韓国ドラマ『酒飲みな都会の女たち』のあらすじ・ネタバレまとめ！シーズン2や感想も

韓国ドラマ『酒飲みな都会の女たち』はアラサー女性3人の日常を描いた作品。あまりにリアルすぎる登場人物の姿が共感を呼び、シーズン2の制作も決定しました。 本記事ではそんな『酒飲みな都会の女たち』の全話あらすじをネタバレで紹介します。2022年12月21日からBSフジテレビにて10時からテレビ放送が始まっている本作。ぜひチェックしてみてくださいね。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

大学時代からの親友アン・ソヒ、ハン・ジヨン、カン・ジグは、何よりお酒が大好き。1日の終わりにお酒を飲むことを生きがいとしています。そんな3人は酔っぱらって失態をおかしてしまうこともしばしば。いくつもの失敗を重ねながらも、お酒だけはやめることができません。 それぞれ嫌な出来事があったその日も、3人で何本もお酒を開け、そのままコンビニにはしごしてまた飲む始末。そしてクリスマスが近づき、ソヒ・ジヨン・ジグは1人の男性と会うことになりますが……。 アラサー女性である彼女たちが恋愛・仕事・友情・家族といった人生の問題と向き合いながら、成長していくストーリーです。

アン・ソヒはバラエティ番組の構成作家。会社員として働くストレスをお酒で発散しています。マッコリをご飯がわりに飲むほどの酒飲みで、酔っぱらうとダメな男性もかっこよく見えてしまう悪い癖の持ち主。 上司であるカン・ブックとはよく言い争いをしますが、あることがきっかけで関係が変わっていきます。

ヨガ講師のハン・ジヨンは、美人ですがちょっと天然で変わり者。3人の中で1番お酒に強く、天才的な悪賢さを誇っています。 以前は栄養士として働いていましたが、現在は暴飲暴食がたたり、ニキビができるほど。常に前向きでハイテンションな愛されキャラです。

カン・ジグは折り紙YouTuberとして動画配信を行っています。無愛想で初対面の人にも容赦なく酒を飲ませますが、友達のピンチには真っ先に駆け付ける情の厚い人物です。 以前は女子校で教師をしていましたが、ある事件がきっかけで退職。ソヒの仲介で正反対のタイプであるジヨンとも仲良くなりました。

カン・ブックはソヒの上司でプロデューサー。ソヒとは何かと意見が衝突します。 無精ひげが特徴的なブックは、動きが大きく豪快な人物ですが、意外にもお酒は一滴も飲めません。いたずら好きな一面もある、ユニークな男性です。

バラエティ作家のアン・ソヒ、ヨガインストラクターのハン・ジヨン、そして折り紙YouTuberのカン・ジグ。3人はお酒を愛し、1日の終わりにお酒で癒される毎日を送っていました。 クリスマスが近づいたある日、ソヒ・ジヨン・ジグの3人は、恋人のいないキム・ハクスという男性に会うことになります。しかしジグは駆けつけ3杯としていきなり焼酎を飲ませ、そのあともハイペースで酒をすすめるのでした。 泥酔し、眠ってしまったハクスが目覚めると、そこに立っていたのはジヨン。初めこそ美人なジヨンに見とれるハクスでしたが、酒が進むにつれてジヨンの本性に気づき始めます。 一方、放送作家のアン･ソヒの第一印象は悪くありませんでしたが、酒豪な彼女たちによってハクスは悲惨な目にあうことになり……。

まだ酒が抜けきっていないソヒの元に、ジグの母から電話が。ジグは母親とほぼ絶縁状態でした。そんなジグはいつものように2日酔いをさまし、しばらく世間との関わりを絶ちます。 一方、人気のヨガ講師をするジヨンのクラスには男性がたくさんいました。受講生の女性たちは男性と一緒は嫌だと文句を言います。しかし、そんな苦情を聞いてもまったく気にしないジヨン。 そのころソヒの上司でプロデューサーのカン・ブックは番組の視聴率が下がり、制作費を節約するため収録中の弁当を安くしようと言い出しました。苦しい立場に立たされ、困り果てるソヒ。 ところがシーフードを食べに行ったお店で、ソヒは安いマグロのキンパ(海苔巻き)を見つけ……。

ある朝、目覚めたジヨンは鏡を見てびっくり。なんと自慢の顔に真っ赤なニキビができていたのです。医者に診せると、酒が原因だと言われ、ショックを隠せません。 一方、ソヒも酒のせいでスムーズに言葉が出なくなり、仕事に支障が出ていました。ブックから今日の日付を聞かれますが、どうにも思い出せないのです。そしてソヒもが病院で酒をやめるように言われます。 そんな中、ジグまでもが折り紙のライブ配信中に体を痛めてしまい、今日は飲まないと決める3人。 ところが結局集まって飲んでしまいます。おつまみが残っていることを口実に、どんどん酒を追加し……。

酔っぱらったソヒはブックとキスをしてしまいました。彼女は酔っぱらうとダメな男に惚れてしまうという悪い癖があったのです。やけ酒をあおるソヒは結局また朝まで飲み明かします。 ところがキスのことを忘れようとしていた矢先、なんとブックの恋人が、ソヒをセクハラで訴えると言い始めます。その恋人とはソヒの会社のインターンでした。 ソヒはそのインターンとお酒を飲む勝負に出ます。しかしインターンはお酒が強く、負けてしまうソヒ。 そこへ助っ人として登場したのはジグとジヨンでした。ソヒとバトンタッチした2人は見事勝利。インターンとソヒは和解します。 実はもうインターンとブックは別れていて……。

夏になり、毎年恒例の刺身を食べるため、ジグとジヨンは水産市場へ。一方ソヒはというと、ブックたちと番組の編集作業に追われていました。しかしソヒの頭の中は昨夜の出来事でいっぱい。ソヒはまたブックとキスをしたのです。 そのころ刺身を堪能していたジヨンたちは、隣のテーブルの男たちから「一緒に飲もう」と声をかけられていました。しかし男がジヨン触れ続けたため、ジグの怒りが爆発。男と喧嘩して騒動になってしまいます。 警察署に行くはめになったジヨンとジグ。そして2人は考えの違いから衝突してしまい、喧嘩別れをしてしまうのでした。 ところが家に帰ったジグと、ブックと飲んでいたソヒの元に、ジヨンから緊急事態の通知が届き……。

ジヨンを襲った犯人が警察に連行され、ほっとする３人。そのころソヒに置き去りにされ、ゴミ捨て場で寝ていたブックは目を覚まし、ソヒに電話をかけるのでした。 後日、３人は行きつけの居酒屋である五福店を手伝うことに。大忙しの店で働きながら、会社員たちの飲み会を見た3人は、自分たちの過去を思い出します。 今から７年前。彼女たちはそれぞれ新社会人として意気揚々とした生活を送っていました。栄養士として働くジヨン、学校の先生として教壇に立つジグ、そして会社員として奮闘するソヒ。 そんなある日、ジヨンは勤めている食品会社のパク会長にホテルへと呼ばれ……。

不純な目的でホテルに呼ばれたジヨン。会長の誘いを断ったことで別の場所へ異動になると告げられました。 またソヒも、パク会長の意向で担当を外されかけます。最後のチャンスとしてパク会長と食事をすることになったソヒでしたが、高価なお酒を勧められたため、つい飲んでしまい、パク会長に暴言を吐いてしまうのでした。 当然会社をクビになるソヒ。しかし「私はジヨンが幸せならそれでいい」と、固い友情を見せます。 一方ジグの教え子であるセジンは同性愛者である噂が広まってしまい、自殺をしてしまいます。ひどく落ち込んだジグは教師を辞めてしまい……。

折り紙YouTubeジグの元に、「優しい折り紙」からコラボレーションしたいという旨のメッセージが届きます。しかしジグは参加する気がありませんでした。 一方、ソンプロデューサーに新しい番組を一緒に作らないかと誘われたソヒ。偶然その様子を目撃したブックは、彼と組むつもりなのかとソヒに詰め寄ります。 そんなジグとソヒの元に、突然ジヨンから鏡浦台に向かっているという連絡が。夕方には来てほしいと頼まれた2人は、仕事を終え鏡浦台へと車を走らせました。 ジヨンを迎えに行った場所は3人が大学生時代に通っていた思い出の刺身店。ソヒたちはそれぞれ当時の出来事を思い出し……。

ソンプロデューサーと食事をしたソヒは、新番組への誘いを断ろうとします。ところがソンから、ソヒがお笑い芸人のオーディションに落ちたのはブックのせいだった、という事実を聞かされたのです。 そのブックはというと、ソヒが別のチームに移籍するのは面白くありません。ブックとソヒが言い合いになっていると、彼女の携帯に母から電話がかかってきます。それはなんと父の突然の訃報でした。 葬儀場で呆然とするソヒをジグとジヨンは支えます。するとそこに現れたのはブックでした。葬儀を手伝ってくれるブックにソヒは心を許し始めます。そして帰り道、ブックの車でソヒは眠りにつくのでした。

ブックの車を降りたソヒが帰宅すると、ドアの前には宅配便が。それはソヒの父が生前送ってくれたサバでした。ソヒは父を思い出して泣かずにはいられませんでした。 一方ジヨンはあるバツイチ男性とデートをし、とてもいい仲になっていました。 翌日、パンパンに目を腫らして出勤し、ふらふらと歩くソヒ。そんな彼女を心配したブックは、家に送ろうと車に乗せます。 ところが数日寝ていなかったソヒは車の中ですっかり眠り込んでしまい、ブックは仕方なくソヒを自分の家へ連れて行くのでした。 一夜を共にしたブックとソヒ。ところが翌朝目を覚ましたソヒは、ある衝撃的な光景を目にしてしまい……。

ブックの家で目覚めたソヒが見てしまったのは、なんと彼と別れたはずのインターン、ヒョンの姿でした。 ソヒは２人の会話を聞き、ブックに詰め寄りますが、彼は復縁を否定。そしてブックは一緒に出勤しようとソヒに言うのでした。 一方ジヨンも新しい彼氏との関係を続けています。そんなソヒとジヨンが電話に出ないことを心配していたのはジグ。今までもジグはソヒとジヨンに彼氏ができるたび、2人が戻ってくるのを待っていました。 そんなジグがいつものように「優しい折り紙」からのメッセージを読んでいると、ソヒから電話がきます。「ジグ、私はブックのことが好き」と、ソヒは本当の気持ちをジグに打ち明けるのでした。

ソヒとジグはジヨンから衝撃的な事実を告げられます。なんとジヨンはステージ2の乳がんを患っていました。 報告から1か月後、手術を控えたジヨンの病室で3人がふざけ合っていると、ジヨンを振った彼氏が現れます。彼からジヨンへの思いを打ち明けられるソヒとジグ。 その後ソヒとジグは手術室に入るジヨンを見送りますが、扉が閉まった瞬間、涙をこらえきれませんでした。 そしてジヨンの手術は無事に成功。ジヨンは不安な自分を励ましてくれた看護師といい雰囲気に。一方ソヒはブックとの関係を進展させ、ジグは「優しい折り紙」との初対面を果たします。 月日は流れ、クリスマスの日。1年前、3人はそれぞれある宣言をしていましたが……。

本作は“共感できること”が最大の見どころとなっています。ソヒたちが抱えている恋や仕事の悩みは、同じアラサー女性なら誰もが経験したことがあるようなリアルなものばかり。 またメインキャストの3人、ソヒ・ジヨン・ジグのキャラクターも大きな魅力です。彼女たちは個性豊かでありながらも親しみやすく、愛さずにはいられないキャラです。さらに友達のためならどんな状況でもすぐに駆けつける彼女たちを見て、女の友情の素晴らしさも再認識できるはず。 韓国では動画配信サービスTVINGで放送開始後、上記のような内容が口コミで爆発的に広がり、大きなブームとなりました。その効果もあり、本作が配信された期間中のTVING新規登録者数は、なんと最大4倍になったそうです！

『酒飲みな都会の女たち』のシーズン2は、韓国では2022年12月9日からTVINGにて放送されることが決定していますが、日本での配信は未定です。 なおTVINGは日本への進出が決まっているものの、いつから利用できるのかは正式に発表されていません。予定では“2022年中のサービス開始を目指す”となっていたので、もしかするとシーズン2の放送時には視聴できる可能性もあります。まずは情報解禁の日を楽しみに待ちましょう。 TVINGにしても、他のサービスにしても、日本でもなんらかの形でシーズン2が観られるようになってほしいですね。

韓国の大ヒットドラマ『酒飲みな都会の女たち』のあらすじを全話ネタバレありで紹介しました。本作は酒飲み＆アラサー女性の「あるある」が満載で、誰もが楽しめる作品です。 友達や家族とワイワイ突っ込みながら観るのもおすすめですよ！