2021年9月14日更新

「ひぐらしのなく頃に」を視聴する順番とは?アニメ版と漫画版の違いにも迫る

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ひぐらしのなく頃に
(C)2006竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通

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「ひぐらしのなく頃に」シリーズを観る&読む順番の正解を解説!

「ひぐらしのなく頃に」シリーズはサウンドノベルゲームを原作としたメディアミックス作品郡です。架空の村・雛見沢(ひなみざわ)で巻き起こる事件を描くミステリー作品で、定期的に各メディアで新作も発表されています。 多くの作品があるため、初心者はやや混乱してしまう同シリーズ。本記事では「ひぐらしのなく頃に」シリーズを観る&読む順番を詳しく解説します。

「出題編」と「解答編」に分かれている

「ひぐらしのなく頃に」シリーズには「出題編」と「解答編」があります。「出題編」で登場したエピソードに対する謎や経緯が、対応する「解答編」で明らかになっていくという形です。 どの話とどの話が対になっているのか確認しながら視聴していくと、ややこしい本シリーズもわかりやすくなるでしょう。

『ひぐらしのなく頃に』を観る

アニメ「ひぐらしのなく頃に」を楽しむ2通りの順番

ひぐらしのなく頃に
©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

上述したように、原作は「出題編」と「解答編」に分かれている本作。アニメの「ひぐらしのなく頃に」シリーズでは、先に原作の「出題編」が一気に放送され、後から「解答編」が放送されています。 この放送順に観るというのが1つ目の視聴方法。もう1つの視聴方法が、「出題編」を観たら数話飛ばして該当する「解答編」を観るというものです。 ここからはそれぞれの視聴方法について詳しく紹介していきましょう。

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①放送順に観る

【1期】鬼隠し編(1〜4話)
綿流し編(5〜8話)
祟殺し編(9〜13話)
暇潰し編(14〜15話)
目明し編(16〜21話)
罪滅し編(23〜26話)
【2期】サイカイ(1話)
厄醒し編(2〜5話)
皆殺し編(6〜13話)
祭囃し編(14〜24話)
【3期】羞晒し編(1話)
賽殺し編(2〜4話)
昼壊し編(5話)
【4期】罰恋し編〜喜〜(1話)
妖戦し編〜努〜(2話)
結縁し編〜愛〜(3話)
夢現し編〜楽〜(4話)
【5期】1話のみ

※上の表は「ひぐらしのなく頃に」シリーズを放送順に並べたものです。 ノーマルな視聴方法が放送順に観るというものです。「無印」と呼ばれる1期『ひぐらしのなく頃に』では、出題編である「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」の全エピソードが順に登場します。1期の後半と2期『ひぐらしのなく頃に解』にて4つの解答編が登場します。 編ごとに主軸のキャラクターが変化したり、前回の謎が明かされぬまま新たな謎が襲いかかってきたりと、1度観ただけではなかなか理解しきることは難しいかもしれません。 とはいえこの順番は原作の発売順通り。原作が持つ驚きや面白さをそのまま楽しむことができます。とくに惨劇が続く出題編のターンでは、その理不尽さや意味が分からないまま繰り返される恐怖も含めて、本作の面白さを存分に味わえます。

『ひぐらしのなく頃に 解』を観る

②「出題編」「解答編」を交互に観る

【出題編】
1期「鬼隠し編(1〜4話)」
【解答編】
1期「罪滅し編(23〜26話)」
【番外編】
2期「サイカイ(1話)」※1
【出題編】
1期「綿流し編(5〜8話)」
【解答編】
1期「目明し編(16〜21話)」
【出題編】
1期「祟殺し編(9〜13話)」
【番外編】
2期「厄醒し編(2〜5話)」※2
【解答編】
2期「皆殺し編(6〜13話)」
1期「暇潰し編(14〜15話)」
2期「祭囃し編(14〜24話)」
アニメ3〜5期※3

※1:「サイカイ」は「雛見沢大災害」から20数年後の世界を描いているため、「鬼隠し編」「罪滅し編」を視聴した後に観るのがおすすめです。 ※2:「厄醒し編」は沙都子を中心とした物語で、「祟殺し編」では回収しきれなかった謎に迫る内容です。そのため「祟殺し編」の後に視聴するのがおすすめです。 ※3:3~5期は番外編のような位置づけのため、最後に鑑賞するのがおすすめです。 出題編→解答編の順番で視聴したい人は上の表の順で観ると良いでしょう。 他のエピソードを観ている間に最初の出題編で何があったのかを忘れてしまう、といったこともこの視聴方法なら防ぐことができます。 ループものの要素がある作品なので、どうしても同じ日付やイベントの繰り返しが発生しがち。記憶が混乱してしまう前に解答編を観ることで、すぐに答え合わせをすることができます。 初見は放送順で観て新鮮な驚きを味わってから、もう1度「出題編」と「解答編」をセットで観ていって理解を深めるというのもおすすめです。

『ひぐらしのなく頃に 礼』を観る

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漫画版「ひぐらしのなく頃に」シリーズを読む順番はアニメと違う?

2006年から順次発売されているコミカライズ版は、原作の出題編・解答編・ファンディスクの内容をすべて抑えています。発行は基本的に原作に倣い出題編・解答編の順番となっており、一部エピソードのカットがあったアニメに比べると、より原作に忠実な内容となっているのが特徴です。 また漫画版にはシリーズの生みの親である竜騎士07が原作を手掛けた外伝や、本編以外のゲームを原作とした漫画も多数発売されています。 アニメ同様、読む順番は2通り。原作準拠の順番で進んでいくか、出題編と解答編をセットで読んでいくか、好みに合わせて選んでみてください。アニメよりさらに原作の情報が多く盛り込まれているので、漫画版ではより「ひぐらし」の世界観に浸ることができるでしょう。

出題編と解答編の間に読むべき外伝が存在する!

外伝の「宵越し編」を読むなら、出題編4話「暇潰し編」と解答編1話「目明し編」の間に読むのがおすすめ。発行元のスクエア・エニックスでも、この順番で読むとより作品の世界が楽しめると案内しています。 もともと「宵越し編」は姉妹誌で同時連載されていた他編の漫画版のネタバレを防ぐために作られたエピソード。本作を読んでから解答編に入っていくと、より一層雛見沢の謎にのめり込めるはずです。

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「ひぐらしのなく頃に」シリーズの順番は難しくない!

ひぐらしのなく頃に解
(C)2006竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通

「ひぐらしのなく頃に」というタイトルがつく作品が多数あるため、初心者にはやや手が出しにくいイメージがあるかもしれません。しかし出題編・解答編の存在や、その順番を予め知っていればそれほど難しくないはず。 何重にも張り巡らされた謎を推理しながら、ぜひ雛見沢の恐怖に立ち向かってみてください。その中で作品が発する深いメッセージにたどり着けるのではないでしょうか。

『ひぐらしのなく頃に 業』を観る