蜂楽廻(ばちらめぐる)が脱落?能力やかいぶつについても徹底解説!【ブルーロック】
『ブルーロック』に登場する蜂楽廻は、物語が開始した当初から登場している潔世一の相棒です。個性的なキャラと卓越したスキルで、読者にもファンが多い彼。 今回はそんな蜂楽の能力や来歴、魅力について徹底解説していきます! ※この記事は2023年2月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
「ブルーロック」蜂楽廻のプロフィール
蜂楽廻(ばちらめぐる)とは?髪型が個性的
『ブルーロック』に登場する蜂楽廻(ばちらめぐる)は、「ブルーロック」に入寮した当初に潔世一と同じチームZに所属していた少年です。 物語が進んでも、常に潔の相棒的な立ち位置に立っています。パッツン前髪と先が黄色い髪が特徴的で、猫のように大きくつり上がった目をしています。 楽しいときは語尾に音符がついたりと、個性激強のキャラクターです……!
家族構成
世間的にも有名な芸術家である母がおり、父は幼い頃に亡くなっているため、母子家庭で育ちました。また高すぎるサッカーセンスがある故に、周りとの差に悩んできた過去がありました。 しかし彼の母は、そんな蜂楽の孤独も、心の中にある「かいぶつ」にも理解を示してくれたのです。 暗い過去を持った彼が自由奔放ながらも、真っ直ぐに育ったのは心優しい母の存在があったからでしょう。
性格は楽天的で自由奔放!
蜂楽は天然で自由奔放な性格をしています。 何事も楽しければオッケーという考え方で、入寮テストではいきなり蹴りをブチ込もうとしたり、人の背中に乗ったりと無茶苦茶でした。 しかし根が悪い訳ではなくいい意味で力が抜けているので、システムのせいで試合にならなかった一次選考1戦目でも、潔と協力し得点を狙っています。 彼の楽天的でマイペースな性格は、何度も潔を救いました!
基本情報
異名 | 天然感覚ドリブラー |
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年齢 | 17歳 |
身長 | 176cm |
出身 | 千葉県 |
血液型 | AB型 |
能力 | テクニカルなドリブル , 抜群のパスセンス |
BLランキング(最新) | 2位 |
声優 | 海渡翼 |
【魅力】蜂楽廻は無邪気でかわいい!
寝言を言う蜂楽がかわいい
1巻2話
蜂楽の初登場となった2話では、いきなり部屋の真ん中で眠っている大物っぷりを披露してくれました。 指を咥えながら寝言を言う様で、彼の幼さを一瞬で印象付けてくれましたね。この瞬間に推しが決まったという方も、多いのでは?
湯上がり全裸反省会がかわいい
2巻8話
馬狼率いるチームXに敗れた後、ロッカールームで言い合いをするチームZ。そんなチームメイトなんてお構いなしに、蜂楽は能天気な様を見せつけます。 シャワーを浴びて、全裸のままチームメイトの前に現れ、会話する様はまさに野生児です。
【能力】蜂楽廻の強さの秘訣とは
テクニカルなドリブル
蜂楽廻の1番の武器は、テクニカルなドリブルです。 蜂楽のドリブルはシンプルな超速シザースや空中エラシコ、ダブルギア・ダブルタッチなど多種多様です。作中での成功率は驚異的で、中には試合中に敵チームほとんど全員をドリブルで抜き去り、そのままゴールを決める凄まじいシーンもありました。 「新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)」が開始しスペインチームに加入してからは、これまでとは違う受動的ドリブルもマスターしています。スピードとテクニックで敵を抜き去るドリブルが得意なのは、実に蜂楽らしいですね!
抜群のパスセンス
ストライカーが集まる「ブルーロック」ですが、蜂楽は抜群のパスセンスも持つ選手です。 ブルーロックに来る前の彼には、レベルが高い自分のパスをしっかりと受けてくれる人物がいませんでした。しかしブルーロックは「かいぶつ」揃いで、皆が蜂楽の創造的なパスを受け生き生きとしています。 二次選考の「奪敵決戦(ライバルリー・バトル)」で凪と組んだ彼は、強い回転を加えたグランウンドパスを放ちます。その回転を活かしゴールを決めた凪は、蜂楽のパスは脳ミソに発想をブチ込んでくる感じと評していました!
【過去】蜂楽廻(ばちらめぐる)の中に潜む「怪物」の存在
蜂楽はよく「心の中のかいぶつ」という発言をします。これは彼の孤独から生まれた、イマジナリーフレンドです。 小学生時代にサッカーを始めた蜂楽は、その類稀なセンスでどんどん実力を付けていきました。しかし周りは蜂楽の能力に、追いつくことは出来なかったのです。 そして自分と楽しくサッカーしてくれる存在がいなかった蜂楽は、自分の中に自分とサッカーしてくれる存在を生みました。 それが「かいぶつ」の正体です。どんな時でも、自分のやりたいサッカーについてくる友人こそ、蜂楽が欲したものだったのでしょう。
【最新】蜂楽廻(ばちらめぐる)が覚醒?脱落は回避できたのか
脱落危機!
二次選考4thステージにて、千切、馬狼、凪を連れた潔たちと対決することになります。そこで成長を続ける潔と、圧倒的な実力を持つ凛とサッカーが出来ていることに胸躍ります。 彼らは蜂楽にとって、「かいぶつ」以外で初めてできた友達でした。しかし「ともだちが欲しい」以上の志を持たなかった蜂楽は、徐々に2人のプレイに着いていけなくなります。 孤独だった自分に戻ることを恐れて、らしくないミスをしてしまい潔たちに反撃を許してしまいます。 そんな精細を欠く蜂楽に、凪は「今の蜂楽なんかいらない、勝ったら凜が欲しい。潔も多分そう思っている」と告げたのです。
覚醒!
凪に指摘されたことで、蜂楽は自分の中の「かいぶつ」と決別することを決めます。 かいぶつという「ともだち」を探すサッカーでは、あの2人に追いつけないことを悟ったのです。そして誰でもない、自分のエゴに従ってプレイすることにします。 「ひとりぼっちになっても、自分のサッカーに没頭する」その覚悟を決めた蜂楽は、彼の原点であるフリースタイルを披露します。 フィールド上で誰も読めなくなった蜂楽は完全に覚醒し、凛のチームの勝利に大きく貢献したのです。
【来歴】蜂楽廻の活躍を時系列で振り返る
入寮テスト~一次選考
入寮テストでは緊張感が走る中、完全に昼寝をしていた蜂楽。起きた瞬間から人に蹴りをブチ込み、楽しそうに暴れまわります。しかし潔が怪我をしたイガグリではなく、強い敵を倒そうとしたことで彼を気に入り、最終的にはラストシュートのアシストをしていました。 一次選考では周りが自分の勝ち上がりだけを考え好き勝手に行動する中、潔と協力し得点を狙っています。そして迎えた最終戦となるチームVとの試合、チームメイトは圧倒的な実力差に意気消沈してしまいます。 しかしピンチを楽しむ蜂楽はスーパーゴールでチームを活気づけ、二次選考に駒を進めたのでした!
二次選考
勝ったチームが負けたチームから1人を選び次に進む、二次選考「奪敵決戦」で蜂楽は潔と凪誠士郎(なぎせいしろう)とチームを組みます。そして初戦でトップ3チームに敗北した彼らから引き抜かれたのは、蜂楽廻でした。 底から這い上がってきた潔チームと迎えた再戦、蜂楽は潔のレベルアップに嬉しくなります。しかし同時に、潔と凛が自分が入り込めないレベルに達していることに気づいてしまったのです。 自分がなぜサッカーをしているのかを再度考えた彼は、かいぶつも潔も捨て「ひとりぼっちのサッカー」に戻ることで初めてエゴを剥きだしにしました。 しかし彼が3人を荒々しく抜く神業を披露し、シュートを打った先には潔の姿が。結局試合に勝利した蜂楽は、ひとりでもいいと思った世界に来てくれた潔を感慨深い表情で見つめます。 こうして彼は、かいぶつの存在や誰かのためにサッカーをしていた自分から解放されました。そして凛が共に選考を通過する仲間に潔を指名しているのをみて、満面の笑みを浮かべたのです。
三次選考
三次選考でおこなわれた世界選抜戦で、蜂楽は開始早々パブロ・カバソスを抜き去り攻撃の起点となる活躍をみせます。しかし最終的にはまったく歯が立たず、1対5で敗北してしまいました。 次のステージとして、急遽おこなわれたU-20日本代表戦のトライアウト。総合7位だった蜂楽は2つの試合に出場し、見事サイドバックとしてレギュラーを勝ち取ったのでした。
U-20日本代表戦
U-20日本代表戦でも、蜂楽は常にドリブルとパスでブルーロックチームを支えていました。 また後半には惜しくも得点はできなかったものの、自由自在なドリブルで代表のDF全員を抜き去る衝撃の荒業を披露しています!
最終選考「新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)」
各国の名門チームの下部組織に所属し、試合を全世界に生配信する最終選考「新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)」にて、蜂楽はスペインの「FCバルチャ」を選択します。 FCバルチャの指導者であるラヴィーニョに、オリジナリティの作り方と世界一までの筋道を教えてもらう彼。潔が進んだドイツ「バスタード・ミュンヘン」とFCバルチャの初戦、攻撃で重要なセンターフォワードとしてスタメンを獲得していたのが蜂楽だったのです。 彼は新たなドリブルの形を身につけ、FCバルチャの中心選手にまでなっていました……!
【相棒】潔世一との関係性は?
蜂楽はずっと自分とサッカーが出来るかいぶつ=ともだちを探していました。そして「青い監獄」初日に、蜂楽は潔と出会ったのです。 潔のエゴイストとしてのサッカーは、蜂楽が求め続けたサッカーでした。 そして蜂楽にとって「潔とサッカーすること」が、全てとなっていたほどです。しかし覚醒を経て、潔と蜂楽は真の相棒と呼べる信頼関係を築きました。 U-20代表戦でも試合開始直後から、潔との連携プレイでゴール前まで駆け上がっていきます。そして試合終盤でも「最後の勝因は俺っしょ」と、攻め上がる潔にすぐ反応する相棒っぷりを見せました。
【名言】蜂楽のかっこいい名シーン!ボン!
「潰すなら……1番強い奴っしょ!」
1巻2話
青い監獄初日に行われた「おにごっこ」にて、蜂楽が潔に発したセリフです。蜂楽のサッカーへの熱い想いを感じさせる一言ですね。 普通生き残ることを考えるなら、ボールを持たないことがセオリーの試験です。しかし蜂楽は潔からボールを奪い去り、むしろ攻撃することを選んだのです。 生き残りを考えるのではなく「相手を蹴落とす」、この考えこそ蜂楽が見せたエゴです。
「俺が欲しけりゃ奪いにこい」
6巻49話
二次試験の第3ラウンドにて、潔・凪・蜂楽は、糸師凛が率いるチームに敗北します。そして凛のチームについていこうとした蜂楽が、潔に放ったセリフがこれです。 ともだちである潔と離れるのは、蜂楽としても本意ではないでしょう。しかし彼らはストライカーを目指すエゴイストです。 だから「待っている」ではなく、奪いにこいと言ったのです。蜂楽の中のストライカーとしての自覚が表れていますね。
【声優】蜂楽廻を演じるのは海渡翼
アニメ『ブルーロック』で蜂楽廻役を演じるのは、ぷろだくしょんバオバブ所属の声優である海渡翼(かいとたすく)です。 海渡翼は2019年にデビューした今後大注目の声優で、2022年に公開された劇場アニメ『あんさんぶるスターズ!! -Road to Show!!-』にも、桜河こはく役で出演しています。 彼の爽やかでありながら少し影を感じる声は、蜂楽にぴったりでした!
『ブルーロック』蜂楽廻が潔を押しのけ世界一を狙う!
『ブルーロック』で白熱している最終選考ですが、蜂楽は高額の移籍金を提示され世界一にグングンと近づいています。 また本作は2022年10月から、アニメも2クール連続で放送中です。果たして蜂楽が潔を押しのけ、世界一のストライカーになるのか。アニメはもちろん、原作からも目が離せません!