岡田准一版『最後まで行く』あらすじ・ネタバレ予想!藤井道人が韓国ノワールをリメイク
藤井道人監督と岡田准一がタッグを組んだ映画『最後まで行く』が、2023年5月19日に公開決定! 原作の韓国映画は、本国で5週連続No.1の大ヒットを記録した傑作ノワール。多数の映画賞を受賞しすでに中国やフランスでもリメイクされています。 本記事では、そんな日本リメイク版『最後まで行く』のあらすじやキャスト、韓国版のストーリーを紹介していきます!
リメイク版『最後まで行く』作品概要
タイトル | 『最後まで行く』 |
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公開日 | 2023年5月19日(金) |
上映時間 | - |
監督 | 藤井道人 |
キャスト | 岡田准一 , 綾野剛 |
日本版『最後まで行く』のあらすじ
ある雨の夜、刑事の工藤は危篤の母親の元へ急ぎ車を走らせていました。しかし道中、所長から裏金事件への関与を疑うような電話と、妻から母親の訃報を伝える電話を受け、冷静さを失います。車を飛ばす工藤は、1人の男を撥ねてしまいました。 男が死んでいることを確認すると、工藤は死体をトランクに入れて走り去り、事件を隠蔽することに。なんとかバレずに生活していましたが、スマホに「お前が人を殺したことを知っている」と一通のメッセージが入るのでした。
原作の韓国映画『最後まで行く』のネタバレ
殺人課の刑事コ・ゴンスは人を轢いてしまいました。しかし殺人課の刑事であるという身分を使って検問を突破し、遺体は母親の棺桶に入れて、罪を隠蔽します。車の傷も駐車違反中のパトカーにぶつけてごまかしました。 やがて彼は、自分が轢き殺した人物が指名手配犯イ・グァンミンだったことを知ります。警察の捜査が進み焦っていると、ゴンスのもとに「全てを知っている」と語る電話がかかってきました。 電話の主は警察官のパク・チャンミン。彼はなぜかイ・グァンミンの遺体を要求してきました。
パクに引き渡すために死体を掘り起こしたゴンスは、銃創を発見し、自分が撥ねる前にイ・グァンミンは殺されていたことを知ります。 パクは押収した麻薬を盗み裏社会を牛耳っていましたが、彼には弱点がありました。それはイ・グァンミンに金庫の鍵を盗まれていたこと。同僚を殺した冷徹なパクを殺そうと、ゴンスは爆弾を仕込んだ遺体を渡します。ところが生きのびたパクに襲われ、2人は激しい死闘に。 最後には、ゴンスがパクを殺して警察を辞職します。死体から抜き取っていた鍵で金庫のお金を頂戴しに行くと、そこには山のような札束が眠っていたのでした。
韓国版『最後まで行く』の感想・評価
清き警官が罪を犯してしまうのではなく、主人公が元々汚職警官で、当たり前のように罪を隠蔽しようとする。吹っ切った感じが韓国映画らしくて面白いです。どちらも「悪」なので展開がまったく読めません。目が泳ぎまくる主人公の演技はちょっと笑えました。
(20代男性)
最後までハラハラが止まらない韓国ノワール!スピード感が良く、アクションも迫力があってすごい。ヤバい状況がどんどん膨らんでいって「どう乗り切るの?」「どうなっちゃうの?」と目が離せませんでした。パクが狂気的すぎる!
(30代女性)
日本版『最後まで行く』キャスト・登場人物
BABEL LABEL #藤井道人 が監督
— BABEL LABEL (@BABEL_LABELdirs) January 29, 2023
映画『#最後まで行く』
特報映像・ビジュアルに加え、
本日、新キャスト10名が解禁。
映画は5月19日(金) 全国公開。https://t.co/Nztpu5f5ft pic.twitter.com/ivX9ksrVih
工藤祐司役/岡田准一
工藤祐司は、焦って車を飛ばして男を撥ねてしまう主人公の刑事です。隠蔽しようとしますが、状況はどんどんヤバくなっていきます。 原作の韓国映画ではイ・ソンギュン演じるコ・ゴンスに当たる役です。 演じるのは「V6」の元メンバーで俳優の岡田准一です。映画『永遠の0』で第38回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。演技力だけでなく、アクションの完成度でも高く評価されています。
矢崎役/綾野剛
矢崎は、県警本部の監察官。工藤に全てを知っているとメッセージを送る人物です。彼はある大きな秘密を抱えるヤバい男で……。 原作の韓国映画ではチョ・ジヌンが演じる警察官パク・チャンミンに当たります。 演じるのは俳優の綾野剛。映画『楽園』(2019年)や『ヤクザと家族 The Family』(2021年)など数々の作品で主演を務めています。公式サイトでは、岡田准一との共演が「ひとつの目標であった」とコメントしました。
工藤美沙子役/広末涼子
主人公・工藤祐司の妻にあたる工藤美沙子。祐司とは別居中であり、夫婦仲はあまり良くなさそうです。 彼女を演じるのは広末涼子。映画『鍵泥棒のメソッド』(2012年)などの好演も大きな話題となり、現在も様々な映画やドラマに出演しています。
尾田創役/磯村勇斗
祐司が撥ねてしまった、物語のキーマンとなる青年・尾田創。 彼を演じるのは新進気鋭の俳優、磯村勇斗。大人気コミックの実写版『東京リベンジャーズ』(2022年)では主要キャストを熱演し話題となりました。
淡島幹雄役/杉本哲太
祐司の上司にあたる刑事課長の淡島幹雄。 演じるのはベテラン俳優の杉本哲太。長年培ってきた確かな演技力で、様々なドラマや映画に出演する名バイプレイヤーです。
仙葉泰役/柄本明
祐司と繋がりのある仙葉組の組長・仙葉泰。 演じるのは大物俳優の柄本明。個性派俳優としての魅力を遺憾なく発揮し、迫力ある役どころを演じます。
刑事課の刑事役3人
祐司の同僚にあたる刑事課の3人の刑事。 彼らを演じるのは駿河太郎・黒羽麻璃央・駒木根隆介の3名。それぞれに違った魅力を持つ彼らが、どのように物語に関わってくるか注目です。
交通課の警察官役/山中崇
祐司がトランクで遺体を運ぶ際に検問をしていた交通課の警察官。 彼を演じるのは個性派俳優の山中崇です。
矢崎の婚約者役/山田真歩
矢崎の婚約者にあたる女性。 彼女を演じるのは個性派女優の山田真歩です。
尾田の仲間役/清水くるみ
尾田の仲間にあたる女性。 彼女を演じるのは若手女優の清水くるみです。
リメイク版『最後まで行く』のスタッフ
監督:藤井道人
監督を手がけたのは、今日本映画界で最も注目を集める若手の1人・藤井道人。監督と共同脚本を務めた映画『新聞記者』(2019年)が、第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞しました。 綾野剛が主演を務めた映画『ヤクザと家族 The Family』(2021年)の監督&脚本や、話題作『余命10年』(2022年)の監督も手がけています。
『最後まで行く』の公開日は2023年5月19日!
日本リメイク版映画『最後まで行く』は、岡田准一演じる主人公の刑事・工藤が、ひとつの事件と綾野剛演じる検察官に追い詰められていく、絶体絶命のサスペンス。2人の演技とアクションに注目です! 公開されたメイキング映像には、原作の韓国映画にはなかったシーンもありました。日本ならではのアレンジやオリジナル展開もあるのでしょうか?2023年5月19日の公開を楽しみに待ちましょう!