漫画『自転車屋さんの高橋くん』全話ネタバレあらすじ&感想！不器用な2人に胸キュン止まりません

松虫あられによる『自転車屋さんの高橋くん』は、強面ヤンキーと気弱な女性の激甘な恋愛模様を描いた恋愛漫画です。鈴木伸之主演で実写ドラマ化もされています。 この記事ではそんな本作のあらすじについて、各巻のネタバレありで解説していきます！

物語の舞台は岐阜県大垣市。飯野朋子(通称・パン子)は気が弱く自己主張ができないことを日々悩んでいました。そんななか彼女は、通勤に使う自転車が壊れてしまったのをきっかけに、近所で自転車屋を営む高橋遼平と仲良くなります。 遼平は朋子とは正反対で、とことん自分に正直な性格。朋子はそんな彼と一緒に過ごすうち少しずつ変わっていきます。 甘々で胸キュンなラブストーリーから目が離せなくなること間違いなしです！

漫画『自転車屋さんの高橋くん』 をお得に読みたい人にはコミックシーモアがおすすめ。 コミックシーモアでは無料会員登録で70％オフのクーポンをゲットできるので、かなりお得に読むことが出来ます。この機会に是非コミックシーモアで『自転車屋さんの高橋くん』を一気読みしてくださいね！

本作の見どころといえばなんといっても、遼平と朋子というカップルの魅力。特に遼平は怖そうな見た目に反して、不器用なところはあるけれどとても優しい人物です。そのギャップの大きさが胸キュンポイントで、朋子がすぐに好きになってしまったのもわかる気がします。 またはじめは気弱だった朋子が、遼平の影響で言いたいことを言えるようになっていくところにもぐっときます。自然体になった彼女はとても愛らしく、遼平が大切にしてあげたくなるのも納得です。 ほのぼのと胸キュンのバランスが絶妙なうえ、ときにシリアスな展開もあるため飽きずにどんどん読み進めてしまいます……！

飯野朋子は毎日パンをくわえながら自転車で通勤していました。ある日の帰り道、自転車のチェーンが外れてしまい困り果てていた彼女は、突然現れたヤンキーに助けられます。 ヤンキーは高橋遼平という名前で、自転車屋「高橋サイクル」を営んでいました。彼ははじめて交流を持った日から何かと朋子のことを気にかけ、みるみるうちに距離を縮めてきます。 実は朋子は流されやすく臆病な性格で、言いたいことを言えない自分に悩んでいました。一方の遼平は思ったことしか言わない、やりたいことしかやらないという正反対の性格。しかし一緒に過ごすうち、2人はお互いのことを特別に思うようになっていきます。 見た目は怖いし強引だけど優しい、そんな遼平のギャップに胸キュンです。朋子のことをもとから知っているような描写もあり、そのあたりも気になりますね。

あるとき朋子は、何かと近づいてくるイケメン同僚・山本に遼平の悪口を言われ、涙目になりながらも言い返します。彼女にとって遼平の存在は、それほどまでに大きなものになっていたのです。 正式に恋人同士になったふたり。そんななか、朋子は東京の実家から飼い犬が危篤だという連絡を受けますが、雪で新幹線が止まってしまい絶望します。しかし遼平が迷わず車を出してくれたことで、飼い犬とちゃんとお別れすることができました。 遼平の優しさに感謝してもしきれない朋子。彼女の母も遼平のことを気に入り、娘をよろしく頼むとお願いしてきます。 その後はお泊まりをすることになり、ちょっとした旅行気分で楽しい1日になるはずでした。ところが偶然、幼い日に姿をくらました遼平の父親と遭遇し、遼平は深く傷ついてしまいます。 遼平の影響なのか、朋子が人に言い返せるほど強くなっているのが印象的でした。遼平の過去も少し出てきて、今後の展開がますます楽しみです。

仲良しの同僚の送別会で、セクハラ上司に肩を抱かれてしまった朋子。その場にたまたま居合わせていた遼平は、思わずその上司の手を捻り上げ蹴り飛ばします。 朋子は遼平を心配するがゆえに彼の行為を咎めますが、腹を立てたようすの遼平は彼女の前から去ってしまいました。はじめての大喧嘩に凹む朋子。彼からよそよそしい態度をとられて、どうすればいいかわかりません。 しかしそんななか、セクハラ上司が自分と遼平についてひどい陰口を叩いているのを聞き、朋子は会社を辞めることを決意。もともと嫌々働いてはいましたが、彼女にとってこの決意は大きなものでした。 その後無事仲直りもして、朋子と遼平はいい雰囲気に。付き合ってからはじめて、身体を重ねることになるのでした。 大喧嘩したときはどうなることかと思いましたが、結果良ければすべて良し。ふたりが前以上に親密な関係になった巻でした！

新生活にも慣れ始め、遼平との関係も良好な朋子でしたが、彼が自分の家に来たときいつも泊まらず帰ってしまうことに寂しさを感じていました。さらに遼平の友人に会い、自分の知らない彼の一面を垣間見たことで、ますます不安をふくらませてしまいます。 そんななか、朋子はとある用事で実家に帰ることに。一方、遼平は友人から朋子が引っ越し業者を探していたという噂を聞きますが、朋子が地元に帰りたいのであれば止める権利はないと考えていました。 しかし話を聞いていた祖父に追いかけるよう言われ、遼平は新幹線へ乗って東京へ向かうことにします。 朋子が寂しさでいっぱいになってしまう描写に切なさを感じました。遼平がその気持ちをいまいち理解できていなさそうなところが、なんとも言えないですね……。

朋子の父は彼女に「良い子」であることを強い、そのうえ自身は自己中心的という最悪の親でした。用があって彼に会いに行った朋子は、その相変わらずの言動に傷つけられます。 一方遼平は朋子の実家に行き、引っ越しをするのは朋子ではなく彼女の母であることを知りました。朋子が実家に戻ると勘違いしていた彼は一安心し、朋子を迎えに行きます。合流後、ちょっとした事件で遼平が怪我をしてしまったため、病院に向かうことに。 そこで朋子は唐突にとあることを思い出します。それは昔、彼女が足を捻挫して通院していたときのこと。実は彼女は、祖父のお見舞いのため同じ病院にやってきていた遼平と出会い、ひょんなことから自転車で家まで送ってもらったことがあったのです。 その後ふたりは仲直りし、遼平は朋子と一緒に暮らすことを本気で考え始めるようになります。 今回、ついに2人の出会いについて明らかになりました。いよいよ同棲生活も始まりそうな予感でドキドキします！

不器用なふたりがすれ違いながらも距離を縮めていく姿は、見ているだけでキュンとしてしまいます。高橋くんは見た目は怖いし、乱暴なところもありますが、とにかく朋子のことを大切に思っているのが好印象です。 ストーリーは比較的サクサクと進むので、ふたりの関係性の変化を思う存分堪能できます。最終的には同棲生活から結婚という流れになるのでしょうか。一緒に暮らし始めるとまた新たな問題も出てくると思うので、ふたりがそれをどう乗り越えていくのかも気になります。

高橋遼平は自転車屋「高橋サイクル」を営む青年。前髪だけ金色に染め、耳と口にはピアスをつけているため、いかにもヤンキーといった印象です。目つきも悪く、一見とても怖そうな人に見えます。 しかし実は心優しくまっすぐな性格で、困っている人はつい助けてしまうタイプです。朋子が自転車の故障で途方に暮れていたところを助け、やがては恋人関係になります。態度こそぶっきらぼうではありますが、朋子のことをとても大事にしています。

飯野朋子は会社員の女性。控えめな性格で、言いたいことをいつも呑み込んでしまうのが悩みです。会社では上司からのセクハラに耐え、同僚からの雑用の押し付けも引き受けてしまっています。 毎日自転車通勤をしており、それがきっかけで遼平と出会いました。はじめは遼平を怖がっていましたが、彼の優しさに触れあっという間に惹かれていきます。後に恋人同士となってからは、遼平のおかげで自分の意見も言えるようになっていきました。

2022年11月4日からは実写ドラマ『自転車屋さんの高橋くん』も放送開始されました。高橋くん役は鈴木伸之、朋子役は内田理央が務めています。 キャラクターの設定やストーリーの流れは原作と共通しており、動いて喋るふたりの姿を楽しめます。また原作と同じく岐阜県大垣市が舞台になっていて、市内でのロケもおこなわれました。 実写ドラマ『自転車屋さんの高橋くん』はテレビ東京系列で深夜0時30分から放送されるほか、Netflixではディレクターズカット版が独占配信中です。

ドラマ『自転車屋さんの高橋くん』は第7話の時点で原作漫画第4巻の内容に追いついています。これまでも比較的サクサクストーリーが進んできたこと、おそらく全10話で完結することを踏まえると、ドラマでは原作漫画第5巻のラストまでが描き切られるのではないでしょうか。 遼平と朋子が仲直りし、同棲を始めようかと考え始めるところなので、内容的にもキリがいいと考えられます。現在発売中の最新巻までを映像で観られるのは、原作ファンとしても嬉しいですね。尺の都合でストーリーのカットなどはあるでしょうが、最後までふたりを見届けましょう！

本記事では、『自転車屋さんの高橋くん』のあらすじをネタバレ解説してきました。朋子と遼平のやり取りにほっこりしたり、すれ違うふたりに切なくなったりできる見ごたえたっぷりの恋愛漫画です。 漫画はもちろん、実写ドラマ版もあわせて楽しんでみてください！