2021年5月7日更新

映画『ジェントルメン』の入り乱れたあらすじをネタバレ解説!大麻ビジネス抗争の顛末とは?

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『ジェントルメン』ミシェル・ドッカリー マシュー・マコノヒー
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【5月7日公開】映画『ジェントルメン』あらすじを徹底ネタバレ解説!

2019から2020年にかけて欧米で公開され、大ヒットした米英合作映画『ジェントルメン』。本作が2021年5月7日に日本で劇場公開されました! イギリスの裏社会に生きる男たちが、莫大な利益を生む大麻ビジネスをかけて、命がけの駆け引きを繰り広げます。 マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、コリン・ファレル、ヒュー・グラントら豪華キャストの共演でも注目される本作。ガイ・リッチー監督の原点回帰となるクライムアクション・コメディということでも、映画ファンは絶対に見逃せない作品です。 この記事では、映画『ジェントルメン』の気になるあらすじやキャスト、見どころなどをネタバレありで詳しく解説していきます!

※この記事には映画『ジェントルメン』のネタバレが含まれます。未鑑賞の場合はご注意ください。

映画『ジェントルメン』のあらすじ 伝説のマリファナ王が引退!?

『ジェントルメン』人物相関図
©︎ciatr

舞台となるロンドンの暗黒街には、激震が走っていました。一代で大麻王国を築き上げたアメリカ人の「マリファナ・キング」ことミッキー・ピアソンが、総額500億円にも相当するといわれる大麻ビジネスを売却して引退するという噂が流れたのです。 裏社会にほとほと嫌気がさしたミッキーは、引退して最愛の妻のロザリンドとともに平穏に暮らしたいと思っていました。彼はアメリカのユダヤ人富豪マシュー・バーガーに、ビジネスのすべてを破格の400万ドルで売却することを決意します。 そのころタブロイド紙の編集者ビッグ・デイブは、パーティでミッキーに無視されたことに腹を立て、探偵フレッチャーを雇って彼の身辺を調査させていました。フレッチャーは調査で得た情報を、ミッキーの右腕であるレイモンドに高額で売りつけようとします。 さらにビジネス売却の噂を聞きつけた中国マフィアやロシアンマフィア、下町のチーマーたちまでクセもの揃いの面々が500億の利権を狙って動き出すことに! 陰謀、襲撃、賄賂、恐喝……。紳士の顔をしたワルたちによる、裏の裏をかくスリリングで汚れた駆け引きがはじまります。果たしてミッキー・ピアソンは、平穏な日々を手に入れることができるのでしょうか?

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【ネタバレ】黒幕判明!と思いきや……二転三転する展開が飽きさせない

『ジェントルメン』
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ミッキーは莫大な利益を生む大麻農場を、イギリス独自の社会階層を利用して巧みに隠していました。しかしそのうちの1つにマシューを案内して取引がまとまりかけたとき、何者かによって農場が襲撃され、大麻が盗まれてしまいます。 その犯人は「トドラーズ」と名乗るチーマー集団でした。この集団を指導していたコーチは事件のことを知り、レイモンドのもとに謝罪に行きます。そしてお詫びにと、トドラーズに農場の情報を流した下っ端の中国マフィアを差し出しました。 一方でその頃ミッキーと持ちつ持たれつの関係にある貴族の娘ローラが行方不明になり、彼は彼女を探すことになります。 しかし彼女の行方を追っていたのは彼らだけではなく、ビッグ・デイブもスキャンダルのネタとして彼女を見つけようとしていました。この任務についたのがフレッチャーだったのです。 ミッキーの命令でローラを見つけたレイモンドは無事に彼女を家に帰しますが、そのとき彼女と一緒にいたアスランという青年を誤って殺害してしまい、その事実を隠蔽することに。

『ジェントルメン』
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中国マフィアが大麻農場の情報源だったことで、ミッキーは事件の黒幕がそのボスであるジョージ卿であると考えます。そして彼を痛めつけ、今後はビジネスに関わらないようにと脅迫するのでした。 しかし実際にトドラーズに農場の場所を教えたのは、若頭のドライ・アイだったのです。ジョージ卿は彼に勝手なまねをするなと釘を刺しますが、逆に殺されてしまいました。 そして農場襲撃の本当の黒幕は、マシューだったことが明らかになります。彼はミッキーから事業を安く買い叩くため、ドライ・アイに情報を流したのです。 そこでさらにドライ・アイはトドラーズに情報を流し、大麻の盗ませたのでした。しかしマシューを裏切って自らがビジネスを仕切ろうと考えたドライ・アイは、ミッキーに会おうとその妻ロザリンドを脅しに行きます。 その頃ミッキーは、パブで待ち合わせをしていました。ロザリンドと電話中、彼女のもとにドライ・アイが現れ、彼は妻に危険が迫っていることを知ります。しかしミッキーもまた、そこで何者かの襲撃に遭ってしまいます。 間一髪のところでレイモンドに助けられロザリンドのもとに駆けつけた彼は、ドライ・アイが妻を襲っているのを目撃して殺害。 農場の値下げ交渉をするマシューに対し、ミッキーは彼の計略を暴き、逆に恐喝しました。これで一件落着と思いその場を立ち去ろうとした彼は、ロシアンマフィアに捕まってしまいます。 なんとパブで彼を殺害しようとしたのは、ロシアンマフィアだったのです。 レイモンドが殺害したアスランは、実はロシアンマフィアのボスの息子でした。ずっとミッキーやレイモンドを尾行していたフレッチャーは、彼らにアスランの死の真相を報告していたのです。 同じ頃、レイモンドの家にもロシアンマフィアが現れます。しかしその場に居合わせたコーチが、彼らを始末しました。 ミッキーは車の中で銃を向けられ絶体絶命。そこへやはりミッキーを殺害しようとしたトドラーズが現れ、誤ってロシアンマフィアをハチの巣にします。偶然が重なり運良く逃げ出したミッキーは、自分で事業を続けることにしたのでした。

物語のテンポがいい理由は、“名探偵のタレコミで進む”構造にあった!

『ジェントルメン』ヒュー・グラント、チャーリー・ハナム
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裏社会に生きる男たちの命がけの駆け引きが描かれる本作ですが、その魅力を引き出しているのは「名探偵のタレコミ」でストーリーが進むという構造でしょう。 調査で得た極秘情報を新聞社に渡す代わりに、レイモンドへの脅迫材料にしようとするフレッチャーが次々と衝撃の事実を明かしていく語り口は、テンポが良くメリハリの効いたストーリーテリングを実現しています。 また途中で語り手の交代もあり、これまでに明かされた物語のさらなる裏側も語られるなど意外な展開も挟み、さらに複雑になる顛末がきちんと整理されていくところも魅力的。 この巧みな構成によって、会話劇とアクションシーンが見事に融合し、多くのキャラクターの思惑が交錯する複雑な展開をすっきりと飽きさせずに観せてくれるのです。

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監督らしいユニークな仕掛けが多数!ファンが楽しめる3つのポイント

1. Fワードや駄洒落が飛び交う!ユニークな言い回し

『ジェントルメン』コリン・ファレル、チャーリー・ハナム
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本作では、ガイ・リッチー監督らしいユニークな言い回しのセリフが魅力の1つとなっています。 フレッチャーによる語りは、リズム感のある言葉遊びが盛りだくさん。またコリン・ファレル演じるコーチがカフェでチンピラに遭遇する場面では、特にFワード連発でキレのある罵り言葉のオンパレードです。 チャーリー・ハナム演じるレイモンドは、ローラ救出の場面でFワードどころかさらに卑猥で強烈なワードを連発しています。 彼らが裏社会の人間であることをリアルに表現するとともに、笑ってしまうような駄洒落や言葉遊びが飛び交う、ガイ・リッチーらしく、またイギリスらしいユーモアが満載です。 観終わったあとには、つい口に出してしまいたくなるかもしれません。

2. おしゃれなファッションやインテリア

『ジェントルメン』
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『ジェントルメン』では、裏稼業で荒稼ぎする男たちのおしゃれなファッションや、豪華なインテリアも見どころ。 マシュー・マコノヒー演じるミッキーはアメリカ出身ですが、その出で立ちはまさに「英国紳士」といった佇まい。多くのシーンで三つ揃いのスーツをスマートに着こなしています。

『ジェントルメン』
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さらにコーチやその教え子たちが着ているトラックスーツは、本作のためにいちから作られたものです。珍しいチェック柄のトラックスーツは、アクティブでありながらイギリスらしいエレガントさも感じさせます。 唯一の女性キャラクターであるミッキーの妻ロザリンドの服装も、セクシーでエレガント。仕事中のピンヒールとパンツスーツで決めたスタイルでは、彼女が実業家として自立した女性であることが表現されています。 またミッキーや貴族たちの豪邸、新聞社編集部の一室など、どの部屋もそれぞれのキャラクターに合った、趣味のいいインテリアが揃っていることにも注目です。 特にレイモンドの自宅は、青い壁をアクセントにクラシックなインテリアが置かれ、広い庭には高級バーベキューセットがあるなど、夢のような家。 随所にセンスを感じるファッションやインテリアを観るだけでも、アメリカのギャング映画とはまた違った楽しみ方ができるでしょう。

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3. 監督の過去作もそこかしこに散りばめられている

『ジェントルメン』
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本作には、ガイ・リッチー監督の過去作にまつわるものが散りばめられており、そこもファンとしては嬉しいポイント。 例えば本作でマシュー・マコノヒーが演じる役名はミッキー・ピアソンですが、初期作品『スナッチ』でブラッド・ピットが演じたのもミッキーという役でした。 さらに中国マフィアの頭ジョージ卿を演じるトム・ウーはガイ・リッチー作品の常連ですが、彼の役名にも過去作との関連が。 『スナッチ』関連で言うと、ほかにも同作を彷彿とさせるシーンがあります。キーワードは「豚」。今回は誰がどんな目に遭ってしまうのでしょうか。 またフレッチャーのセリフや背景にも注目。本編終盤のワンシーンでは、背景にある作品のポスターが確認できます。

【現実では?】実際に横行している大麻ビジネス!イギリスにも合法化の波

『ジェントルメン』
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本作のストーリーで重要な部分を担っている大麻ビジネス。日本では大麻は違法ですが、オランダはもちろん、アメリカやカナダなど、近年は多くの国で合法化が進んでいます。 また合法化に伴って、大麻は一大ビジネスに発展中です。合法化されたことによって、禁制品として高値で売買されることはなくなりますが、そのぶん需要が高まっているのです。 また大麻にはハイになるだけではなく医療用としての用途もあり、それも需要を高めている理由の1つ。こうした背景から、合法化された国では一般の企業も大麻ビジネスに参入しています。 本作の舞台となっているイギリスでは、日本と同じく大麻はまだ違法です。しかし作中で触れられていたとおり、数年のうちには合法になるだろうと言われています。

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監督を務めたのは、実写版『アラジン』などで知られるガイ・リッチー

ガイ・リッチー
©Media/Newscom/Zeta Image

映画『ジェントルメン』の監督・原案・脚本を手がけたのは、イギリスの映画監督で脚本家のガイ・リッチーです。 長編デビュー作品で脚本も手がけた『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998年)がヒットして注目を集め、その後は映画『シャーロック・ホームズ』(2010年)や『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015年)などを監督してきました。 2021年には、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で役者デビューを果たしたジェイソン・ステイサムと再タッグを組む新作映画『ラース・オブ・マン(原題)』が公開を控えています。

“オリジナルのクライムコメディ”に原点回帰!初期と近年の作品を比較

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』ジェイソン・ステイサム、デクスター・フレッチャー、ジェイソン・フレミング
© HANDMADE FILMS/All Star Picture Library/ZetaImage

映画『ジェントルメン』は、監督の原点である“オリジナルのクライムコメディ映画”であるという点でも注目を集めています。 長編デビュー作にして彼の名を世に知らしめたのが、傑作と名高い『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』です。 本作はロンドンの街を舞台に、一攫千金を狙ったカードゲームで借金を抱えてしまった4人の若いチンピラと、ギャングやマフィアたちが複雑に絡み合う群像劇。 続いて監督・脚本を手がけたのは『スナッチ』(2001年)。本作は1粒のダイヤを巡り、NYマフィアと不死身の殺し屋、非合法な賭けボクシングのプロモーター、1匹の犬などが起こす騒動が、まさかの展開を繰り広げるという作品でした。 しかしこのところガイ・リッチーが手がけていたのは、アーサー・コナン・ドイルの小説の主人公をもとにした『シャーロック・ホームズ』や、アーサー王伝説をアクションたっぷりに映画化した『キング・アーサー』といった“映画化もの”。 そして2019年にはディズニーの長編アニメ映画『アラジン』をリメイクし、実写版『アラジン』の監督を務めています。 そんななかで、映画『ジェントルメン』は久しぶりのオリジナル脚本。しかもクライム・コメディという、初期を思わせる原点回帰の作品になっているのです。

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ガイ・リッチー監督の原点、得意分野への回帰で初期作品のファンには嬉しい!これまでよりもさらに洗練された映像や演出で、進化を感じるね。

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登場人物&キャストを紹介!マリファナ王にマシュー・マコノヒー

マシュー・マコノヒーをはじめ、チャーリー・ハナムやミシェル・ドッカリーなど、豪華な顔ぶれが揃う映画『ジェントルメン』。 クセもの揃いの登場人物と、演じるキャストを紹介していきましょう。

ミッキー・ピアソン/マシュー・マコノヒー

『ジェントルメン』
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「マリファナ・キング」として名をはせる大物ミッキー・ピアソンを演じるのは、アメリカ出身の俳優マシュー・マコノヒーです。 彼は90年代から2000年代にかけて多くのロマンティックコメディ映画に出演し、映画『ダラス・バイヤーズクラブ』(2014年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞。 『インターステラー』(2014年)で主演を務めたことでも知られ、『追憶の森』(2016年)では渡辺謙とW主演を務めています。

レイモンド・スミス/チャーリー・ハナム

『ジェントルメン』チャーリー・ハナム
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ミッキー・ピアソンの右腕として知られる男レイモンド・スミス。一見事務員のように穏やかな見た目ですが、実はとても恐ろしい男なのです。 そんなレイモンドを演じるのは、映画『パシフィック・リム』(2013年)主演のチャーリー・ハナム。イギリス出身の俳優です。 彼は『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(2018年)や、2017年公開のガイ・リッチー監督映画『キング・アーサー』でも主演を務めていました。

ロザリンド・ピアソン/ミシェル・ドッカリー

『ジェントルメン』
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ピアソンの愛する妻ロザリンドを演じるのは、イギリス出身の女優ミシェル・ドッカリーです。 彼女はTVドラマ「ダウントン・アビー」シリーズのメインキャラである、メアリー・クローリー役としてよく知られています。エミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされた経歴の持ち主です。 映画『ハンナ』(2011年)や『フライト・ゲーム』(2014年)などにも出演しています。

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ドライ・アイ/ヘンリー・ゴールディング

『ジェントルメン』ヘンリー・ゴールディング
© STXfilms/Photofest/ZetaImage

ミッキー・ピアソンのビジネスを買収したいと申し出る、中国マフィアのアンダーボス(若頭)であるドライ・アイ。演じるのは、俳優のヘンリー・ゴールディングです。 彼はイングランド人とマレーシア人の両親を持ち、イギリスで育ちました。現在はマレーシアやシンガポールを中心に、タレントやモデルとして活動しています。 アメリカ映画『クレイジー・リッチ!』(2018年)で俳優デビューして以降、『ラスト・クリスマス』(2019年)や『G.I.ジョー: 漆黒のスネークアイズ』(2020年)にも出演するなど、活躍の幅を広げています。

コーチ/コリン・ファレル

『ジェントルメン』コリン・ファレル
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作中では、アマチュア格闘技集団「トドラーズ」がミッキーの大麻栽培施設を襲撃し、その様子を撮影した映像にラップを合わせてネットにアップしてしまうという事件が勃発します。 ミッキーからの報復を恐れ、ビデオを削除するよう命じるトドラーズのコーチを演じるのは、アイルランド出身の俳優コリン・ファレル。 2001年日本公開の映画『タイガーランド』の主演で注目を集め、『マイノリティ・リポート』(2002年)や『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)などのヒット作にも出演してきました。 2022年3月に米公開予定の映画『ザ・バットマン』では、ペンギン(オズワルド・コブルポット)を演じます。

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マシュー・バーガー/ジェレミー・ストロング

『ジェントルメン』ジェレミー・ストロング
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ミッキーが大麻ビジネスの売却交渉を進める、アメリカのユダヤ人大富豪マシュー・バーガー。演じるのは、アメリカ出身の俳優ジェレミー・ストロングです。 2018年にスタートしたテレビドラマ『サクセッション』のケンダル・ロイ役などで知られ、映画『ゼロ・ダーク・サーティ』(2013年)や『デトロイト』(2018年)、『シカゴ7裁判』(2020年)などの話題作にも出演しています。

フレッチャー/ヒュー・グラント

『ジェントルメン』
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ビッグ・デイブの依頼を受けてミッキーの身辺を調査するゲスな探偵フレッチャーを演じるのは、イギリス出身の俳優ヒュー・グラント。90年以降に多数のロマンティック・コメディ映画で主演を務め、「ロマンティック・コメディの帝王」と呼ばれた俳優です。 『フォー・ウェディング』(1994年)ではゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞。『ノッティングヒルの恋人』(1999年)と『アバウト・ア・ボーイ』(2002年)では、ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされています。 またガイ・リッチー監督の映画『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015年)にも出演していました。

ビッグ・デイブ/エディ・マーサン

ミッキーに腹を立てて探偵を雇うタブロイド紙の編集者ビッグ・デイブを演じるのは、イギリス出身の俳優エディ・マーサン。 ガイ・リッチー監督の映画『シャーロック・ホームズ』(2010年)および『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』(2012年)では、レストレード警部を演じました。 映画『M:i:III』(2006年)や『デッドプール2』(2018年)などのヒット作にも数多く出演する名バイプレーヤーで、『ハッピー・ゴー・ラッキー』(2008年)では全米映画批評家協会賞助演男優賞などを受賞しています。

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映画『ジェントルメン』は5月7日公開!衝撃のクライムコメディを見逃すな

『ジェントルメン』
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ガイ・リッチー監督のクライムコメディ『ジェントルメン』。“ジェントルメン”な顔をしたワルたちが、マリファナ・キングの手放した500億円の利権を巡って繰り広げる大騒動を、ぜひお見逃しなく! ガイ・リッチー監督の初期作品をまだ観ていない人は、そちらもぜひチェックしてくださいね。