ドラマ『六本木クラス』キャスト一覧を相関図ありで紹介！日本版リメイクの配役を予想

韓国ドラマ『梨泰院クラス』がリメイクされ7月7日から放送されました。日本版のタイトルは『六本木クラス』。主演キャストは竹内涼真が務めます。本記事では『六本木クラス』のキャスト情報をまとめて紹介します！

『梨泰院クラス』では主人公のパク・セロイを、人気実力ともに高いパク・ソジュンが演じました。パク・セロイは居酒屋「タンバム」の創業者で、父の復讐のため長家(チャンガ)グループのチャン会長に挑む青年。正義感にあふれていて、それ故に度々窮地に陥りますが、信念を貫く一徹な性格です。 このセロイ役の日本版、宮部新役にキャスティングされた竹内涼真は、『テセウスの船』(2020年)や「君と世界が終わる日に」シリーズなどで主演を務める若手人気俳優。これまでの役柄にも信念を曲げない一本気なキャラクターが多く、竹内涼真演じるセロイにも期待が高まります。

セロイの初恋の相手であるオ・スアの立ち位置、楠木優香役には新木優子がキャスティング。『梨泰院クラス』では美人女優クォン・ナラが演じていた役柄です。 楠木優香はセロイと同じ児童養護施設で育った幼馴染みで、セロイと敵対する長家グループの優秀社員でもあります。 新木優子はファッションモデルとしても活躍する女優で、映画『あのコの、トリコ』(2018年)やドラマ『モトカレマニア』(2019年)などでヒロインや主演を務めました。

ヒロインのチョ・イソに当たる役柄、麻宮葵役を務めるのは平手友梨奈。事務所は答えを保留にしていたそうですが、本人はこの役に意欲を見せ、事務所を辞めてまでドラマに出演したい意向を示し事務所を退所したそう。 『梨泰院クラス』のチョ・イソは、IQ162という高い知能指数とSNSのフォロワー70万人を持つインフルエンサーで、キム・ダミが演じています。天才肌のソシオパスで、パク・セロイが起業した居酒屋「タンバム」のマネージャーに抜擢される人物。 平手友梨奈は2020年の脱退まで欅坂46のセンターを務めた、コアなファンを持つカリスマ的アイドルです。脱退後の2021年には女優として「ザ・ファブル」や『ドラゴン桜』など映画・ドラマで活躍しています。

チャン会長の長男チャン・グンウォンは、セロイの高校の同級生で、権力を盾に学校内に君臨していました。セロイの父をひき逃げした張本人ですが、長家グループの専務取締役に就任します。『梨泰院クラス』では、『マイネーム：偽りと復讐』(2021年)のピルト役で知られるアン・ボヒョンが演じていました。 『六本木クラス』での役名は長屋龍河。映画やドラマなど数々の作品に出演している早乙女太一が演じます(画像右)。「このキャラクターは1番共感することが難しくとても悩みました」「初めて挑むキャラクター性、役どころなので、精一杯努めたいと思います」とコメントしています。

チャン・グンスはチャン会長の次男で、グンウォンの異母弟です。初めはタンバムのスタッフでしたが、後に長家グループに戻ることになります。『梨泰院クラス』では『人間レッスン』(2020年)で主演を務めたキム・ドンヒが演じていました。 長屋龍二役を務めるのは俳優の鈴鹿央士(すずかおうじ)です(上記画像左)。女優・広瀬すずの目に留まったことから芸能界デビューを果たした彼は、映画初出演の『蜂蜜と遠雷』(2019年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以降、ドラマ『MIU404』(2020年)や『ドラゴン桜』(2021年)など多くの話題作に出演しています。

長家グループ会長チャン・デヒは、グンウォンとグンスの父で、主人公セロイの宿敵。『梨泰院クラス』では、ドラマ『応答せよ1988』や『秘密の森』への出演で知られるユ・ジェミョンが演じていました。 そんなチャン会長役には、以前からSNSでも適役だと噂されていた香川照之が抜擢！『六本木クラス』では長屋茂という名で、「長屋ホールディングス」の会長です。 香川照之は、映画「カイジ」シリーズや『七つの会議』（2019年）などへの出演で知られています。また、大ヒットドラマ『半沢直樹』では憎たらしい敵・大和田常務を魅力たっぷりに好演。悪役ながら、最後には多くの視聴者に愛される人気キャラに演じ上げた彼が、どのように演じるのか楽しみです！

(画像 上 右から2人目) カン・ミョンジョンはチャン会長のやり方には異を唱える人物で、次期会長を狙っている野心ある女性。日本版では相川京子という名前に変更されています。 稲森いずみは、1994年のドラマデビュー以来、休むことなく連続ドラマ出演を続けている中堅のベテラン女優。代表作に「医龍」シリーズの加藤晶役や、NHK大河ドラマ『篤姫』(2008年)の滝山役などがあります。 出演にあたっては、「殺伐とした組織の中で戦うひとりの女性の生き様を見ていただきたい」とコメントしました。

松下博嗣は龍河が起こした事件を担当した刑事。原作ドラマでのオ・ビョンホンにあたるキャラクターです。 そんな博嗣役を務めるのは、映画『万引き家族』(2018年)や『護られなかった者たちへ』(2021年)にも出演している緒形直人。民法連ドラには11年ぶりに出演するとのことです。竹内涼真との共演について、「これからともに闘っていける時間を楽しみにしております」とのコメントを発表しました。

新の父親・宮部信二は愛情深くまっすぐな人物。新に“信念を貫く”生き方を教えます。原作ドラマではパク・ソンヨルという名前です。 そんな信二を演じるのは、幅広い役柄をこなすことで知られるベテラン俳優・光石研。最近ではドラマ『最愛』(2021年)の朝宮達雄役でみせた、心優しい父親としての姿が記憶に新しいです。原作ドラマを観て「こんなドラマがやりたい」と思っていたそうで、出演決定に対する喜びを語っています。

内山亮太は新の店・二代目みやべのホールスタッフ。元チンピラですがお茶目な人物で、周りからも愛されています。原作ドラマのチェ・スングォンにあたる人物です。 そんな亮太を演じるのは中尾明慶。「この夏、必ず素敵な作品になります」と気合十分です。

桐野雄大は、昔龍河にいじめられていた人物です。新とはひょんなことから再会を果たします。原作ドラマでのイ・ホジンです。 そんな雄大を演じるのは個性派俳優として知られる矢本悠馬。原作との比較を恐れず、「ゼロから彼(雄大)を作り、皆さまの前に立ちたい」と真摯なコメントをしています。

彩瀬りくは二代目みやべで働く料理人。トランスジェンダーを自認しています。原作ドラマでのマ・ヒョニにあたる役どころです。 そんなりくを演じるのは、ゲスの極み乙女。のドラマーであるさとうほなみ。音楽だけでなく女優としても活動していて、注目を集めています。

桜木幸雄は茂の秘書で、原作ドラマのキム室長にあたるキャラクターです。幸雄役を務める近藤公園は、ドラマや映画、舞台など幅広いジャンルで活躍しています。自身の役どころについては、「茂会長の影として『忍』のように存在出来れば」とコメントしました。

理沙ガルシアは新たちが通うダイニングバーの店主です。彼女を演じるのはバラエティでも活躍中の田中道子。自身の役どころを「頭のネジが1、2本抜けているような女性」と評しつつ、体当たりで頑張りたいと語っています。

2022年7月からスタートした夏ドラマ『六本木クラス』。韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版リメイクとだけあり、キャストの配役には大きな注目が集まりました。