2021年10月29日更新

【マーベル】ウォッチャーを解説!『What If…?』で登場した謎の存在を追う

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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のアニメーションシリーズとして、Disney+ (ディズニープラス) で配信されている『ホワット・イフ…?』。本シリーズではマーベルの世界でのさまざまな「ありえた物語」が描かれ、人気と注目を集めています。 本シリーズの中でも、謎に包まれたキャラクターとして描かれているのがウォッチャー。そこで今回は『ホワット・イフ…?』に登場したウォッチャーの能力や強さを解説しながら正体を追っていきます。

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ウォッチャーとは?ユニバースの観察者を解説!

ウォッチャーは「Watcher=観察者」の名の通り、さまざまなマーベルのユニバースを観察する案内人としてこの作品に登場しました。実はコミックでは「ウォッチャー」は1人ではなく、1つの宇宙種族を指しています。 原則的に他民族に干渉しないという掟を持つ彼らは、ただそれぞれの惑星の情報を観察・記録しているのです。

地球人に干渉した掟破りのウォッチャー?その名はウアトゥ

『ホワット・イフ…?』に登場したのは、先述のとおり「ウォッチャー」という種族の1人で、ウアトゥという名前を有しています。数十億年にわたって地球を観察してきた彼は、さまざまな地球崩壊の危機を目撃しながらも、ウォッチャーの掟のために黙って見ているしかありませんでした。 しかしシリーズ終盤であるキャラクターが彼の存在に気づいたことで、地球に干渉せざるを得なくなります。

ウォッチャーの能力と強さは?

ウォッチャーの能力

ウォッチャーは全知全能の神のような存在で、いくつもの次元(マルチバース)を見ることができます。 『ホワット・イフ…?』では、これまでのMCUで描かれた物語をベースに、もしもヒーローたちがあのとき別の選択をしていたら変わっていた運命を視聴者に見せる案内人の役割を担いました。 数十億年前から存在し高度な技術を持つ彼らは、宇宙の後進種族に自分たちの技術を伝えようとしていましたが、その技術や知識が戦争などに使われるようになり、他民族に干渉しないことにしたのです。

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ウォッチャーの作中での強さ

『ホワット・イフ…?』でのウォッチャーは、ヴィブラニウムの体とすべてのインフィニティ・ストーンを手に入れ、完全体となったウルトロンに勝つことができませんでした。しかし彼がさまざまなユニバースから招集して結成された「ガーディアンズ・オブ・マルチバース」は、これに勝利しています。 このことから、ウォッチャーはそれほど強くないということがわかります。 ウォッチャーは映画『エターナルズ』に登場すると言われているセレスティアルズと同じ「コズミック・ビーイング」と呼ばれる強大な力を持つ種族の1つですが、あまり戦闘は得意ではないようです。

ウォッチャーはマーベル作品の中でも重要な存在に?今後の登場に期待

『エターナルズ』(2021年)ポスター
©︎ DISNEY/All Star Picture Library/Zeta Image

MCUにおいてのマルチバースの可能性を大きく広げた『ホワット・イフ…?』。そこにはウォッチャーの存在が不可欠でした。 今後製作が予定されているシーズン2にもウォッチャーは登場すると予想されますが、フェーズ4以降のMCU映画作品でも重要な役割を担うのではないかとも言われています。 今後のMCUでは、彼の動向にも注目したいですね!