【2021年最新版】学園漫画のおすすめ15選！少女・少年漫画の作品が盛り沢山

学校を舞台にした作品は、この世にたくさん存在します。小学校、中学校、高校……。その中から求めている作品“だけ”を見つけ出すのは至難の業です。幅広いジャンルで使われているため、どれを選んだらいいのかわからなくなってしまうこともしばしばあります。 しかし、どうせ読むなら自分に合っているものを選びたいですよね。この記事では、学校を舞台にした漫画を「恋愛」「学園バトル」「ミステリー/サスペンス」のジャンル別に紹介します。 選出基準は ①漫画アプリで人気の作品 ②複数のサイトで紹介されているチェックマストの人気作品 です。 マイナーなものから王道のものまで選出していますので、気になった作品はぜひチェックしてみてください。

キュンキュンしたい時、ラブコメで笑いたい時におすすめの作品を集めました。王道作品が多めですよ！

■作者：神尾葉子 ■掲載誌：マーガレット ■全何巻：37巻完結 『花より男子』通称「はなだん」の主人公は明るい女の子・牧野つくしです。彼女は母親の希望で、お金持ちや名門の家が通うことで知られる英徳学園に入学することになります。しかし学園で待っていたのは、一般庶民であるつくしへのいじめでした。 金と権力に塗れた英徳学園は、どこか社会に通ずるものがあります。この力に立ち向かっていく辛抱強いつくしに、大人でも勇気付けられます。何より物語が進むにつれて変わっていく御曹司4人・「F4」との関係にドキドキさせられること間違いなしです！王道の少女漫画を是非読んでみてください。

■作者：矢沢あい ■掲載誌：りぼん ■全何巻：8巻完結 『天使なんかじゃない』の舞台は私立聖(ひじり)高校です。主人公・冴島翠(さえじまみどり)はある日登校すると、勝手に生徒会役員候補に決まっていました。 スピーチの日、翠は壇上で転んでしまい「全校生徒の前でパンツを丸出しにする」という失態を犯します。しかし他の立候補者・須藤晃(すどうあきら)はマイクを取り、ヤジを飛ばす生徒たちに向かって「うるせえ！」と叫ぶのです。これがきかっけで、晃と翠の仲は深まっていきます。 物語の展開は王道ですが、それでも続きを見たくなる魅力があります。携帯電話がない時代、直接会うしかないというロマンチックな展開にも目が離せません！

■作者：オジロマコト ■掲載誌：漫画アクション ■全何巻：8巻完結 『富士山さんは思春期』の主人公は身長160cmの男子中学生・上場優一(かんばゆういち)です。物語は、上場が女子生徒・青田のパンツ盗撮を試みるところから始まります。 しかし身長181cmの女子・富士山牧央(ふじやままきお)の生着替えを目撃してしまい、盗撮は失敗。上場は富士山の着替え姿が頭からずっと離れなくなってしまいます。 「盗撮」から始まる異例のラブコメです！思春期ならではの恋愛に、甘酸っぱい気持ちを思い出します。中学生活がリアルに描かれていて「こんな恋愛がしてみたかった」と思わせてくれる作品です。

■作者：竹宮ゆゆこ(原作)／ヤス(作画) ■掲載誌：なし ■全何巻：10巻完結 『とらドラ！』の主人公・高須竜児(たかすりゅうじ)は学年が2年生に上がったころ、カバンの中にラブレターが入っているのを発見します。差出人は同じ高校の逢坂大河(あいさかたいが)でした。 しかし実はラブレターは竜児宛てではなく、彼女は人違いで手紙を入れてしまったのです。この出来事がきっかけで、2人は互いの恋を応援する「共同戦線」を張ることになります。 お互いの恋を応援しつつ、徐々に互いが大切であることに気付き始める2人には胸キュン必至！また家庭事情など、様々な感情が渦巻くストーリーや思春期を走り抜けるキャラクターたちが魅力的です。

■作者：渡航(原作)／伊緒直道(作画) ■掲載誌：なし ■全何巻：14巻完結 『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』の主人公・比企谷八幡(ひきがやはちまん)はひねくれ高校生です。 そんな彼を見た教師は彼を「奉公部」に入部させます。部員は成績優秀の才女・雪ノ下雪乃のみ。2人は衝突を繰り返しながらも様々な問題を解決していきます。 主人公のひねくれ具合はまさにラノベの代表作です。笑える掛け合いが多いのですが、関係がギクシャクしてシリアスなシーンが挟まれることもあります。読んでいて飽きることのない作品です。

学園内で様々なバトルを行うという「非日常系」の作品を紹介します。学生が戦う姿にはハラハラさせられること間違いなし！

■作者：尚村透(作画)／河本ほむら(原作) ■掲載誌：月刊ガンガンJOKER ■全何巻：既刊7巻(2021年2月現在) 『賭ケグルイ』の舞台は創立122年を迎える名門校「私立百花学園」です。この学園では学力ではなく、ギャンブルの強さが評価されます。そのため「駆け引き」「読心術」「勝負強さ」を鍛えるために日常的にギャンブルが行われるのです。主人公・鈴井涼太は、ギャンブルに負け続けてこきを使われていました。 そんな時、蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)という少女が転校してきます。夢子は大人しそうに見えますが、ギャンブルを申し込んできた早乙女芽亜里にいきなり圧勝するのです。 本作はギャンブルの心理戦はもちろん、女性たちの狂気に魅せられる作品。かわいくて怖い夢子と涼太が、学園に立ち向かっていく様にハラハラさせられます！

■作者：衣笠彰梧(原作)／一之ゆゆ(作画) ■掲載誌：なし ■全何巻：既刊10巻(2021年2月現在) 『ようこそ実力至上主義の教室へ』の舞台は「高度育成高等学校」です。そこへ新入生として入学した主人公・綾小路清隆(あやのこうじきよたか)は、開始早々学歴最下位のDクラスに振り分けられてしまいます。 そして入学から2か月後、教師から「最下位クラスであるDクラスには現金として学園内で使えるポイントが配られない」という説明がなされるのです。 「よう実」の最大の魅力は難問を解決していく生徒たちです。課題が出るたびに生徒同士の関係が様々に変化していきます。また恋人関係の始まりから終わりまでがきちんと描かれている、数少ない作品です。

■作者：松井優征 ■掲載誌：週刊少年ジャンプ ■全何巻：21巻完結 『暗殺教室』は教室の号令と共に、生徒たちが「先生」に銃を撃つところから始まります。タコのような見た目をした「先生」は月の7割を蒸発させた宇宙人だったのです。 彼は「来年3月に地球も爆(や)る」ことと「椚ヶ丘中学校の担任をやりたい」ということを要望します。つまり主人公・潮田渚(しおたなぎさ)を含むE組の全員は卒業までにこの先生を暗殺しなければならなくなったのです。 本作は「殺せんせー」の目的・正体に関するミステリー要素と、渚たちE組の教育に関する知識が組み込まれた新感覚ストーリー。命がかかっているにも関わらず、のん気な殺せんせーは見ていて愛らしさが感じられます。

■作者：西尾維新(原作)／暁月あきら(作画) ■掲載誌：週刊少年ジャンプ ■全何巻：22巻完結 『めだかボックス』の主人公・黒神めだかは支持率98%で生徒会長に選出されます。本作は彼女が設置した「目安箱」に投稿された悩みを、幼馴染・人吉善吉(ひとよしぜんきち)と共に解決していくストーリーです。この目安箱が好評を呼び、いつしか目安箱は「めだかボックス」と呼ばれて親しまれることになるのでした。 『めだかボックス』の良さはなんと言ってもアクションです。また能力バトルの一面もあるため、作品ジャンルは「学園異能インフレ言語バトル漫画」だと言われています。かわいくて強くて何事においても「最強」のめだかに振り回される作品です。

■作者：附田祐斗(原作)／佐伯俊(作画) ■掲載誌：週刊少年ジャンプ ■全何巻：36巻完結 『食戟のソーマ』の主人公は下町の定食屋の息子・幸平創真(ゆきひらそうま)です。彼は料理人の父を超えるべく、日々修行に励んでいました。しかし中学卒業で父親に言い渡されたのは料理学校への進学。 校門の前で創真が目にしたのは試験に落ちて泣き崩れる生徒とその親たちでした。なんとそこは「卒業到達率10％以下」の超絶エリート校だったのです。 料理人として成長していく創真の成長物語でもありますが、本作品のもう1つの主役は「料理」です。本作では料理が詳細に描かれています。食べた人達の描写が少しセクシーなのもこの作品の特徴です。

巻き起こるミステリーを解決する、サスペンス系の作品を集めました。思わずドキドキしてしまうシリアスな作品多めで紹介します！

■作者：篠原健太 ■掲載誌：週刊少年ジャンプ ■全何巻：32巻完結 『SKET DANCE』の1話では、転校生が「スケット団」を名乗る謎の3人組に絡まれます。メンバーは合成音声ソフトでしゃべるスイッチ、団長のボッスン、紅一点のヒメコ。 「スケット団」とは学園で生徒が円滑に生活を送るための人助けを主な活動とした部活ですが、転校生には3人がふざけているようにしか見えません……。 本作は主人公・ボッスンとスケット団の2人を中心としたコメディ漫画ですが、所々にシリアスなシーンも含まれています。特に「スイッチが合成音声で話す理由」と「ボッスンと生徒会長・椿の過去」は涙なしには見られません。

■作者：西尾維新(原作)／小田すずか・キナコ(作画) ■掲載誌：ARIA／少年マガジンエッジ ■全何巻：既刊5巻(2021年2月現在) タイトルにもなっている『美少年探偵団』とは、主人公・瞳島眉美(どうじままゆみ)が通う私立指輪学園中等部に存在する組織です。校内トラブルを解決すべく、非公式、非公開、非営利で秘密裏に活動しているようですが、正体は全く不明。 そのため「あらゆる問題の原因」なのではと噂されてしまいます。団長・双頭院学(そうとういんまなぶ)に呼ばれた眉美が探偵団の事務所で目にしたのはまぶしすぎる美少年たちでした。 美少年が好きな方にはもちろんおすすめですが、どんでん返しストーリーを望んでいる方にもおすすめです。

■作者：あいだいろ ■掲載誌：月刊Gファンタジー ■全何巻：既刊14巻(2021年2月現在) 『地縛少年花子くん』の舞台は学校の女子トイレです。ある日1年生・八尋寧々(やしろねね)は、3年生の源光と両想いになるべく、願いをかなえる学校の七不思議「トイレの花子さん」を呼び出します。 聞こえてきたのは「はーあーいー」という男の子の声。なんとこの学校の「花子さん」は男の子で「花子くん」だったのです。 寧々と花子くんの関係にキュンキュンします！怪談に巻き込まれてしまう寧々と、なんやかんや助けてくれる花子くんの関係に注目です。光の弟・源輝が登場してからは、ますます物語が加速していきます。

■作者：千代 ■掲載誌：なし ■全何巻：8巻完結 『ホームルーム』の主人公・愛田凛太郎(あいだりんたろう)は、学園の教師でクラスの担任です。しかしクラスでは生徒・桜井幸子(さくらいさちこ)に対して壮絶ないじめが行われていました。そんないじめの現場に愛田は颯爽と助けに入ります。 良い教師に見えますが、実はこのいじめを仕込んだのは愛田自身でした。幸子が好きすぎるあまり、自作自演でヒーローを演じていたのです。 本作は学園と言う狭い世界で繰り広げられるラブサイコストーリー。果たしてストーカー教師の「愛」はどこまでエスカレートしてしまうのか、注目です！

■作者：板垣巴留 ■掲載雑誌：週刊少年チャンピオン ■巻数：22巻完結 『BEASTERS』の舞台となる「チェリートン学園」には、毎日擬人化した鳥類、は虫類、肉食獣などの様々な動物が通います。「食べられる」側の草食動物と「食べる」側の肉食動物は一応、共存してきました。 主人公はこの学園に通うハイイロオオカミ・レゴシ。立派な肉食獣のレゴシですが、実は心優しく、穏やかで繊細な性格をしています。しかしある日、口下手なことが災いし、あらぬ疑いをかけられてしまうのです。 差別と偏見が行き交う世界で、レゴシはどのように生き抜いていくのでしょうか。

大人にとって、永遠に戻ることはできない学園生活。時を遡ることができないからこそ、学園漫画は親しまれています。 紹介作品の中には甘酸っぱい作品やSF、ミステリー、アクションなど、たくさんのジャンルがありました。自分の学生時代を思い出しながら、漫画の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。