2021年6月16日更新

知られざる重要人物デイブ・フィローニって誰?『マンダロリアン』監督について解説

DAVE FILONI DIRECTOR デイブ・フィローニ
©︎All Star Picture Library/Zeta Image

デイブ・フィローニ監督が手がけた「スター・ウォーズ」シリーズを紹介

2021年5月、「スター・ウォーズ」シリーズを製作するルーカスフィルムはデイブ・フィローニをエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターに任命したことを公表しました。 フィローニは「スター・ウォーズ」のアニメや実写のTVシリーズの製作に長年携わっており、この昇格はすでに2020年夏に内部筋の情報として報道されています。 しかし、ルーカスフィルムがフィローニの地位を正式に確認したことを受けてツイッターなどで称賛の声が次々と寄せられることになりました。この反響からフィローニが今後の「スター・ウォーズ」シリーズの舵を取る重要な人物であることが、あらためて確認できます。 この記事では、まだそれほど知られていないフィローニが「スター・ウォーズ」シリーズで果たしてきた役割などを紹介します。

アニメ「クローン・ウォーズ」と「反乱者たち」でヒットを収める

『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』ファイナル・シーズン
© 2020 Lucasfilm Ltd.

デイブ・フィローニは1996年に大学を卒業した後、ストーリーボード・アーティストや助監督としてアニメ製作の道に入りました。 子ども向けテレビ局・ニコロデオンで『アバター 伝説の少年アン』で各話監督をしていたフィローニは、ジョージ・ルーカスによってルーカスフィルム・アニメーションに引き抜かれます。 同社でフィローニは、2008年から2020年まで製作された3D・CGI・アニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』の映画とTVシリーズの総監督を務めています。 「クローン・ウォーズ」は「エピソード2/クローンの攻撃」と「エピソード3/シスの復讐」の間に繰り広げられた壮大なクローン戦争を描いた、シリーズ「正史(カノン)」に属するスピンオフ作品です。フィローニはこの作品に賞金稼ぎ・エンボの声でも出演しています。 さらに2014年からフィローニは、3D・CGI・アニメシリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』の製作総指揮なども務めることになりました。 「反乱者たち」は、「エピソード3」と「エピソード4/ 新たなる希望」の間、反乱同盟軍が結成されるまでを描いた「正史」に属する作品です。このシリーズでフィローニは主要キャラクターであるチョッパー(C1-10P)の声などでも出演しています。

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実写ドラマ『マンダロリアン』で監督に大抜擢!

『The Mandalorian(原題)』 マンダロリアン
©WALT DISNEY STUDIOS/LUCASFILM

「クローン・ウォーズ」や「反乱者たち」の製作が続いていた2016年9月、フィローニはルーカスフィルム・アニメーションのすべてのプロジェクトを統括する地位に任命されました。 その翌年、フィローニはディズニー・プラスにおける「スター・ウォーズ」シリーズ初の実写ドラマ『マンダロリアン』の製作に加わることになります。『マンダロリアン』は「エピソード6/ジェダイの帰還」で描かれた銀河帝国の崩壊後、治安の悪い外縁星系群で賞金稼ぎをする男の物語です。 このシリーズの製作時には「ルーカスの生き字引き」とさえ呼ばれるようになっていたフィローニ。彼は『マンダロリアン』の原案・製作総指揮を務めるジョン・ファヴローに請われて、シリーズ製作のあらゆる場面に参加しました。 『マンダロリアン』でフィローニは製作総指揮ばかりでなく、3本のエピソードの監督を務め、Xウィング・パイロットの役でチャプター6と10に出演しています。

デイブ・フィローニ監督は「スター・ウォーズ」の隠れた重要人物!

この記事では、「スター・ウォーズ」シリーズの隠れた重要人物であるルーカスフィルムのデイブ・フィローニについて解説しました。 「スター・ウォーズ」シリーズのキャラクターのなかでもとりわけプロ・クーンのファンだったというフィローニ。ジョージ・ルーカスからルーカスフィルム・アニメーションの仕事のオファーを受けたときは、夢のようで冗談ではないかと疑ったそうです。 このようなフィローニですが、『マンダロリアン』で実写にも進出、2020年からルーカスフィルム全体の創作活動を統括することになりました。 ジョージ・ルーカスが生み出した「スター・ウォーズ」の世界を未来へ継承する人物として、今後の活躍が楽しみですね。

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