2023年2月1日更新

雷市陣吾(らいちじんご)はブルーロックの狂犬!?本当の能力は“華麗”じゃなかった

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ブルーロック

ストーリーが進み、多くの脱落者を出した「青い監獄」。それは初期から登場していたメンバーも、例外ではありません。 潔が最初に所属していた、チームZのメンバーはどうなったのでしょう? そこで本記事ではチームZメンバーの1人である、雷市陣吾の強さや能力、活躍について徹底解説していきます! ※この記事は2023年2月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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雷市陣吾(らいちじんご)のプロフィール

異名 なし
年齢 17歳(高校2年生)
身長 182cm
出身 長崎県
血液型 A型
能力 底知れぬスタミナ
BLランキング(最新) 青い監獄TOP35位以内
声優 松岡禎丞

ボサボサした金髪とギザギザした歯が特徴的な、元チームZメンバーの1人です。非常に口が悪く、攻撃的な一面もありよくチームメイトと衝突します。また自分より下手な選手を見下す態度を取ります。 そんな我の強さと、エゴイストな部分は、ある意味彼の素直さと言えるでしょう。いざという時はチームのために前に出て、体を張れる漢気があります。 また非常に精神的にタフで、いつまでも相手を追い回せる執念深さも持っています。また普段は絶対守備をやりたがりませんが、いざという時は「守備はなんとかする」とチームを鼓舞するシーンも見られました。

【能力】雷市陣吾の強さの秘訣とは

驚異的なスタミナ

雷市の1番の武器は、試合中走り続けてもプレイの質を落とさない「無尽蔵なスタミナ」です。チームV戦ではそのスタミナを活かして、玲王にくっついて走り続けました。 チームVは凪を中心とし、その凪を玲王が活かすコンビネーションが持ち味でした。その為チームZは玲王を徹底的にマークすることにします。そこで白羽の矢が立ったのが雷市です。 圧倒的な実力を持つ玲王ですが、ボールを持った際必ず凪を探す癖があることを、雷市は見抜いたのです。 弱点を見抜かれた上、スタミナと執念に圧倒され、玲王も試合後半は機能することが出来なかった程です。 ですが本人はその強みを自覚していません。

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「華麗なシュートテクニック」は勘違い?

なぜ本人が自身の「無尽蔵のスタミナ」という武器を知らなかったのか?それは本人が考えている「武器」と、現実が全く違うからです。 彼の座右の銘は「セクシーフットボール」で、武器は華麗なシュートテクニックと自称しています。しかし一次選考では、結局一度もゴールを決めることはありませんでした。 つまり彼の想像する自分と、実際の自分の能力が余りにも乖離しているのです。作者である金城氏は雷市のことを、「理想と自分とのギャップがありすぎるキャラ」と語っています。 果たして彼が自分の強みに気づく日はあるのでしょうか?

【声優】雷市陣吾を演じるのは松岡禎丞

松岡禎丞
(c) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

雷市陣吾を演じるのは松岡禎丞です。代表作は『ソードアートオンライン』のキリト役や、『鬼滅の刃』の嘴平伊之助役となっています。 押しも押されもせぬ人気声優で、アニメを趣味にしている人なら、その声を耳にしないことはないでしょう。 どちらかと言うと主人公タイプの声が多い松岡らしくない、悪役顔キャラの役とはなっています。 しかし鬼滅で演じた伊之助のように、乱暴で我の強いキャラも得意としています。その為最近の松岡の演技と、印象はピッタリと言えるでしょう。

【来歴】雷市陣吾の活躍を時系列で振り返る

入寮テスト~一次選考

雷市は1巻の2話目から登場しています。当初は「チーム得点王」の座を狙い、スタンドプレーが先行したりと、チームワークを真っ先に乱していた1人です。 しかし次第にチームメンバーと生き残る為、渋々守備などを引き受ける場面も増えていきます。チームV戦では積極的に守備につき、玲王のマークを務めるなど、選手として成長が見られました。 一次選考では結局、彼の持ち味である「華麗なシュートテク」は披露されませんでした。しかしそのスタミナと、執念深さでチームに貢献し続けます。 そしてめでたくチームZ全員で一次選考を生き残ったのです。

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二次選考〜三次選考

二次選考ではチームZは解散して、それぞれチームを組み勝ち上がっていく試験方式となります。その為主人公である潔に関わらない選手は、必然的に出番が少なくなります。 雷市もその1人で、二次選考を生き残りはしたものの、試合風景が描かれることはありませんでした。どうやら我牙丸とチームを組み、勝ち上がってきたようです。 三次選考では烏旅人と、乙夜影汰がいるチームBを選択しました。しかしこちらでも試合描写はなく、どのように勝利に貢献したか不明です。

U-20日本代表戦〜最終選考「新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)」

そしてU-20代表戦から、最終選考の「新英雄大戦」に至るまで、雷市の活躍は殆どなくなります。 理由としては潔を始め、周りのキャラクターの成長についていけなくなったことが挙げられます。 二次選考で敗退した國上も、敗者復活戦を通して超強化されました。そしてかつてマークについた玲王は、「複写変化(カメレオン)」というコピー技を編み出します。 対して雷市は「無尽蔵のスタミナ」という強みしか持たず、その強みも本人は自覚していません。自覚していない強みなど、伸ばすことは出来ず、現状最も伸び悩んでいるキャラです。

【魅力】雷市陣吾は漢気があってかっこいい!

雷市のかっこいいところは、時にチームのために体を張れる漢気です。その際たる例は、やはりチームV戦でしょう。 あれほどやりたがらなかった守備を、チームのために引き受け、玲王のマークまでつきます。そしてそのスタミナで、玲王を試合終盤まで追いかけ回しました。 そして試合終了後は以前の試合で裏切った久遠に、1発パンチをお見舞い。「裏切った件はこれで終いだクソ野郎!」と、遺恨が残らないよう精算してくれました。 雷市が1番久遠が裏切ったことに怒りを覚えていたのですが、彼の貢献に免じてこれで不問としたのです。 我の強さがありながら、リーダシップも取れる雷市らしい漢気でした。

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【考察】雷市陣吾のモデルはガットゥーゾ!?

そんな雷市のモデルになった選手ですが、一説によるとジェンナーロ・ガットゥーゾではないか?と言われています。 ジェンナーロはその荒々しいプレイから、「リンギオ(イタリア語で闘犬の唸り声)」と呼ばれていました。そのギザギザした歯とプレイスタイルも相まって、雷市も「闘犬」という異名はぴったりですね。 しかし他にもエドガー・ダーヴィッツも候補として挙げられており、ファンの間でも意見が分かれています。

「ブルーロック」雷市陣吾の脱落はある?

ここまで雷市陣吾の能力や活躍について解説してきました!アニメでは松岡禎丞が演じたこともあって、大変人気なキャラとなっています。 その為、最近の原作における活躍のなさは、寂しさもあります。はっきりいうと、現在の脱落候補筆頭とも言える立場です。 ここから自身の強みを自覚し、持ち直すことは出来るのか?これからの活躍に注目です。