公か？と思うくらいいいことを言う龍水の名言を紹介します！100億％心に刻んでください。

11巻97話。帝王学で喜怒哀楽は慎むよう学んだ龍水ですが、彼の持論は違っていました。誰よりも楽しみながらクラフトする千空の姿に、龍水は理想のリーダー像を見出します。この言葉を言う龍水の視線の先に千空がいるのも熱いシーンです！

11巻90話。*石神村の食料事情を察した龍水は「神などどうでもいい」と、このセリフとともに農耕開始を宣言します。+彼の欲張りゆえの優しさが感じられると同時に、この後実際に有言実行するところも含めてかっこいいシーンです。

22巻189話。龍水が死ぬ直前にDr.ゼノに語ったセリフです。科学王国の終焉を示唆するゼノに対し、龍水は誰が倒れようとも科学がすべてを救うという欲を胸に銃弾に倒れます。セリフといい表情といい、全部がかっこいい！

「ドクターストーン」の天才船長にして強欲の人・七海龍水は知識量や性格など千空と波長が合う部分も多く、終盤にかけて大活躍します。*かっこいい龍水に「唆るぜ、これは」と思わず言いたくなる宝島編を描くアニメ『Dr.STONE NEW WORLD』にも期待大です！