2021年7月8日更新

『出会って5秒でバトル』全巻ネタバレあらすじ解説!駆け引きと信頼の異能力バトルアクション

出会って5秒でバトル
(C)2021 みやこかしわ,はらわたさいぞう,小学館/出会って5秒でバトル製作委員会

『出会って5秒でバトル』ネタバレあらすじ解説

『出会って5秒でバトル』は『裏サンデー』および『マンガワン』にて連載中の頭脳派異能力バトルアクション漫画。1人に1つ与えられた異能力を使った、駆け引きや裏切りが交錯する手に汗握るバトル展開が話題の作品です。 2021年7月からアニメ版の放送も決定した本作のあらすじを、プログラム毎のポイントに絞って解説します。

『出会って5秒でバトル』は能力者を使った“実験”?

全国トップクラスの頭脳を持つゲーム好きな主人公・白柳啓(しろやなぎあきら)はある日突然、謎の男の襲撃を受けることに。啓はゲーム感覚で男を撃退するものの、さらに謎の女が現れて、腹部を撃ち抜かれてしまいます。 次に啓が目を覚ますと、そこは同じ境遇の者が多数集められた謎の施設でした。魅音(みおん)を名乗る女の説明により、現実世界で彼らは死亡した扱いになっていること、1人に1つ能力が与えられていることが説明されます。 啓たちは能力の実験モニターとなるために集められたのでした。能力を制御する手枷が緑に点灯したら5秒後に能力が使用可能になること、能力を使っての殺傷も可能なことが基本ルールとして説明され、以降彼らはプログラムと称したバトルに参加していくことになります。

ネタバレ①:1stプログラム

該当巻数1~2巻
ルール指定された相手との1対1
参加者数2人
生存者魅音に見せしめに殺された男以外

1stプログラムは密室での1on1です。啓たちは魅音のルール説明の後、個室に通されそこで各自に与えられた能力を知らされました。啓の能力は「相手があなたの能力だと思った能力」。個室では肝心の相手がいないため実際に能力を試すことができず、啓は対戦時間を待ちます。 啓の対戦相手は霧崎円(きりさきまどか)でした。彼は持っていた枝を剣に変えて襲ってきますが、啓はそれをかわし、相手に自分の能力が「手を大砲に変える能力」だと信じ込ませることで勝利します。 別室ではヒロインの天翔優利(あまがけゆうり)が「身体能力を5倍にする能力」を駆使して勝利しました。

ネタバレ②:2ndプログラム

該当巻数2巻
ルール5人チーム同士の個人戦
参加者数10人
生存者白柳啓、天翔優利、熊切真、霧崎円、多々良りんご、香椎鈴、星野王子

2ndプログラムは5人のチーム戦。指名された者が1on1の勝負をして、勝利数で競う内容です。啓は優利・霧崎・熊切・猿渡とチームに。啓はチームメイトに「手を大砲に変える能力」という嘘の能力を伝えます。 自分以外の9人に能力を見せることになる2ndプログラムを経て、啓は自分の能力の効果的な使い方を模索していきました。霧崎と猿渡が敗北するものの、残り3人が勝って啓のチームは勝利。優利の対戦相手だった星野王子は、生前彼女のストーカーだった男であることも判明しました。

ネタバレ③:3rdプログラム

該当巻数3~4巻
ルール持ち点を1000ポイントにすれば勝ち
参加者数不明
生存者白柳啓、天翔優利、霧崎円、熊切真、多々良りんご、香椎鈴

3rdプログラムは初めての野外がフィールド。持ち点100ポイントを1000ポイントまで増やせば勝ちというルールです。このプログラムには既に大人数が参加しており、参加者は緑・赤・青の3つの派閥に分かれていました。 啓は優利と仲間になり穏健派の緑に加入することに。自身の能力を活かすためには協力者が必要だと考えた啓は、優利を信用して本当の能力を明かします。グール討伐クエストではピンチに陥っていたりんごを救出しました。 しかし、自分の王国を築こうとする赤のリーダー・大神一と啓たちは一触即発の事態となります。

ネタバレ④:王様狩りクエスト開始

該当巻数4~7巻
ルールチームの王様を守りながらの大規模戦闘
参加者数不明
生存者白柳啓、天翔優利、霧崎円、熊切真、多々良りんご、香椎鈴、万年青伊織

魅音の提案で、赤と緑の存続を賭けた王様狩りクエストがスタート。緑は青のリーダー万年青伊織(おもといおり)と交渉して協力を取り付けます。 チーム内にスパイが紛れ込んでいたり敵チームに寝返ったりと、それぞれの思惑の中、各地で戦いが繰り広げられていくことに。緑のリーダー・白鷺勇人(しらさぎゆうと)は王様と勘違いされて殺害されますが、真の王であった啓が赤の王を倒し勝利します。 その後突然現れた万年青に攻撃され啓は完敗。万年青は魅音殺害を手伝うことを言い残し立ち去り、これでプログラムは終了となります。

ネタバレ⑤:4thプログラム

該当巻数8~10巻
ルール6人だけが生き残れるバトルロワイヤル
参加者数72人(監視人も含めて)
生存者白柳啓、天翔優利、霧崎円、熊切真、多々良りんご、万年青伊織

現実世界でのバトルロワイヤルとなった4thプログラム。魅音と同じ立場の監視者たちも新たに登場します。「10人殺しのX」と呼ばれる凶悪な参加者の動きを警戒しつつ、啓は優利とりんご、熊切と組んで生き残りを図るのでした。 強力な能力を持っていた鈴は万年青によって死亡。万年青は監視者たちにも危険視されている存在であることが判明します。 一方で啓は公安庁で働く父・燈夜(とうや)の元へ向かいますが、燈夜もプログラム参加者でした。燈夜はリタイアしない啓を倒してでもプログラムを勝つ意思を見せます。

ネタバレ⑥:訪れる災厄

該当巻数11~15巻
ルール鬼から逃げて指定のゴールにたどり着く
参加者数不明
生存者白柳啓、天翔優利、霧崎円、熊切真、万年青伊織

監視人・レオンハルトが参加者の人数を減らすことを目的とした「災厄」を発動させます。まずは優利や霧崎らが、遊園地を模した仮想世界に転送されました。彼らが元のプログラムに戻る方法は、城=ゴールにたどり着くこと。 参加者たちはゾンビのような鬼を倒しながらゴールを目指します。「災厄」には他にも熊切や万年青、実は監視人だった星野らが巻き込まれていました。さらに万年青への借りを返すために啓も自ら「災厄」に参加。 4thプログラムで敵対していた者たちが一丸となり、協力して脱出不可能といわれる「災厄」からの脱出を目指すことになります。

実は生きていた2人がチームを結成

9巻で「価値のあるものを爆弾に変える能力」を持つ「10人殺しのX」と対峙したりんご。爆発に巻き込まれ生死不明となっていましたが、13巻で生存が判明します。万年青に殺されたと思われていた鈴も実は生き残っており、りんごと共同戦線を張ることに。 りんごを殺し損ねたことに気づいた少年Xは、国会議事堂を占拠。全世界に向けて、命の価値の平等性を問う人間オークションを開始します。人質に値段をつけることで、その人物を爆弾に変えることが少年Xの狙いでした。 りんごは鈴と「能力のコピー&ペースト」ができる獅子堂、「手を地面に付けている間は相手の能力を無効化する能力」の北島と「チームりんご」を結成。打倒少年Xを掲げます。

「チームりんご」vs少年X、ついに決着

いよいよ少年Xと「チームりんご」が対峙しますが、りんごが事前に用意した作戦も少年Xに見破られており、窮地に陥いるりんごたち。自分とは価値観が正反対のりんごに興味がある少年Xは、りんごに人質の中から爆発させる1人を選ぶように言います。 当然りんごは拒否しますが、選ばない場合は全員を爆発させると続ける少年X。苦悶の表情を浮かべるりんごでしたが、これも彼女の作戦のうちでした。彼女の合図とともに、事前に計画していた作戦を実行。 りんごは瀕死の重傷を負いながらも、少年Xを倒すことに成功します。万年青と血のつながらない兄弟だという少年Xはここで消えました。 りんごの元には啓の父・燈夜が現れ再びピンチに陥りますが、燈夜が提示した何らかの条件を飲む形で、りんごたちは窮地を脱するのでした。

ネタバレ⑦:ラストプログラムに残れるのはたったの6人

該当巻数15~17巻
ルール鬼から逃げて指定のゴールにたどり着く
参加者数不明
生存者白柳啓、天翔優利、霧崎円、多々良りんご、香椎鈴、万年青伊織

15巻からは再び「災厄」での戦いが描かれていきます。災厄の黒幕である監視人・レオンハルトは、細菌を操る能力で、脱落した参加者をゾンビ化させて参加者を襲撃。一方で監視人は直接参加者を攻撃できないということを見抜いた啓たちは、それを利用してラインハルトを追い詰めていきます。 レオンハルトは触れたら死ぬドーム型の結界を張り、戦線は膠着状態に。そこに万年青が現れ、彼は参加者の1人を無造作に結界へと投げつけ殺してしまいます。これによりレオンハルトは、自身の能力で参加者を殺すというルール違反を犯したことになったのです。

万年青により明かされた啓の重大な秘密

レオンハルトに対する態度から、万年青の異質性が浮き彫りになりました。万年青は自分だけでなく啓も、他の参加者とは違うと語り始めます。 万年青によると、啓は魅音にとっての王子様で特別な存在。なぜなら啓は過去にこのプログラムに参加したことがあり、今回が2周目だと言うのです。啓は前回の参加時に「やり直し」を選択しており、その際に1周目の記憶を失っているのでした。 啓が「やり直し」した理由には魅音が絡んでいる様子ですが、万年青も詳しくは知らないとのこと。それでも万年青は啓と同じ目的を持っていると確信している態度で、魅音を共に仕留めようと持ちかけるのでした。

啓vsレオンハルトのバトルが決着

ルール違反を受けて、レオンハルトが作り出した災厄の世界の崩壊が始まりました。崩壊から逃げる途中、熊切は啓を信用することができず脱落。自らをゾンビ化させたレオンハルトが迫りくる中、なんとか啓たちは本当の出口にたどり着きます。 ここで災厄のもう1つのルールが明らかに。正規ルートから脱出する場合、6人しか脱出ができないことが判明します。霧崎が最初に脱出し、脱出ゲートは残り5つで残るは6人。啓は他の5人に脱出させ、自分はレオンハルトを倒すことで脱出を図ります。 啓の前に現れた万年青は、自分が啓と同じ能力の持ち主であることを明かし共闘を提案。啓はそれを固辞すると、自分を信じてくれた仲間の力を借りながらレオンハルトを撃破。無事脱出し啓は仲間のもとに戻るのでした。

『出会って5秒でバトル』主要キャラ&能力一覧

白柳啓(しろやなぎあきら):相手があなたの能力だと思った能力

主人公の啓の能力は「相手があなたの能力だと思った能力」。相手からも対戦相手として認識される必要があるので、基本的に対峙した状況下で使用可能となります。相手がイメージした能力が発動されるので、場合によっては啓がイメージしたものと違う場合も。 仲間と事前に打ち合わせしておくことで、使いたい能力をうまく発動することも出来ます。

天翔優利(あまがけゆうり):身体能力を5倍にする能力

優利の能力は「身体能力を5倍にする能力」で、動作がすべて5倍の威力になります。能力の中ではかなり使える能力に分類されており、3rdプログラムに登場した赤のリーダー大神も同じ能力を有していました。 本来は制御が難しいとされる能力ですが、優利の天性の戦闘センスによって1stプログラムからその力を発揮しています。

監視人

監視人はプログラム運営側に属する人間です。啓を連れてきた魅音も監視人のひとり。監視人は複数存在しており、監視人同士で会合を開いている場面も描かれています。プログラムに参加していた星野や、災厄を起動させたレオンハルトなどがこれまでに登場。 魅音の上には「佐藤さん」と呼ばれる上司がいることも判明していますが、彼らの目的は謎に包まれています。

その他主要キャラ&能力一覧

多々良りんご
(たたらりんご)
相手の能力を十分の一でコピーする能力
香椎鈴
(かしいりん)
体液から拷問器具を作り出す能力
霧崎円
(きりさきまどか)
木の枝を何でも切れる剣に変える能力
熊切真
(くまぎりしん)
2秒間無敵になる能力

『出会って5秒でバトル』ネタバレでスピード感あふれる本編に追いつこう

頭脳戦×異能力バトルが見どころの『出会って5秒でバトル』について紹介しました。プログラムによって能力の強さが左右されたり、使い方が変わってくるなど、ド派手ながらも奥深いバトルを楽しむことができる作品です。 謎もまだ多く残されている本作。今後もスピード感あふれる展開が予想されるので、今のうちにしっかりストーリーに追いついておきたいですね。