2021年3月3日更新

車に宿る魂がアツい!車漫画のおすすめランキングTOP15

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車 漫画

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ハートフルなおすすめ車漫画TOP15を紹介!【名作から最新作まで】

レースやマシン整備など男なら誰もが胸を弾ませる要素満載の「車漫画」。特に中学生や高校生であれば車への憧れは一層強く、運転できるときを心待ちにしながら車漫画を読む人も少なくないでしょう。 そこで本記事ではおすすめの車漫画を、ランキング形式で15作品紹介します。どの漫画を読めば良いのかわからない人も、必ず自分にあった作品が見つかりますよ!

車漫画ランキングの選定基準は?

車漫画といえば、もちろんカッコいい車や運転技術が魅力。しかし、忘れてはいけないのは車を運転する者たちにもアツい思いがあり、一台一台にストーリーがあるということです。車と運転手はいわば相棒のようなもの。車を通したアツいストーリーも車漫画ならではの魅力でしょう。


この記事ではそんな車漫画について
「ファンからの人気度」、「ストーリーのアツさ」、「感動度」
の3点からランキング付けしました。

15位:『彼女のカレラ』

■作者:麻宮騎亜 ■巻数:全24巻 ■連載年:2004年〜2012年 ■登場する車種:ポルシェ911カレラRS 2004年より『週刊プレイボーイ』にて連載を始めた『彼女のカレラ』。連載当初は不定期連載だった『彼女のカレラ』ですが、様々な誌上で掲載を重ね、続編である『彼女のカレラRS』も含め2015年まで発表していました。 父親を亡くした主人公・轟麗菜(とどろきれいな)は、父の遺産としてポルシェ911カレラRSを相続します。最初は車に興味は無かったものの、ポルシェに触れるうちに少しずつ興味が湧いてくる麗菜。本作はそんな麗菜とポルシェの日常を描いた作品です。

14位:『Run day BURST』

■作者:長田悠幸 ■巻数:全8巻 ■連載年:2008年〜2011年 ■登場する車種:トラクター 2008年より『月刊少年ガンガン』にて連載を始めた『RUN day BURST』。レース漫画である本作は、主人公がメカニックなのが大きな特徴となっています。 機械いじりが趣味の気弱な少年・バレル・F・レンチ。バレルは村で修理屋のような活動をしており、村人からは「村一番のポンコツ修理屋」と言われています。 そんなバレルですがある1人の男との出会いがきっかけで、前代未聞のカーレース「RUN day BURST」にメカニックとして出場することになりました。バレルはそのレースの中で、次第に成長を見せるのでした。 『RUN day BURST』は王道少年漫画らしいアツい展開目白押しの作品となっています!

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13位:『カウンタック』

■作者:梅澤春人 ■巻数:全28巻 ■連載年:2004年〜2012年 ■登場する車種:ランボルギーニ・カウンタック LP400 『カウンタック』は元走り屋のダメサラリーマンが、カウンタックを手に入れたことをきっかけに運命を変えていく姿を描いた作品です。 昔の夢などとうに忘れてしまった甲斐性無しの元走り屋サラリーマン・空山舜(そらやましゅん)。そんな舜の元にある意外な人物から手紙が届きます。この手紙をきっかけに舜は、昔の情熱を取り戻していくのでした。 連載当初は金もなく彼女にも振られたしょぼくれたサラリーマンとして登場した舜が、カウンタックとの出会いで自身も高みへと登っていく姿には、読んでいても刺激を受けてしまうこと間違いなしです!

12位:『本田宗一郎本伝 飛行機よりも速い車を作りたかった男』

■作者:作・毛利甚八/画・ひきの真二 ■巻数:全1巻 ■出版年:2006年 ■登場する会社:Honda 『本田宗一郎本伝 飛行機よりも速い車を作りたかった男』は、2006年に創業100周年を記念して出版された、Hondaの創業者・本多宗一郎(ほんだそういちろう)の半生を描いた漫画です。 本作では小さな修理工場であった会社が、瞬く間に世界トップクラスの自動車メーカーになるまでを本田宗一郎を中心に描いています。 日本に居れば聞いたことのない人はいない「Honda」。そんな大企業を一代で築き上げた男の評伝は、一見の価値ありです!

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11位:『シャコタン・ブギ』

■作者:楠みちはる ■巻数:全32巻 ■連載年:1986年〜1995年 ■登場する車種:トヨタ・ソアラ 2人の主人公の車とナンパに明け暮れる青春を描く『シャコタン・ブギ』。連載当初は主人公を中心に描いた青春ものとしての側面が強かったものの、終盤では車漫画としての色味を強めました。 ダブりの高校2年生・ハジメと同級生後輩のコージは、親に買い与えられた自身の愛車をシャコタンに改造し、ナンパに明け暮れる毎日を送っています。本作は2人はもちろん、周りの仲間が醸し出す雰囲気の全てが懐かしいです。 女に泣いて車で走る。もう一度“青春”を送りたい人は、ぜひ読んでみて下さい!

10位:『赤羽がんこモータース』

■作者:田中むねよし ■巻数:全3巻 ■連載年:2006年〜2009年 ■登場する車種:フィアット、ホンダ1300など 『ビックコミック増刊号』にて連載されていた『赤羽がんこモータース』は、車の修理屋を主人公とした物語。修理する際のリアルな描写が特徴的で、頑固オヤジと娘や友人、依頼者の車を中心とした日常を描いています。 小さい自動車修理工場・赤羽がんこモータースを営む赤羽は、工場が経営難にあるにも関わらず、気に入らない客であれば追い返してしまうほどの頑固者。 頑固だけど車は大好きで男らしい。実直な男の生き様を写し出す作品となっています!

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9位:『オーバーレブ!』

■作者:山口かつみ ■巻数:全31巻 ■連載年:1997年〜2004年 ■登場する車種:AW11MR2 事故をきっかけに夢を絶たれた主人公が、車に魅せられ再び夢を取り戻す姿を描いた車漫画『オーバーレブ!』。『オーバーレブ!』は2004年の連載終了後も、2019年、2020年に続編の連載を開始した人気作となっています。 陸上部に所属する志濃涼子(しのりょうこ)は、地区大会の決勝でアキレス腱を断裂してしまい、インターハイ出場の夢が絶たれてしまいます。夢が潰えたことに絶望するも、ある日友人と訪れた峠で華麗なドリフトをする女性ドライバーに魅せられ、車への興味が湧く涼子。 そして涼子はこの出会いをきっかけに、車とドリフトの世界に足を踏み入れるのでした。

8位:『湾岸MIDNIGHT』

■作者:楠みちはる ■巻数:全42巻 ■連載年:1990年〜2008年 ■登場する車種:フェアレディZ 『湾岸MIDNIGHT』は第1作の連載終了後も数々の続編を発表しており、2021年2月現在でも連載を続けている人気作品。「悪魔のZ」を乗りこなす主人公と、それを取り巻く人間模様を中心に描いています。 本作の主人公・朝倉アキオは、解体所で偶然発見したフェアレディZ通称“悪魔のZ”の虜になっていきます。首都高での公道レースにて次々と悪魔のZに挑み散っていく挑戦者達。 公道レースを経て浮かび上がる様々な感情や、アキオと挑戦者、周囲の人間との人間ドラマは、車好きではなくても十分楽しめる内容となっています。

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7位:『SS』

■作者:東本昌平 ■巻数:全9巻 ■連載年:2000年〜2003年 ■登場する車種:スタリオン4WD 再燃した夢を叶えるため奮闘する主人公を描く『SS』。『SS』は主人公と相棒の物語はもちろん、2人に触発された周りの大人が、忘れていたアツい気持ちを思い出す様子も描かれています。 大佛(おさらぎ)、通称“ダイブツ”は、学生時にラリードライバーをやっていましたが、大人になってからはごく平凡なサラリーマンとして生活しています。しかしテレビで偶然ラリーを観たことで、ラリーへの熱が再燃していきました。 そして社長の冗談がもとでスタリオン4WDを現物支給で手に入れ、再び峠に繰り出すダイブツ。その情報はかつての相棒・栗原のもとへと届くのでした。

6位:『GT roman』

■作者:西風 ■巻数:全11巻 ■連載年:1988年〜1997年 ■登場する車種:GT-Rなど 車をテーマとした作品を数多く世に輩出している西風の代表作である『GT roman』。本作は車好きのチョイわるマスターが経営する喫茶店「roman」に集う数多の車好きとの交流を描いた作品です。 『GT roman』の登場人物は不良感満載のキャラクターばかりとなっています。しかし皆で喫茶店に集まり日常を過ごす姿を見ていると、どこか懐かしい気持ちになる“エモい”漫画です。 また作中で登場する車は名車や迷車が勢揃いしており、漫画好き、車好きどちらでも楽しめる1作に仕上がっています!

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5位:『F』

■作者:六田登 ■巻数:全28巻 ■連載年:1986年〜1992年 ■登場する車種:レーシングカー 『F』は競技レースの世界をリアルに描く、本格派のレース漫画。また車をテーマとした作品であるのと共に、主人公の親子関係や周囲の人間との関わり方は時代を感じるものとなっており、様々なキャラクターの人生の紆余曲折を描いています。 大財閥の創業者・赤木総一郎の息子として生まれた赤木軍馬(あかぎぐんま)は、雑な性格で短気、その上どスケベのどうしようもない高校生でした。そんな軍馬の夢は、F1レーサーになること。 聡一郎に反発した軍馬は、親元を離れ家を出ていってしまいます。そして軍馬はそのままフォーミュラレースの世界に足を踏み入れ、レーサーとしての才能を開花させていくのでした。

4位:『レストアガレージ251』

■作者:次原隆二 ■巻数:全33巻 ■連載年:2001年〜2010年 ■登場する車種:S800など 凄腕の自動車修理士を主人公とした作品『レストアガレージ251』。『レストアガレージ251』は車を直すことでその依頼者の心に与える影響までを描いた、人情味溢れる作品となっています。 吉祥寺に店舗を構える車屋「Restore Garage 251」の店主・里見夢次郎(さとみゆめじろう)は、どんな車でも復元(レストア)してしまう凄腕の修理士。 「Restore Garage 251」を孫の一ノ瀬哲也(いちのせてつや)、通称“テツ”と共に切り盛りする夢次郎。今日もそんな夢次郎の腕を求めて、様々な想いを乗せた車が運び込まれてきます。

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3位:『capeta』

■作者:曽田正人 ■巻数:全32巻 ■連載年:2003年〜2013年 ■登場する車種:レーシングカート 『capeta』は2003年より『月刊少年マガジン』にて連載された、モータースポーツをテーマにした作品です。第29回講談社漫画賞少年部門受賞作品で、2005年にはテレビアニメ化も果たしました。 幼少時に母を無くし、父親と2人で暮らす小学生・平勝平太(たいらかっぺいた)通称“カペタ”は、何をしてもアツくなれない退屈な日々を過ごしていました。そんなときカペタに父は捨てられた材料を使い自作した手製のレーシングカートを与えます。 このカートとの出会いが、カペタの人生を大きく変えることとなるのでした。

2位:『ナニワトモアレ』

■作者:南勝久 ■巻数:全28巻 ■連載年:2000年〜2007年 ■登場する車種:日産・シルビア 『ナニワトモアレ』は、1990年代前半の大阪環状線を走っていた走り屋達(環状族)を描いた物語です。第1部の『ナニワトモアレ』が終了した後も、第2部『なにわ友あれ』として7年間連載を続けました。 ナンパ目的で免許を取得し新車を購入した、土木作業員のグッさん。最初は走りへの興味も薄かったグッさんですが、先輩が会長を務める走り屋チーム「トリーズン」に入会したことで、徐々に走り屋として目覚めていきます。 実際に環状族であった作者の実体験を元にした本作は、喧嘩あり、走りありの情緒溢れる作品となっています!

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1位:『頭文字D』

■作者:しげの秀一 ■巻数:全48巻 ■連載年:1995年〜2013年 ■登場する車種:AE86型スプリンタートレノ 走り屋として最速を目指す青年を描いた、車漫画の金字塔『頭文字D』。1995年に連載を始めた本作は、車好きや漫画好きの中で人気に火をつけ、アニメ化や実写映画化など様々なメディアで作品化されました。 ごく一般的な男子高校生・藤原拓海(ふじわらたくみ)は、実家の手伝いをしているうちに、驚異的なドライビングテクニックを手にします。ある日県内屈指の猛者に走りで勝利したことで、拓海の運転する「ハチロク」の噂がまことしやかに囁かれるようになるのでした。 作中では拓海に敗北を喫しながらも行動を共にするキャラの出現など、頂点を目指す上でのアツい人間ドラマが多く描かれています!

【番外編】あの名作品の続編!最新の車漫画をピックアップ

『MFゴースト』

■作者:しげの秀一 ■巻数:既刊10巻 ■連載年:2017年〜 ■登場する車種:トヨタ・86 『MFゴースト』は作者の前作『頭文字D』の続編です。『頭文字D』と主人公は変わっていますが、世界線は同じで『頭文字D』の主人公・藤原拓海も登場します。 化石燃料であるガソリンを動力とする車は全てが生産中止となり、電気自動車や燃料電池自動車が世に普及した202X年。英国のドライビングスクールをトップで卒業した天才ドライバー・カナタ・リヴィントンが来日します。カナタの目的はあるレースへの参戦と、ある男を見つけることでした。 車の在り方が変わってしまった世界でのスポーツカーレースには、前作とは違う興奮を感じることができます!

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『クロスオーバーレブ!』

■作者:山口かつみ ■巻数:既刊4巻 ■連載年:2019年〜 ■登場する車種:ホンダ・トゥデイ 志濃涼子を主人公とする作品『オーバーレブ!』の、続編として描かれた『クロスオーバーレブ!』。本作は『オーバーレブ!』の10年後を描いた作品となっており、『オーバーレブ!』で活躍した人物も数多く登場します。 自動車に大きな興味があり、走るのが大好きな女子高生・鈴科萌兎(すずしなもと)通称“モト”。モトは世界ラリー選手権に出場していた志濃涼子の走りに魅了されます。そして念願の運転免許証を取得し、初めてのドライブに繰り出したモトは、その日偶然にも憧れの人物との対面を果たすのでした。

おすすめの車漫画で心のエンジンをかけよう!

レースや競技としてだけでなく、車を取り巻く人間模様を描く「車漫画」。今回はそんな車漫画を、人間ドラマに重点を置きランキング形式で15作品紹介してきました。 車漫画にはスピードを競うものだけでなく、人の想いが乗る車を整備する修理士が主人公の作品など、数多くの種類があります。 本記事で紹介した漫画で気になる作品があった人は、ぜひ手にとってみて下さい!