『ワールドトリガー 』斧の使い手・小南桐絵の強さを考察！太刀川よりも強い？

『ワールドトリガー』に登場するボーダー最強部隊・玉狛第一のエースアタッカーである小南桐絵(こなみきりえ)。女子高生であるにも関わらず古株の彼女は、一体どのくらいの実力なのでしょうか。 そこで本記事では小南の実力を、何かと比較される太刀川慶(たちかわけい)と比べながら解説していきます！

ランクは攻撃手3位に甘んじている小南ですが、それは玉狛仕様のトリガーを使用して以降はランク戦に参加していないためです。 ここで元々は攻撃手1位に君臨していた、彼女のトリガーを紹介します。

破壊力に定評があり、戦闘は短期決戦型の小南。 小南専用トリガー「双月」は、まさに彼女にぴったりの効率度外視の火力重視武器です。普段は名前の通り2本のハチェット型である双月。しかし専用オプショントリガー「接続器(コネクター)」の使用によって、双月は大斧へと変形します。 双月は大振りになるものの、ラービットの装甲を一撃で切り裂く驚異的な破壊力を生み出すことが可能。彼女は双月を使用する前は弧月を二刀流で使っていたと語られています。

火力重視の大斧を振り回す小南ですが、牽制や錯乱、トドメ目的で射手タイプのトリガー「メテオラ」も使用します。 メテオラは炸裂弾です。射出すると直線状に飛ぶものの、着弾後わずかな経過時間の後に爆発します。威力は通常弾に少々劣りますが、広範囲への攻撃が可能です。 彼女の主力はあくまで双月ですが、メテオラも攻撃の合間の隙をなくす手段として頻繁に登場します。

上記したように、彼女のランクは玉狛仕様のトリガーを使用する前のポイントをもとにしています。そのためアタッカー3位というランクに彼女の現在の強さは反映されていません。 彼女は中学時代はランク戦に参加せず、中学卒業間近からポイントを加算するようになりました。当時の太刀川は迅悠一(じんゆういち)がS級に昇格し、やる気を失っていたため、その間に風間ら他の隊員と切磋琢磨した彼女は攻撃手1位まで上り詰めたのです。 しかし高校1年生となり、小南はトリガーの変更でランク戦には参加しなくなりました。現時点での彼女のポイントは、中学卒業間近から高校1年生の途中で獲得したもののみです。つまり小南は過去に貯めたポイントのみで、未だ3位の座に君臨しています。 そのため特別使用のトリガーをしている現在の強さは、より高順位だと考えて間違いないでしょう。

小南のポイントが現在の強さを反映できていないとなると、攻撃手(アタッカー)1位・太刀川と小南のどちらが強いのかが気になりますよね。そこでここからは小南と太刀川の強さを考察していきます。 結論から言うと、2人の間に明確な実力差はないと思われます。小南が太刀川を抜いた頃、彼は迅昇格の影響でやる気を著しく失っていました。そのためこの事実が小南の方が強い証拠にはなり得ません。双方の実力はボーダーのお墨付きで、後輩との対決も同じような戦績を残しています。 しかしあくまで小南は短期決戦型で太刀川はバランス型。そのため単純な攻撃力であれば、小南に分があるかもしれません。

『ワールドトリガー』では戦闘時、キャラクターの肉体が仮の肉体であるトリオン体に換装します。通常時は茶色いロングヘアーと、鳥の羽のようなアホ毛が特徴的な小南。しかしトリオン体になると、ボブカットになりアホ毛も2筋に増えます。 髪型が変わる理由は「昔の髪型を登録しているから」です。ロングヘアーの彼女も人気ですが、ボブの彼女も「可愛い」と大変な人気を誇っています！

アニメ『ワールドトリガー』にて小南桐絵を演じるのは、アイムエンタープライズ所属の人気声優、釘宮理恵です。 女性役だけでなく少年役も演じる、演技幅の広さが特徴の釘宮。特に少女役を演じる彼女の声には独特の依存性があると言われており、ファンの異常な支持言動は「釘宮病」と言われるほどでした。 数々の賞も受賞している釘宮ですが、代表的な役には『ハヤテのごとく!』の三千院ナギ役や、『銀魂』の神楽(かぐら)役などが挙げられます。

強く優秀なアタッカーでありながら、コロッと騙され何でも鵜呑みにする天然さもあわせ持つ小南桐絵。今回はそんな彼女の強さを徹底考察してきました。 2021年10月には、アニメの3シーズン目もスタートする『ワールドトリガー』。今後の小南はどのような活躍を見せてくれるのか、原作はもちろんアニメも要チェックです！