2021年6月22日更新

『盾の勇者の成り上がり』原作全巻ネタバレあらすじ!用語解説から外伝まで

アニメ『盾の勇者の成り上がり』Season2
©2021 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会S2

どん底からの成り上がりを描く異色の異世界召喚ファンタジー『盾の勇者の成り上がり』。アニメ1期放送後、2期・3期の制作も発表された話題作です。異世界の謎を多く残したまま終わった1期のその後の気になるあらすじをネタバレありで詳しく解説します!

目次

『盾の勇者の成り上がり』原作ネタバレをアニメの期ごとに分けて解説!

アニメ『盾の勇者の成り上がり』Season2 新ビジュアル
©2021 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会S2

成り上がりファンタジーとして人気の『盾の勇者の成り上がり』は、アニメ2期・3期制作も決まっているアネコユサギによる異世界召喚ファンタジー。勇者として召喚されたものの、あまりに不遇な扱いを受けて人間不信になってしまう主人公というパンチの効いた設定が話題の作品です。 逆境ばかりの勇者がこの先どうなるのか、また召喚先の世界に隠された真相とは何なのか。気になる本作の展開を、原作小説のあらすじとともに紹介します。 アニメの2期以降のあらすじが気になる、アニメが待ちきれない、原作を復習したいという人はぜひこの記事で予習復習を。2021年10月スタートのアニメがより楽しめるでしょう。

アニメ『盾の勇者の成り上がり』2期では何巻分が描かれる?

アニメ『盾の勇者の成り上がり』Season2 新ロゴ
©2021 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会S2

『盾の勇者の成り上がり』アニメ1期は2クール全25話で描かれました。 序盤はとくに主人公・尚文(なおふみ)に降りかかる出来事があまりに過酷なため、最初の数話で心が折れかけてしまう人もいるかもしれません。尚文が人間不信になりながらも、ようやく手に入れた信頼できる仲間とともに一歩ずつ明るい未来に歩んでいく中盤以降は、加速度的に面白くなります。 そんな第1期は原作小説5巻までの内容が描かれました。割愛されたストーリーもありましたが、大筋は原作の流れ通り。 第2期は原作6巻からの内容となりそうです。アニメは3期まで制作が決定しているので、約5・6巻ずつアニメ化されて最新刊近くまで追いつくかもしれません。

『盾の勇者の成り上がり』メインキャラクター&基本用語

岩谷尚文(いわたになおふみ)

アニメ『盾の勇者の成り上がり』Season2 優先カット
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岩谷尚文は盾の勇者として召喚された20歳の大学生。もとの世界ではネットゲームをやり込んでいたオタク趣味のあるイマドキな青年でした。召喚後の事件でトラウマを抱え、目つきが悪く疑り深い態度になりますが、根は優しい人物です。

ラフタリア

アニメ『盾の勇者の成り上がり』Season2
©2021 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会S2

ラフタリアはタヌキ系の亜人の少女。波で両親を亡くし、奴隷として売られているところを尚文に買われます。以降は尚文と行動をともにして、盾しか使えない彼の剣として活躍。レベル上昇にあわせ容姿も大人になっており、かなりの美少女として描かれています。

フィーロ

アニメ『盾の勇者の成り上がり』Season2
©2021 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会S2

尚文が購入した卵くじから孵化したのが、鳥型魔物フィロリアル・クイーンのフィーロです。鳥型の姿の際は、その大きな体で馬車を引いています。人型の姿は金髪碧眼の美少女。彼女は食いしん坊で朗らかな性格をしており、尚文一行のムードメーカーでもあります。

メルティ=メルロマルク

メルティ=メルロマルクはメルロマルク第2王女にして王位継承権第1位の少女。ツインテールが印象的な少女です。彼女はフィロリアルが大好きでフィーロとは親友。尚文一行の旅に同行する中で、メルロマルクをより良い国にしたいと決意を固めていきます。

四聖勇者

世界を守るために召喚される4人の勇者が四聖勇者です。世界の危機的状況時のみ召喚することができる存在で、四聖勇者になれるのは異世界人のみ。盾のほかに剣・槍・弓の勇者がいます。 勇者は本来「四聖教」によって神格化されているほど特別な存在。ところが物語開始時のメルロマルクでは盾を除く「三勇教」が信仰されており、盾は見下されていました。

七星勇者

七星勇者とは聖武器の眷属的存在である眷属武器の所持者となった者を指す言葉。四聖勇者と違って、現地の世界の住民でもなることができます。 四聖勇者と同じく武器の精霊に選ばれる存在ですが、七星勇者の場合は精霊に見限られるとその資格を喪失することも。七星勇者については原作6巻から登場します。

『盾の勇者の成り上がり』ネタバレ①(アニメ1期/原作1~5巻)

本を読んでいた大学生・尚文は突然異世界に盾の勇者として召喚されます。その場にはパラレルワールドの日本から召喚された槍・弓・剣の勇者の姿もありました。この世界では波と呼ばれる厄災が発生しており、その波から世界を守るのが4人の勇者の使命です。 尚文は召喚直後に裏切りと冤罪によって、お金も信頼も失い人間不信に陥ることに。国からの冷遇は続きますが、尚文は攻撃役として購入した亜人の奴隷・ラフタリアや、卵から孵化したフィーロを仲間に加え、地道に人々を救う活動を続けていくのでした。 波からはグラスという強敵も現れ、一層この世界における波という現象の謎が深まります。 やがて一連の尚文への理不尽な出来事の裏には、盾の勇者を悪魔と呼ぶメルロマルクの国教「三勇教」の陰謀があることが判明。尚文は三勇教の教皇を倒し、ついに復讐を果たします。本来の国王であるミレリアの帰国も手伝い、ようやく尚文の名誉が回復されることになるのでした。

名誉回復!舞台はカルミラ島へ

明るい兆しの中、尚文一行はクラスアップのためカルミラ島へ。そこで出会ったラルクベルクとテリスと意気投合しますが、彼らが異世界の勇者であることが判明。彼らが自分の世界を救うためには、異世界の勇者=尚文を倒す必要があったのです。 さらに以前敵対したグラスも現れ、彼女もラルクたちと同じ世界の勇者であることが明らかに。両者は互角の勝負を繰り広げた後、グラスたちは波の時間切れで撤退。辛くも尚文たちの勝利となります。

『盾の勇者の成り上がり』ネタバレ②(原作6~10巻)

島からの帰路、尚文は弓の勇者・樹のパーティーメンバーだったリーシアと遭遇。彼女は自己中な正義感を持つ樹によってパーティーから追放されたと言います。尚文は彼女を放っておくことができず、仲間に加えることに。アニメ25話ではここまで描かれていました。 6巻からは霊亀編に突入。この世界の守護獣であるはずの四霊・霊亀(れいき)の封印が解かれ、暴れまわるという事態が発生。欲にくらんだ盾以外の「3バカ」勇者が霊亀に挑むも敗退することとなりました。 最終的に尚文が討伐に駆り出されます。霊亀は何者かによって操られていることが判明。その黒幕はグラスたちと同じ異世界の本の勇者キョウでした。尚文は逃げたキョウを追って異世界へと向かいます。

尚文のレベルが1に逆戻り!?

異世界では仲間とはぐれ、尚文のレベルは1に逆戻り。厳しい状況に置かれますが、異世界の四聖勇者・絆(きずな)との出会いや、グラスやラルクとの和解を経て黒幕のキョウを倒すことに成功します。 キョウが霊亀を利用して奪ったエネルギーとともに、尚文はもとの異世界へと帰還を果たすのでした。霊亀事件解決の恩賞として、尚文はラフタリアの故郷の領地と伯爵の地位を貰います。 その土地でラフタリアの同郷で奴隷となった村人たちを買い集め領地再興を目指すことに。ところが資金難に陥ってしまったため、尚文はコロシアムで一攫千金を狙います。コロシアムでは戦闘奴隷として賞金稼ぎをしていたナディアが仲間に加わりました。

『盾の勇者の成り上がり』ネタバレ③(原作11~16巻)

11巻からは引き続きラフタリアの故郷再建の様子が描かれ、その中で新たにフォウルとアトラという亜人と人とのハーフの兄妹が仲間に。尚文に難病を治してもらったアトラは、以降尚文を慕うようになっていきます。 同時に残りの勇者との関係を描く勇者更生編もスタート。11巻では剣の勇者が、12巻では弓の勇者が一悶着あった末にようやく改心し始めます。また村では尚文が新たに雄ドラゴン・ガエリオンを飼いはじめました。 他の勇者との和解が進む中、尚文が趣味で着せていた巫女服をきっかけにラフタリアの出生の秘密が判明。彼女は東方の島国クテンロウの天命(王族)にして、勇者の調整者の役割を持つ一族の末裔だったのです。

ラフタリアを救うために

彼女の命が狙われていると分かると、尚文はクテンロウ制圧を決意。尚文が国家を制圧すると、ラフタリアが天命に就任します。ここではラフタリアが姉と慕うサディナ(ナディア)の妹・シルディナも仲間に加わりました。 村へ戻ると槍の勇者・元康もついに合流。勇者全員が揃ったところで、四霊・鳳凰戦へ。タクトによる横槍が入ったせいでアトラが仲間を庇い命を落とします。 タクトは鞭の勇者で、世界征服を目論むフォーブレイ国の王子。彼によって尚文は盾を奪われ重症を負います。生死の狭間で武器の精神世界にやって来た尚文は、亡くなった霊亀の人格やアトラに励まされ復活。 タクトに妻ミレリアを殺されたことで賢王として覚醒した国王とともに、フォーブレイ軍を一掃するのでした。

『盾の勇者の成り上がり』ネタバレ④(原作17~22巻)

今度は異世界の勇者・絆がピンチに。絆を救うため、尚文は仲間とともに再び絆担当の異世界へと渡ります。 そこでは事あるごとに暗躍してきたヴィッチことマインや、敵か味方かはっきりしないセインの姉らが待っていました。尚文一行はこれを撃退し、無事に絆を救出。さらに尚文は絆の世界で鏡の勇者に選ばれ、食事によって能力を上げるという新たな力を手に入れます。 次に一行は波の尖兵と対戦し、その中で波の尖兵の正体が勇者と同じく転生者であることが明らかに。その裏には神に等しい力を持つ黒幕「神を僭称する存在」がいることも判明します。

過去の世界で始まったのはデスゲーム……?

引き続き絆の世界に滞在している19巻。魔竜と協力関係を結んでからの魔竜の領地戦で、尚文は再びマイン、セインの姉らと対峙。マインは魂だけの存在になり、セインの姉からは尚文の世界への宣戦布告がなされることになりました。 絆の世界での騒動も落ち着き、20巻で尚文たちは久々に担当世界へ戻ります。ところが今度は村ごと過去の世界へ飛ばされてしまった尚文たち。尚文は先代の盾の勇者・城野守と合流し、元の時代への帰還方法を探ることになります。 過去の世界では「神を僭称する者」が娯楽として異世界の勇者同士を戦わせていました。尚文たちもデスゲームに巻き込まれますが、神の力に特化した「0シリーズ」の武器によって反撃。ところが新たに現れた「神を僭称する者」によって、メルティが人質として誘拐されてしまいます。

web版『盾の勇者の成り上がり』は完結済み!結末は?【ネタバレ注意】

盾の勇者の成り上がり
(C)2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

web版の波の黒幕は「神を僭称する者」メディア・ピデス・マーキナーという女神。これがマインの正体でした。彼女は自身の魂の分身のようなものを、経験値稼ぎのために各地の異世界に送り込んでいたのです。 彼女は対神の力の武器「0シリーズ」を用いても軽傷しか負わせられないほどの強敵。尚文をはじめとした四聖勇者や七星勇者、異世界の眷属器の勇者や仲間たちが一丸となってメディアを倒します。 メディア討伐によって世界を救った勇者4人には3つの選択肢が提示されることに。3つの願いを叶えてもらい元の世界に帰還、勇者として異世界で永住、元の世界と異世界とを行き来する権利。このうちいずれかを報酬としてもらえることになっています。 尚文とラフタリアは、メディアに対抗するために2人で女神に匹敵する力を入れていたのです。尚文はその力を使って自身の分身を作りました。

異世界の尚文はハーレム状態に?

元の世界に戻った尚文は大学卒業後、優秀なサラリーマンに。留学で尚文の家にホームステイとしてやって来ていたラフタリアと結婚します。 一方で異世界に残った尚文もラフタリアと結婚。ラフタリアは第一夫人という立場で、尚文は彼女以外にも自分に好意を寄せているヒロインたちとの間に子供を作りハーレム状態に。そしてそのまま伝説の英雄として語り継がれていくという結末です。 外伝『槍の勇者のやり直し』では、時間遡行アイテムを入手した元康のループする冒険譚が描かれています。

『盾の勇者の成り上がり』アニメ2期放送が待ちきれない!

盾の勇者の成り上がり
(C)2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

『盾の勇者の成り上がり』書籍版の内容を中心にそのストーリーを紹介しました。2021年10月スタートのアニメ2期では、霊亀との戦いや絆との出会いなどがメインとなりそう。アニメ1期は戦闘シーンの作画も見応えがあったので、アニメ2期・3期にも期待が高まります。 完結済みのweb版とは異なる展開を見せつつある書籍及びアニメ版『盾の勇者の成り上がり』。今後の展開がますます楽しみですね。