2024年3月7日更新

ドラマ「悪女(わる)」最終回ネタバレ・全話あらすじ!まりりんの結末や原作漫画も解説

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漫画『悪女(わる)』は深見じゅんが1990年代に『BE・LOVE』で連載していた落ちこぼれOLのサクセスラブストーリー。1992年にはドラマ化もされた本作が、2022年4月に30年の時を経て再ドラマ化!。 好きな人のために商社というダンジョンをさながら冒険者のように切り拓いていくヒロイン・麻理鈴(まりりん)を待つ結末とは? 本記事ではドラマ「悪女(わる)」のあらすじやキャスト、原作漫画の最終回ネタバレなどを紹介します。

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原作漫画『悪女(わる)』のあらすじ

田中麻理鈴(たなかまりりん)は一流商社に3流のコネで入社した落ちこぼれOL。ある日彼女は会社のロビーで落としたコンパクトを拾ってくれた男性に一目惚れしてしまいます。 麻理鈴が彼について知っているのは、秘書課で調べた写真の裏にあった「T.O」というイニシャルだけ。本名はおろか所属部署すらわからない彼にお近づきになるため、麻理鈴は自身も社内でのし上がってデキる女になることを決意するのでした。 偶然にも麻理鈴の部署には、社内で最も出世した女性先輩社員・峰岸雪(みねぎしゆき)がいたのです。先輩から出世の極意を指南してもらいながら、麻理鈴は好きな人にふさわしいエリートを目指し奮闘していきます。

1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

麻理鈴(今田美桜)は超ポジティブですが、どこかポンコツな新社会人。大手IT企業「オウミ」に就職したものの、配属されたのは備品管理課という部署でした。ここはお荷物社員の集まる、いわゆる姥捨て山。 先輩社員・峰岸(江口のりこ)に「あなたは何も期待されていない」と言われたものの、麻理鈴は仕事へのやる気に満ち溢れていました。 麻理鈴は峰岸から「ビルの清掃スタッフの顔と名前を覚えなさい」との指示を受け、山瀬(高橋文哉)などの清掃スタッフと顔見知りになります。一方営業部の美加(志田未来)は、コロナ年入社組と呼ばれ会社に馴染めずにいました。 そんな時、美加は家具会社社長・徳田(平泉成)との契約に向けて準備をするも、契約直前になって徳田は契約をしないと連絡してきたのです。 麻理鈴は美加の契約を応援していました。しかしすぐに諦めようとする美加を見て、「理由は何なんですか?徳田家具の方に、ちゃんと会って理由を聞いたほうがいいです!」と詰め寄ります。 美加は「備品管理課が偉そうに契約のことに口出さないで!」と声を荒げ、麻理鈴の顔に水をかけてしまったのです。それでも麻理鈴は、自分を「水も滴るいい女」と笑顔。その様子を見ていた峰岸は、「バカになれば案外、何でもできるかも」と美加にアドバイスしました。

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ネタバレ

麻理鈴は山瀬から、徳田社長は釣り好きで、休みの日は家の近くの桟橋で釣りをしているという情報を入手します。こうして麻理鈴と美加は広島に出向き、釣りをしていた徳田社長に奇跡のルアーをプレゼントしました。このルアーにはオウミのロゴが入っていて、美加は徳田に徳田家具の素晴らしさを伝えます。 3年目にして、生まれて初めての営業をしたのです。しかし徳田はネットサービスでの販売に抵抗。すると麻理鈴は、「だったらやめたほうがいいかもしれません」と言い出したのです。 これには徳田も怒り出しますが、麻理鈴は「見たことない世界、見たくないですか?」と言い、なんと突然海に飛び込みました。徳田は大笑いし、見事契約締結。美加は結果を出したものの、単独行動については注意されてしまいます。それでも美加は、初めて仕事にやりがいを感じました。 夜居酒屋で、麻理鈴は峰岸に過去について話します。1ヶ月前の研修でどん底だった麻理鈴は、スカイダイビングに挑戦しました。怖がっていると、インストラクターの男性(向井理)が「見たことない景色、見たくない?」と手を差し伸べてくれたのです。 そして飛び出すと、男性はT.Oと書かれたハンカチで涙を拭いてくれました。このT.Oはオウミの社員で、これを聞いた峰岸は「出世したくない?出世したら何でも好きなことができる、出世するには悪女(わる)になることも必要よ」と言い出します。 麻理鈴も乗り気で、峰岸は専務に「面白い子を見つけたんです」と連絡。こうして麻理鈴は人事部に異動となったのでした。

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2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

麻理鈴(今田美桜)は出世をしたら憧れのT.O(向井理)に会えると峰岸(江口のりこ)に言われ、人事部に異動となります。 人事部には男性に負けじと働いているキャリアウーマン夏目(石田ひかり)という課長がおり、夏目は部内で「女王蜂」と呼ばれていました。そして女性社員に厳しく当たる女王蜂症候群に陥っているとの噂でした。 そんな時麻理鈴は、リーダー研修の参加者リストにあった三瓶という名前が、部外秘のリストラ候補者リストの中にもあることに気付いたのです。 麻理鈴は朝早く出社し、T.Oさん探しをするもなかなか見つかりません。翌日麻理鈴は「小野忠」、イニシャルT.Oの人物がリーダー研修に追加となりようやく再会できると喜びます。しかし小野忠(鈴木伸之)は別人で、ショックを受けました。 その後麻理鈴は夏目に峰岸が1番の仲良しの先輩だと告げると、そこから夏目の態度は急変。リストラ候補者のリストがなくなったと騒ぎを起こし、麻理鈴がなくしたのではと疑いをかけられてしまったのです。

ネタバレ

麻理鈴が必死にリストを探し回っていると、社内でそのことが噂になり麻理鈴が現れた部署にリストラ候補者がいるという事態になってしまいます。すると三瓶(渡辺江里子)は自分がリストラ候補に入っているのではと思い、ショックで倒れてしまいました。 麻理鈴は三瓶を心配しながらリストを探していると、人事部の社員たちは「夏目さんが隠したのでは……」と疑い始めます。夏目の悪口が飛び交いますが、麻理鈴は「夏目さんのこと100%信じてるんで!」とリストを探し続けました。 それを見た夏目は、リストを自分が隠したことを麻理鈴に謝罪。夏目は涙を流し、自分の行いを反省したのでした。 そんな時三瓶が姿を消してしまい、麻理鈴と夏目は屋上にいる三瓶を発見。夏目は三瓶に、三瓶が女性社員たちからの信頼が厚いことを伝えリストラ候補者に名前を入れたことが間違っていたと謝罪します。 夜、夏目は峰岸のいるバーへ。夏目は峰岸があるスキャンダルで出世の道から外れ、備品管理課でくすぶっていることに怒り、距離を置いていたと明かします。しかし峰岸は会社を変えるため、ある企みがあることを夏目に伝えました。 一方麻理鈴は、T.OではなくイニシャルがO.Tではないかと気付きます。社内名簿を検索すると、O.Tは1人だけ。海外事業部の田村しかいないことを知ったのでした。

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3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

T.Oさん(向井理)の正体が海外事業部の田村であることが分かった麻理鈴(今田美桜)は、今の自分を変えようとやる気を出します。麻理鈴はマーケティング部に異動となり、リサーチチームに配属となりました。 そこには梨田(石橋静河)という上司がいて、梨田は老後の安定のためにかなり倹約している女性。しかもリサーチチームは誰にでもできる仕事だからと、「おマケ」の愛称で呼ばれていました。 その頃小野(鈴木伸之)は、スッポンスープを大量にもらい処理に困ります。小野はおマケにスッポンスープを持ってきて、会社のECサイトの「今週のピックアップに入れて欲しい」と頼みました。梨田は企画開発部ともめると定時に帰れなくなると、すぐに依頼を受け入れます。 昼休み、麻理鈴は峰岸(江口のりこ)に「仕事で正しい評価を受けられない理由は、アピールの方法が間違っているか、本当に能力がないのかのどちらか」というアドバイスをもらいました。 しかし麻理鈴はスッポンスープを、競合であるふかひれスープの隣に掲載してしまいます。それを見た小野は激怒し、スッポンの売上も低迷。麻理鈴は小野に謝罪しますが、小野は「おマケはなくなるって噂だぞ!」と告げてしまいます。

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ネタバレ

落ち込む麻理鈴は、仕方なく余ったスッポンスープを持ち帰ることに。その時峰岸と鉢合わせし、麻理鈴の家でスッポンスープを食べました。麻理鈴はスッポンのおいしさに感動し、なぜおいしいのに売れないのかと疑問を持ちます。 こうして麻理鈴は、「田中、スッポンになります!」と宣言し動き出します。 麻理鈴は梨田を捕まえて、一緒にスッポン料理を食べます。梨田もスッポンのおいしさを知りますが、「クリエイティブなことはしない」と宣言。過去に梨田は頑張って作成したリサーチの資料を、上司に捨てられた経験があったのです。それでも麻理鈴は梨田を巻き込んで、ある準備を開始。 会社の大きな会議の外で「高級スープ試飲会」を始めました。3つのスープを用意し、どれがおいしかったかを社員たちにアンケート。すると「スッポンと知っていたら飲まなかったかも」という回答があり、スッポンが実はおいしいと気付いた人がたくさんいたのです。 麻理鈴と梨田はこの結果を資料にまとめ、小野に提出。スッポンであることを隠した「冒険スープ」としての販売を提案しました。結果スッポンスープは完売し、小野は自分の手柄にしようとします。ですが上司に「おマケのおかげで成功した」ことを正直に話したのでした。 こうしておマケは存続することになり、梨田もネイルをするなど今を楽しむようになります。そして麻理鈴は胸を張って、海外事業部の田村の元へ。 しかし田村は今日海外に戻ってしまうと言われ、その頃田村は峰岸と空港で会っていたのでした。

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4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

麻理鈴(今田美桜)は125周年プロジェクトに参加することとなり、出世の登竜門と知りやる気を出します。プロジェクトのリーダーは小野(鈴木伸之)。小野の同期であるエンジニアの川端(近藤春菜)が発案した、ゲームと買い物を一体化するという企画が進んでいます。 そして伝説のゲームデザイナー・鬼丸(冨永愛)とのコラボを目指しており、ついにチームは鬼丸に交渉できることになったのです。 鬼丸は性別や年齢すらも不明。いざ会いに行くと、鬼丸は女性。小野は「女性だとは驚きました。しかもこんな美しい方だとは」と言い、鬼丸は企画に前向きな姿勢を見せてくれました。 その後打ち上げをした麻理鈴は、今回の件は川端の発案なのに小野がリーダーであることに不満を持ちます。すると川端は、「リーダーは男のほうがいい。そのほうが丸く収まる」と告げました。 後日、小野はゲームのアバターが「せめて男か女か選べるようにしないと、年齢も」と言い出し、結局当初の企画から大幅に内容を変更することになります。これを聞いた鬼丸は企画を降りてしまい、小野は高級な食事で鬼丸の機嫌を取ろうとしました。 しかし鬼丸は小野に対し、「あなたの感覚は古すぎる。私フェミニストなんですよ」と、小野の女性軽視を指摘し企画から正式に降りてしまったのです。 そしてこれまで我慢してきた川端も、「人気のゲームは男が作ってて当たり前って思ってる?あなたも女を下に見てる。男の俺は上だと思ってる」と不満を小野にぶつけ、プロジェクトから抜けてしまったのでした。

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ネタバレ

麻理鈴は困って峰岸(江口のりこ)に助けを求めたものの、峰岸は高層階に異動していて話を聞いてくれません。悩む麻理鈴は山瀬(高橋文哉)の行動からヒントを得て、川端はどうしてもプロジェクトに必要だと認識。麻理鈴は小野に「川端さんに謝りにいきましょう!」と、手押し相撲勝負を挑みます。 しかし一瞬で麻理鈴は小野に負けてしまい、そこから手押し相撲の特訓に励みました。その後小野は、峰岸からもう男、女だという世界は古いこと、「気遣いはタダよ」というアドバイスをもらいます。 翌日小野は、自らコップの片付けを始めます。それを見た女性社員たちは「感動です!」と小野を褒めました。そして麻理鈴は小野と再度手押し相撲をするも、また負けてしまいます。 しかし小野は「一晩でこんなに強くなったのか」と感激し、川端の元へ。謝罪をし、これからは川端がリーダーとなってプロジェクトを進めることになったのです。鬼丸も納得のいくプロジェクト内容になったことで、無事に復帰。こうしてプレゼン前日、麻理鈴は遅刻しないように寝袋で会社に泊まりました。 朝、誰もいない会社を楽しんでいると、そこに田村(向井理)の姿が……。田村は麻理鈴のことを覚えていて、「いい顔になっている、また空を飛びたくなったら言って」と笑顔で去っていきました。 こうしてプレゼンは無事終了し、峰岸もようやく麻理鈴と飲みに。峰岸は「たまには遠くから見守る」とあえて麻理鈴を見守っていたのです。その後麻理鈴は、女性だけにぶつかって歩くぶつかりおじさんに遭遇。小野がその男を捕まえて揉み合っていると、麻理鈴は階段から転落してしまったのです。 麻理鈴は大した怪我ではありませんでしたが、ずっと眠っていました。夢で田村に「あなたが好きです」と抱きついていたのですが、現実では付き添っていた小野に抱きつき、小野も麻理鈴を抱きしめていたのでした。

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5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

麻理鈴(今田美桜)は病院で、小野(鈴木伸之)を田村(向井理)と間違えて抱きついてしまいます。しかし目を覚ました麻理鈴は、なかったことにしようと小野と約束。しかも小野に田村のことが好きだとバレてしまったのです。その後麻理鈴は、営業部に異動となりました。 課長の三島(山口智充)は夜8時以降の残業禁止、また課内恋愛の禁止を徹底していて、そのうち社内恋愛禁止を会社に提案すると言います。麻理鈴はこのことを峰岸(江口のりこ)に話すと、峰岸は「社内恋愛は身を滅ぼす」と麻理鈴に伝えたのでした。 三島はバレンタイン特集で、人気店「アンジェ・ショコラ」を通販で販売したいと交渉。しかし温度管理ができないと断られていました。そして、原産国からのチョコレートの輸入ができなくなるトラブルも発生。課のLINEは早朝からそのことでやりとりをしていて、麻理鈴は驚きます。 その後小野から声をかけられた麻理鈴は、田村が触れたオシャレなダブルクリップをもらうことに。その様子を、山瀬(高橋文哉)はじっと見つめていたのでした。 翌日、アンジェ・ショコラに行った麻理鈴はチョコのおいしさを熱弁。その熱意に感動し、アンジェ・ショコラはバレンタイン特集に参加することになります。しかし麻理鈴は、田村のダブルクリップをどこかに落としてしまいました。 さらに課内の先輩2人がこっそり交際していることも分かり、麻理鈴はクリップを落としたショックで落ち込みます。クリスマスなのに課のLINEがひっきりなしに届き呆れていると、なんと峰岸と田村が一緒に歩いているところを目撃してしまったのでした。

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ネタバレ

麻理鈴は峰岸を問い詰めますが、峰岸は「職場に恋愛持ち込むというこういう面倒がついてくる。社内恋愛大嫌い」と去っていきました。仕事でもバレンタイン特集に出す店がそれぞれ「うちだけ大きく表示してほしい」などと言ってきたため、三島と麻理鈴は対応に追われます。 そんな中、麻理鈴は小野から田村の情報を入手。麻理鈴は峰岸と田村が付き合っているかもしれないと相談すると、小野は「ない」と断言。峰岸は4年前、あるスキャンダルで左遷されていました。峰岸は企画開発部のエースで、上司は三島。峰岸を妬んだ誰かが、峰岸が不倫をしていると流したのです。 すると突然三島が倒れてしまい、麻理鈴は三島の元妻・杏子(須藤理彩)を呼びます。三島は仕事人間で、仕事を休むことが怖いと言いました。杏子は麻理鈴に、「仕事以外も充実させてね」とアドバイス。 こうして麻理鈴はオフィスラブが減らない理由を熱弁し、麻理鈴は三島に「バレンタイン問題を解決できたらしっかり休んで下さい」と伝えたのです。 無事バレンタイン企画は成功し、三島は料理教室にハマり定時で帰ります。三島は課内恋愛をOKにし、夜8時以降のリモート会議・電話・メールも禁止になりました。そして麻理鈴は、峰岸を尾行。 峰岸はホテルの部屋に麻理鈴を連れていき、「時々こういうとこで休息するの、極上の恋人と」と打ち明けます。田村とは表沙汰にしたくない計画があり、隠していたと峰岸は麻理鈴に伝えました。田村は再び海外に行き、帰ってきたら3人で会おうと峰岸は約束してくれたのです。 そして峰岸の元には、人事部課長・夏目(石田ひかり)が現れました。2人は将来の不安などを口にし、麻理鈴はあの2人でも不安なことがあるんだと痛感したのです。

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6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

麻理鈴(今田美桜)は入社2年目となり、山瀬(高橋文哉)が後輩として営業四課に配属されました。山瀬はオウミの良いところも悪いところも知りたいと、内定をもらってからあえて清掃のバイトをしていたとのこと。そして麻理鈴への思いを募らせていました。 麻理鈴は先輩として、スポーツウエアブランドの老舗メーカー「エディット」から出店料を回収するという仕事を任されます。 しかしエディットの国安(升毅)は一筋縄で行かず、麻理鈴は小野(鈴木伸之)に相談。すると小野はキャンペーンの後押しくらいならしてやると言い、麻理鈴は小野と山瀬、新入社員の板倉(石井杏奈)と企画を考えることに。 ですが板倉は3年で退職してキャリアアップしたいと言い、山瀬も起業したいと言います。小野は2人に「焦るな」と企画の提案を止めますが、早く結果を出したい2人は小野への不満が溜まっていったのでした。 そんな中峰岸(江口のりこ)に呼び出された麻理鈴は、ついに田村(向井理)と食事をすることになります。峰岸と田村は3年で女性管理職を5割にするという計画を練っていました。麻理鈴はその計画を「JK5」と名づけます。 一方山瀬は小野に麻理鈴が好きだということがバレ、山瀬は麻理鈴は小野のことが好きだと勘違いしていました。しかし小野は、「あいつが好きなのはルーキーでいきなりMVPを取るやつ」と伝えたのです。

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ネタバレ

翌日小野は腰を痛め、国安との打ち合わせをリスケしてほしいと言います。すると板倉と山瀬は勝手に国安に会い、企画を提案しました。すると国安は怒り出し、小野にクレームをつけます。小野は管理不足だと麻理鈴に指摘し、麻理鈴は自分が先輩になりきれていないことに落ち込んでしまったのでした。 山瀬は反省し、峰岸から「先輩とは先に入って来た仲間。後輩とは後から入って来た仲間」と教えられます。峰岸はこの言葉を以前麻理鈴にも伝えていたのですが、麻理鈴は「何でそんな当たり前のこと」と分かり切っていたのでした。 落ち込む麻理鈴は田村に励まされ、変身動画をヒントにエディットのダイバーシティ広告を作ります。その頃小野は国安に会い、「多様性」を提案。小野は国安の人柄を分析し、国安が自分で考えたように話をつけうまく企画を提案していたのでした。 板倉はこれを知り、自分勝手に行動したことを反省し涙。麻理鈴は「失敗するためにオウミに入ったんじゃないんですか?」と会社には仲間がいることを伝えます。こうしてエディットの在庫は売れ、国安も大満足。 小野と山瀬はジム仲間になり、山瀬は麻理鈴の好きな人が田村であることを突き止めます。そして山瀬は、JK5の計画を小野に伝えたのでした。 その頃、オウミの社長が自宅で倒れたと連絡が……。それを聞いた峰岸は「動くなら今しかない」と動き出したのです。

7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

オウミの社長が倒れ、専務の島田(小木茂光)と社長Jr.・伝弥(野間口徹)の間で次期社長争いが始まります。そんな時麻理鈴(今田美桜)は、伝弥主導の「未来プロジェクト」に応募。それを聞いた小野(鈴木伸之)は、巻き込まれて自分が伝弥派だと思われたら困ると焦ります。 そして麻理鈴はプロジェクトで、島田派の如月(味方良介)のスパイとして送り込まれた根津(北乃きい)に出会いました。根津は表向きは伝弥が好きということにし、裏で伝弥のセクハラ証拠を掴もうとしていたのです。 麻理鈴は伝弥の誕生日に、BBQパーティーを企画することに。それを知った峰岸(江口のりこ)はこのことを島田に伝え、島田はあえて同じ時間にパーティーを開きました。伝弥のパーティーには麻理鈴と根津、少し顔を出した小野しか来ず、伝弥は落ち込みます。 すると根津が祖母の介護をしていたこと、自分もこれから父の介護をすることから、「介護ビジネス」を未来プロジェクトで扱うことを決めました。

ネタバレ

その頃峰岸は島田から、「JK5」作戦を白紙に戻すと言われてしまいます。峰岸は田村(向井理)と共にBプランを決行。それは伝弥を社長にするという作戦でした。さらにあえて島田が女性管理職5割にする方針を立てていると噂を流し、島田は不信感を買うようになってしまったのです。 そして根津は如月のスパイを辞め、前向きな伝弥をサポートするように。ネットニュースにもオウミの介護プロジェクトが取り上げられ、伝弥は生放送番組に出演。すると伝弥は次期社長に島田を推薦し、自分は介護ビジネスに集中したいと言い出したのです。 さらに伝弥は島田にも改革があると言い、麻理鈴は勝手に島田の改革「JK5」を発表。これで島田は後に引けなくなり、田村は麻理鈴のことを「悪女だね」と褒めます。そして根津は伝弥と結婚することになり、根津には島田政権は長くないから伝弥を社長にするという夢ができました。 こうして島田は社長、峰岸はJK5の担当になったのですが、なんと麻理鈴は備品管理課に逆戻りすることになってしまったのです。

8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

麻理鈴(今田美桜)は備品管理課に逆戻りすることになるも、備品管理課の仕事は減り先輩社員も早期退職。それでも麻理鈴は、明るく振舞います。 課に残ったのは課長の竹内(佐戸井けん太)と企画開発部から異動してきたマミコ(桜井ユキ)のみ。マミコには2人の子供がいて、立て続けに育休を取り企画開発部に居づらくなったため、備品管理課への異動を希望したのでした。 麻理鈴は、マミコが未来のために企画を書き溜めていることを知り、仕事がなければ仕事を作ればいいと思いつきます。こうして放置されている備品を必要な部署に配る「社内ガレージセール」を提案。 このおかげで備品管理課には社員が殺到し、マミコは子供のお迎えに行けず峰岸(江口のりこ)が代わりにお迎えに行くことに。麻理鈴は空室が出た13階に備品管理課を移動させようと、グッズの開発などに動きます。しかし「社内規定に反している」と、計画を進められずにいました。

ネタバレ

麻理鈴が家に帰ると水漏れがひどく、麻理鈴は思わず小野(鈴木伸之)を呼びます。一方マミコは麻理鈴に影響されて仕事のやりがいを求めていましたが、徐々に疲弊していきます。そして竹内も、妻との時間を大切にするために出世コースだった地方転勤を断って、備品管理課にいることが発覚。 さらに麻理鈴は、田村(向井理)が綺麗な女性と歩いているところを目撃し落ち込みます。落ち込む麻理鈴に、峰岸は「全部手に入れなさい」とアドバイスしたのでした。 麻理鈴は「社内規定」を猛勉強。それを見た竹内は麻理鈴のために、体調不良を装って麻理鈴を課長代理にします。課長以上が出席する総務部会議に出た麻理鈴は、社内規定を活かして圧倒し、備品管理課の13階移動を熱弁。無事移動が認められ、マミコも企画開発部を希望して異動。 それを見ていた峰岸は、「図々しくならないと権利が守られないなんておかしい」と疑問を持ちます。そして峰岸は「あなたJK5の幹部候補に入れたいと思ってる」と麻理鈴を誘いました。これこそ、まさに麻理鈴の目指していた出世なのでした。

9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

峰岸(江口のりこ)が「女性の管理職五割計画」=JK5の推進室室長に就任し、麻理鈴(今田美桜)は管理職を目指す20人の女性のための育成プログラムを担当することに。 その頃、田村(向井理)が引き抜いてきた笹沼(ソニン)が企画開発部の課長になります。小野(鈴木伸之)は周りの男性社員たちが、笹沼がいきなり課長になったことに不満を抱えていることに気付きました。そしてマミコ(桜井ユキ)は、講師の言葉に背中を押されてプロジェクトのリーダーを務める決意をしたのです。 山瀬(高橋文哉)は日に日に麻理鈴への思いが強くなり、デートに誘いますがなかなか2人きりになれません。麻理鈴は笹沼が田村の元カノだと知り、ショックを受けます。 一方企画開発部で笹沼に出世を越された月島(高橋努)は、クライアントとゴルフの約束をし笹沼から一歩リードを奪おうとしました。しかし笹沼はゴルフの腕もあり、見事クライアントから気に入られ月島は焦りを感じます。 マミコは子供服の親子コーデを企画しこれから大事なプレゼンという時、子供が熱を出したと連絡が来てしまったのでした。 そんなマミコを見た麻理鈴は、病児保育施設を探しマミコの子供を連れて行きます。マミコは無事プレゼンを成功させますが、息子に悪いことをしてしまったと涙。しかし病児保育施設の方に、「私も必要とされて嬉しかった」と言われマミコは誰かに必要とされる仕事のやりがいを感じます。

ネタバレ

一方山瀬は、田村がリストラを先導していることに気付き、小野に報告。小野は笹沼抜きで月島がどんどん企画のアイデアを出してることにも、違和感を感じます。その半年後、オウミは変化し笹沼は「お飾り課長」に。マミコも仕事に厳しくなり、会社全体がギスギスしていたのでした。 育成研修にも人が来なくなり、田村は人事部の部長の不倫をリークし夏目(石田ひかり)を部長にしようと動いていました。川端(近藤春菜)もオウミを辞めようと思っていると麻理鈴に伝え、マミコは旦那が出ていき離婚寸前。 麻理鈴はオウミのピンチを峰岸に報告しますが、峰岸は「目的のためには手段を選ばない、それが悪女だよ」と切り捨てました。 麻理鈴は山瀬とJK5は誰のためなのかと考えます。山瀬は田村を意外とひどい人だと言い、田村に裏でしていることを聞いてみたらいいと伝えました。怒った麻理鈴がなぜそんなことを言うのかというと、山瀬は「田中先輩が好きだから!」と告白。麻理鈴は驚きを隠せません。 山瀬と小野はついに、田村に「おかしいと思う」と告げます。しかし田村は「そんな人のこと考えてたら、改革なんてできない」と強気の姿勢を見せました。そして麻理鈴は、山瀬とはお付き合いできないと断ります。 麻理鈴は峰岸に逆らうことを決め、峰岸の「上に行く気のない人は切り捨てる」という考えが間違っているとJK5を非難したのでした。

10話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

麻理鈴(今田美桜)は峰岸(江口のりこ)に反発し、峰岸に「もういらない」と言われてしまいます。しかし麻理鈴は小野(鈴木伸之)に「己の正しさは結果で示せ」と言われ、峰岸に認められる結果を出す決意をしました。 こうしてJK5推進室の「分室」を作り、麻理鈴は企画開発部で孤立してしまった笹沼(ソニン)と、月島(高橋努)を和解させるべくホットヨガへ。笹沼の問題は解決し、次はマミコ(桜井ユキ)の夫の悩みも聞くことに。すると麻理鈴は、働く男性が抱えている問題にも直面してしまうのです。 一方小野と山瀬(高橋文哉)は、田村(向井理)がリストラした本部長と親し気に話しているところを目撃。実は元部長は体調が悪くオウミを辞めて田舎に帰ると言い、田村に感謝してしました。その頃麻理鈴は会社の見えない部分を掘り起こそうと、特に男性からアンケートを取ります。 しかしなかなか本音を書いてくれず、麻理鈴は川端(近藤春菜)に協力してもらいWEB上に雑談ルームを開設。マミコもチラシ制作で協力をしてくれ、マミコは再び夫と暮らすようになったとのこと。この雑談ルームには「相手を否定しない」というルールが設けられ、川端は徐々にオウミに残りたいと感じるようになったのです。 峰岸は夏目(石田ひかり)に会い、女性新入社員83名のうち管理職になりたい女性が1人もいない現実を告げられます。すると週刊誌で「JK5の黒すぎる実態」という記事が出てしまいました。元人事部長が告発したもので、峰岸は説明会で責任を問われることになってしまいます。

ネタバレ

そして峰岸が釈明会見をする時、麻理鈴が現れました。麻理鈴は峰岸の普段の様子、雑談ルームでのJK5のポジティブな意見を勝手に紹介し始めたのです。 そして麻理鈴は、「ロールモデルがいない」という問題を提起。しかし麻理鈴は峰岸が最高のロールモデルであることを伝え、「辞めるなんて言わないでください。むしろ社長になってください、ガラスの天井は皆で破れば怖くないです!」と熱弁。 ですが峰岸は辞めるつもりなどなく、JK5の問題点を改め男性にも入ってもらいたいと伝えます。山瀬も参加を表明し、JK5は新たに生まれ変わることになったのです。 「JK5推進室」は「シン・JK5推進室」に変更され、田村も推進室に入ることに。田村は麻理鈴に「オウミでまだ誰も見たことない景色が見られるかもしれないね。一緒に見よう」と言い、麻理鈴は感動します。 しかし田村は、麻理鈴がいつも言っていた「T・Oさん」を自分ではなく小野のことだと勘違い。その頃麻理鈴と峰岸は備品管理課のあった地下の部屋で、いつものようにおかずを取り合っていたのでした。

「悪女(わる)」のメインキャスト

田中麻理鈴役/今田美桜

(画像左) 田中麻理鈴(マリリン)は3流大学を低い成績でなんとか卒業し、コネで一流商社の近江物産に入社した新人社員。大食いで酒豪、宴会芸が得意。明るく根性ある性格をしており、その熱意で降りかかる困難を乗り越えていきます。 新ドラマの主演を務めるのは女優・今田美桜です。本作がドラマ初主演となる彼女は、過去にドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』の真矢愛莉役やドラマ『恋はDeepに』の宮前藍花役など人気ドラマに多数出演しています。

峰岸雪役/江口のりこ

(画像右) 麻理鈴と同じ部署で働く謎の先輩・峰岸雪。「あなた、出世したくない?」と麻理鈴に声をかけ、出世メソッドを伝授していきます。奮闘する彼女の姿に、峰岸自身も再び野望を思い出しーー。 ドラマ『SURPER RICH』で初主演を務めた女優・江口のりこが、新ドラマで峰岸雪を演じます。『SURPER RICH』に続き本作もお仕事ドラマであり、今田演じる麻理鈴をどう導いていくのかに注目です。

小野忠役/鈴木伸之

1992年のドラマでは布施博が演じていた麻理鈴の先輩社員・小野忠。仕事ができ、エリート社員である彼は仕事ができない人を毛嫌いしています。 演じるのは劇団EXILEのメンバー鈴木伸之です。「エリート社員ということで、ポンコツと言われている麻理鈴を最初は軽視するような人物ですが、物語を通して徐々に麻理鈴への見方が変わっていきます。その変化を皆様に楽しんでいただけたらと思っております。」とコメントしています。

T・O役/向井理

「T・O」は麻理鈴の一目惚れ相手のハンサムなエリート社員。彼女が調べた写真の裏にイニシャルが書かれていたため、以降は彼女に「T・Oさん」と呼ばれています。麻理鈴は拝借した彼の写真をモチベーションにオフィスライフを耐え抜いていくことに。 そんな謎のエリート社員「T・O」役に、ドラマ『10の秘密』(2020年)や『婚活探偵』(2022年)などで主演を務める向井理がキャスティングされました! T・Oは同じ会社の社員であることはわかっていますが、部署や本名は不明のまま。最初は写真のみですが、向井理のコメントによれば「最初の登場シーンは必見」とのことで、インパクトのある登場になるようです。

石田ひかりが令和版「悪女」に特別出演!

漫画『悪女(わる)』は1992年に石田ひかり主演でドラマ化されています。このときは麻理鈴がT.Oさん探しの中で出会う小野忠と、麻理鈴を敵視する木村美佐子の3人の関係がメインで描かれていました。 小野役を布施博、木村役を渡辺満里奈が演じており、峰岸役は倍賞美津子が担当。お仕事サクセスストーリーとして人気を集めました。 そして今回の令和版「悪女(わる)」に、1992年版のマリリン役を務めた石田ひかりが特別出演することが決定!30年前は出世を目指す新入社員でしたが、令和版では巨大IT企業の人事課長・夏目聡子を演じます。新旧のマリリンがどのように絡んでくるのかに注目です。

漫画『悪女(わる)』の最終回をネタバレ

漫画『悪女(わる)』の結末を記載しています。未読の人は注意してください。

部署を転々とした麻理鈴は、T.Oさんが田村収(たむらおさむ)という人物だということを突き止めます。居場所が分かっても近づくことは叶わず、ときには遠回りもしながら、ようやく選りすぐりのエリートが集う研究所へとたどり着いた麻理鈴。 女性社員からのいじめや田村の「自称恋人」の幼馴染・笹沼の登場にもめげず、麻理鈴は田村へ告白します。また長年彼を想ってきた笹沼も田村へと告白。田村が設けた1週間の猶予期間後、田村が選んだのは麻理鈴でした。 一目惚れをしてから数多の部署で経験値を稼ぎレベルアップした麻理鈴は、彼にふさわしい女性になっていたのです。「神様、わたしの夢はかないました」と2人が手を取り合ったところで、ハッピーエンドで物語は幕を閉じます。

「悪女(わる)」最終回ネタバレ・全話あらすじを結末まで解説

スーパーポジティブに困難に立ち向かっていく麻理鈴に元気と勇気がもらえる『悪女(わる)』。本作のあらすじや登場人物、最終回のネタバレについて紹介しました。 バブル時代の香りが色濃く反映されている作品ですが、彼女が直面する壁は令和の時代にも共通するものが多く、出世の裏ワザは今でも役立ちそうです。 好きな人への気持ちだけをバネに頑張る麻理鈴の姿は痛快。ぜひ『悪女(わる)』を読んでスカッとしてみてください!