「はめふら」原作を最新話まで全話ネタバレあらすじ&感想!【乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…】
「はめふら」あらすじ解説
転生したのは悪役令嬢!?破滅エンドを回避せよ!
侯爵家でわがままなお嬢様として育ってきた主人公カタリナは、あるきっかけからふと前世の記憶を思い出し、自分がいる世界が元の世界でプレイしていた乙女ゲームだったことに気がつきます。 さらに、カタリナがゲーム内でヒロインの恋路を邪魔する悪役令嬢だったことも発覚。破滅ルートが待っているゲームのシナリオを変えるため、彼女は破滅フラグを回避するべく立ち上がります。
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1巻〜3巻ネタバレ解説
乙女ゲームの悪役令嬢に転生!?
クラエス公爵家の一人娘としてわがままに育った令嬢、カタリナ。彼女は8歳の頃に出向いた城にて、第3皇子のジオルドの目の前で頭を強く打ってしまいます。 その衝撃で、前世の自分が事故に遭って死んでしまった女子高生だったことを思い出したカタリナ。さらに彼女は、ここが乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の中の世界であり、カタリナがヒロインの恋路を邪魔する悪役令嬢であることも思い出します。 ゲームのシナリオでは良くて国外追放、悪くて処刑の未来が待っていることを知った彼女は、若くして死んだ前世よりも長生きするべく、破滅フラグを回避することを決意します。 その後8歳で前世の記憶を取り戻したカタリナは、魔法学園に入学する以前から攻略対象者と既に良好な関係を築くことに成功。さらに何者かの罠に嵌められたカタリナに断罪イベントが発生したときも、もはや彼女のハーレム状態となった同級生達が庇ってくれたおかげで誤解を回避します。
誘拐事件発生!新たなエンドを手に入れる?
学園祭では婚約者のジオルド王子や義弟のキース、さらには2巻の悪役生徒会長だったラファエルなどと賑やかに過ごしたカタリナ。熱烈な好意を受けていることに無自覚な彼女を巡って、キャラクター同士の熾烈な争いが行われました。 しかし、その後カタリナは王位継承の問題に巻き込まれて誘拐されてしまいます。事件の主犯格ルーファス(本名ソラ)はスラム出身で悲惨な人生を送ってきた人物ですが、カタリナはまたもやイケメン発言で彼の心さえ鷲掴みに。 ソラの当初の目的は、カタリナを解放する代わりにジオルドの王位継承権を放棄させることでしたが、彼自身がカタリナに惚れてしまったことで計画は崩壊。無事に彼女は解放され、誘拐事件が起きてから心配し続けていたジオルド達の元へ無事に帰還することが出来ました。 カタリナ争奪戦の参加者は増え続ける一方ですが、ジオルドの直球的な愛の告白で2人の関係に変化が生まれました。
4巻〜6巻ネタバレ解説
義弟キースが行方不明に?
カタリナの義弟キースが置き手紙を残して家出をしたことが発覚。自分のせいだと思ったカタリナは、ジオルドやマリア、ソラ、魔法省の職員ラーナと共にキース探しの旅へ出発します。 一方、キースは実験の対象として闇の魔術師に囚われていました。彼の家出が誘拐事件に発展したことを知ったカタリナ達は、魔力を辿ってキースの元へ辿り着きます。 闇の魔法に囚われていたキースを発見したカタリナは、ジオルドに貰った不思議な鏡で魔法を解くことに成功。しかし、目覚めたキースはそこが夢の中だと思っていたのか、最愛のカタリナにキスをしてしまいます。 その様子を見ていたジオルドが拗ねる中、キースから取り除いた闇の魔法から可愛らしい仔犬が出現し、以降その仔犬はカタリナの使い魔ポチとなりました。
新たなエンド発覚?未プレイの内容にハラハラ
ついにやってきた卒業シーズン。ダンスパーティやパジャマパーティで自分を慕う人達と楽しい時間を過ごしたカタリナでしたが、夢の中では不穏な動きが。 前世の記憶を映したその夢の中では、『FORTUNE・LOVERⅡ』という見慣れないゲームタイトルが登場。魔法省を舞台にマリアが新たな攻略対象者と出会うシナリオが展開されるものの、その背後には前作で国外追放となったカタリナの姿が。 投獄されるルートを回避するべく、カタリナはメインヒロインのマリアと一緒に魔法省へと進路を進めます。 失われた貴重な古書「契約の書」を探すことになったカタリナとマリアは、それぞれ闇と光の契約書を手にすることに。闇の力を手に入れたカタリナは闇落ちフラグを心配するも、自分を見捨てようとはしない仲間の存在に安心するのでした。
7巻〜9巻ネタバレ解説
魔法研究室で仕事を始めたカタリナ
ドラゴンを退治したカタリナですが、所属することになったのは魔法研究室という色物扱いされている部署。そこで彼女は個性的な先輩たちやラーナ・ソラ・ラファエルと一緒に仕事をすることになります。 仕事内容である荷物運びであちこちをさまよっていると突如本格的な農園が姿を現し、そこで作業着を着たサイラスに出会ったカタリナ。 彼はどうやら農園を営んでいることを知られたくない様子ですが、カタリナの農業への熱意と知識から一緒に農園を世話することになりました。しかし彼はこれまでに女性と触れ合ったことがなく、特にマリアとはぎこちない関係になっているよう。 そこでカタリナは農園にマリアを招き、サイラスとマリアの関係を取り持つことになるのでした。
お泊り勉強会で新たな王子登場!
新たに手に入れた「闇の契約の書」の解読が難航する中、カタリナは近隣諸国の王侯貴族が集まる会合に招待されることに。侯爵家令嬢としては知識やマナーがおぼつかないカタリナのため、学園にいた頃の仲間が集結し、お泊まり勉強会が開かれます。 ジオルドの提案で集まったいつものメンバーとの楽しい時間を過ごした後、カタリナの前に新キャラが登場。エテェネル王国国王の弟であるセザール王子は、身分を隠してカタリナと知り合いました。 国王に見初められて無理矢理自由を奪われることになった旅芸人の母を持ち、幼少期から辛い経験を重ねてきたセザール。そんな彼は、例に漏れずカタリナの人となりに心を奪われ、思いを寄せるようになります。
10巻〜12巻ネタバレ解説
魔法省として事件捜査
最近起きている子供の誘拐事件の裏に、闇の魔法が関わっていることが判明。カタリナやマリアは魔法省として事件を調査するために、町で潜入捜査を行うことになります。 捜査中に出会ったソラの古い知り合い・アルノーと出会ったカタリナでしたが、彼は裏で人身売買など汚れ仕事に関わっていたことが発覚。カタリナとソラは捕まってしまうものの、同じく潜入捜査していたセザールやマリアに救出され、無事に事件の犯行グループも捕獲することに成功します。 しかし事件を裏で操っていた闇の魔術師サラの足取りは掴めずじまい。光の魔法を使えるようになったマリアとは反対に、カタリナと闇の魔法の関係も未だに不明です。 マリアに片思いを続けるサイラスの恋や、ラファエルの心の内など、キャラクター達の恋路の行方も見逃せません。
カタリナが恋愛と向き合い始める!?
これまでにジオルドやキースから告白されてきたものの、さまざまな理由をつけてかわし続けていたカタリナ。しかしそんな彼女がついに、恋愛と向き合うことになります。これまで彼女は意図的に告白を忘れたり夢だと思ったりしてきたと思われていましたが、それはすべて無意識下の防衛本能でした。 カタリナの反応を見て心の奥底では不安に思っていたジオルドとキースでしたが、カタリナが告白を避けていた理由が「恋愛が怖い」というものだったことを知り、安堵します。 そんな中婚約者であるジオルドに、突如新たな婚約者の噂が立ち始めます。しかもその婚約者候補というのが、カタリナもよく知るランドール家。しかもどうやら強引に名乗りをあげてきたようでした。
【番外編】『カタリナからの手紙』ネタバレ
漫画版「はめふら」3巻の特装版に付属の番外編『カタリナからの手紙』では、ジオルド視点でカタリナに抱く恋心がつぶさに描かれています。 ある日、カタリナから招待状を受け取ったジオルド。大好きな彼女からの手紙に「告白されるのでは?」と期待を抱きつつも、彼女に限ってそれはないだろうと思い直します。 せめて贈り物をしたいと考えた彼は、カタリナが以前園芸用のハサミをほしがっていたことを思い出し、色気は無くても彼女が1番喜ぶだろうとハサミを準備。 次の日、プレゼントを手に嬉々としてカタリナの元へ訪れたジオルドでしたが、そこにはマリアやキースなどのいつものメンバーが。収穫祭への招待だったことを知り落胆するジオルド達は、実はそれぞれ同じ園芸用のハサミをプレゼントに持ってきていたのでした。
【キャラ】主要な登場人物を紹介!
カタリナ・クラエス
主人公のカタリナ・クラエスは侯爵家の令嬢としてわがままに育てられましたが、8歳の頃に前世の事を思い出します。 悪役令嬢としての破滅フラグを回避するべく行動することにしたカタリナでしたが、メインヒロインの恋路を応援する目的とは裏腹に、持ち前の人たらしオーラでみるみるうちにハーレムを築き上げていきます。 自分に向けられる恋愛感情に疎く、ジオルドとはキスまでの関係でいっぱいいっぱいの様子。普段は貴族という身分には珍しい優しさで周囲の人を癒やしていることから、影では「慈悲の聖女」とまで呼ばれています。
ジオルド・スティアート
ジオルド・スティアートはソルシエ王国の第3王子。8歳の時にカタリナの顔に傷が付いたことに責任を感じ、その場で婚約を取り付けた以降も彼女のことをずっと気に掛けています。爽やかなイケメンながら、実は腹黒でドSな性格です。
メアリ・ハント
メアリ・ハントはジオルドの双子の弟アランの婚約者。本来のゲームシナリオではアランルートでヒロインのライバル役でした。登場時は引っ込み思案な性格でしたが、カタリナに園芸の腕を見込まれてからは彼女に惚れ込み、今ではハーレムの1人となっています。
キース・クラエス
キース・クラエスはカタリナの義弟。強い魔力を保有していながら魔力操作が苦手で、幼い頃から家族に疎まれる存在でした。しかし、カタリナに孤独を癒やされたことで自信を付け、今では彼女に本気で告白するようにまでなっています。
アラン・スティアート
アラン・スティアートはソルシエ王国の第4王子。双子の兄であるジオルドには昔から何を取っても上を行けないことからコンプレックスを抱いていましたが、カタリナに音楽の才能を褒められたことで自信を取り戻します。婚約者のメアリには尻の下に敷かれているようです。
「はめふら」の見どころ・魅力とは?
主人公カタリナの魅力爆発!
「はめふら」の魅力は、なんといっても主人公カタリナの人となりでしょう。普通の高校生だった前世の記憶があるからという理由もありますが、彼女は貴族である身分にいながら平民にも分け隔てなく接し、その優しさで数多くのキャラクターの心を掴んできました。 カタリナに惚れるのは何も男性キャラだけでなく、美少女キャラも例外ではありません。もちろん読者の心も掴んで離さないカタリナの強さや優しさが「はめふら」の見どころです。
悪役令嬢漫画が今アツい!
「はめふら」は悪役令嬢ものとして筆頭に上がる人気作品。今では数多くのタイトルが出版されている悪役令嬢漫画の中でも、漫画版「はめふら」の存在感は絶大なものがあります。 もし「はめふら」で悪役令嬢作品ならではの面白さにハマった人は、ぜひ他の作品も読んでみてくださいね。
「はめふら」あらすじをネタバレ解説しました!
この記事では、漫画化やアニメ化もされている大人気ライトノベル『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』のあらすじをネタバレありで徹底解説しました! 2023年12月に映画化されることも決定している本作を、映画を観る前に押さえておきましょう。