2023年11月1日更新

「ナンバMG5(エムジーファイブ)」の最終回あらすじ・全話ネタバレ!ドラマの結末や原作漫画も

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『ナンバMG5』はヤンキー一家の次男坊が、「普通になりたい」と健全な学校に“逆高校デビュー”する物語です。主演を務めたのは間宮祥太朗。神尾楓珠や森本慎太郎との共演も話題になりました。 この記事では、本作の最終回までのあらすじやキャストを紹介します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。 >最終回のネタバレはこちら >特別編のネタバレはこちら

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【ネタバレなし】『ナンバMG5』のあらすじ

難波(なんば)家は、筋金入りのヤンキー一家。難波家の次男・剛(間宮祥太朗)は、家族の前では特攻服を着てバリバリのヤンキーを装っていますが、実は秘かに「ヤンキーをやめて、普通の高校生になりたい」と考えていました。 そして剛は、家族には内緒で健全な高校に入学。学校では優等生として美術部に入部します。ところがある日、いじめられている友人をつい特攻服に着替えて助けてしまったため、正体不明の「最強ヤンキー」としてなぜかのし上がっていくことに。 家族の前だけでなく、学校でも制服と特攻服の二重生活を送るはめになってしまった剛。誰にも言えない秘密を持ちながら、普通の高校生活を送ることができるのでしょうか?

『ナンバMG5』の口コミ・感想

ナンバMG5』の総合評価
4.5 / 2人のレビュー
吹き出し アイコン

20代男性

ありえない設定だからこそ、世界観に入り込めたし夢中で見られた。笑えるし泣けるしほっこりするし面白くない回がない!ずっと剛のことを見守っていたい気持ちにさせられました。個人的にはヤンキーたちの友情物語に涙。

吹き出し アイコン

10代女性

ヤンキーのぶっとんだドラマかと思いきや、家族愛や友情が描かれているドラマ。喧嘩シーンが多くて流血シーンは苦手だけど、ストーリーがしっかりしていたので見続けられました。剛と友達になりたい!同じ学校に私も通いたい!と思っちゃいました。

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第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

難波剛(間宮祥太郎)はヤンキー一家の次男として生まれた少年。 かつて千葉最強のヤンキーで今はトラック運転手の父・勝(宇梶剛志)、元レディースの母・ナオミ(鈴木紗理奈)、関東でその名をとどろかせるカリスマヤンキーの兄・猛(満島真之介)、改造自転車を乗りこなす妹・吟子(原菜乃華)に囲まれ、自身もヤンキーとしての人生を歩んでいます。 高校生になった剛は家族に期待された通り、県内でトップクラスのヤンキー校・市松高校に入学するはずでした。しかし初登校の日、彼が向かったのは市松高校の隣にある白百合高校。出かけるときに着ていた特攻服は、通学途中にある公衆トイレで着替えました。 実は彼は、普通の青春を送るというひそかな夢のため、誰にも内緒で普通の高校に進学していたのです。 剛は自分の正体を隠したまま、クラスメイトの藤田深雪(森川葵)や守田巻(富田望生)たちとともに、念願の平穏な学校生活を送ることに。ひょんなことがきっかけで、ヤンキーに憧れ高校デビューをした島崎登(春本ヒロ)とも仲良くなります。

ネタバレ

そんななか、島崎が市松高校の川田というヤンキーに連れ去られてしまいました。 剛は彼を助けるためこっそり特攻服に着替えると、あっという間に川田やその仲間を倒します。この事件がきっかけで、(ヤンキー姿の)剛は市松高校の生徒たちから狙われることに。 その後、市松高校の1年で最強として知られる伍代直樹(神尾楓珠)が、剛のもとにやってきました。彼は剛の強さを目の当たりにすると、タイマン勝負を持ちかけてきます。 しかしそこに市松高校のヤンキーが大勢登場。伍代は愛想がなく一匹狼気質なせいで、先輩たちから嫌われていました。大勢に襲いかかられた伍代は、バットで殴られて手を骨折してしまいます。 そのようすを見ていた剛は、「ケンカの仕方、教えてやる」と自分の拳ひとつで敵をバタバタとなぎ倒していくのでした。 こうして剛が奇妙な二重生活を送る一方、市松高校の生徒たちは本格的に彼を追い始めて……。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

難波剛(間宮祥太郎)と藤田深雪(森川葵)たちが所属する美術部は、今度の日曜日に公園で写生大会をすることになりました。休日のため私服で集まるという話ですが、ヤンキー服しか持っていない剛はどうしたものかと頭を悩ませます。 そんなとき、剛は下校中に伍代直樹(神尾楓珠)と遭遇。彼がおしゃれな格好をしているのを見て、服選びに付き合ってもらうことにします。 日曜日、伍代に選んでもらった服で公園に向かった剛は、深雪と一緒にデッサンをしながら平和な時間を過ごすはずでした。しかしそこにガラの悪い女(ファーストサマーウイカ)が現れ、深雪の絵にあれこれ文句をつけ始めます。 剛が思わず振り向いて怒鳴ると、なんと女の隣には兄の猛(満島真之介)が。焦る剛ですが、なんとかバレずにやり過ごすことに成功しました。 剛は服選びのお礼として伍代を家に招くことに。実は伍代は忙しい母親と2人で暮らしていて、毎日孤独を感じていました。彼は久しぶりに誰かと一緒に食卓を囲み、難波家のあたたかさを知ります。

ネタバレ

一方、市松高校の最上(米本学仁)たちは特攻服の男――つまり剛に復讐するため、10万円の懸賞金まで用意して彼のことを探していました。 深雪も10万円のことを知り、お金欲しさに特攻服の男を自力で見つけ出そうとします。島崎(春本ヒロ)と市松高校の生徒を揉めさせ、特攻服の男をおびき寄せようとしたのです。 深雪の狙い通り、特攻服の男がやってきて不良たちを蹴散らします。深雪はこっそり彼の後をつけ、その正体が剛だということを知ってしまうのでした。 特攻服=剛という事実の裏付けを得るため、深雪はわざと市松高校の生徒に喧嘩を売ります。騒ぎを聞きつけて最上も駆けつけてきました。しかしヤンキー姿でない剛は、抵抗できず殴られっぱなしに。深雪にまで危機が及びかけようやく反撃しようとしますが、そこに伍代が現れます。 伍代は剛の特攻服を着て、自分が「特攻服の男」であるかのように振る舞いました。彼は剛の二重生活を守るために、身体を張ろうとしてくれていたのです。 ケガで片手が使えない伍代はピンチに追い込まれますが、そこに警察が現れなんとか無事にその場は収まります。深雪も伍代こそが特攻服の男だと思い込み、自分のしてしまったことを深く後悔するのでした。 その後、深雪は最上と直接会って特攻服の男について話すことに。しかし相手にされなかったうえ、不良たちに連れ去られかけます。そこに特攻服を着た剛が現れ、あっという間に最上を叩きのめしてしまうのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

夏休み最終日。剛(間宮祥太郎)は伍代(神尾楓珠)と島崎(春本ヒロ)と一緒に釣りをしている途中、深雪(森川葵)から「緊急事態」といって呼び出されます。彼女の用事とは、宿題のノートを写させてほしいというものでした。 深雪が宿題を片付ける途中、剛は彼女に「ゴリラみたいなヤツに会ったりしたの?」と質問します。実は1ヶ月ほど前、彼女は千鳥商業のヤンキー・大丸大助(森本慎太郎)に一目惚れされ、告白までされていたのです。 剛はライバルの存在が気になってしかたがありませんでしたが、深雪は彼とは会っていないと答えます。 一方、伍代は少年院から出てきたかつての仲間・真宮翔(神田譲)と再会し、昔のようにツルまないかと誘われました。しかし伍代は彼を冷たく拒絶します。

ネタバレ

2学期が始まると剛は部長に勧められ、絵画コンクールに向けての制作に取り掛かることに。そんな中、真宮が伍代をおびき寄せるために島崎を拉致するという事件が発生しました。 伍代は剛と一緒に救出に向かうつもりでいましたが、彼が絵で忙しいのを見てひとりで指定場所に向かうことにします。 真宮はヤクザと手を組んで犯罪に手を染めようとしていました。犯罪者の父親を持つ彼は、周りから見下され続けてきたせいでコンプレックスを抱いています。 仲が良かった伍代のことも、教師から「家柄が違う」と比較されたために恨むようになってしまっていました。 本音でぶつかり合ううち、真宮は伍代が自分のことを本気で心配してくれていることに気づき、心を入れ替えます。しかしそこにヤクザが現れ2人はボロボロに。絶体絶命かに思われましたが、突然現れた剛が敵をあっという間に片づけてしまいます。 剛は部活の途中で島崎拉致に気づき、急いで抜けて救出に来たのです。これで事件は丸くおさまりますが、突然姿を消した剛は美術部部長に怒られ、美術部にいてほしくないとまで言われてしまいます。 せっかくのチャンスをつぶしてしまい、公園でひとり落ち込む剛。そこに突然大丸が現れ、彼を力いっぱい殴りつけます。実は大丸は剛が特攻服に着替え、ヤクザを一瞬で蹴散らすところを目撃していたのです。 剛が優等生のふりをして周りをだましていたことを許せず、激怒する大丸。正体を明かせと正論をぶつけられ、剛は返す言葉もありませんでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

大丸(森本慎太郎)から「男なら自分で正体明かせ」と正論をぶつけられた剛(間宮祥太郎)は、以来そのことばかりを考えていました。 深雪(森川葵)もそんな彼を心配して、部長に一緒に謝りに行こうと提案してくれます。しかし剛はコンクールに出展するはずだった絵を完成させたら、すべてを告白するという決意を固めていました。 一方、伍代(神尾楓珠)はヤンキーたちにハメられ、大丸とタイマン勝負することに。しかし誤解は解け、2人は一緒に食事に行きました。 そこで大丸は伍代から、剛が二重生活をしているのは軽い気持ちからではなく、家族を想ってのことだと聞かされます。

ネタバレ

やがて絵を仕上げた剛は、美術部で「特攻服の男=自分」だという事実を白状。しかしそこに大丸が現れ、すべてをドッキリとしてごまかしてしまうのでした。こうして剛と大丸は友情を結ぶことに。 そんなある日、剛は参考書を買おうと本屋を訪れた際、関口(岩男海史)が万引きをしようとしているところに遭遇します。関口は剛の中学時代の友人で、剛が脱ヤンキーを目指すきっかけを作ってくれた人物です。そんな彼が万引きをしていたのは、同級生に命令されているからだといいます。 しかし関口は剛との再会をきっかけに、勇気をふりしぼって万引きをきっぱりと断りました。その後相手の手下であるヤンキーに重傷を負わされてしまいますが、剛が全員瞬殺。こうして剛と関口は、互いの友情を再確認するのでした。 その後、家に帰宅した剛は自分に来客があることを聞かされます。しかし部屋にいたのはまったく見知らぬ男でした。思わず「誰?」とたずねる剛に対し、相手は……。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

剛(間宮祥太郎)のツレだと嘘をつき、難波家に上がりこんでいた謎の男。その正体は、ヤンキーから恐れられている市松高校のトップ・陣内一久(栁俊太郎)でした。 陣内はナオミ(鈴木紗理奈)の手料理を堪能した後、帰り際に名前を聞かれてようやく名乗ります。なぜか彼は、特服の男が剛であることを知っているようでした。 そんななか、剛の妹である吟子(原菜乃華)は高浜一中に通う佐藤淳一(小田将聖)と出会い、彼から勉強を教えてもらうことになります。しかしなんと、淳一は大のヤンキー嫌いだったのです。 一方、剛は伍代(神尾楓珠)、大丸(森本慎太郎)と一緒にラーメン屋に行き、そこではじめて陣内が市松のアタマだということを知ります。さらに伍代は、陣内にまつわるヤバい伝説をあれこれと教えてくれるのでした。

ネタバレ

陣内は卒業前の最後のケンカを難波で締めようと考えています。彼は白百合の美術部に現れると、剛に対しタイマンを申し込んできました。断ったら深雪(森川葵)にすべてをバラすと脅され、剛は応じるしかありません。 吟子の帰りが最近遅いことを怪しみ、両親は彼女を追求します。最初はごまかしていた彼女も、そのうち淳一と勉強していると白状。なんやかんやで彼を家に連れてくるという話になりますが、吟子は条件としてヤンキー感を消すことを要求しました。 同じ頃、剛は陣内に呼び出され、彼がほんとうに戦いたいのは猛だと聞かされます。要するに剛は猛をおびきだすためのエサだったのです。腹を立てた剛は全力で陣内と勝負。激しい戦いの末、結果的に剛が勝利をおさめるのでした。 一方、難波家にて。演技がうまく続くはずもなく、吟子は自分の家族がヤンキー一家であることを仕方なく白状します。しかし実は淳一は、すべてを知ったうえで吟子と仲良くしていたのです。 はじめはたしかにヤンキーを嫌っていた彼ですが、難波家の面々を見て考えが変わったといいます。こうして淳一と吟子の仲は、一家公認のものになるのでした。 その後、剛との戦いでケジメがついた陣内は、自分のやりたいことを探し求めて高校を中退します。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

剛(間宮祥太郎)が白百合高校に通い始めて1年。2年生になった彼は、1年生のときと同じく深雪(森川葵)と同じクラスになれました。剛はこれまで通りの2重生活を送りつつ、深雪が人気になり始めていることが心配で仕方ありません。 伍代(神尾楓珠)と大丸(森本慎太郎)からアドバイスをもらった剛は、ついに深雪に告白することを決意します。横浜でおこなわれる写生大会のときに想いを伝えようとしますが、そこでレディース・横浜魔苦須(マックス)がヤンキー・ケルベロスに絡まれている現場に遭遇。 助けるために特攻服姿になったせいで、絶好のチャンスを逃してしまいます。 しかも横浜魔苦須の総長は、なんと美術部に新しく入ってきた新1年生・牧野弥生(鈴木ゆうか)でした。彼女もまた、剛と同じような2重生活を送っていたのです。

ネタバレ

ケルベロスは弥生の元彼・加納光一を中心としたグループで、何度も魔苦須にちょっかいを出しています。弥生は魔苦須という居場所を大切に想っていて、ずっと守り抜きたいと考えていました。 しかしほかのメンバーは剛や先代総長に勧められ、それぞれの人生のためにもグループを解散することを決意します。 光一は弥生が自分のほうを向いてくれないことを許せず、メンバーを人質に彼女をおびき寄せようとします。さらに見せしめとして彼女たちをぼこぼこにしてしまうのでした。 そんな絶体絶命の状況に現れたのが剛と伍代。2人は光一をはじめとしたケルベロスのヤンキーたちを、あっと言う間に叩きのめしてしまいました。 その後、猛(満島真之介)は剛を呼び出し「お前も変わったよな」という言葉を投げかけます。実は猛は、剛が魔苦須のメンバーに解散を勧め、「ケンカで勝っても人生は変わらない」と語っているところを目撃していたのです。 自分の本心を隠し、「なわけねえだろ」と嘘をつく剛。彼は兄をだましていることを心苦しく思い、最後まで嘘をつき通そうと改めて決意を固めるのでした。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

剛(間宮祥太朗)はクラスメイトから多数決で選ばれ、白百合高校の次期生徒会長に立候補することに。伍代(神尾楓珠)と大丸(森本慎太郎)は彼が目立ちすぎるのではないかと心配しますが、本人は「やるなら本気で」という心持ちで選挙活動に挑みます。 そんな一生懸命さが皆にも伝わったのか、次期生徒会長として選出されたのは剛でした。しかし剛は帰宅後、高校受験を控える妹・吟子(原菜乃華)が白百合高校を受験すると知り、ただただ言葉を失ってしまいます。 これまでなんとか続けてきた二重生活は、あっけなく終わりを迎えてしまうのでしょうか。

ネタバレ

そして迎えた新年度。吟子は白百合高校に入学しますが、派手な格好をしているため早速教師に目をつけられています。 生徒会長になってしまった剛は、妹に正体がバレないように必死。しかし結局隠し通すことなどできず、ショックを受けた吟子は兄を拒絶するのでした。 一方、特攻服姿の剛に想いを寄せている弥生(鈴木ゆうか)は、剛の正体に気づきます。彼女はのちに吟子とも仲良くなり、兄妹を仲直りさせるために話し合いの場を設けようとしました。 しかしそんな中、弥生と吟子はガラの悪い連中にさらわれてしまいます。事の顛末を聞いた剛は、いつものように特攻服に着替えることなく、学ラン姿のままで2人を助けに向かいました。 吟子の前に颯爽と現れたのは、昔と少しも変わらないままの、優しくて強い自慢の兄でした。2人は仲直りし、吟子は兄の気持ちを理解するようになります。 翌日。吟子はこれまでと一転、優等生スタイルで学校に登校しました。「生徒会長の妹」ということを意識して変化してくれた妹を見て、剛は大きな喜びを感じるのでした。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

剛(間宮祥太郎)たち3年生は、修学旅行で広島に行くことになります。旅行の前日、剛はいつものように伍代(神尾楓珠)と大丸(森本慎太郎)と連れ立って遊びに出かけました。 そこで大丸は偶然かつての初恋相手・水野友美(森迫永依)と再会し、彼女がたいへんな状況に置かれていることを知ります。彼女は家庭の事情で兄と2人暮らしになり、しかもその兄が700万円もの借金を作ってしまったというのです。友美は返済のため、キャバクラで働かなければなりませんでした。 大丸はその後、友美の兄に借金をさせたのが西日本最強の高校生・安藤綱平(葵揚)だと知り、彼と交渉することを決意。伍代と友美を連れ、広島に向かいました。

ネタバレ

安藤と対峙した大丸は、ケンカで勝負して自分が勝った場合、水野兄妹にはもう2度とかかわらないことを約束させます。しかし西日本最強の名は伊達ではなく、大丸も伍代もボロボロになってしまうのでした。 修学旅行中の剛は偶然この件について知ってしまい、安藤のところへ殴り込みに行きます。一時は危ないところでしたが勝利をおさめ、水野兄妹は晴れて自由の身になりました。 大丸と伍代は、せっかくの修学旅行中に自分たちを助けてくれた剛に対し、改めて感謝と友情を感じるのでした。 一方、白百合高校の生活指導教諭・桐山は、突然部屋からいなくなった剛のことを怪しんでいました。今回もなんとかごまかすことに成功しますが、納得はしてもらえていないようです。 さらに修学旅行から戻った後、剛に新たなピンチが訪れます。なんと兄の猛(満島真之介)が、白百合高校に現れたのです。剛はそんなことが起きているとは夢にも思わず、クラスメイトたちと仲良く談笑していますが……。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ある日突然白百合高校に、吟子(原菜乃華)の忘れ物を届けるため猛(満島真之介)がやってきました。さらに猛は、剛(間宮祥太郎)の勇姿を一目見ようとして市松高校にまで足を運びます。たまたまその場にいた伍代(神尾楓珠)がごまかしてくれたため事なきをえますが、猛はあまり納得いっていないようすです。 そんな中、剛はこれからも絵を描くことを続けたいと思い、美大受験を決意します。もちろん、そのためには家族に真実を告げなければなりませんが、タイミングが合わずなかなか言い出せません。 やがて猛は剛が書いた進路調査票を発見し、弟がこれまで市松高校ではなく白百合高校に通っていたこと、美大へ進学したがっていることを知ってしまいます。

ネタバレ

自分たちがずっとだまされていたと気づき、怒り狂う猛。結果として、剛は最悪の状況でこれまでの嘘を白状することになってしまいます。両親、特に嘘を嫌う母・ナオミ(鈴木紗理奈)も怒りを隠そうとしません。 一方、剛もこれまでため込んでいたものが爆発し、「こんな家に産んでもらって迷惑なんだよ!」とひどい言葉を吐いてしまいます。さらにそのままの勢いで家を出ることになるのでした。 その後、伍代の家に居候しながら、新聞配達とカラオケ店のバイトを掛け持ちし始めた剛。しかし初日早々、兄の猛に恨みを持つヤンキー2人組・小暮翔と石黒正に絡まれてしまいます。 当然剛は圧倒的な実力で2人をボコボコにしました。しかしそれを逆恨みした彼らは、後日仲間を引き連れて白百合高校に乗り込んできます。 大事な場所を守るため、特服に着替えて戦う剛。しかしそこにやってきた警察に捕まり、パトカーで連行されてしまいます。

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第10話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

白百合高校での乱闘が原因で警察に連行されてしまった剛(間宮祥太朗)。彼は迎えに来た父・勝(宇梶剛士)と母・ナオミ(鈴木紗理奈)と一緒に帰宅し、これまでのことを謝罪し土下座しようとしました。 しかし両親は優しい言葉をかけ、やりたいようにやればいいと励まします。吟子(原菜乃華)も兄が帰ってきて嬉し泣きしますが、猛(満島真之介)だけはまだ怒っていました。 一方、白百合高校の校長は剛の退学処分を発表。深雪(森川葵)や島崎(春本ヒロ)をはじめとした剛のクラスメイトたちは、理由も聞かず一方的に処分を下した校長に猛反発します。

ネタバレ

クラスメイトたちは退学処分を取り消させるため、体育館で立てこもりをすることに。途中生徒指導の桐山が邪魔に入り、メンバーが大幅に減ってしまいますが、そこに弥生たち下級生も集まってきます。 剛が喧嘩をしたのは皆のためだと必死で主張する深雪。するとそのうち、教師の中からも剛の味方をする者が出てきます。結果として皆の努力が報われ、剛は退学せずに済むことになりました。深雪からも一緒に卒業しようと言われ、もう2度と喧嘩しないようにと2人で指切りをします。 その後剛の前に小暮翔たちヤンキーが現れ、喧嘩をふっかけてきました。しかし剛は約束を守るために一切反撃をしようとしません。あっという間に追い詰められてしまった剛ですが、そのとき現れた猛が敵をやっつけてしまいます。 猛と剛は改めてじっくりと話をして、ようやく仲直りをしました。そして家に帰って、久々に家族そろっての食事を楽しみます。 やがて停学が明け、剛は再び白百合高校に通い始めることに。吟子以外の家族は初めて剛の優等スタイルを目の当たりにして、驚きを隠せません。こうして剛は二重生活を終え、皆と一緒に卒業することを改めて誓うのでした。

特別編のあらすじ・ネタバレ

『ナンバMG5』の特別編は最終回のその後を、難波家の愛犬・松が主人公となって描く「全開バリバリでありがとう編」です。難波家では松のサプライズ誕生パーティーが計画されていましたが、仲間はずれにされたと勘違いし松は家出してしまいます。 松は家出中に深雪(森川葵)に遭遇し、剛(間宮祥太朗)宛の手紙を発見。渡せなかったものだと聞き、剛に届けてあげることにしました。一方、伍代(神尾楓珠)と大丸(森本慎太郎)は、剛の退学処分を取り消すため行動する。 伍代は迷っている松を見つけ剛に連絡。剛は松がくわえている手紙を見つけて浮かれ、伍代にこれまでの感謝を伝えるのでした。剛が松を連れて帰ると家では誕生日パーティーの準備が整っています。松は難波家を「最高の家族!」と絶賛しパーティーを楽しむのでした。

ハマる人続出!『ナンバMG5』の魅力とは?

『ナンバMG5』の最大の魅力はギャップです!「はいはい、ヤンキードラマね」と軽い気持ちで見た人ほど、友情物語や恋愛、家族愛がしっかりと描かれたナンバMG5沼に激ハマりしてしまいます。 特に目が離せないのがヤンキーたちの友情物語。最初は対立していた伍代や大丸が、最終的には剛の理解者となり守ってくれるようになる姿が胸熱なのです。 魅力的なキャラを演技力の高い役者陣が演じてくれているため、不思議とぶっとんだ設定なのに受け入れてしまいます。 難波家の大きな家族愛、ヤンキーとして順調に全国制覇へ向かってしまう剛、二重生活がいつバレてしまうのかのヒヤヒヤ。単なるヤンキードラマでは得られない魅力があるからこそ『ナンバMG5』は多くの人がハマっているのです。

ドラマ『ナンバMG5』のキャスト

難破剛役/間宮祥太朗

主人公の難波剛を演じるのは、本作がフジテレビ系ドラマ初主演となる間宮祥太朗。これまでも、『僕たちがやりました』(2017年)や『べしゃり暮らし』(2019年)などドラマで高校生役を演じ、映画でも『帝一の國』(2017年)や『東京リベンジャーズ』(2021年)で元不良や不良役を好演してきました。 新ドラマ枠での主演という今回の抜擢については、「相当の重圧は感じつつ、声をかけて頂けた事をありがたく」思っているそう。優等生とヤンキーという二面性をどう演じ分けるのかに注目です!

伍代直樹役/神尾楓珠

難波剛の相棒的存在となる、クールなイケメンヤンキー・伍代直樹を演じるのは神尾楓珠(かみおふうじゅ)。伍代は剛が入学するはずだったヤンキー高校の1年生で、上級生たちからも恐れられる一匹狼の最強ヤンキーです。 神尾楓珠は2019年の『左ききのエレン』で連続ドラマ初主演を果たした、注目の若手人気俳優。ヤンキー役は同年の映画『HiGH&LOW THE WORST』以来で、今作の出演に関しては「今までのヤンキー漫画にない斬新な設定なので、どんな作品になるのかワクワクしています」と語っています。

藤田深雪役/森川葵

藤田深雪は白百合高校の同級生で難波剛の初恋の相手です。暴力が嫌いで正義感が強い性格をしており、時には物おじせずに喧嘩の仲裁に入ることも。剛がヤンキーでありことには気が付いておらず、優しく気さくに接しています。 本作のヒロイン役を演じるのは、女優の森川葵です。ファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルとして人気を集め、その後女優デビューを果たします。ドラマ『賭ケグルイ双』では早乙女芽亜里役で主演を務めました。バラエティにも出演し、活躍の幅を広げています。

大丸大助役/森本慎太郎

生粋のヤンキー高校に通う大丸大助。彼も主人公・剛が好意を寄せる深雪が気になり、剛とは恋のライバルになります。そんな中、剛が特攻服に着替えているところを目撃してしまいーー。 SixTONESの森本慎太郎が大丸大助を演じます。ジャニーズJr.時代からドラマや映画などに出演。2020年にSixTONESの一員としてデビューを果たした後も、ドラマ『監察医 朝顔』(2020年)では刑事・森本琢磨役で出演するなど活躍しています。

守田巻役/富田望生

主人公・難波剛のクラスメイトで、ヒロイン・深雪の友人である守田巻を演じるのは、若手実力派女優の富田望生。かなり“クセが強い”同級生で、おかっぱ頭にちょこんと乗ったお団子ヘアが特徴です。深雪より自分の方がイケてるとばかりに、剛にアピールする姿にも注目!

演出は「踊る大捜査線」シリーズの本広克行

『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』 
(C)2003 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー

本作の演出を務めるのは、大ヒットシリーズ「踊る大捜査線」を手がけた監督・本広克行。フジテレビの連続ドラマを演出するのは、2008年の『SP 警視庁警備部警護課第四係』以来14年ぶりとなります。 今回フジテレビで2022年4月からスタートする新たなドラマ枠を担当するに当たり、「(『踊る大捜査線』から)25年ぶりに古巣のフジテレビでコメディードラマを作れるなんて、楽しみしかないです!!」と大いに期待を寄せていました。

『ナンバMG5』の作者は誰?「MG5」の意味とは

原作は、小沢としおによる青年漫画『ナンバMG5』とその続編『ナンバデッドエンド』。『ナンバMG5』は「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)に2005年から2008年まで、続編『ナンバデッドエンド』が続けて2008年から2011年まで連載されました。 小沢としおは不良漫画を得意としており、2018年に完結したヤンキー青春漫画『Gメン』が「King & Prince」の岸優太主演で映画化されることも報じられたばかり。ちなみにタイトルの「MG5」とは、「マジギレ5秒前」!今や懐かしいヤンキー用語ですね。

原作漫画の最終回をネタバレ

ここで、原作漫画『ナンバMG5』の気になる最終回をネタバレありで紹介しておきましょう。

家族に内緒で「白百合高校」に通っていた剛ですが、最終的には普通に高校を卒業することはできませんでした。剛に逆恨みしたヤンキーたちが白百合高校を襲い、彼の正体がバレてしまうのです。退学処分を受けますが、これまでの剛をよく知り慕う生徒たちが学校に抗議し、停学処分で済むことに。 しかし剛は、中学時代の恩師に迷惑をかけまいと、自主退学してしまいます。 それでも恋人の藤田深雪に励まされ、高卒認定試験を目指すことに。夢だった画家になるため、美大への進学を志すハッピーエンドとなっています。

ドラマ『ナンバMG5』の全話あらすじ・最終回ネタバレを紹介

フジテレビで2022年4月から新ドラマ枠として、水曜日夜10時にスタートした「水10」。この枠ではユニークなニューヒーロー像で、視聴者を良い意味で裏切っていくとのこと。その最初のヒーロー像を担うのが、間宮祥太朗主演の『ナンバMG5』です。 気になった人はぜひチェックしてみてくださいね。