「エヴァンゲリオン」ケンスケ死亡説の真相は?アスカと「シンエヴァ」で結ばれた本当の理由とは
相田ケンスケは、「エヴァンゲリオン」シリーズに登場する主人公・碇シンジの中学の同級生。シンジが転校してきた第3新東京市の第壱中学校2年A組のクラスメイトです。 ミリタリーオタクでカメラマニア、常にビデオカメラを持ち歩いている変わり者ですが、少し大人びた鋭い観察眼も持っています。父親がNERV職員のため、密かに極秘情報を知っていることもありました。 「シンエヴァ」では意外な再登場を果たしたケンスケについて、アスカとの関係を中心に考察していきます。 ※この記事は「エヴァンゲリオン」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
「エヴァ」相田ケンスケのプロフィール
同じクラスの鈴原トウジとは親友で、委員長からはシンジと3人で「3バカトリオ」と呼ばれたことも。漫画版も含め、ケンスケとトウジはシンジの周りでは珍しい“普通の”中学2年生でした。 しかし3人の友情に亀裂が入ったのは、エヴァ3号機暴走の事件があってから。テレビシリーズと漫画版ではトウジがフォースチルドレンとしてエヴァパイロットに選ばれ、暴走事件によってシンジが乗るエヴァ初号機に使徒として「処理」されてしまいました。 それ以降ケンスケはシンジと会うこともないまま、破壊された第3新東京市から疎開しています。漫画版ではシンジに留守電でこんなメッセージを残していました。 「悪いけど君には会わないで行く。っていうかもう一生会うことないかもしれないな。だってそうだろう? 僕たち笑って会うなんてこともう絶対に無理だもんな。じゃ、がんばれよ。さいなら」(『新世紀エヴァンゲリオン』11巻16,17ページより) これを聞いたシンジは、もう自分の周りには誰もいなくなったとさらに心を閉じていくのです。
【死亡説】ケンスケは「新劇場版Q」時に死亡?噂の理由は?

「新劇場版Q」では出番のなかったケンスケ。「Q」の世界線では、前作の「破」でニアサードインパクトが発生しており、第3新東京市は大きな被害を受けています。 ケンスケの登場が「Q」でなかったということは、ニアサーで死亡したのだろう……。そう受け取るファンが多く、ケンスケ死亡説が流れるに至りました。 同役を演じる岩永も、イベント登壇時に「一言でいいから」セリフがあってほしかったと振り返ったほど、当時は死亡説が濃厚でした。
シンエヴァで再登場
そんなケンスケですが、「シン・エヴァ」に再登場した際には、「第3村」で得意のサバイバル術を活かして「何でも屋」を営んでいました。 「破」の後の14年間で、ニアサードインパクトを生き残った人々が方々から集って第3村を作り、ヴィレが創設した団体「KERDIT」の支援を受けながら自給自足の生活を構築していたのです。 もちろん14年経っているため、ケンスケは28歳になっています。相棒のトウジも生きており、委員長と結婚して子どもももうけていました。
【恋愛】ケンスケはなぜ「シンエヴァ」でアスカと結ばれた?

「シンエヴァ」のラスト、シンジによって救われたアスカはシンジの計らいによってケンスケのもとへ送り届けられました。2人が結ばれることを示唆するような余韻のある終わり方をしています。 これを恋愛的な意味で結ばれたと取るかどうかは人それぞれですが、ケンスケが長年、孤独だったアスカを気遣い、その居場所を作ってきたことは事実でしょう。 では、2人の関係は一体どんなものなのか。考察も込みで見ていきたいと思います。
「あの頃」のアスカはシンジが好きだった
アスカは14年間の孤独の末、再会したシンジに「あの頃のアスカはシンジのことが好きだったと思う」と伝えました。あの頃、というのは第9使徒と融合してしまう前のことを指します。 これを伝えたのは、アスカが死地に赴く前。アスカはシンジに本心を打ち明けること、そして死の覚悟を決めたことを、「大人になっちゃった」と表現したのでしょう。言いたいことを言えない子供は卒業したのです。 最後の海辺のシーン。シンジも「アスカのこと好きだったよ」と伝えました。それを聞いて笑顔で背を向けるアスカの描写から、彼女の想いが思い出になったことが見て取れます。
ケンスケが選ばれた理由
ケンスケが選ばれたのは、「アスカはアスカのままでいいんだよ」とありのままのアスカを受け入れ続けてくれたからだと考えます。 他者に壁を作っていたアスカに対し、ケンスケは一方的にサポートを続けていました。同棲する家も、ケンスケが彼女を気遣って村の外れに作ったものです。 シンジと再会し成長することができたアスカが、ケンスケの献身的な愛に応えるのは不思議ではありません。だからこそシンジも最後に「ケンスケにもよろしく」と、2人の幸せを願ったのでしょう。
【関係】ケンスケのアスカへの想いは漫画版から?
テレビシリーズではトウジの事件の後、顔も合わせぬまま疎遠となってしまったケンスケとシンジ。しかし「シン・エヴァ」ではそんな過去の世界線を一掃するかのような、大人になったケンスケとの再会に驚かされました。 しかも漫画版のケンスケは、アスカに対しては終始一貫して「好き」な姿勢を貫いていました。「シン・エヴァ」での2人の関係性は、漫画版からは当然の流れともいえるのではないでしょうか。
「エヴァ」28歳の相田ケンスケの包容力がすごい!
「シンエヴァ」では思わぬキーパーソンとなったケンスケについて紹介しました。シンジの再起、そしてアスカの未来に大きく関わるケンスケに注目して見返してみると、「シンエヴァ」も新たな視点で楽しめるかもしれません。



