2017年7月6日更新

加持リョウジの秘密に迫る。年齢は?犯人は?【エヴァンゲリオン】

大ヒットアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の伊達男、加持リョウジ。飄々とした色男ながら、謎の多い人物でもあった彼は一体どんな人物で、どんな謎を抱えていたのでしょうか?彼の交友関係や過去までたっぷりとご紹介していきます。

加持リョウジ、『エヴァンゲリオン』の謎に包まれた男

加持リョウジとはアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する人物の一人で、シリーズの中でもファンの多い30歳の色男です。作品の中では諜報員をしており、特殊機関であるNERVの特殊監査部所に所属していました。そして、NERVの一員でありながら、同時に日本政府内務省のスパイでもあり、ゼーレという組織から遣わされた監視役でもある、という三つの顔を持つ人物でもあります。 伊達男で飄々とした性格ながら、非情にキレ者でもあり、相手の思考の先を行くような人物であり、NERVで働く葛城ミサトや赤木リツコとは友人関係にあります。特に葛城ミサトとは元恋人同士という間柄だったこともあり、再会する内に再びその仲も深まるようになっていきます。

『新世紀エヴァンゲリオン』ってどんな作品?

加持リョウジが登場する『新世紀エヴァンゲリオン』は1995年に放送されたテレビアニメで、GAINAX原作、庵野秀明監督による作品です。セカンドインパクトという世界的な大災害が起きた後の世界が舞台となっており、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン、通称エヴァのパイロットを務める少年少女たちと、謎の化け物・使徒との戦いを描いた物語となっています。 謎を秘めた物語と、少年少女の心の葛藤、斬新なストーリー展開で当時爆発的な人気を誇り、貞本義行により同名のマンガ作品も発表されました。エヴァは加持も所属していた国家直属の特務機関NERVによって管理されており、主人公の碇シンジ、綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレーの3名がメインパイロットとして活躍します。

加持リョウジと葛城ミサトとの関係は?

日本のNERVに所属するミサトと加持は学生時代に恋人同士でした。その後、二人は別れてしまったのですが、再会してからというもの、加持はプレイボーイぶりを発揮し、リツコやマヤに声を掛ける一方でミサトにもアプローチを掛けていました。二人はまだ想いあっていたのでしょう。ミサトも表面上は嫌悪感を示すつつ、心の奥では嫌がっていない様子でした。 最終的には永遠の別れを経験してしまう二人ですが、その前には一時的によりを戻していたようです。結末は悲しいものになってしまいましたが、加持とミサトのじゃれ合う光景は物語の中では比較的コミカルなシーンが多く、加持のキャラクターが良く表れていると言えるでしょう。

加持リョウジの過去には何があったのか?

アニメ版では彼の過去についてあまり触れられないために、謎の行動を起こしたまま潰えてしまったというイメージが大きいのですが、漫画版にて過去のいきさつが語られています。加持は子供の頃、弟を含む孤児の仲間たちと行動と共にしていたのですが、食料を盗んだところを見つかってしまい、仲間を売り自分だけが助かったという辛い過去がありました。 それを加持は心の中に秘めており、自分だけが幸せになることを許されない、と贖罪のような生き方をしていたようです。葛城にも同じことが言える、と加持は言っており、二人が惹かれ合いつつも別れた理由はその部分にあるようです。 陽気な加持が時折見せる、虚無的な一面や刹那的な生き方の裏にはそういった思想があったのでしょう。

加持リョウジは何故スイカを栽培していたのか?

加持はジオフロント内で何故かスイカを育てていたのですが、なぜそんなことをしていたのでしょうか?何せ三重スパイの彼のことです。何か目的があって育てていたと思わない方が不自然です。しかし、実際の所はスイカを栽培していた理由についてはアニメ内で触れられず、真相は不明となっています。 加持はスイカを栽培する傍ら、シンジに、「辛いことがあれば優しく出来る」「俺には水をやることしかできないが、君には君にしかできないことがある」など人生の教訓めいた事を語っていたので、スイカを通して彼は何かを見つめていたのかもしれません。 ただ、最後にミサトに遺言を残す際に「花に水をやってくれ」と伝えています。これはスイカの事だとしか思えないのですが、何故花という表現を使ったのか?結局は謎のままなのですが、もしかすると隠された秘密があったのかもしれませんね。

【ネタバレ注意】彼の最後についての謎とは

加持は殺される間際に「よう、遅かったじゃないか」と言ってその相手に射殺されています。その台詞から顔見知りなのだろうという推察がなされ、ミサトやリツコが犯人なのでは?という説もありましたが、ミサト説は監督から直々に否定されているのだそうです。 そのため、ゼーレの同僚又は顔見知りなのでは?という説がなかなか有力なもののようです。というのも、加持はゼーレから遣わされた監視役であったにもかかわらず勝手な行動をとることも多く、ゼーレからは「鳴らない鈴」などとも称されていたからです。 一度は捕まった冬月を逃がすなど、ゼーレにとって裏切りともとれる行動をとった事などから、知り過ぎた、もしくは、裏切り者だと判断された、という理由で殺害されたと考えるのが最も自然なのではないでしょうか。

加持リョウジを演じていた声優は山寺宏一!

陽気でどこか陰のあるプレイボーイ、加持を演じていたのは声優の山寺宏一です。山寺宏一は1961年6月17日生まれ、宮城県の出身で七色の声を持つ男として声優業界で名を馳せました。また俳優にナレーター、タレントとしても活躍中です。 多くの声を使い分ける才能の持ち主で、演技力と声質の幅の広さに定評がある山寺。1985年にOVAの『メガゾーン23』でデビューして以来、数多くの作品に出演してきました。代表作は1989年のアニメ『らんま1/2』の響良牙、今回ご紹介の加持リョウジ、2002年のアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のトグサで、2011年からは『ルパンシリーズ』の銭形警部も引き継ぎました。 洋画の吹き替えでも有名で、ウィル・スミスやエディ・マーフィ、クリス・タッカーにジム・キャリーと多くの映画にも出演しています。