「るろうに剣心」巻町操はお転婆なイタチ娘！実写の土屋太鳳はアクションがすごい

巻町操(まきまちみさお)は「るろうに剣心」に登場する御庭番衆の1人。優秀なくノ一であり、蒼紫様ラブな操とは一体どんな人物なのでしょうか。 本記事では操の性格や強さ、蒼紫との関係などを解説。土屋太鳳が演じた実写版の操も含めて、彼女の魅力を紐解いていきます。

巻町操(まきまちみさお)は四乃森蒼紫(しのもりあおし)に恋する、ちょっとお転婆な少女です。かつて御庭番衆最強と恐れられた翁のもとで育てられた、御庭番衆初代御頭の孫娘。御庭番衆の最年少かつ大事に育てられたこともあって、ややわがままなところがあります。 操は大好きな蒼紫の行方を探しているところ、京都に向かう緋村剣心と遭遇。剣心が蒼紫のことを知っていたため、以降は操がつきまとう形で関わっていくことに。 京都到着後、蒼紫と志々雄一派とのつながりを知ったことで、操は御庭番衆を率いて剣心の協力者として活躍します。

長い三つ編みと露出度高めの忍び装束が印象的な操。原作では剣心に「年頃の娘が太もも出すなでござる」とたしなめられていましたが、実写版では露出控えめな衣装となっています。 小柄な体格に感情に素直な子供っぽい部分が加わって、実年齢の16歳より年下に見られることも。本人も幼く見えることを気にしています。

操は感情が表に出やすい、活発な性格です。それゆえに喧嘩っ早いところもあって、斎藤一に「イタチ娘」と呼ばれた際は「ぶっ殺す」と乱暴な言葉でキレていました。 一方で落ち込む剣心を励ましたり、最愛の人の裏切りに直面しても責務を果たそうと奮い立ったりと、情に厚く強い責任感の持ち主でもあり、御庭番衆のみんなに愛されています。

実写映画版では土屋太鳳が巻町操役を演じています。本人が熱望してオーディションで掴んだ役とあって、公開前から大きな話題となっていました。 劇中ではキレのあるアクションを披露。腕達者な俳優が数多く揃う作品ながらも、土屋は高い身体能力で存在感を放っていました。彼女のアクションをお目当てに続編公開を心待ちにしてたファンもいたほどです。 映画オリジナルの京都弁の操が印象的で、溌剌とした元気っ子キャラで新境地を見せてくれました。

操はクナイで戦うくノ一スタイルです。御庭番式苦無術と、同じ御庭番衆の忍者である般若から教わった御庭番式拳法を駆使して戦います。打撃戦では身軽ゆえに1発が軽い点が弱点ですが、剣心でも尾行を撒けないほど俊足です。 必殺技は「貫殺飛苦無(かんさつとびくない)」。複数のクナイを投げる技で、中距離からの武器の破壊などに向いています。 また怒りに任せて飛び出る怪鳥蹴りという名の飛び蹴りも、度々剣心に浴びせていました。

四乃森蒼紫は操の最愛の人。幼い頃は一緒に行動していましたが、蒼紫は裏稼業を始めることをきっかけに、安全のため操を置いていきます。操としては置いていかれたという気持ちが強く、長年彼の行方を追い求めていました。 部下を失い修羅と化した蒼紫に突き放されても、操は彼を信じ続けます。一時は敵対関係となりますが、操の思いが彼を修羅道から救い出しました。 言動は冷たいものの、蒼紫も操のことを大切に思っています。

剣心を追って京都にやってきた神谷薫と操は、年が近く同じ腕の立つ者同士、かつ男勝りな性格も似ているため仲良くなります。 当初、薫は操が恋敵だと思って警戒していましたが、操にも追いかけるほど大好きな想い人がいると分かって意気投合。 十本刀襲撃時にはタッグを組んで、葵屋に奇襲を掛けてきた本条鎌足を撃退していました。薫が東京に戻ってからも親交は続いており、ともに死線をくぐった親友の間柄です。

「るろうに剣心」に登場する元気な御庭番衆頭目・巻町操について紹介しました。実写映画で土屋太鳳が演じたことで再度注目を集めた操を、改めて原作で追ってみるのもいいですね。彼女の新たな魅力が見つかるかもしれせん。