2022年12月24日更新

ドラマ『クロサギ』最終回までネタバレあらすじと漫画の結末!主演はキンプリ平野紫耀

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『クロサギ』
©2004 黒丸・夏原武/小学館/TBS

2013年に全42巻で完結した同名漫画シリーズを、「『クロサギ』完全版」として再ドラマ化!平野紫耀が主演を務め、詐欺師を騙す詐欺師「クロサギ」に扮します。 本記事では、本作のあらすじやネタバレ、キャストについて紹介します。

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ドラマ『クロサギ』のあらすじ

舞台は2022年の日本。現代では詐欺の脅威が身近に迫り、ごく普通に生きている人間が被害者にも加害者にもなってしまう危険が潜んでいました。 世の中に存在する3種類の詐欺師。一般的な詐欺師が「シロサギ」、異性を誑かして金銭を奪う詐欺師が「アカサギ」、そして詐欺師を狙う詐欺師が「クロサギ」です。黒崎高志郎がクロサギの道を選んだ背景には、シロサギに騙された父親が事件を起こし、家族を失った過去が関係しています。 黒崎の生きる目的とは、この世すべてのシロサギを喰らい尽くすこと。そしていつか、家族の仇である御木本を倒すために人生を捧げてきました。しかし、孤独だった彼を変えるような出会いが訪れ、過去と向き合い葛藤することになり……。

第1話:詐欺師を騙す詐欺師ー涙の激闘、開幕!

10月21日放送

あらすじ

黒崎高志郎(平野紫耀)は、詐欺師を騙す詐欺師。甘味処「桂」を営みながら裏で詐欺の情報を売りつける桂木敏夫(三浦友和)に、黒崎はターゲットとなるシロサギの話を聞きます。 黒崎が次に狙うシロサギの名前は、企業セミナー会社代表・春日公義(高橋光臣)。春日の情報を得るため、黒崎は被害者である吉川辰樹(船越英一郎)のもとへ、フリー記者・黒川として訪れます。 取材と称して黒崎は、「春日の手口を教えれば、お礼に春日を騙してお金を取り返す」と交渉。しかし、検事を目指す大学生の娘・氷柱(黒島結菜)は、「人を騙すことは詐欺師と一緒ではないか」と反対し、黒崎と対立します。

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ネタバレ

引き留める氷柱をよそに、吉川は黒崎にお金を取り戻すことを依頼。黒崎は吉川に、「金がないなら家を売ればいいのに、なぜそんなにも家に執着するのか」と問います。吉川が家を手放さないのは「氷柱たちが安心して戻ってこれる場所として残したい」という親心からでした。 そんな父親の話を聞き、ますます吉川が詐欺を手伝うことに反対する氷柱ですが、両親が氷柱のいないところではお金のことでお互いを責め合っていることを知ります。話を聞いていた黒崎は、詐欺が原因で失った自分の家族のことを思い出すのでした。 そして、黒崎は春日を追い詰めるため、本格的に動き出します。春日が詐欺を働いている事実を動画におさめ、全国に配信。それを観た春日はセミナー会場へ集まった人々に対し、全額返還すると謝罪をします。 会場を訪れていた吉川は「信用ならない、みんなで訴えてお金を取り戻そう」とその場にいる人たちを説得。春日は逃走しますが、その場にいた警察も、セミナー参加者のほとんども、動画配信の件もすべて黒崎と吉川が仕組んだことでした。 逃亡した春日のもとに、一本の電話が入ります。相手は黒崎が変装する投資コンサルタント・黒岩啓介。春日は黒崎の「資産を隠せる」話に乗り、詐欺で稼いだすべての資産をコインに交換します。しかし、それは黒崎の罠で、春日の全資産6億7千万円はすべて黒崎の口座の中に入っていたのでした。 ある夜、桂木の店に白石陽一(山本耕史)が訪れ、桂木に「詐欺セミナーの設計図を描いたのはあなたですよね」と問いかけます。黒崎が家族を失ったのは、父親がある詐欺セミナーに騙され、追い詰められたことが原因。黒崎にとって桂木も家族の仇になる事実を、黒崎はまだ知らないでいるのでしたー-。

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第2話:姿を現した家族の仇―クロサギとして生きる決意

10月28日放送

あらすじ

黒崎高志郎(平野紫耀)の次なるターゲットは、「出会わせ屋」を営む探偵の川中幹夫(新納慎也)。芸能人との運命的な出会いを演出すると持ち掛けお金を巻き上げる川中は、人の「心」を利用する詐欺師でした。 黒崎は、ウェブライター・黒田聡介として被害者の江本美知留(八木莉可子)に接触。落胆する美知留に黒崎は「そのシロサギ、俺が喰ってやるよ」と意味深に言うのでした。

ネタバレ

吉川氷柱(黒島結菜)は大家の元を訪ねますが、黒崎が出てきて驚愕。黒崎は詐欺師を騙す「クロサギ」として詐欺を働きながら、大家をしていたのでした。そんな中、アパートの住人・天野正二郎(津嘉山正種)が詐欺トラブルに巻き込まれますー-。 川中への接触を試みる黒崎は、ムラカミ総合調査グループ・黒田惣太郎として川中の元を訪れます。早々に「出会わせずにお金だけ騙し取っていないか」と核心をつく黒崎。否定する川中に、黒崎は「弊社と手を組まないか」と誘うのでした。 黒田が実在の人物だと知った川中は、紹介料200万円で契約。川中は黒崎と交わした契約書の「契約を破棄した場合、倍のお金を払う」という文言を覚えており、いざとなれば契約破棄をすればいいと考えていました。 黒崎がアパートに戻ると、そこには氷柱の姿が。氷柱は詐欺トラブルにあった天野のお金を脅しで取り返したことを知り、黒崎に反発します。氷柱の言葉に黒崎は、自身が桂木敏夫(三浦友和)に詐欺を教えてくれと頼み込んだ過去を思い出すのでしたー-。 契約が進まない川中は黒田に連絡をしますが、黒田はのらりくらりとかわすばかり。痺れを切らした川中は、契約破棄をして400万円を奪おうと考えます。しかし川中の勘違いで得ることは叶わず、黒崎に200万円を騙し取られたのでした。 黒崎は美知留へお金を渡した後、川中が手を出していたクレジットカード詐欺を喰って儲けにしようと考えます。黒崎は川中の口座の持ち主に接触して口座を凍結。黒崎の誘導によって新たな口座にお金を振り込む川中でしたが、その口座は黒崎のものでした。クレジットカード詐欺で動いていた警察が川中の元へ到着し、川中は逮捕されます。 その夜、氷柱は黒崎のことを調べているうちに、黒崎が「クロサギ」になったきっかけの事件の記事を見つけます。時を同じくして、黒崎の元へ東京中央署の神志名将(井之脇海)が訪れ……。

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第3話:初めての敗北!?権利に潜む ”見えない”詐欺を喰う!!

11月4日放送

あらすじ

黒崎高志郎(平野紫耀)の次なるターゲットは、知的財産詐欺を働くシロサギ・西岡崎誠二(栗原英雄)。 西岡の詐欺は、社員複数人で共有して権利を買い得た後、似ている権利が海外にないか見つけ、あれば真似されたと訴え和解金を奪い取り配当にするという手口。しかし実際は、社員が買った権利を何も知らない人に売りつけ利益を得るだけで、売りつけられた人は訴訟の和解金も配当も得られないただの詐欺でした。 黒崎は西岡に、音楽出版社の黒沢として接触。黒崎は西岡の会社とのコンサルティング契約を持ち掛けますが、そこに現れた白石陽一(山本耕史)によって邪魔をされてしまいます。

ネタバレ

白石を怪しんだ黒崎は、白石の動向を探ることに。ある日白石が会っていたのは、「DREMS COMMITMENT」のマイケル・ウォン(TAKAHIRO)という中国出身の男でした。 黒崎は白石と一緒にいた男を人質にとり、白石を呼び出します。白石が西岡崎の会社に関わっていたのは、DREAMの内部に潜り込むためと知った黒崎ですが、その時白石の口から桂木敏夫(三浦友和)の名前が。黒崎は白石から「それぞれの目的を持つ者同士、手を組まないか」と持ち掛けられますが、桂木の名前が出てきたことに驚きを隠せませんでした。 黒崎は桂木とともに行動する早瀬かの子(中村ゆり)を問い詰め、白石が過去に家族を殺された復讐から大企業だけを喰っている「シロサギ」であることを知ります。その事実を知っても手を組むことは断った黒崎ですが、白石に「俺の仕事を手伝え」と言うのでした。 再び黒崎は黒沢として西岡崎に接触。しかし、白石にまたも邪魔され「黒沢の会社の売却で手を打ちたい」と提案されます。黒崎は、自分の持つ他の会社も一緒に買ってもらうという条件付きで買収に同意。 大きすぎる取引に尻込みした西岡崎は断ろうとしますが、白石に「会社をまともなビジネスに変化させるのはどうか」と助言され契約することに。ありもしない会社を複数売りつけた黒崎は、西岡崎を潰すことに成功したのでした。 白石が言うには、桂木が黒崎に今回のターゲットを喰わせた本来の目的は、白石のDREAM喰いをやめさせるため。早瀬が黒崎に白石の過去を話したのも、同情を誘い協力させるためでした。DREAMを喰うことから手を引くという白石。この世界で生きるなら、桂木の怒りを買ってはいけないと言います。 白石は黒崎に宿敵・御木本(坂東彌十郎)の居場所が書かれた紙を差し出し、「桂木を敵に回して御木本を殺せるか?」と問いますが……。

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第4話:ついに宿敵との直接対決!お前にずっと聞きたかったことがある

11月11日放送

あらすじ

黒崎高志郎(平野紫耀)は、ヘッドハンティング代行により金を得ていた詐欺師・露木洋明に、人材派遣業の黒木隆として近づき業務提携を持ち掛けます。お互いの株を持ち合う契約でしたが、黒崎は偽物の株券を渡し、露木から1億5,000万円を奪うことに成功。 しかし、露木にはボスがいました。

ネタバレ

露木のボスは、黒崎の宿敵・御木本(坂東彌十郎)。黒崎は白石陽一(山本耕史)に協力を求め、御木本がヘッドハンティングを使って優秀な人材を会社から追い出し、M&A詐欺を働こうとしていることを話します。 そのころ御木本は、木本と名乗り小田倉商事に対するM&A詐欺を進めていました。黒崎は露木のヘッドハンティング詐欺の被害者・叶多佳子に接触し、その場に小田倉商事の執行役員・草刈博美(山本未來)も同席。黒崎は御木本が小田倉商事にM&A詐欺を働こうとしていることを忠告しますが、すでに契約が交わされた後でした。 黒崎は、小田倉商事に御木本を罠にはめることを提案。御木本は黒崎が仕掛けたエサに食いつき、小田倉商事の乗っ取りに動きます。御木本は、役員を買収して筆頭株主になり、新社長に就任。社長室に案内された御木本ですが、そこにいたのは黒崎でした。 黒崎は、新たに作った小田倉ホールディングスへ小田倉商事の資産をすべて移し、空の小田倉商事を買わせることで御木本を喰うことに成功。さらに黒崎は、御木本がM&A詐欺を働こうとした会社に今回のことを伝え、御木本の動きを封じたのでした。 黒崎は自分の父親を陥れた理由を聞きますが、御木本は「カモだったから、意味なんてない。顔も覚えていない」と言います。出て行こうとした御木本の前に現れたのは警察。会社への詐欺、及び金融商品取引法違反の疑いで御木本は逮捕されます。 しかし、突如被害者が被害届を取り下げ、御木本は釈放。裏で取り下げさせたのは桂木敏夫(三浦友和)でしたが、すべて黒崎の思惑通りでした。桂木は、黒崎に御木本を追って上海へ行き、自身がとられた20億円を取り返せと依頼しますーー。

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第5話:決着の舞台は上海!黒崎VS御木本―復讐の行方は!?

11月18日放送

あらすじ

黒崎高志郎(平野紫耀)は、御木本(坂東彌十郎)を追って上海にいました。そこに現れたのは、早瀬(中村ゆり)。御木本は上海のマフィアであるレッド・ドラゴンから借りたお金を返すため、桂木敏夫(三浦友和)の名前を使ってある有力者からお金を騙し取っていました。 それを聞いた黒崎は、御木本を騙してお金を取り返すことに。

ネタバレ

御木本は得たお金をレッド・ドラゴンに返すため、20億の預金証書を渡しに行こうとしますが、この預金証書は黒崎が用意した偽物でした。本来は御木本が渡しに行く予定でしたが、現れたのは部下である垣根(金井勇太)。御木本は桂木の連絡により難を逃れましたが、代わりに垣根は殺されてしまいます。 桂木が御木本に連絡したのは助けるためではなく、自身のため。レッド・ドラゴンと対立するキング・タイガーと桂木は仲が悪く、御木本を利用して恩を着せようとしていたのです。御木本は、垣根を殺されたことで怒り桂木に宣戦布告しますが、桂木の思惑通りキング・タイガーに接触します。 御木本はキング・タイガーと組んで香港で100億円の投資詐欺をしようとしていました。これにかぶせるように黒崎もキング・タイガーへ日本への投資詐欺を持ち掛けます。 黒崎が戻ると、そこには東京中央署警察官・神志名将(井之脇海)の姿が。神志名は垣根が殺されたことを知っており、「それがお前の復讐か?」と黒崎を責めます。しかし、黒崎は「御木本を止める最後のチャンス」だと言い、その場を立ち去りました。 その頃キング・タイガーは、黒崎の話に乗るため、御木本との詐欺に使う資金を50億円に減額。それを知った御木本は、「黒崎は詐欺師を喰うクロサギだ」と黒崎の正体をバラします。黒崎はキング・タイガーによって攫われてしまいますが、間一髪のところで協力者からの電話が鳴り、御木本と立場を逆転することに成功。 御木本はかつて親交のあった銀行員・宝条兼人(佐々木蔵之介)に「50億円を持って南米へ逃げる」と連絡します。しかし、宝条は桂木と繋がっており、御木本が持っていたお金をすべて回収、ご苦労様と別れを告げるだけでした。 打つ手がなくなった御木本は、ホテルで黒崎と会います。黒崎は御木本が仇だと思っていましたが、「お前の仇は俺で終わりじゃない」と御木本。すでに全てを諦めた御木本は、自分を殺せと銃を差し出しますが、黒崎は「俺は人は殺さない」とその場を去ります。 しかし、黒崎が去った後銃声が鳴り響き、御木本は自殺をしたのでしたーー。

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第6話:初デートはマンション投資詐欺!?

11月25日放送

あらすじ

上海から戻ってきた黒崎高志郎(平野紫耀)は、再び桂木敏夫(三浦友和)から情報をもらい、シロサギをターゲットにしていきます。 その頃、吉川氷柱(黒島結菜)は同級生から闇バイト詐欺について相談を受けており、それは黒崎が狙う詐欺師・栗原裕一郎が行っているものでした。

ネタバレ

そんな中、氷柱は「詐欺被害者の会」を見つけ、相談をすることにします。そこにいたのは弁護士・熊谷真紀子(さとうほなみ)。氷柱は熊谷の、無償で詐欺被害にあった若者を助けたいという思いに心を打たれ、ますます解決に熱心になりました。 しかし、信頼できる弁護士だったと太鼓判を押した後日、同級生から「5万円を払ってから弁護士と連絡がつかなくなった」と電話が入ります。氷柱が急いで熊谷の事務所へ行くと、そこはすでにもぬけの殻。実は、弁護士・熊谷は偽物で、栗原と協力して詐欺を行っていたのです。 栗原はマンション投資詐欺も行っていました。それを利用するため黒崎は、栗原たちに自身が用意したマンションを買わせます。詐欺を解決できず落ち込む氷柱に、黒崎はご飯に誘いますが、到着したのは栗原たちのマンション即売会。 黒崎から購入したマンションが不良品であるのを知りながらも会を続行する栗原でしたが、黒崎の乱入によってすべての悪事が暴露されてしまいます。氷柱も熊谷と決着をつけ、彼らは警察に捕まったのでした。 黒崎は、御木本(坂東彌十郎)の「お前の本当の仇は俺じゃない」という言葉が引っ掛かり、白石陽一(山本耕史)に相談。何も知らないという白石ですが、ひまわり銀行に覚えがあるようでした。黒崎は、ひまわり銀行の子会社に転職した氷柱の父・吉川辰樹(船越英一郎)の力を借り、調べを進めていきます。 すると、黒崎の父親が一家心中にまで追い込まれたのは、ひまわり銀行執行役員・宝条兼人(佐々木蔵之介)が関係していることがわかりーー。

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第7話:巨大銀行を騙せ!パパ亡き家族の大勝負

12月2日放送

あらすじ

黒崎高志郎(平野紫耀)は、ひまわり銀行の支店長が集まる会に潜入し、宝条兼人(佐々木蔵之介)の動向を追っていました。そこで目を付けたのが、ひまわり銀行首都中央支店の支店長である牛山彩子(山口紗弥加)。 黒崎は黒沼としてひまわり銀行を訪れ、牛山と接触します。その帰り、担当の薮内とある家族のトラブルに遭遇。「銀行は人殺し」と叫ぶ家族に、黒崎は話を聞きます。

ネタバレ

実はその家族は、ひまわり銀行との融資問題で夫を亡くしていました。ひまわり銀行の手口は、融資ができない代わりに住宅ローンを借りさせ、さらに追加で融資を上乗せするという悪質なもの。お金を返せなくなった家族は、住宅差し押さえの危機に陥っていました。この話を聞いた黒崎は、家族のために銀行を騙すことに。 別の日、白石陽一(山本耕史)と会った黒崎は「導入詐欺」の話をします。黒崎の父は御木本(坂東彌十郎)に騙されましたが、とどめは宝条がさしたことに、黒崎は気づいていました。白石の協力を期待していた黒崎ですが、桂木敏夫(三浦友和)のマネーロンダリング係である宝条を騙すことは手伝えないと、釘を刺されてしまいます。 引き続きひまわり銀行と話を進める黒崎は、「3億円を貸してくれたら1等地のビルを担保にする。さらに3千万円を振り込む」と約束。融資するにあたり保証人を求められますが、家族の父を大企業の常務に変装させることでクリアしたのでした。3億円の融資と3千万円のキックバックが完了した黒崎は、2千万円を家族の元へ。そのお金で家族は、無事に家を守ることができたのでした。 様子がおかしいことに気づいた銀行ですが、すでに時は遅く、3憶円の損失に加えビルを担保にする契約は無効。さらに3千万円のキックバックをしたことがマスコミにバレてしまい、執行役員である宝条は牛山を切ります。 そして、宝条は牛山を騙した男について調べを進めることに。その頃黒崎は、すべてを失った牛山に協力を求めーー。

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第8話:アカサギ転身!?暴かれる黒崎の正体

12月9日放送

あらすじ

黒崎高志郎(平野紫耀)は、元ひまわり銀行の支店長・牛山彩子から宝条兼人(佐々木蔵之介)の情報を得ます。宝条は、裏金を作るため銀行以外にもたくさんの動かせる会社を持っていました。 ひまわり銀行の元行員である現・世田谷病院理事長の宇佐美孝也(津田健次郎)は、宝条と先輩後輩の仲。黒崎は宇佐美の妻・怜華(高田里穂)を利用して宇佐美を騙していきます。

ネタバレ

ある時、揉めるホストと怜華の間に入ったのは黒崎扮するホスト風の男・黒瀬。旦那である宇佐美に不満を持ち、金を欲しがっていた怜華に黒崎はある方法を紹介します。 宇佐美と会った黒崎は一度契約を断られますが、怜華の演技により承諾を得ることに成功。さらに黒崎は「病院のベッドを転売すれば裏金が作れる」とそそのかし、宇佐美はその話に乗ってしまいました。 数日後、病院では黒崎の会社が実体のないものだと気づきます。しかし予定通り黒崎はやってきて、自ら詐欺師だと正体をバラしました。キックバックを受け取っていたため警察に連絡できない宇佐美に、黒崎は今までの悪事をネットに配信すると追い打ちをかけます。 宇佐美は詐欺によって裏金を集めていましたが、それは宝条の指示だったのです。宇佐美は最後まで口を割らなかったため、今までの悪事が全国にバラされてしまいました。 その頃、警察官である神志名将(井之脇海)は、金融庁の職員と会います。その職員は、長年宝条を追っている人物でした。一方、宝条と鷹宮輝(時任勇気)は、ある新党の女性議員のもとへ。部屋にあった謎の男が映る防犯カメラの写真を見た鷹宮は、その男が黒崎だと気づきます。黒崎を目の敵にしていた鷹宮は宝条に伝え、黒崎の存在が知られてしまうことに。 そんな黒崎のもとへ警察がやってきて、身に覚えのない脱税疑惑で逮捕されてしまいーー。

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第9話:黒崎を処刑せよ!決別と最後のデート

警察から逮捕状が出てしまい、取り調べを受けることになった黒崎高志郎(平野紫耀)。確固たる証拠として警察が出してきたのはひまわり銀行系列の通帳でした。 桂木敏夫(三浦友和)が手を回して釈放された黒崎でしたが、「もう仕事を受けるのはやめにする」と宣言します。桂木に宝条兼人(佐々木蔵之介)や自分を喰ったあとのことを聞かれた黒崎は、何も答えられませんでした。

黒崎は、偶然出会った吉川氷柱(黒島結菜)を食事へ誘います。黒崎がどこか遠くへ行こうとしていることを察した氷柱は「待ってるよ」と一言。普通の学生のような楽しい時間を過ごした2人ですが、「帰ったらフグを食べに行こう」と約束した顔は少し浮かない表情でした。 黒崎がいなくなってから2週間、不正金をスクープされた民政党議員の蒲生紗千子(秋山菜津子)は、宝条を呼び出します。「最後のチャンス」である新党立ち上げを計画する蒲生は、宝条に100億円の準備を命令。 宝条は金を集めるため奔走、日本で借りるわけにはいかないため、海外ファンドに絞って話を進めていきます。そんなときに宝条が目を付けたのが、「Stone Partners」というシンガポールの会社でした。しかし、この会社は黒崎のもの。シンガポールまで足を運んで本社を創り、日本支社と看板を出すことで、宝条が融資を受け取る候補3社に残ります。 宝条が大金を集めた頃、蒲生は新党を正式に発表。さらなる金が必要となった宝条は、特殊メイク姿の黒崎扮する「Stone Partners」の本社勤務・蕪木と話をします。「黒崎の会社としか取引をしない」の条件だけで50億円もの金を手に入れることができると考えた宝条は、その契約に乗ってしまいました。 宝条のことで連絡を取っていた金融庁の日下(山田キヌヲ)の協力を得られた黒崎は、宝条に関する証拠を見るため日下の自宅へ向かいます。しかし、そこで目撃したのはマンションから飛び降り、救急車で運ばれる日下の姿でした。同じ場所で早瀬かの子(中村ゆり)の姿を見てしまい、黒崎はさらに動揺してしまいます。 帰路につこうとしていた黒崎は、自分に電話をする氷柱の姿を見つけますが、その瞬間、氷柱が黒い車に連れ去られてしまい……。

最終回:FINAL -最後に伝えたいこと-

連れ去られた吉川氷柱(黒島結菜)を助け出した黒崎高志郎(平野紫耀)。黒崎は、自分の家族を見て見ぬふりして後悔していたことを話します。 家族を失い、生きる意味を失った黒崎は「クロサギ」になることで日々を耐えていました。桂木敏夫(三浦友和)の契約を一方的に破って始末されようとしている現状を仕方ないと受け入れているようです。

マンション飛び降り事件で奇跡的に助かった金融庁の日下(山田キヌヲ)は、黒崎に宝条兼人(佐々木蔵之介)の不正の証拠のコピーを送り付けていました。それを手に、黒崎は宝条を潰しにかかります。 黒崎は宝条を騙すべく、融資の話を進めるため国債有価証券を担保にする条件を提示。国債の移動は記録に残りますが、宝条はこれを了承します。一方、民政党議員の蒲生紗千子(秋山菜津子)は合流する予定だった議員の宮地に新党を結成されてしまい、後がない様子。秘書の浦川(細田善彦)に「なにができるか考えなさい」と詰め寄ります。 いよいよ宝条と50億円の契約に入るとき、宝条は黒崎の存在に気づき、ついに対峙することに。黒崎の父親を騙したことを許せと言う宝条に、黒崎は「自分の詐欺で殺したと世間に公表すれば許す」と返します。 黒崎との対峙後、宝条は別ファンドと契約することに。順調そうに見えた宝条でしたが、その席に現れたのは黒崎でした。黒崎は二重に仕掛けを打ち、宝条が銀行の金を勝手に担保にした証拠を手に入れることに成功。「御木本(坂東彌十郎)のように殺すのか?」と問う宝条に、「お前は生きて償え」と言葉を残したのでした。宝条の前から去った黒崎でしたが、突然現れた浦川に腹を刺されてしまいます。 瀕死の黒崎は氷柱に連絡。宝条の証拠が入っている自分のコートを預かってほしいとお願いされた氷柱は探しに行きますが、黒崎のコートを持っていたのは鷹宮輝(時任勇気)でした。鷹宮も叔父である宝条に言われてコートを探していたのです。 らちが明かなくなり、氷柱は鷹宮に証拠を一緒に確認しようと提案。鷹宮は叔父の正体を知り失望、協力していた白石陽一(山本耕史)の手により警察にも悪事がバレてしまい、宝条は逮捕されたのでした。 入院する黒崎をお見舞いに来たのは桂木。黒崎は桂木が宝条と組んで自分を殺そうとしていると思っていましたが、実は黒崎を守っての行動だったのです。「ここからはお前の人生だ、自由に生きろ」と言葉を残して、黒崎の前から姿を消します。氷柱が病室を訪ねると、そこに黒崎の姿はありませんでした。父親から電話が来て実家に戻ると、そこにいたのは笑顔でご飯をほおばる黒崎。 そして6年後、検事となった氷柱がたくさんの人ごみの中ですれ違ったのは、あの頃と変わらぬ黒崎の姿でしたーー。

原作漫画『クロサギ』からドラマ解説【ネタバレ有】

ドラマ『クロサギ』の原作は、黒丸、夏原武の同名漫画シリーズ。「週刊ヤングサンデー」「ビッグコミックスピリッツ」で連載され、単行本はシリーズ累計850万部を超えを記録しました。 今回は、漫画『クロサギ』のネタバレを通して、ドラマ『クロサギ』のネタバレを解説していきます。

ネタバレ①桂木の正体は?

桂木は詐欺師界のフィクサー。御木本が黒崎の父を騙した詐欺を立案したのは、実は桂木でした。そして一家心中事件が起きてしまい、自分のもとへ訪れた黒崎を詐欺師として育てようとします。 ドラマでは、宝条を喰うことに専念するため、桂木から仕事をもらわないことを宣言した黒崎。「宝条を喰った後は俺なんだろ?」と威圧感を見せた桂木でしたが、店から出ていく黒崎を見つめる姿は親のようで印象的でした。 原作でも黒崎は桂木との取引を辞めてしまいます。桂木は黒崎が自分の手から離れても監視を続けていましたが、それは黒崎を守りながら好きにさせてやりたいという思いからでした。しかし、黒崎の仕掛けにより宝条が逮捕されたことで、桂木のマネーロンダリングが崩壊。一度は海外へ逃亡しますが、再び日本へ戻ってきています。 ドラマの最終回では、宝条とともに逮捕され、結果的に黒崎に喰われることになると予想。原作では描かれなかった、心臓病を患っている桂木のその後が描かれるかもしれません。

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ネタバレ②宝条との結末

黒崎の真の仇は宝条でした。宝条が使っていた手口は「導入詐欺」というもの。当時ひばりファイナンスで不良債権の回収を行っていた宝条は、返済能力のない者に借金をさせ、銀行に返済する仕組みを作っていたのです。黒崎の父親もこの詐欺の被害者であり、一家心中事件の引き金を引いたのは実質的に宝条だったことがわかりました。 ドラマ9話時点で、宝条は新党を作った蒲生に渡す金を準備するため、不正を働いて資金を得ようとしていました。原作では黒崎に全てを暴かれ、最終的に宝条は「特別背任・横領罪」で逮捕。警察は「贈収賄容疑」でも摘発を目指していましたが、宝条の力によりもみ消されてしまいます。 ドラマの最終回では、黒崎の大掛かりな仕掛けにより宝条は敗北すると予想。結果的に桂木も裏切ってしまう形となった宝条は、後ろ盾もなくなります。今までの罪も世間にさらされてしまい、原作と同じく逮捕という結末になるのではないでしょうか。

ネタバレ③御木本と黒崎の決着は?

御木本の正体や御木本と黒崎との決着はドラマ第5話で明らかになりました。 御木本は、黒崎の父を詐欺で騙し、一家心中事件を起こさせた張本人。黒崎は御木本に復讐を果たすため、クロサギとなったのです。 黒崎は御木本を追うため海外へ。資金繰りに困った御木本は詐欺で金集めに奔走しますが、黒崎が次々と潰していきます。そして御木本と取引していたマフィアを利用し、御木本が狙われるよう罠を仕掛けました。 その結果、御木本は自らの手で命を絶つことに。黒崎は、長年恨んでいた宿敵への復讐を果たすことができたのです。

ネタバレ④氷柱との恋の結末は?

ドラマの序盤、自分の父親に詐欺を手伝わせていた黒崎をよく思っていなかった氷柱ですが、黒崎の過去を聞いてからその気持ちは少しずつ変化していき、黒崎に対して特別な感情を抱くようになります。 漫画『クロサギ』の結末で、氷柱は自分の気持ちに正直になり黒崎に想いを伝えますが、黒崎には拒絶されてしまいます。しかし、その後は黒崎の飼い猫であるクロの助けもあり、黒崎は少しずつ氷柱に心を開いていくことになります。 黒崎が海外へ逃亡したことにより、結果として2人は結ばれませんでしたが、黒崎は「もし天地がひっくり返って、俺に新しい家族ができるとしたら、俺が一緒に生きるのはお前だと思う」と言っています。 日本に帰ってきた黒崎と氷柱が進展するのも、時間の問題なのではないでしょうか。

原作漫画からドラマの結末を予想!

ドラマ『クロサギ』ではまだ描かれていないシーンですが、漫画『クロサギ』では黒崎が死にそうになるシーンがあります。 漫画『新クロサギ完結編』の最後、黒崎は以前詐欺で騙した人物と偶然再会し、包丁で刺されてしまいます。神志名と桃山に助けられたことで一命をとりとめましたが、黒崎は命を狙われている状態となってしまいました。桃山たちは黒崎を守るため、逮捕を考えますが、黒崎が入院してしまったためそれは叶いませんでした。 黒崎は回復後、白石協力のもと海外へ逃亡。しかし、最終回では防犯カメラの映像により、日本に帰国していることが分かりました。 漫画版の最終シーンはこのようになっています。漫画では黒崎が最後死ななかったことから、ドラマでも黒崎が死ぬことはないと考えられます。黒崎が日本に戻ってきた描写により、黒崎は再び日本で「クロサギ」として暗躍していくことが考えられますね。

2006年には山下智久が主演を務めた

2006年に放送されたドラマ『クロサギ』は、前年(2005年)に『野ブタ。をプロデュース』で人気が急上昇した山下智久の初単独主演ドラマです。「野ブタ」と同じく堀北真希がヒロインを務め、平均視聴率15.7%を記録しました。 さらに山下は、主題歌の「抱いてセニョリータ」でソロ歌手デビュー。作詞は「野ブタ」の主題歌「青春アミーゴ」を手がけたzoppが担当、同一の世界観をもとにした歌詞も話題に。シングル累計売上は80万枚を突破し、オリコン2006年6月度月間1位を記録しました。 2008年には続編映画『映画 クロサギ』が公開され、興行収入17.1億円を記録。邦画界においては、興収10億円突破がヒットの基準とされています。社会現象となったシリーズだけに、御木本との決着がついていないことには「不完全燃焼」という声も上がっていました。

山下智久版ドラマ『クロサギ』の結末は?【ネタバレ】

黒崎は御木本篤の手下の春日公義と接触した際、神志名刑事の罠にハマり逮捕されます。桂木のおかげで無事釈放されましたが、宿敵・御木本の行方は掴めなくなりました。 桂木は詐欺師に情報提供する売人であり、詐欺師界のフィクサー(調停役)。黒崎の父親を騙したのは御木本ですが、詐欺のプランを立てた人物は桂木です。黒崎も薄々その事実には気付いており、釈放されたその足で桂木の店へと向かいます。 黒崎は「心臓をやる」と手渡された包丁を使うことなく、彼の前から立ち去りました。 そこへヒロインの吉川氷柱が現れて、「私は将来、検事になる。あなたを絶対に捕まえる!」と宣言。2人はそれぞれの指で拳銃の形を作ると、「バーン!」と言って笑い合うのでした。

主題歌はKing&Prince「ツキヨミ」

主題歌は本作のために書き下ろされたKing & Princeの新曲『ツキヨミ』!彼らがTBSドラマの主題歌を担当するのは、『花のち晴れ~花男 Next Season~』以来です。 今回の『ツキヨミ』はアップテンポなダンスナンバーで、「花晴れ」主題歌の『シンデレラガール』と雰囲気は真逆になりそうです。『ツキヨミ』では王子様たちが妖しい色気をまとい、『クロサギ』の世界観を盛り上げます。

ドラマ『クロサギ』(2022年)キャスト

黒崎高志郎役/平野紫耀(King & Prince)

黒崎高志郎は詐欺師を喰らう詐欺師「クロサギ」。表向きは自身も住んでいるアパートの大家をしており、ごく普通の青年に見えます。飄々とした性格で誰にでも分け隔てなく接しますが、他人を信じない、他人に頼らない孤独な人生を歩んできました。 本作のダークヒーローを演じるのは、King & Princeのメンバー・平野紫耀。TBSドラマへの出演は『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(2018年)以来、約4年ぶりです。 一方、主演を務めるのは『クロサギ』が初となり、世間での自分の認識が「騙される側」だと自覚しつつ、「本気で騙しにいきたい」と意気込みを語りました。天然&王子様キャラを封印して、ファンに新たい一面を見せてくれるかもしれません。

吉川氷柱役/黒島結菜

吉川氷柱は検事を目指す、努力家で正義感が強い女子大生です。黒崎と出会ったきっかけは、父親が詐欺の被害に遭ったところを助けてもらったことでしたが、はじめは詐欺で詐欺師をだます彼のやり方を認めていませんでした。 しかし黒崎の過去を知るうち、彼に対する思いが少しずつ変わっていきます。 ヒロインである氷柱役を務めるのは、女優の黒島結菜。彼女は2012年に芸能界デビューして以来、第43回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞したり、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』(2022年)でヒロインを演じたりと、女優として着実にキャリアを積んでいます。 TBSドラマに出演するのは『ごめんね青春!』(2014年)以来。平野との共演は本作が初となるので、どんなコンビネーションを見せてくれるのかも気になるところです。

桂木敏夫役/三浦友和

三浦友和

桂木敏夫は詐欺師業界のフィクサーで、詐欺のために必要な情報やノウハウを売っています。表の顔は甘味処の主人です。黒崎も彼には世話になっており、儲けの4割を納めています。黒崎が「クロサギ」として生きていくことになった理由に、深くかかわっているようですが……。 黒崎にとっての師匠的な存在である桂木を演じるのは、俳優の三浦友和。数々のドラマや映画に出演してきたベテランで、『流星の絆』(2008年)や『Nのために』(2014年)といった話題作でも活躍しています。 TBS連続ドラマに出演するのは2014年以来です。平野と共演するのは本作が初めてで、「楽しみにしています」とのコメントを発表しています。

白石陽一役/山本耕史

山本耕史

白石陽一は一般人を騙す「シロサギ」で、大企業のみをターゲットとしています。コミュニケーション能力に長け、すぐに人の信頼を得られるような感じの良い人物です。一方で何を考えているのかわからない、得体のしれないところがあります。 そんな白石を演じるのは山本耕史。ドラマ『競争の番人』(2022年)や映画『シン・ウルトラマン』(2022年)の胡散臭い役で話題を集めた彼ですが、本作ではそんな“胡散臭い”の代表格である凄腕詐欺師役を務めることになってしまいました。

御木本役/坂東彌十郎

坂東彌十郎

御木本は黒崎の父を騙した大物詐欺師です。黒崎は彼をずっと追い続けていますが、なかなかその正体をつかめません。 御木本役を演じるのは、歌舞伎役者の坂東彌十郎。シリアスからコミカルまで幅広い役柄をこなす実力派で、ドラマや映画にも出演しています。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)の時政役でも話題を呼びました。本作でもその圧倒的な存在感を活かし、重要人物を見事演じ切ってくれることでしょう。

神志名将役/井之脇海

井之脇海
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神志名将は黒崎と敵対する警察官。とあることがきっかけで詐欺師を激しく憎んでおり、詐欺事件の捜査に並々ならぬ熱意を注いでいます。黒崎に対しても攻撃的な態度をとりますが、彼を追ううちその隠された過去を知ることに……。 神志名を演じるのは若手実力派として知られる俳優・井之脇海です。映画『トウキョウソナタ』(2008年)に出演したことで本格的に芸能界デビューを果たし、子役としてさまざまな作品に出演してきました。近年のおもな出演作は映画『ザ・ファブル』(2019年)や連続テレビ小説『ちむどんどん』などです。

早瀬かの子役/中村ゆり

中村ゆり

早瀬かの子は桂木の腹心で、情報収集や邪魔者の始末をおこなっています。黒崎には姉のように接しますが、彼の行動が目に余るときは調子に乗らないよう諭すことも。表向きは甘味処の店員として働いています。 早瀬役の中村ゆりはアイドルとしてデビューした後、女優としての活動を開始しました。おもな代表作には映画『天国からのラブレター』(2007年)やドラマ『今夜はコの字で』(2020年)、『ただ離婚してないだけ』(2021年)などがあります。

ドラマ『クロサギ』の見逃し配信はある?

ドラマ『クロサギ』には、見逃し配信があります。Paraviでは、全話視聴することが可能です。 また、Paraviでは2006年度版『クロサギ』の配信も行っています。新・旧「クロサギ」を同時に楽しむのもおすすめです。

脚本は前作と同じ篠﨑絵里子が担当

人魚の眠る家
©2018「人魚の眠る家」 製作委員会

『クロサギ』の脚本を担当するのは、なんと前作と同じ脚本家・篠﨑絵里子!これまでに、朝ドラ『まれ』(2014年)や映画『人魚の眠る家』(2018年)などを手がけました。 新キャストを起用しての再映像化ではスタッフ陣も一新する場合が多いため、脚本の篠﨑に加え監督の石井康晴まで続投しているのは珍しいです。世界観が壊されにくいという点で、前作スタッフがとても心強い存在なのは間違いありません。 原作完結後の映像化であり、前作にはない宿敵・御木本との対決が描かれる本作。現代の詐欺事情も反映しながら、より原作に沿ったストーリーが展開するかもしれません。前作で培ったノウハウも活かされつつ、平野紫耀版ならではの『クロサギ』になるでしょう!

ドラマ『クロサギ』のあらすじと最終回までのネタバレは毎週更新

平野紫耀が主演を務める『クロサギ』!新キャスト×前作スタッフのタッグで、黒崎と御木本との直接対決がついに映像化されました。主題歌はKing & Princeが担当しており、新旧ファンにとって嬉しい布陣ですね。 本記事では新ドラマ『クロサギ』のネタバレを1話から最終回まで更新します。