2021年2月25日更新

クセもの揃いの映画『ジェントルメン』が5月に公開決定!ガイ・リッチーがクライムコメディに原点回帰

『ジェントルメン』ミシェル・ドッカリー マシュー・マコノヒー
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5月7日に日本公開が決定した映画『ジェントルメン』。ガイ・リッチー監督がクライムコメディに原点回帰すると話題になった本作について、気になるあらすじやクセもの揃いの登場人物たち、豪華なキャストなどを紹介していきます!

目次

映画『ジェントルメン』5月7日に公開決定!あらすじやキャストを解説

2019から2020年にかけて欧米で公開され、大ヒットした米英合作のクライムアクション・コメディ映画『ジェントルメン』。本作が2021年5月7日に日本で劇場公開されることが決定しました! 日本でも大ヒットが予想されている、映画ファンは絶対見逃せないこの作品。本記事では、気になるあらすじやキャスト、見どころなどを詳しく紹介していきます!

映画『ジェントルメン』のあらすじ 伝説のマリファナ王が引退!?

『ジェントルメン』
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舞台となるロンドンの暗黒街には、激震が走っていました。一代で大麻王国を築き上げたアメリカ人の「マリファナ・キング」ことミッキー・ピアソンが、総額500億円にも相当するといわれる大麻ビジネスを売却して引退するという噂が流れたのです。 ミッキーは裏社会にほとほと嫌気がさしており、引退して妻のロザリンドとともに平穏に暮らしたいと思っていました。彼はアメリカのユダヤ人富豪マシュー・バーガーに、ビジネスのすべてを400万ドルで売却することを決意します。 その頃、タブロイド紙の編集者ビッグ・デイブは、パーティでミッキー・ピアソンに無視されたことに腹を立て、探偵フレッチャーを雇ってピアソンの身辺を調査させていました。フレッチャーは、探偵から得た情報をピアソンの右腕であるレイモンドに高額で売りつけようとします。 さらにビジネス売却の噂を聞きつけた中国マフィアやロシアン・マフィア、下町のチーマーたちまでクセもの揃いの面々が500億の利権を狙って動き出すことに! 陰謀、襲撃、賄賂、恐喝……。紳士の顔をしたワルたちによる、裏の裏をかくスリリングで汚れた駆け引きが始まります。果たしてミッキー・ピアソンは、平穏な日々を手に入れることができるのでしょうか?

登場人物&キャストを紹介!マリファナ王にマシュー・マコノヒー

マシュー・マコノヒーをはじめ、チャーリー・ハナムやミシェル・ドッカリーなど、豪華な顔ぶれが揃う映画『ジェントルメン』。クセもの揃いの登場人物と、演じるキャストを紹介していきましょう。

ミッキー・ピアソン/マシュー・マコノヒー

「マリファナ・キング」として名をはせる大物ミッキー・ピアソンを演じるのは、アメリカ出身の俳優マシュー・マコノヒーです。 彼は90年代から2000年代にかけて多くのロマンティックコメディ映画に出演し、映画『ダラス・バイヤーズクラブ』(2014年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞。 『インターステラー』(2014年)で主演を務めたことでも知られ、『追憶の森』(2016年)では渡辺謙とW主演を務めています。

レイモンド・スミス/チャーリー・ハナム

ミッキー・ピアソンの右腕として知られる男レイモンド・スミス。一見事務員のように穏やかな見た目ですが、実はとても恐ろしい男なのです。 そんなレイモンドを演じるのは、映画『パシフィック・リム』(2013年)主演のチャーリー・ハナム。イギリス出身の俳優です。 彼は『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(2018年)や、2017年公開のガイ・リッチー監督映画『キング・アーサー』でも主演を務めていました。

ロザリンド・ピアソン/ミシェル・ドッカリー

ピアソンの愛する妻ロザリンドを演じるのは、イギリス出身の女優ミシェル・ドッカリーです。 彼女はTVドラマ「ダウントン・アビー」シリーズのメインキャラである、メアリー・クローリー役としてよく知られています。エミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされた経歴の持ち主です。 映画『ハンナ』(2011年)や『フライト・ゲーム』(2014年)などにも出演しています。

ドライ・アイ/ヘンリー・ゴールディング

ミッキー・ピアソンのビジネスを買収したいと申し出る、中国マフィアのアンダーボス(若頭)であるドライ・アイ。演じるのは、俳優のヘンリー・ゴールディングです。 彼はイングランド人とマレーシア人の両親を持ち、イギリスで育ちました。現在はマレーシアやシンガポールを中心に、タレントやモデルとして活動しています。 アメリカ映画『クレイジー・リッチ!』(2018年)で俳優デビューして以降、『ラスト・クリスマス』(2019年)や『G.I.ジョー: 漆黒のスネークアイズ』(2020年)にも出演するなど、活躍の幅を広げています。

コーチ/コリン・ファレル

作中では、アマチュア格闘技集団「トドラーズ」がミッキーの大麻栽培施設を襲撃し、その様子を撮影した映像にラップを合わせてネットにアップしてしまうという事件が勃発します。 ミッキーからの報復を恐れ、ビデオを削除するよう命じるトドラーズのコーチを演じるのは、アイルランド出身の俳優コリン・ファレル。 2001年日本公開の映画『タイガーランド』の主演で注目を集め、『マイノリティ・リポート』(2002年)や『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)などのヒット作にも出演してきました。 2022年3月に米公開予定の映画『ザ・バットマン』では、ペンギン(オズワルド・コブルポット)を演じます。

マシュー・バーガー/ジェレミー・ストロング

ミッキーが大麻ビジネスの売却交渉を進める、アメリカのユダヤ人大富豪マシュー・バーガー。演じるのは、アメリカ出身の俳優ジェレミー・ストロングです。 2018年にスタートしたテレビドラマ『サクセッション』のケンダル・ロイ役などで知られ、映画『ゼロ・ダーク・サーティ』(2013年)や『デトロイト』(2018年)、『シカゴ7裁判』(2020年)などの話題作にも出演しています。

フレッチャー/ヒュー・グラント

ビッグ・デイブの依頼を受けてミッキーの身辺を調査するゲスな探偵フレッチャーを演じるのは、イギリス出身の俳優ヒュー・グラント。90年以降に多数のロマンティック・コメディ映画で主演を務め、「ロマンティック・コメディの帝王」と呼ばれた俳優です。 『フォー・ウェディング』(1994年)ではゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞。『ノッティングヒルの恋人』(1999年)と『アバウト・ア・ボーイ』(2002年)では、ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされています。 またガイ・リッチー監督の映画『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015年)にも出演していました。

ビッグ・デイブ/エディ・マーサン

ミッキーに腹を立てて探偵を雇うタブロイド紙の編集者ビッグ・デイブを演じるのは、イギリス出身の俳優エディ・マーサン。 ガイ・リッチー監督の映画『シャーロック・ホームズ』(2010年)および『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』(2012年)では、レストレード警部を演じました。 映画『M:i:III』(2006年)や『デッドプール2』(2018年)などのヒット作にも数多く出演する名バイプレーヤーで、『ハッピー・ゴー・ラッキー』(2008年)では全米映画批評家協会賞助演男優賞などを受賞しています。

ガイ・リッチー監督が原点回帰!“オリジナルのクライムコメディ映画”に

ガイ・リッチー
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映画『ジェントルメン』の監督・原案・脚本を手がけたのは、イギリスの映画監督で脚本家のガイ・リッチーです。 長編デビュー作品で脚本も手がけた『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998年)がヒットして注目を集め、その後は映画『シャーロック・ホームズ』(2010年)や『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015年)などを監督してきました。 2021年には、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で役者デビューを果たしたジェイソン・ステイサムと再タッグを組む新作映画『Cash Truck (原題)』が公開を控えています。

初期と近年の作品を比較してみた!

『ジェントルメン』
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映画『ジェントルメン』は、監督の原点である“オリジナルのクライムコメディ映画”であるという点でも注目を集めています。 長編デビュー作にして彼の名を世に知らしめたのが、傑作と名高い『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』です。 本作はロンドンの街を舞台に、一攫千金を狙ったカードゲームで借金を抱えてしまった4人の若いチンピラと、ギャングやマフィアたちが複雑に絡み合う群像劇。 続いて監督・脚本を手がけたのは『スナッチ』(2001年)。本作は1粒のダイヤを巡り、NYマフィアと不死身の殺し屋、非合法な賭けボクシングのプロモーター、1匹の犬などが起こす騒動が、まさかの展開を繰り広げるという作品でした。 しかしこのところガイ・リッチーが手がけていたのは、アーサー・コナン・ドイルの小説の主人公をもとにした『シャーロック・ホームズ』や、アーサー王伝説をアクションたっぷりに映画化した『キング・アーサー』といった“映画化もの”。 そして2019年にはディズニーの長編アニメ映画『アラジン』をリメイクし、実写版『アラジン』の監督を務めています。 そんななかで、映画『ジェントルメン』は久しぶりのオリジナル脚本。しかもクライム・コメディという、初期を思わせる原点回帰の作品になっているのです。

見どころはここ!監督らしい言い回し&小ネタが散りばめられている

『ジェントルメン』
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映画『ジェントルマン』の見どころは、ガイ・リッチー監督だからこそ撮れるクライム・コメディ要素。 例えば初期作品にも見られる、“クセものたちが複雑に絡み合い予想を超える展開を見せながらも、最後はストンと腑に落ちるという捻りの効いたプロット”は、彼が手がける映画の特徴です。 また『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のタイトルは、「ロック、ストック&バレルズ」という銃を構成する全3部位を用いた「一切合財」という意味の慣用句と、煙の出ている(使用された)2丁の拳銃という意味の英語「トゥー・スモーキング・バレルズ」をかけたもの。 つまり一切合財を奪い合う争いが起こったことを匂わせる、うまいシャレなのです。監督はこういった人を唸らせるジョークが上手で、『ジェントルメン』にもニヤリとさせられる小ネタが満載。登場人物たちのセリフの言い回し・掛け合いも魅力的です。

映画『ジェントルメン』は5月7日公開!衝撃のクライムコメディを見逃すな

『ジェントルメン』
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ガイ・リッチー監督のクライムコメディ『ジェントルメン』は、2021年5月7日に公開予定。“ジェントルメン”な顔をしたワルたちが、マリファナ・キングの手放した500億円の利権を巡って繰り広げる大騒動を、ぜひお見逃しなく! ガイ・リッチー監督の初期作品をまだ観ていない人は、そちらもぜひチェックしてくださいね。