2020年9月7日更新

『ひぐらしのなく頃に』を徹底解説!難解ストーリーの結末は【ネタバレあり】

『ひぐらしのなく頃に』 あらすじネタバレ サムネイル

2000年代の傑作アニメの1つ『ひぐらしのなく頃に』。難解なストーリーや数々の謎は、追うごとに見る者を釘付けにし離しません。広く展開された「ひぐらし」の世界を、原点の物語を中心にネタバレありで紹介していきます。

目次

『ひぐなしのなく頃に』とは?メディアミックスはどうなっているの?

『ひぐらしのなく頃に』は07th expansionによるサウンドノベルゲーム。及びこれを原作としたアニメや漫画、ゲームといった各種作品群を指します。 『ひぐらしのなく頃に』は元々、同人ゲーム作品でした。原作作品群は2002年から2006年までの間、コミックマーケットにて頒布(はんぷ)されています。そのため商業作品の流通ルートには乗っていませんでした。 それにもかかわらず、本作はプレイヤーの口コミによって人気に火が点きます。ネットが定着してきた2000年代当時、掲示板などには多くの投稿が寄せられました。ストーリー内容の重厚さは、同人とは思えないほどのクオリティ。こうして本作は知名度を上げ、一気に脚光を浴びることになりました。 以後、シリーズは幅広いメディアミックス展開が行われていきました。『ひぐらしのなく頃に』は同人業界から注目を浴びた作品なのです。

アニメ化されている「ひぐらし」シリーズ!2020年10月には新作アニメ放送予定

「ひぐらし」シリーズは原作ゲーム作品の時点で、複数の作品に分かれています。2002年からの4年間に発表されたものは、物語のメインとなる「出題編」と「解答編」。その後、ファンディスクとなる「礼」と「奉」が登場しました。 上記の原作作品ほぼ全てをアニメ化しています。2006年には「出題編」と「解答編」の一部を描いた1期が、翌年には残りを描いた2期「解」が放送。その他、2009年以降は「礼」と「奉」の一部を、OVA作品として制作しています。 そんな「ひぐらし」は2020年10月に、リメイクでテレビアニメの放送が決定。スタッフやキャラデザこそ変わりましたが、声優は当時のキャストがそのまま演じます。公開情報を見る限り、今回のアニメは「出題編」から「解答編」がメインでしょう。しかし何クールでどこまでやるのかは2020年9月現在、発表されていません。

「ひぐらし」のおおまかなあらすじを紹介

昭和58年、のどかな山村・雛見沢村。この地に都会から転校生・前原圭一(まえばらけいいち)が引っ越してきます。彼は新しい環境にすぐになじみ、多くの友人と打ち解けていきました。 雛見沢は毎年6月に行われる夏祭り、「綿流し」が有名な村。この「綿流し」には奇妙でおぞましいうわさがささやかれていました。それは毎年「綿流し」の日になると、必ず1人が死んで1人が消えるというもの。偶然にもここ4年連続で発生している一連の事件は、「オヤシロの祟り」と呼ばれていました。 うわさを知った圭一は仲間たちに詳しく聞こうとしますが、彼らはみな口をつぐむばかり。何が正しくて何が嘘なのか、彼は次第に疑心暗鬼に陥ってしまいます。そうしてやってきた昭和58年の「綿流し」、ついに5年目の犠牲者が出てしまいました。 祟りははたして本当なのか、彼を中心に雛見沢の秘密が明らかになっていきます。

主人公が変わる、パラレルワールドになっている

『ひぐらしのなく頃に』は複数の物語で構成されており、それぞれが独立した話です。そして各編ごとに主人公といえるメインキャラが変わります。本作全体の主人公は前原圭一ですが、「暇潰し編」は赤坂衛(あかさかまもる)が主人公の物語です。 スポットが当たるキャラも、物語によって園崎(そのざき)姉妹だったり北条沙都子(ほうじょうさとこ)だったりします。 また本作は同じ時間を何度も繰り返す「タイムリープ」もの。各編が惨劇の結末を迎えると時間が遡(さかのぼ)り、別の世界線として新たな物語が始まります。話は全て昭和58年6月の雛見沢を描いたものです。しかし発生するイベントは世界線ごとに若干異なります。 エピソードごとに分かれている本作ですが、作品を理解する上で効率よく見る順番はあるのでしょうか。それは、アニメ1期から2期と順番通りに見るのが最もおすすめです。「出題編」から「解答編」へと流れていくため、そのまま見るのがベストでしょう。

「雛見沢症候群(ひなみざわしょうこうぐん)」って何?全ての謎の根源

「雛見沢症候群」とはこの地固有の微細な寄生虫によって引き起こされる症状のこと。程度はL1からL5+まで分かれており、治療しなければL3以上の発症で死に至ります。第二次大戦中、その存在を初めて確認した研究者は論文を発表。しかし他の研究者からは酷評され、以来研究はひっそりと続けられてきました。 発症条件は2つあり、1つは精神的に強い不安やストレスを抱えている場合。もう1つは物理的・時間的に雛見沢から離れている場合です。発症レベルが上がるにつれて、感染者は幻覚を見たり、極度の人間不信に陥ります。最終的には喉の強いかゆみに襲われ、かきむしって死ぬケースがほとんどです。 圭一たちが見せる異常な行動は全て、この「雛見沢症候群」によるもの。また「オヤシロ様の祟り」や「鬼隠し」は、この病気をめぐって起きた惨劇でした。全ての謎は「雛見沢症候群」を中心に繋がっているのです。

出題編『ひぐらしのなく頃に』「鬼隠し編」あらすじネタバレ

前原圭一は富竹(とみたけ)ジロウというカメラマンと偶然出会い、ある事件を知ることに。それはこの地はかつてダムの建設工事現場で、悲惨な事件が起きていたというものです。圭一は竜宮(りゅうぐう)レナたちに話を聞きますが、彼女たちはみな知らないと言います。 「綿流し」当日、圭一は富竹から詳しい話を聞きますが、富竹はその後死亡。彼は刑事の大石からこのことを聞かされますが、レナと魅音(みおん)はなぜかそのことを知っていました。彼は2人に詰め寄られますが、2人も自分に対して隠し事をしていたと反撃します。 やがてレナたちから命を狙われていると感じた圭一は、バットを持って自衛することにしました。大石とも相談しながら身を守りますが、ある日の夜レナと魅音が突然彼を襲撃。彼は勢いあまって2人をバットで撲殺し、その場から逃げ出します。 そして公衆電話から大石に連絡しますがその直後、彼はのどをかきむしって死んでしまいました。

出題編『ひぐらしのなく頃に』「綿流し編」あらすじネタバレ

隣町の興宮(おきのみや)で開かれるゲーム大会に参加した圭一たち。彼は景品として人形をもらいますが、自分は要らないとレナに譲ります。帰る途中、ファミレス「エンジェルモート」に入った彼は、そこでバイトする魅音を発見。しかし彼女は魅音ではなく、双子の妹である詩音(しおん)でした。 「綿流し」当日、圭一は富竹と鷹野三四(たかのみよ)、詩音と共に古手神社の祭具殿に侵入。翌日、彼は2人の死を知り、自分と詩音が今年の「鬼隠し」の標的だと確信しました。しかしその後、失踪は詩音だけでなく、古手梨花(ふるでりか)や沙都子にまで及びます。 一連の失踪が園崎家の仕業(しわざ)だと知った圭一は、魅音の元へ向かい謝罪。彼女が秘密の場所へと案内すると、そこには詩音が捕まっていました。2人は救出されましたが、その後「鬼」と化した魅音が現れ、彼を包丁で刺します。 彼は一命を取り留めるも詩音はマンションから転落死、消えた人たちも全員死体で発見されました。

出題編『ひぐらしのなく頃に』「祟殺し(たたりごろし)編」あらすじネタバレ

北条沙都子には悟史という兄がいました。2人は両親を亡くし、叔父夫婦から虐待を受けていましたが、叔母は4年目の祟りで死亡。その後、兄は行方不明となりました。 沙都子は梨花と2人で暮らしていましたが、叔父が再び現れます。彼は彼女を学校にも行かせずに、身の回りの雑用を強いていました。しかし児童相談所は対応に消極的で、沙都子自身も虐待を認めません。 耐えかねた圭一は「綿流し」の日に叔父をバットで撲殺。しかし次の日には死体は消えていました。彼が家に直接乗り込んで確かめに来ると、風呂でのぼせた沙都子を発見。梨花の家に向かいますが、古手神社のさい銭箱の裏にあったのは、梨花の死体でした。 それを見た沙都子は吊り橋まで逃げ出し、圭一を川底へと突き落としました。その後、雛見沢で謎のガス災害が発生し、彼を除く全ての住民が死亡。彼が死ねと願った者は全員この世から去ってしまったのです。

出題編『ひぐらしのなく頃に』「暇潰し編」あらすじネタバレ

ダム建設工事反対運動中、警視庁公安部の刑事赤坂は建設大臣の孫の誘拐事件を極秘で捜査していました。捜査対象は大臣に建設反対の陳情を申し入れた「鬼ヶ淵死守同盟」。彼は大石の協力を取り付け、雛見沢の実態に迫ろうとしていました。 観光客を装って村へと入り込んだ赤坂は、梨花と出会います。彼が村がダムで沈むことを残念がると、彼女は雛見沢は沈まないと断言。そして態度を急変させ、彼に東京に帰れと言い始めます。 翌日、大臣の孫の所持品が発見され、雛見沢の奥へと入った赤坂と大石は孫を無事に保護。彼は身重の妻に連絡しようとしますが、梨花が電話線を切っていました。彼女は妻の死を知らせまいとし、同時に彼に助けを求めたのです。 その後、赤坂は梨花の予言は正しかったと確信していました。彼女が今まで話した話は全て、その通りになっていたのです。そして雛見沢は大災害発生後、依然として封鎖されていました。

解答編『ひぐらしのなく頃に解』「目明し(めあかし)編」あらすじネタバレ

「目明し編」は、「綿流し編」の解答編にあたる物語です。 詩音は魅音の協力のもと、姉になりすましてバイトをしていました。そんな彼女は悟史と出会い、少しずつ彼に惹かれていきます。しかし彼は妹の沙都子をかばい、叔母を殺してしまいました。その後、彼女は彼をかばうために自分が詩音であることを明かし、園崎本家へと呼ばれます。 お魎(りょう)は生爪を3枚はがす拷問に耐えることで、詩音にケジメをつけさせました。しかしその後、悟史が突然消えてしまい、詩音は茫然自失(ぼうぜんじしつ)。悟史の失踪及び「オヤシロ様の祟り」が、園崎家の仕業だと確信した彼女は怒り狂います。 詩音は双子を巧みに演じ分けながら、公由(きみよし)村長や梨花、沙都子を殺害。そして圭一と、詩音に見立てた魅音を殺し、今年の祟りを成立させようとしました。「鬼」と化したのは魅音ではなく詩音であり、一連の犯行は全て彼女によるものだったのです。

解答編『ひぐらしのなく頃に解』「罪滅し(つみほろぼし)編」あらすじネタバレ

「罪滅し編」は「鬼隠し編」の解答編にあたる物語です。 レナは偶然、父親に出来た女の企みを知り、女とその男を殺害。仲間と共に秘密を隠し通しながら日常を過ごすも、精神はいまだ不安定でした。 そんな中、5年目の祟りが発生。彼女は鷹野の「オヤシロ様の祟り」に関する仮説を思い出します。そして彼女は徐々に人間不信に陥り、ついに逃げ出しました。 秘密を隠していたことで、レナに信じてもらえない圭一たち。すると突然、彼は「鬼隠し編」の記憶を思い出します。そして仲間を信じ相談に乗ってあげることが問題を解決に導くと説き始めました。 翌日、分校にレナが現れ圭一たちを人質に立てこもりを始めます。大石たちの協力もあって、彼らは力を合わせてこの事態を突破。最後に屋根へと上った圭一とレナは一騎打ちを始めると、ついにレナが我に返りました。これを見ていた梨花は、事態を解決に導くカギの存在に気付きます。

解答編『ひぐらしのなく頃に解』「厄醒し(やくさまし)編」あらすじネタバレ

「罪滅し編」で圭一は過去を思い出し、レナは正気を取り戻しました。梨花は普段と異なる大人びた口調で、見えない誰かと話しています。しかし彼女は事態の変化を理解しつつも、どこか悲観的でした。 沙都子は梨花を守ろうとしますが、彼女は“いつも通り”に死亡します。そして梨花の死体を見つけた沙都子は犯人に追い詰められ、吊り橋から転落。生きていた彼女が分校へとたどり着くと、中では圭一たちが死んでいました。 沙都子は大災害唯一の生存者となるも、意識不明の廃人状態に。大石が側で一連の事件を一人語りしていると、彼女がわずかに反応を見せました。彼は彼女が反応したものに気付き、急いで病院へと戻ります。しかし戻った頃には、既に彼女は死亡していました。 なお本編は続く「皆殺し編」の布石として位置付けられています。そしてここで語られる内容から、少しずつ作品の全容が明らかになっていくのです。

解答編『ひぐらしのなく頃に解』「皆殺し編」あらすじネタバレ

「皆殺し編」は「祟殺し編」の解答編にあたる物語です。 今回の圭一たちは、これまでの過去を夢として覚えていました。梨花はかつてない好機に期待を寄せます。一方で彼女だけに見える存在・羽入は相変わらず悲観的でした。今回は沙都子の叔父が登場する「袋小路の世界」だったのです。 しかし今回は誰もが仲間を信じ、力を合わせて助け合う世界でした。圭一たちは園崎家までも説得し、児童相談所を動かして沙都子を救出します。 また富竹の死は鷹野と「山狗(やまいぬ)」の仕業だったことが判明。梨花は鷹野黒幕説を聞き、部活メンバーに自分が知る全てを打ち明けました。彼女の話を信じた一同は、彼女を守ることを誓います。 「山狗」が梨花を殺しに来た夜、圭一たちは「山狗」部隊と交戦。しかしプロ相手に仲間は倒れ、鷹野に殺されてしまいます。最後に残された梨花は自分を殺す相手を魂に刻むため、眠らされることなく殺されました。

解答編『ひぐらしのなく頃に解』「祭囃し(まつりばやし)編」あらすじネタバレ

「祭囃し編」は「ひぐらし」全体の解答編にあたる物語です。 「雛見沢症候群」は鷹野三四の育ての祖父が発見したもの。彼女は彼の研究を認めさせる一心で研究を受け継ぎました。しかし研究は秘密組織「東京」に利用されることに。「オヤシロ様の祟り」は研究のために彼女が行った非情な手段がきっかけでした。 やがて研究機関「入江機関」は解体が決定。鷹野はヤケになりますが「東京」の別派閥が声をかけます。梨花の死を利用した「雛見沢大災害」はここから計画されたのです。 昭和58年6月を突破する戦いには、圭一と羽入の存在が不可欠でした。そこに赤坂たち多くの人の協力が加わり、彼らは最後の戦いで「山狗(やまいぬ)」を出し抜きます。部隊は撤退を決め、抵抗する者は鷹野だけとなりました。 鷹野は症状を発症していたため、最後は富竹に保護されることに。こうして梨花たちはついに繰り返される死の運命を乗り越えたのでした。

『ひぐらしのなく頃に礼』「賽殺し(さいころし)編」あらすじネタバレ

100年にわたり繰り返された死の運命に見事打ち勝った梨花。しかし昭和58年8月、彼女は自転車の交通事故で亡くなってしまいます。再びループが起こり、彼女はまたしても別の雛見沢へとやってきてしまうのです。 今回の雛見沢は明らかに今までとは異なるものでした。そもそも「雛見沢症候群(ひなみざわしょうこうぐん)」の存在が認められていないのです。また圭一は児童襲撃事件を起こしていないため、雛見沢に引っ越してきません。その他のメンバーも不和を抱えておらず、良好な精神状態です。 この雛見沢は悲劇を引き起こす前提が全て取り除かれていました。さらにオヤシロ様の生まれ変わりが梨花の母親であるため、彼女は羽入を認知できません。それゆえ彼女は非常にわがままとなっており、沙都子とは犬猿の仲でした。 梨花がもとの世界に戻るためには、自分の母親を殺さなければなりません。彼女はこの平和な世界かこれまでの世界かを選ぶ岐路に立たされます。

『ひぐらしのなく頃に礼』「昼壊し(ひるこわし)編」あらすじネタバレ

ある日、宝探しをしていた圭一とレナ。その帰り道、何かが空から降ってきてレナがその何かを飲み込んでしまいます。彼女はとりあえず無事でしたが、翌日の彼女は何やらいつもと違った様子。 レナにこうしたことが起きていた最中、古手神社では別の騒動が起きていました。神社の神具の1つである「フワラズの勾玉」が、消息不明となってしまっていたのです。そして昨日レナが飲み込んだのは、その勾玉の1つでした。 「フワラズの勾玉」は赤い勾玉と白い勾玉の1組で構成され、不思議な効果をもたらします。赤い勾玉を持つ者は、白い勾玉を持つ者に惹かれ好意を寄せるというのです。レナは赤い勾玉の方を飲み込んでしまいます。 白い勾玉は富竹から鷹野、大石の順番で持ち主を変えて移動していました。レナは暴走を始め、白い勾玉を持った者に猛アプローチをかけていきます。

『ひぐらしのなく頃に礼』「罰恋し(ばつこいし)編」あらすじネタバレ

“ソウルブラザー”とは圭一(K)・監督(イリー)・富竹(トミー)・大石(クラウド)のこと。彼らは萌えの求道者として、魂の兄弟の誓いを立てた者同士でした。ある日、圭一は兄弟に部活でゲームに勝てない悩みを打ち明けます。 罰ゲームの常連となった圭一は、鬱憤(うっぷん)が溜まっていました。すると兄弟たちは、ゲームに勝った時のことを考えればよいと提案。すなわち彼女たちに勝った後、屈辱的な罰ゲームをさせることを考えようと言います。 ここから4人は部活メンバーが辱(はずかし)めを受ける罰ゲームを妄想。数々の妄想は萌えを追求する彼らの欲望がたっぷりと詰まっていました。やがて妄想の対象は部活メンバー以外の女性にまで及ぶように。そこに知恵先生と校長が現れ、4人のイメージングは終了します。 ところかわって女子メンバーは、圭一への罰ゲームを何にしようか考え中。そして彼女たちは、彼に向けて“腐った”妄想をし始めるのでした。

『ひぐらしのなく頃に奉』あらすじネタバレ

ここでは『ひぐらしのなく頃に奉』に収録された1編を原作とした、アニメ5期OVA「拡」を紹介します。 昭和58年初夏、雛見沢は突如として不穏な空気に包まれました。県境には封鎖線が張られ、村には防護服に身を固めた連中が入り込んできます。道には重厚な車両が止まり、上空にはヘリが飛ぶというなんとも物々しい状況です。 原因はこの地で未知のウイルスが発見されたというものでした。パンデミックを防ぐため、村一帯は取り囲まれてしまいます。一瞬にして平穏な生活を脅かされた住人たちは、たちまち疑心暗鬼に。人々の人間不信はピークに達し、ついに怒り狂い暴れ始めます。 人々の暴走はウイルスによるものか、あるいは「オヤシロ様の祟り」なのか。そして連中の目的を暴くため、圭一とレナは武器を持って立ち上がります。しかしウイルスは次第に世界中へと感染拡大していくのでした。

『ひぐらしのなく頃に』は傑作アニメのひとつ!7年ぶりのアニメにも期待!

『ひぐらしのなく頃に』は2000年代アニメの傑作の1つというべき作品です。難解なミステリーからホラー・サスペンス・グロテスクまで、重厚な内容が心をつかみます。加えて1話見終わる度に次が気になってしまう、抜群の引きの上手さ。2020年現在、今見ても全く古臭さを感じさせない作品です。 「ひぐらし」シリーズは「出題編」として最初に悲劇をありありと描きました。続いて「解答編」でどうすれば悲劇を回避できたのかを示します。そして各悲劇を突破するカギは、作品全体の運命を切り開くものでもありました。個別のストーリーと作品全体の謎を紐づけた手法は流石(さすが)です。 同人ゲームから人気を広げた『ひぐらしのなく頃に』。本作はメディアミックスや5期に及ぶアニメ制作を経て、2020年10月に7年ぶりとなる新作アニメが始まります。一新された「ひぐらし」が何を見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。