ドラマ『魔法のリノベ』最終回までのあらすじをネタバレ!【原作漫画の情報も】
ドラマ『魔法のリノベ』のあらすじ
真行寺小梅は大手リフォーム会社の営業部で働く元エース。しかしあるとき「大きなしくじり」に見舞われたせいで退職の道を選びます。その後彼女が転職したのは、家族経営のまるふく工務店でした。 小梅は一家の次男・福山玄之介とコンビを組み、彼の教育をすることになります。彼はお人よしすぎるせいでお客様相手にもあまりアピールできず、これまで成約ゼロという最悪の状況にありました。 まるで正反対のようでありながら、実は似たところもある2人。彼らは日々さまざまな依頼人と出会い、彼らの抱える悩みを解決するためのリノベ提案をしていきます。やがて物語が進むにつれ、彼ら自身の問題も浮き彫りになってきて……。
第1話のあらすじネタバレ
あらすじ
福山玄之介(間宮祥太朗)は脱サラ後、父親の蔵之介(遠藤憲一)が経営する「まるふく工務店」で営業として働いていました。 しかし元来の人の好さのせいか、いまいちグイグイ行けない押しの弱さのせいか、なかなか契約がとってこれずにいます。その頼りなさは、思わず蔵之介や弟・竜之介(吉野北人)も心配になってしまうほど。 そんなある日、真行寺小梅(波瑠)という女性がまるふく工務店に転職してきます。彼女は大手リフォーム会社「グローバルステラDホーム」の営業エースで、磨き抜かれた観察眼と豊富な経験を活かし大活躍していました。 営業成績ゼロの玄之介は、小梅と組まされあれこれ教えてもらうことに。2人は一軒家のリノベーションを考えている西崎和則とその妻・万智のもとへ、見積もりに向かいますが……。
ネタバレ
交渉がなかなかうまくいかなかった結果、グローバルの社員で小梅の元後輩・久保寺(金子大地)が夫妻と契約を成立させてしまいます。 そんな中あることが気になった玄之介は、調べ物をするうち万智の古いものを守りたいという想いに気づきました。やる気満々の夫に対し、彼女がリフォームに消極的だったのは、両親ののこした家に思い入れがあったからです。 早速玄之介と小梅はプランを見直し、夫妻のもとへ向かいました。新しさと思い出を両立するという提案に、和則も万智も感激。こうして無事、まるふく工務店はグローバルから契約を勝ち取りました。 その後、プチ打ち上げをした小梅と玄之介は、お互いの過去を明かし合います。小梅はかつて久保寺と付き合っており、二股された挙句会社にいづらくなり退職することになったといいます。一方で玄之介にも、妻と弟が駆け落ちしたという悲しい過去が。 お互いについて知り、少しではあるものの絆を深めた2人でした。
第2話のあらすじネタバレ
あらすじ
今回、小梅(波瑠)と玄之介(間宮祥太郎)は寝室リノベーションを計画中の河内夫妻のところへ向かうことに。小梅は玄之介を立派な営業マンに育成するため、自分がお手本となってみせると張り切っています。 しかしそんな2人の前に立ちはだかる競合相手は、小梅の元カレ・久保寺(金子大地)。彼は小梅を挑発し、小梅もまたライバル心をむき出しにしてしまうのでした。 打ち合わせの後、小梅は夫婦の前で玄之介を喫茶チロルに誘います。彼女は河合夫妻、特に妻の千聖(水野美紀)のようすが気になっており、喫茶店にいることをほのめかせば後からコンタクトをとってくるのではないかと踏んだのでした。
ネタバレ
すると小梅の読み通り、千聖がやってきて寝室を別々にしたいと打ち明けます。彼女はそのことを夫に直接言えず、台本まで作って小梅に一芝居打ってほしいと頼みに来ました。小梅は彼女の頼みを受け入れ、まるふく工務店の面々とプランを練ることに。 そんな中、ひょんなことから夫・享明(野間口徹)に夫婦別寝の件がバレてしまい、まるふく工務店に彼からのクレームの電話が。しかし玄之介がひたすら謝ったことで享明は落ち着きを取り戻します。さらによくよく聞いてみれば、彼自身も夫婦別寝のプランには賛成だというのです。 享明は千聖の歯ぎしりや、彼女との生活リズムの違いから寝室を分けたいと考えていました。しかし妻の体質で子どもができないことが判明したばかりだったので、そんなときに別々で寝たいと提案すると、彼女を傷つけてしまうのではないかと心配していたのです。 その後小梅たちは夫婦の要望を組み、好きなときに部屋をつなげたり分けたりできる新プランを提案。今回もまるふく工務店がグローバルに勝利をおさめることになるのでした。
第3話のあらすじネタバレ
あらすじ
小梅(波瑠)と玄之介(間宮祥太郎)は今日も打ち合わせに向かうことに。今回の依頼主は加藤浩昌(迫田孝也)・えみり(トリンドル玲奈)夫妻で、海のすぐそばにある一軒家をリノベーションしてほしいというものでした。 しかし加藤邸は中古といえど、すでにリノベなど必要なさそうなほど素晴らしく綺麗です。しかし話を聞いてみると、彼らは購入後にこの家が事故物件だと知ってしまったといいます。 床の一部にも色が違う場所があるため、そこを直すついでに事故物件ということがわからないようリノベーションしてほしいというのが、彼らの依頼でした。
ネタバレ
玄之介は打ち合わせ中、言い争いを始める夫妻を前にして、つい自分が試しに住んでみると言ってしまいます。夜、彼がひとりで怯えていると、ドアをノックする音が。やってきたのは元住人の弟子・武田(山田真歩)でした。 実は以前加藤邸に住んでいたのは、作曲家の諸見聡でした。彼は才能あふれる人物でしたが、あるとき盗作疑惑で騒がれて以来、ここで静かに暮らしていたというのです。もともと心臓が弱く発作で亡くなりますが、武田によれば諸見の人生は決して孤独なものではなかったといいます。 その後えみりが諸見のファンだったこともあり、一件落着。小梅は夫妻と、そしてこれから生まれてくるであろう2人の子どものために、音楽を楽しめる家にリノベーションすることを提案しました。 一方、久保寺(金子大地)は元カノ・桜子と別れ、小梅のことも先輩として尊敬していると考えを改めます。しかしこの件に関しては一件落着とはいかないようで……?!
第4話のあらすじネタバレ
あらすじ
まるふく工務店に外壁塗装と屋根の修理を依頼していた小山田真理(渡辺真起子)が、なぜか突然キャンセルをお願いしてきます。 すでに足場も組んでしまっていたことから、小梅(波瑠)と玄之介(間宮祥太郎)は彼女に話を聞きに行くことに。すると彼女は、風水に詳しい義姉・保科千恵子(浅野ゆう子)から家の相が悪いと指摘されたというのです。 真理は千恵子の言葉を信じ切り、不幸を呼び込まないために風水を重視した内装リフォームをしたいと言い出します。こうして小梅と玄之介は、突然のプラン変更に頭を悩まされることになるのでした。 一方、まるふく工務店には久保寺(金子大地)の元カノである桜子(北香那)が訪問。ちょうど不在だった小梅は後から、桜子が突然泣き出したり無理やり居座ったりと迷惑行為をしていったと聞き……。
ネタバレ
真理が風水について神経質になるのには、とある理由がありました。実は彼女の夫はトイレで倒れて亡くなっており、さらに息子は外工事の契約をしたとたんリストラにあってしまったのです。そんな事情があったうえで風水のことをあれこれ言われれば、彼女が思いつめてしまうのも無理はありません。 その後も千恵子は出しゃばって小山田邸を全面リフォームさせようとします。 しかし真理は周りの説得のおかげもあり、自分の想いを大切にすることを決めその気持ちを相手にきちんと伝えるのでした。最終的には小梅たちが提案した通り、トイレを移動させ外壁をリフォームするという低予算のプランになりました。 無事仕事が終わり、いつものように飲みに行く小梅と玄之介。そこに桜子が偶然やってきて、小梅はいい機会だからと腹を割って話そうとします。 しかし彼女の隣には新しい彼氏が。結局彼女は久保寺とけじめをつけ、新しい相手との関係を始めていたのでした。
第5話のあらすじネタバレ
あらすじ
玄之介(間宮祥太郎)のもとに、元妻・雪乃と駆け落ちした弟・寅之介からメールが届きました。内容は、玄之介を裏切ったせいか雪乃の精神状態が不安定だという非常識すぎるもので、玄之介は無視することに。すると寅之介は、会って話したいとまで言い始めます。 同じ頃、まるふく工務店には防犯リフォームの依頼が。依頼主は70歳で一人暮らしの鎌田武彦(岩松了)で、つい最近泥棒に入られたばかりでした。玄之介はあらゆる対策を提案し、その営業マンとしての成長ぶりには父・蔵之介(遠藤憲一)も小梅(波瑠)も喜びを感じます。 そんな中、寅之介が突如まるふく工務店に登場。彼は怒りをあらわにする父に対し逆ギレし、雪乃の精神の安定のために結婚を祝福するよう兄に求めるなど、信じられない言動を繰り返します。玄之介はそんな弟の態度に怒ることもせず、今日のところは帰ってほしいと促すのでした。 防犯リフォームの件はスムーズに進み、契約も正式に結ばれます。しかし鎌田の娘・多田深雪(村川絵梨)がクーリングオフを要求してきて……。
ネタバレ
深雪は父親と一緒に住むことを考えており、家を売ってマンションを購入するつもりでした。一方で鎌田は家を離れる気はありません。実は彼は近所に住む山田に好意を寄せていて、だからこそ娘の同居の誘いを断り続けていたのです。 一方、玄之介は寅之介に、雪乃が情緒不安定なのは妊娠が原因かもしれないと告げます。そして2人の結婚を祝福はできないこと、2度と福山家に近づかないでほしいことをキッパリと伝えるのでした。 最終的に鎌田家の件は、いずれは娘たちと一緒に同居できるような形に家をリフォームする方向でかたまります。無事仕事がひと段落し、まるふく工務店の面々は皆で仲良く社員旅行へと出かけるのでした。
第6話のあらすじネタバレ
あらすじ
一緒にさまざまな案件をこなすうち、お互いに惹かれ合っていく玄之介(間宮祥太郎)と小梅(波瑠)。しかしどちらも一歩先に踏み出すことはできずにいました。 そんな中、飯星靖子(真飛聖)という女性から中古マンションリノベーションの依頼が入ってきます。彼女は間取りを見るのが大好きな「マドリスト」で、一風変わった間取りに目がないとのこと。購入するマンションもすでに目星を付けてあり、自分なりのプランも練っています。 しかし靖子にまるふく工務店を進めたのが、現在不動産会社に勤める寅之介(落合モトキ)だということが判明。相変わらずの勝手な振る舞いに一同は呆れ果てますが、それでも依頼人のため仕事に励むことにします。 見積もりの結果、靖子の望みを叶えようと思うと予算が大幅オーバーしてしまうことが明らかに。予算内におさまるプランを提案されても、優柔不断な靖子は頭を悩ませてしまいました。しかし早くマンションを買わせたい寅之介は、靖子の感情を無視して決断を迫ります。
ネタバレ
結果、靖子が買うつもりだった物件は他の人に購入されてしまいました。小梅は熟考のすえ、靖子の好みを把握したうえで、スタンダードな間取りの物件をリノベーションすることを勧めます。靖子は小梅の提案に胸をおどらせますが、そんな中寅之介が新たな物件を提案してきました。 寅之介が勧めてきたのは、靖子が昔憧れていたデザイナーズマンション。リフォームをする必要がなく、予算内で購入できる物件でした。しかし靖子は自分の好きなようにリノベしたいという想いから、小梅のプランのほうを選びます。 いつものように仲良く打ち上げをする玄之介と小梅。しかしそこにミコト(SUMIRE)と竜之介(吉野北人)がやってきたため、4人で一緒に飲むことになるのでした。
第7話のあらすじネタバレ
あらすじ
小梅(波瑠)は弟・青空(葉山奨之)の結婚式に出るため、3年ぶりに静岡の実家に帰ります。案の定、自分の結婚についてもうるさく言われ、うんざりする小梅。そんな中彼女は、両親から実家を二世帯住宅にリフォームしようと考えていると聞かされます。 しかしリフォームについての意見は父・鳥雄(相島一之)が好き勝手言うばかりで、母・喜代子(宮崎美子)のことはまったく考えられていません。不安になった小梅は休みを延長し、リフォームの打ち合わせに立ち会うことを決めます。 小梅の心配通り、父親主導で考えられた3階建てプランは家事導線が悪いものでした。母親のことを思って反対する小梅ですが、喜代子本人は夫の意見を優先させるつもりのようです。困り果てた小梅ですが、そんな中休暇で静岡に来ていたという竜之介(吉野北人)が現れます。
ネタバレ
小梅の実家に上がりこんだ竜之介は、あっという間に小梅の両親に気に入られます。彼は一晩泊まっていき、リフォームの話し合いにまで同席することに。 弟の妻である樹(田中真琴)は自分たちに子どもができたときのことを考え、3階に住むのは大変だといいます。 しかし実は、3階建てにするというのは喜代子たっての希望。彼女は夫が亡くなった後や嫁との関係がうまくいかなかったときのことを考え、リフォームの担当者に「誰が欠けても困らない家」にしたいと希望を出していました。頑固な夫には何を言っても無駄だと考えていたからです。 妻の本心を知った鳥雄はショックを受け、小梅と竜之介に新たなプランを考え直してくれないかとお願いします。2人が考えたのは家族がつながれる二世帯住宅。玄関を広くし、部屋を好きに分けたりつなげたりできる、「家族みんながいないと困る家」です。 すべてが丸く収まった後、小梅と竜之介は2人で花火をします。なんと竜之介は、「玄兄に遠慮しないから」とキスをしようとしてきて……。
第8話のあらすじネタバレ
あらすじ
時は遡り、前話ラストの1週間前。竜之介(吉野北人)は行きつけのバーの店主・京子(YOU)がリノベーションを考えていると聞き、ぜひまるふく工務店でやらせてほしいとアプローチします。 竜之介は小梅(波瑠)との距離を縮めたいと考えており、そのために自分が案件を持ち込むことで、玄之介(間宮祥太郎)に代わって彼女とバディを組もうとしたのです。しかし小梅が実家のいざこざで休みを延長したため、竜之介は玄之介とコンビを組むハメに。 京子の依頼は、婚約者・弘前悟(戸次重幸)と暮らすためのペットシェアハウスを作り上げてほしいというもの。京子は愛犬2匹、悟は愛猫4匹と生活していたため、物件を購入して1階は犬専用、2階は猫専用のフロアにリノベしたいというのが2人のイメージでした。 しかし話を進めるうち京子と悟はもめ始め、竜之介と玄之介もちょっとしたことが原因で兄弟喧嘩になってしまいます。こうして竜之介は、むしゃくしゃした勢いのまま小梅の実家がある静岡に向かったのでした。
ネタバレ
弟がいなくなってしまったため、京子たちには玄之介ひとりで対応することに。途中、悟の飼い猫がいなくなるというトラブルも発生しますが、ミコト(SUMIRE)にも協力してもらい、なんとか見つけることができました。 そんな中、玄之介はミコトから、小梅は竜之介から告白されそれぞれ戸惑いを隠せません。玄之介は心を落ち着けるため、小梅の真似をして登山をしますが、なんとその途中で小梅本人と遭遇。2人は小梅がよく行く食堂で一緒に食事をし、なごやかな時間を過ごします。 その後玄之介と小梅のバディが、京子と悟にプランを提案。“始めなければわからない”というテーマで、犬と猫が関わることも関わらないこともできるような空間づくりをしました。 無事契約が成立し、玄之介と小梅はいつものようにおでん屋で打ち上げをします。お互いに気持ちを打ち明け、「始めてみないとわからないですよね」「始めてみましょうか」と、新たな関係をスタートさせることになった2人ですが……。
第9話のあらすじネタバレ
あらすじ
お互いに想いを伝えあった後、どこか浮かれた日々を送る玄之介(間宮祥太郎)と小梅(波瑠)。そんな中、まるふく工務店に『グレートマミーと風まかせ7人兄弟』というテレビ番組で有名な大家族・真野家から、リノベの依頼が入ってきます。 テレビ撮影もあるとのことでいつも以上に張り切る一同。しかしいざ家を内見しに行くと、想像以上に大変そうな案件だということがわかります。そこでこの件には小梅が集中し、以前話に出た小梅行きつけの食堂「一休食堂」から頼まれたリノベについては、玄之介主導で進めるという話に。 しかし一休食堂という名前を聞いた蔵之介(遠藤憲一)は突然顔色を変えます。さらに一休食堂の店主・飛山(大友康平)が玄之介に突然、「あんたの親父がやったことは忘れてねぇんだよ!」という電話を入れてきて……。
ネタバレ
実は蔵之介はグローバルにいた頃、小梅の元上司・有川(原田泰造)とバディを組んでいました。その頃、2人は一休食堂がある一帯に集合住宅を作るプロジェクトにかかわっていましたが、一休食堂の先代が立ち退きに応じなかったのです。 必死だった蔵之介たちは先代を四六時中追い回すように。そんな中、疲労がたまってか先代が居眠り運転で事故死してしまい、蔵之介は自分のやり方を悔いてグローバルを辞めました。だからこそ玄之介に対し、一休食堂の件からは手を引くようにと伝えます。 一方、真野家のリノベの件は、家族喧嘩が始まったりプランが決まったと思ったら反対する子がいたり、いろいろトラブルはあったものの、なんとか丸く収まりました。 その後どうしても一休食堂の件をあきらめきれない玄之介は、飛山のもとに向かい誠心誠意の謝罪とお願いをします。その熱意に負けた飛山は、再びまるふく工務店にリノベを依頼することに。 しかし小梅はリスクが大きすぎるとして、一休食堂の案件に否定的。玄之介とも口論になり、最終的にまるふく工務店を辞めると言って出ていってしまいます。さらにそんな彼女の前に、笑顔の有川が姿を現し……。
最終回のあらすじネタバレ
あらすじ
小梅(波瑠)が突然まるふく工務店をやめてしまい、ひどくショックを受ける玄之介(間宮祥太郎)。そんな中、グローバルステラDホームから立ち退きを迫られていた一休食堂は、話し合いの結果、ついに店と土地を売却しようと考え始めます。 まもなく小梅はグローバルに復帰し、そのことを不審に思った久保寺(金子大地)は理由をたずねようとしますが、そっとしておいてほしいと拒まれてしまいました。 久保寺は彼女が有川(原田泰造)に弱みを握られていると考え、有川の元側近で今は左遷させられてしまった三津井(山下航平)に詳しく話を聞きに行くことに。 実は小梅は有川から、蔵之介(遠藤憲一)がかつて有川に送った、一休食堂を追い詰めるよう指示したメールを送られていました。有川はこのメールが世に出たら……と脅すことで、小梅を手中におさめたのです。
ネタバレ
それを知った蔵之介は、まるふく工務店のホームページで自身の過ちについて明かし、謝罪文を載せました。玄之介から戻ってきてほしいと懇願されていたこともあり、小梅は葛藤のすえ自分の気持ちに従い、まるふく工務店に戻ることにします。 ホームページの件でプチ炎上してしまったまるふく工務店ですが、そんな彼らのもとに一休食堂の夫妻からの連絡が。2人はテレビの特集を見て心境が変わり、売却ではなくリノベをしたいと思うようになったといいました。 怒り狂った有川は蔵之介を誹謗中傷する記事を出させ、一休食堂を追い詰めようと策を練ります。しかし久保寺が反抗したことをきっかけに、部下は次々と彼のもとを離れることに。さらに暴言を吐いているところを撮影され、パワハラの証拠まで握られてしまいました。 一休食堂を「ただいまと言える食堂」にリノベするというプランを完成させ、無事契約をとったまるふく工務店。そこにカッターを手にした有川が現れますが、蔵之介はそんな彼に手を差し伸べます。そして一緒にやり直そうという提案をするのでした。 蔵之介は有川と一緒に世界中を旅するため、社長を辞めることを宣言。まるふく工務店の面々は一時騒然としますが、気持ちを切り替え新たなスタートを切りました。
真行寺小梅役/波瑠
真行寺小梅は男だらけの一家・福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた女性。以前は大手リフォーム会社で営業エースとして活躍していましたが、とある出来事をきっかけに退社せざるをえなくなってしまいました。努力家で誠実な人柄ですが、一方で不器用なところもあります。 そんな小梅を演じるのは女優の波瑠。連続テレビ小説『あさが来た』(2015-16年)をはじめとした数々のドラマや映画に出演し、いまや国民的女優としての地位を確立しています。自然体の演技が持ち味で、「働く独身女性」という等身大のキャラクターにもぴったりです。 撮影にあたっては、“本当のお客様に向き合うつもりで”小梅というキャラクターを演じたいと語っています。
福山玄之介役/間宮祥太朗
福山玄之介は福山家の次男で、営業チームの一員として働いています。しかし人が良すぎるうえ押しが弱いせいで、なかなか成績は振るいません。私生活でも女性に振り回されていて、現在バツ2のシングルファザーです。小梅に教育してもらうためコンビを組むことになりますが……。 そんな玄之介を演じるのは俳優の間宮祥太郎。現在放送中の『ナンバMG5』(2022年)で見せたヤンキー姿から一転、お人よしのシングルファザーという新しい顔を披露します。 今回3回目の共演を果たす波瑠については、「お互いに信頼と尊敬を持って一緒にシーンを作れたなと思える存在」と語っています。彼らの息ぴったりの演技にもぜひ注目してみてください!
【キャスト】まるふく工務店
社長・福山蔵之介役/遠藤憲一
間宮祥太朗演じる玄之介の父親でもあり、明るく親しみやすい性格をしています。小梅との出会いは趣味の山登り!まるふく工務店をリノベするために彼女をスカウトした人物です。男ばかりの福山家では家族を支え、あたたかく応援しています。
福山家の三男・福山竜之介役/吉野北人(THE RAMPAGE)
福山家の末っ子でひょうひょうとした性格をしていますが、まるふく工務店の設計担当として一家に欠かせない存在でもあります。営業の小梅と玄之介が請け負ったオーダーから、最適なリノベ設計をします。
小出誠二役/近藤芳正役
まるふく工務店のベテラン従業員で、街の人々とのつながりを大切にしています。何か問題が起こっても冷静に対応できる、頼れる人物です。福山家の最大の理解者でもあり、玄之介や竜之介が成長する姿をやさしく見守ってきました。
越後寿太郎役/本多力
まるふく工務店で働く中堅社員で、周りからいじられがちな愛されキャラです。押しが弱く、少し頼りないところがあります。良くも悪くもお人よしなタイプです。工務店の仲間たちとコミカルなやり取りを繰り広げます。
【キャスト】グローバルステラDホーム
小梅の元上司・有川拓役/原田泰造
小梅が以前働いていた大手リフォーム会社・グローバルステラDホームで部長を務める有川拓。出世欲が強いベテラン社員で、小梅の実力は認めていたものの自分の支配下にならないことに納得ができませんでした。転職した現在も彼女の様子が気になるようでーー。
小梅の元恋人・久保寺彰役/金子大地
元同僚でもある彼が、転職した小梅の前にライバルとして現れます。後輩気質で人の懐に入るのがうまい一方で、女性関係では失敗が多いのが難点です。
三津井健人役/山下航平
グローバルステラDホームの新入社員で、有川の後をついて回っています。彼の恐ろしさをなんとなく察しつつ、従順な態度を崩しません。縦社会のなかで、日々ご機嫌伺いをしながら仕事も一生懸命頑張っています。
【キャスト】その他の登場人物
バーの店主・小笠原京子役/YOU
竜之介がよく行くバーの店主で、ゆるい雰囲気をまとっています。聞き上手で、相手から悩みや本音を引き出すのが得意です。竜之介が頼りにしている相談相手でもあります。彼との軽妙なやり取りにもぜひ注目してほしいところです。
友人・春川ミコト役/SUMIRE
小梅の親友であり登山仲間でもあり、イラストレーターとして働いています。小梅とは休日一緒に登山をしながら、仕事や恋愛についてなんでも話してしまう仲です。裏表のないサバサバした性格で、小梅からも頼りにされています。
原作は星崎真紀の同名漫画『魔法のリノベ』
『魔法のリノベ』の原作は、星崎真紀による同名漫画です。月刊漫画雑誌『JOUR』にて2015年に連載が始まり、2018年に一度完結しました。しかし同誌の2022年5月号から新連載を開始しています。 リノベーションというジャンルを扱った新しいタイプの作品であることや、ストーリーそのものの痛快さが話題を呼びました。今回のドラマ化をきっかけにますます名を知られるようになりそうですね!
脚本を手掛けるのは上田誠
『魔法のリノベ』の脚本を務めるのは劇団・ヨーロッパ企画の上田誠です。彼はこれまでに映画『曲がれ!スプーン』(2009年)や『ペンギン・ハイウェイ』(2018年)などの脚本を手がけており、コメディを得意としています。 おそらくドラマ『魔法のリノベ』も、ユーモアたっぷりでくすりと笑える作品に仕上げてくれることでしょう。小梅と玄之介が繰り広げる夫婦漫才のようなやり取りにもぜひ注目してほしいところです。
ドラマ『魔法のリノベ』あらすじネタバレを紹介!キャスト情報まとめ
本記事では、新ドラマ『魔法のリノベ』のあらすじやキャスト、原作情報などについて紹介してきました。 「リノベーション」という分野に焦点を当てた新感覚お仕事ドラマである本作。ぜひチェックしてみてくださいね!