マーベル新ドラマ『ロキ』は時空を超える物語に?気になるあらすじ・キャストを徹底解説!
ドラマ『ロキ』のあらすじ・キャストを解説!配信開始はいつから?
※配信開始日は6月9日に変更されました。
主人公 | ロキ |
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配信開始日 | 6月9日〜 |
配信曜日 | 毎週水曜日16時〜 |
話数 | 全6話を予定 |
6月から配信開始されるドラマ『ロキ』は、MCUのフェーズ4に位置するオリジナルドラマです。 MCUはフェーズ3まで映画のみで展開してきましたが、フェーズ4から始まったドラマシリーズとしては『ワンダヴィジョン』と『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』に次ぐ3作目となります。 主人公のロキは、MCUでは映画『マイティ・ソー』(2011年)にソーの義弟として初登場しました。『マイティ・ソー』と、その後の『アベンジャーズ』(2012年)ではメイン・ヴィランとして描かれています。 原作ではタイムリー・コミックスの『Venus #6』(1949年8月)で初登場し、その後さまざまなマーベル作品やミニシリーズ『ロキ』(2004年7〜10月)などに登場。長きにわたって、原作ファンにも愛されてきました。 この記事では、ドラマ『ロキ』のあらすじやキャスト、そして配信サービスについても解説していきます!なおMCUフェーズ3までのネタバレを一部含みますので、未鑑賞の場合は注意してください。
あれ?ロキって死んだはずじゃ?MCUにおける時系列を確認しておこう
「あれ?ロキって死んだはずじゃなかった?」と思った人もいるかもしれません。たしかにロキは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)で死んでいます。 しかしその後『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)で、トニー・スタークらがタイムトラベルした過去に“2012年に起きたニューヨークの戦い後のロキ”として登場し、四次元キューブ(テッセラクト)を奪って逃走する姿が描かれました。 ドラマ『ロキ』では、時系列でいうと「エンドゲーム」で四次元キューブを奪った後のロキが描かれます。そのため本作の彼は、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2014年)などの出来事や自分の死を経験していないのです。 少しややこしいですが、「インフィニティ・ウォー」で死んだロキとは異なる世界線のロキだと考えてくださいね。
ドラマ『ロキ』のあらすじ 分裂しまくったMCUの時間軸を修正せよ!
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で四次元キューブを盗んだロキは、その直後、マルチバースを監視してタイムラインを守る組織「タイム・バリアンス・オーソリティ(TVA)」に捕らえられていました。 TVA職員のメビウス・M・メビウスは、四次元キューブを使って現実を変えてしまったロキに、元に戻すように依頼。MCU世界の時間軸は無数に分裂してしまい、収拾がつかなくなってしまっているのです。この依頼を受け、ロキはさまざまな次元を飛び回って事態の収束にあたります。 予告編動画で公開されているあらすじは以上ですが、マーベル公式のコンセプトアート集『Marvel’s Loki:The Art of the Series』の説明によると、ロキは“現実からの削除、もしくはさらに大きな脅威の逮捕に協力する”という究極の2択を迫られた結果、TVAに協力することを選んだ模様。 MCUのタイムラインはどうなってしまうのか、そして恐ろしい脅威に立ち向かうことになったロキの運命は……?
今後のMCUシリーズとの関係
ドラマ『ワンダヴィジョン』からフェーズ4に突入しているMCU。フェーズ3までの作品では「インフィニティ・ストーン」がキーワードになっていましたが、今後のシリーズにおいては、「マルチバース」がキーワードになると考えられています。 そんな中、ドラマ『ロキ』にはマルチバースを管理する組織「TVA」が登場。「TVA」は、原作では1986年に初登場したお馴染みの組織ですが、MCUに登場するのは本作が初めてです。 つまりマルチバースに大きく関わるドラマ『ロキ』は、今後にとって重要な意味のあるドラマになるのではないでしょうか?マーベルシリーズを追う上では見逃せない作品になりそうです。
ロキがやらかしてきた数々の裏切りをおさらい!それでも憎めない……
人の心を巧みに操る能力とミステリアスなカリスマ性を持つロキは、映画『マイティ・ソー』で自分の出自を知ったことにより、地球征服やアスガルドの王座を狙うように。ソーたちを騙して王座に就き、ソーを殺そうとします。 続く『アベンジャーズ』では、「アベンジャーズ」結成のきっかけとなるヴィランの1人として登場。チタウリのリーダーであるジ・アザーと手を組んで地球へ侵入し、四次元キューブを盗もうとしました。 さらに『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』では、ソーと手を組むと見せかけて死んだふりをして騙すなど、悪戯や裏切りばかり。お得意の幻術で他人に化けて騙すこともしばしば。 しかしマイティ・ソーシリーズは、もはや壮大な兄弟喧嘩のように捉えられるなど、ロキには可愛らしい部分があるのです。マーベルのファンからは、ヴィランでありながらどこか憎めないキャラとして愛されています。
【考察】ドラマ『ロキ』の展開はどうなる?
自分が改変してしまった現実をもとに戻すために翻弄することになるロキ。予告動画では、アベンジャーズ・タワーが破壊されたニューヨークや惑星サカールなど、過去にMCU作品の舞台となった場所の異次元に行っているように見えます。 また予告動画では、TVA職員のメビウスに向かって「甘いな。私を操れると思うとは」と発言していることから、「裏切り王子」のロキはTVAに黙って従うつもりはない模様です。 常に相手を裏切ってピンチを乗り越えてきたロキ。本作でも、そんなロキの姿を見ることができそうですね。 さらに米IMDbのインタビューで、製作陣がドラマ『ロキ』について「(一部略)興味をそそる風変わりな作品。私たちは“犯罪スリラー”と呼んでいます。そうは思われないかもしれないですが。」と語っています。 これまでマーベルは『ワンダヴィジョン』や『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』でも、フェーズ4の導入を描きつつ、1本のドラマとしても楽しめる要素を盛り込んできました。本作でも、そういったストーリー性が期待できそうです。
「愛すべきヴィラン」ロキを演じるのは、もちろんトム・ヒドルストン!
ロキを演じるのはもちろん、これまでのMCUで彼を演じてきたイギリス出身の俳優「トムヒ」ことトム・ヒドルストンです。 映画『マイティ・ソー』でロキとしてMCUシリーズに初登場するとすぐに注目を集め、知名度を獲得。その後、『アベンジャーズ』や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』など、ロキが登場する映画すべてで彼を演じてきました。 マーベル作品以外では、映画『ミッドナイト・イン・パリ』(2012年)での小説家F・スコット・フィッツジェラルド役や、『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017年)での主演、製作総指揮も務めたドラマ『ナイト・マネジャー』での主演などで知られています。
ドラマ『ロキ』はディズニープラスで6月9日配信開始!
ドラマ『ロキ』は、ディズニープラスで6月9日から配信開始予定です。1話約1時間の全6話構成で、新エピソードは毎週水曜日16時に日米同時配信されます。 当初は2021年5月配信開始とされていましたが、同年6月11日配信開始との変更が発表されたのち、改めて初回配信開始を同年6月9日16時に前倒しすることが発表されました。 ドラマ『ロキ』はディズニープラス独占配信作品なので、2021年5月時点では劇場やほかの動画配信サービスで配信する予定はなく、ディズニープラス以外では見ることができません。 ディズニープラスは、本作のほかにもマーベル映画を視聴できるうえ、はじめての登録なら初月無料で利用できます。この機会に登録してみてはいかがでしょうか。
新ドラマ『ロキ』でまたまたロキが大暴れ!?配信開始が待ち遠しい!
ドラマ『ロキ』は、憎めないヴィランであるロキがマルチバースを飛び回りながら、分裂したタイムラインやTVA、「大きな脅威」などと戦う犯罪スリラーになるようです。 『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後、ロキはいったいどのような事態に巻き込まれていたのでしょうか?本作でも裏切りあり、バトルありのロキの大暴れが楽しめそうですね。 ちなみに一部では、すでにシーズン2の製作が決定しているとの報道もあります。 MCU初登場となる組織・TVAや、今後MCUシリーズのテーマとなる「マルチバース」にも注目しつつ、ロキの活躍に期待しましょう!