2023年6月22日更新

中国ドラマ「上陽賦(じょうようぶ)~運命の王妃~」の全話あらすじ・ネタバレ!豪華すぎる時代劇の結末は?

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『上陽賦〜運命の王妃〜』
©2021 China International Television Corporation

中国の架空の国を舞台に、帝位をめぐる陰謀と策略のなかで、気高く生きる王妃の波乱の人生を描く壮大な歴史大作『上陽賦』。 この記事では、『上陽賦』のキャストや全話ネタバレあらすじ、見どころを紹介します! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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「上陽賦」の口コミ・感想

上陽賦~運命の王妃~』の総合評価
4.5 / 2人のレビュー
吹き出し アイコン

30代女性

玉座をめぐる数々の陰謀と、それに関わる臣下達。いわゆる宮廷もので、チャンツィーの美しさが目立つ。演技も内面の葛藤をよく表現している。また、豪華絢爛な衣装も素晴らしい。

吹き出し アイコン

20代女性

脚本もよくねられているし、衣装や舞台セットもさすが中国ドラマクオリティ。安心して見れます。主人公がモテモテだけど、才色兼備だし性格も家柄もいいから納得ですが。相手役も色気と信念があってカッコいい。一途な役なのよい〜。

1〜4話のあらすじ・ネタバレ

皇帝の姪として生まれた王儇は、美貌と知性に恵まれ、周囲の人から愛されて何不自由なく育っていました。時は流れ、成人の儀を済ませると、彼女は皇太子との結婚を勧められます。 しかし王儇は皇太子の異母弟で第3皇子の子澹と子どものころから相思相愛だったため、政略結婚に反発。 そんななか、辺境の地で低い身分から戦功をあげて将軍の地位まで上り詰めた蕭綦が皇都にやってきます。 そこで彼は子澹が刺客に襲われたところに偶然通りかかり、皇子を救出。武勲を称えて「豫章王」の称号を与えられるとともに、皇子救出の感謝を伝えられました。 一方、王儇の幼なじみの謝宛如(しゃえんじょ)は、父から田舎者の蕭綦に嫁ぐように言われ、落ち込みます。 王儇は丞相である父と謝宛如とともに、宮殿に迎えられる蕭綦を見に行きますが、そこで王への抗議文を持った丞相の忠臣の遺体が発見されました。 そのため蕭綦を迎える謝家の宴は中止に。丞相はこの事件によって、何者かが皇太子と王儇、そして謝家と蕭綦の縁談を阻んだと考え、真相を探ります。

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5〜8話のあらすじ・ネタバレ

子澹は皇帝を訪ねて王儇との婚姻の許可を取り付けます。そのころ丞相は、蕭綦に娘との縁談を持ちかけていました。しかし彼は今すぐ妻を迎えるつもりはないと断ります。 そんなあるとき、皇帝暗殺未遂事件が発生。毒の入った酒を持ってきた子澹の母・謝貴妃と子澹は投獄されてしまいます。これは丞相による陰謀でした。牢の中で、謝貴妃は自決してしまいます。 「子澹を助けたければ蕭綦と結婚しろ」と王儇を脅す丞相。彼の狙いは蕭綦の20万の兵を手に入れることでした。それでも愛する人を助けられるなら、と王儇は結婚を承諾します。 母や兄が心配して見守るなか、彼女は堂々とした態度で婚儀を終えました。しかし結婚初夜、領土が侵略されたとの報を受け、蕭綦はすぐに出立してしまいます。 それから3ヶ月、蕭綦から贈り物が届けられても王儇は返事をしません。また子澹から何度も文が送られてきましたが、燃やすよう侍女に指示していました。 そんななか、王儇が何者かに拉致されてしまいます。

9〜12話のあらすじ・ネタバレ

王儇を拉致したのは、蕭綦に滅ぼされた六盤出身の賀蘭箴(がらんしん)でした。隙を見て監禁されていた場所で火を放ち脱走した王儇は、救出に来た蕭綦の部下に保護されます。 しかし敵に包囲されてしまったため、彼らに「3日後の閲兵式で蕭綦に罠を仕掛けるらしい。そのことを伝えてほしい」と言い、わざと追っ手の前に姿を現します。 閲兵式で蕭綦は賀蘭箴に一騎打ちを申し込まれ、これを受け入れます。しかし賀蘭箴は王儇を盾に演武場を脱走。橋の上で王儇を道連れに捨て身の攻撃に出ようとしたので、蕭綦は彼の腕を切り、彼女を助けました。 王儇は蕭綦が賀蘭箴を助けたこと、そして六盤を滅ぼしたのは彼ではなかったことを知り驚きます。戦乱の耐えない寧朔の地を治める彼は、慎重に計画を立てる人物なのだと知りました。 さらに王儇は、父が兵力を手に入れるために自分を売ったのだと知ってショックを受けます

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13〜16話のあらすじ・ネタバレ

王儇は寧朔での暮らしに慣れていきますが、父の話を聞いて以来、蕭綦を顔を合わせられずにいました。そのころ都では、皇帝の弟でかつて帝位を争った謇寧(けんねい)王が挙兵して都に向かっているという情報が入り、皇帝はうろたえます。 蕭綦は王儇を元気づけようと美しい草原につれていきますが、2人はそこで刺客に襲われてしまいました。なんとか刺客から逃れ、首謀者を突き止めた蕭綦は出陣の準備をします。王儇も同行するつもりでしたが、父から母が危篤との知らせが届き、都に戻ることに。 第2皇子の子律は、蕭綦は戦のために出陣し、都へ向かったと報告を受けます。彼は暉州(きしゅう)にいる王儇の父に恨みを抱く呉謙(ごけん)にそのことを伝えました。 暉州に到着した王儇は、呉謙に捕らえられてしまい、蕭綦の側近である宋懐恩(そうかいおん)に逃げるよう命令します。 捕われても気丈な態度を見せる王儇。謝淵(しゃえん)は王儇を始末するよう呉謙に命じますが、それをこっそり聞いていた呉謙の妻が王儇に用心するよう伝えてきました。彼女は夜に奇襲を受けますが、呉謙の妻の甥・牟連に守ってもらいました。 王儇は宋懐恩に呉謙を捕えさせて、軍を掌握します。謀反の黒幕だった謝淵は自害してしまいました。

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17〜20話のあらすじ・ネタバレ

王儇のいる暉州に、謇寧王の反乱軍が迫ります。王儇は王妃として兵を見捨てることはできないと、暉州に留まることを決意。 そこにかつて結婚を約束していた子澹が現れます。彼は王儇になにもかも捨てて2人で逃げようと言いますが、彼女はそんな彼を見損ないます。 ついに城門が破られ、王儇は死を覚悟しました。しかしそこに立っていたのは、待ちわびた蕭綦。王儇は思わず彼に駆け寄って抱きしめます。 その後、かつての侍女・錦児(きんじ)が王儇のもとを訪れ、2人は再会をよろこびますが、錦児は謝宛如のスパイでした。彼女は王儇のお茶に薬を入れますが、侍女の玉秀(ぎょくしゅう)がお茶をこぼしてしまい、陰謀は失敗。 王儇は宋懐恩の護衛のもと、都の実家に帰ってきました。父の思惑を知った今、2人の関係はぎくしゃくしてしまいます。母と兄は寺にいると聞いて、そこで家族と再会した王儇。 そこで彼女は母から、かつて父の側女は祖母によって殺され、兄の妻・桓宓(かんひつ)は第2皇子・子律の正室となる予定だったと聞かされます。その件で、父は皇族を恨んでいるのでした。 一方丞相は、何者かに捕われていた呉謙が殺されたと報告を受け、背後に誰かいると確信します。

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21〜24話のあらすじ・ネタバレ

病で伏せっている皇帝のお見舞いに行った王儇は、彼が仮病を使っていることを知ります。さらにこれまで刺客を送り、自分と蕭綦の命を狙ったのは皇帝だと聞かされ愕然。 その後、王儇は皇后に宮殿から追い出された皇帝の侍従・薛道安(せつどうあん)に頼まれて皇后に謁見しに行きますが、皇后が短刀を手に遅いかかり、侍女の玉秀が深手を負ってしまいます。 戦地の蕭綦のもとには桓公(かんこう)から食糧が届けられますが、皇帝が毒に犯されているので、丞相が皇太子に代わり、摂政を務めていると聞かされます。桓公の援軍はどこにいるのか調べさせた彼は、内通者がいることを確信します。 密かに準備を進めていた皇帝と子律は、王藺ら王一族と皇后、皇太子、朝廷の大臣たちを反逆罪で投獄。王儇の屋敷にも兵が押し寄せ、ただならぬ雰囲気を感じた彼女は抵抗せずに宮殿へ向かうと同時に、宋懐恩に一刻も早く事態を蕭綦に伝えるよう言い渡しました。 子律は皇帝が虎符を持っていないと知ると態度を翻し、謀反を起こします。

25〜28話のあらすじ・ネタバレ

皇帝と和解した王儇は、彼から宮殿には代々皇帝のみが知る隠し通路があることを知らされます。王儇はその通路を使って隠し場所である寺に虎符を取りに行き、西の軍営に謀反を知らせる任務を負います。 彼女は寺で母に会い、宋懐恩から兄の王夙(おうしゅく)の妻・桓宓と子律が不倫関係にあると知らされました。 西門を警備する将軍になんとか信じてもらった王儇は、宋懐恩に虎符を渡し蕭綦に桓公を警戒するよう伝えるよう頼みます。そして秘密の通路を使い、子律が宮殿に入ってくる前に帰還することに成功。 一方戦地では、蕭綦が反乱軍と対峙します。桓公の合図で勝利を確信し、進軍してきた反乱軍を返り討ちにすると、謇寧王は自害しました。

西の軍営に向かった宋懐恩は捕えられ、子律が謀反を企てたと主張しますが、偽の証文に署名させられてしまいます。 謇寧王の戦況報告が届き勝利を確信した子律は、桓宓との婚姻の日取りを決めて離縁状を届けさせ、王夙とその父・王藺に婚儀への招待状を寄越します。 大臣たちが困惑するなか、婚礼の儀がはじまります。王儇の合図で花嫁に扮していた者が子律を襲いますが、仕留めることはできませんでした。 子律が剣を振り上げると、駆けつけた蕭綦の矢が剣をはじきます。子律は皇帝を人質にしますが、王儇は桓宓を盾に皇帝を離せと迫りました。 子律は皇帝を離し、桓宓に駆け寄ろうとしますが、伏兵の矢に倒れます。それを見た桓宓は王夙が持っていた剣に自ら突っ込み、命を絶ちました。

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29〜32話のあらすじ・ネタバレ

王儇は王夙とともに母のいる寺を訪れると、父を乗せた輿も到着していました。2人は夫婦の時間を作ってあげようと遠くから様子を伺います。 王儇は体調が優れず、侍女に診てもらうと懐妊していると言われ喜びます。そんななか、王儇は皇帝から遺言書を託されました。 皇帝が崩御し、王儇と蕭綦は丞相が近衛軍とともに入居したと知らされます。王儇が宮殿へ向かうと、宋懐恩から皇太子は拘束され、皇后は包囲されていると報告を受けました。 王儇は外に出て、皇帝の遺言書の内容を読み上げます。皇位継承者は皇太子・子隆だと告げると皇太子妃・謝宛如はよろこび、皇后は驚きました。 王儇の母・長公主は子隆の即位が決まっても引こうとしない丞相・王藺に「今日をもって夫婦の縁を切る」といって自害します。母の死を目の当たりにした王儇は、ショックで流産してしまいました。

新たな皇帝となった子隆は、蕭綦に国政の補佐を命じます。母を失い悲しみに暮れる王儇でしたが、そんな彼女に父が謀反の罪で斬首刑になると伝えられます。 兄は父を助けると言って皇太后に謁見を申し込みますが許可が得られず、王儇は刑場へと馬を走らせます。刑場で足止めをくらった彼女は蕭綦が父を助けたことを悟りますが、父は馬車に乗って走り去っていきました。 蕭綦は医者から王儇は妊娠していたが流産したようだと聞かされ驚きます。そして今後妊娠しても、母親の命の保証はできないと言われました。

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33〜36話のあらすじ・ネタバレ

王藺は流刑地への道中で、想定より早く刺客に襲われたので慌てて移動します。一方、王儇は寺で静養しはじめてから3ヶ月経ち、侍女から屋敷に戻ってはどうかと勧められました。 そこへ子澹を皇帝陵まで護衛していた宋懐恩が立ち寄ります。子澹は皇太后が牛耳る皇都から離れることを決意したのです。 宋懐恩から蕭綦は口にはしないが妻を恋しがっていると言われた王儇は、屋敷に戻ることに。到着すると屋敷は紅い布で覆われており、王儇は蕭綦が側室を娶るのかと動揺します。 しかし婚礼服で待っていた蕭綦は、新婚初夜に戦地へ行くため置き去りにしてしまったことを謝り、王儇が生涯ただ1人の女だと誓いました。

都では皇太后が皇帝・子隆に側室を迎えるよう迫っていました。 先帝の崩御から100日も経たず、皇后・謝宛如も妊娠中である今は時期が悪いと皇帝は言いますが、皇太后は王儇のいとこの王倩(おうせん)ら側室候補を集めていました。 謝宛如は側室候補が来たことで心中穏やかではありませんでしたが、あえて王倩に優しく接し、腕輪を贈ります。 そんななか、新帝の即位を祝って忽蘭(くらん)の使節団がやってきました。屋敷にお祝いにやってきたのは、かつて王儇を拉致した賀蘭箴で、王儇はなにか裏があるのではと疑います。 新帝は忽蘭と同盟を結ぶため、賀蘭箴の兄に貴族の娘を嫁がせることにしました。 一方玉秀の宋懐恩への想いを知った王儇は、2人を結婚させるため宋懐恩の気持ちを確かめようとします。 宋懐恩がはっきりしない態度だったので、王儇は自分の大事な侍女である玉秀と彼が結婚すれば、蕭綦の最も信頼する部下である宋懐恩は4人で苦楽を共にすると念を押しました。 しかし実は、宋懐恩は密かに王儇に想いを寄せていたのです。

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37〜40話のあらすじ・ネタバレ

王儇は玉秀と宋懐恩の婚礼は盛大にやりたいと徐女官に伝えます。彼女は王儇が流産したのは飲んでいた薬に原因があるのではと疑っており、大医を呼んで調べてもらうと避妊成分が入っていることがわかりました。 一方、王藺が亡くなったようだと報告を受けた蕭綦は、事実確認をするため部下を派遣し、屋敷では口外しないように命令します。そんななか、王儇は蕭綦の屋敷は財政難で借金があることをあり驚きます。 彼女が真相を探ると、屋敷の中に戦士した兵士たちを弔う霊堂がありました。蕭綦は遺族を救済していたのです。 皇后は軍事費の横領で一族の数名が捕えられたと報告を受け、急いで拷問は免除するよう命じます。蕭綦は斬首刑にすべきと進言しますが、皇帝は降格処分で済ませようとしていました。 蕭綦は即位して間もないうちから士族だからと免罪していては、民心は離れ朝廷を正せないと強く主張しますが、退席を命じられてしまいます。

そのころ賀蘭箴は謝一族から会いたいと文をもらい、出向くとそこにいたのは皇后でした。 軍の指揮権を持ち摂政でもある蕭綦は、これから生まれる皇子の脅威となると考える彼女は、同じく蕭綦を敵視する賀蘭箴と手を組むことにしたのです。そして王儇の侍女・錦児は自分のスパイだから使えと伝えます。 賀蘭箴の歓迎の宴が行われ、そこで皇帝は彼の兄に嫁ぐ娘を紹介しようとします。しかし賀蘭箴は王氏の一族の女がいいと主張しだし、王倩に白羽の矢が立ちました。 嫌がる彼女を不憫に思った王儇は、撤回してもらえないか皇帝に頼みますが、戦争を回避するためにもそれはできないと断られてしまいます。 その後江南で水害が起こり、皇太后に呼ばれた蕭綦は、水害の件で王夙を推薦したいので、部下の宋懐恩を貸してくれと頼まれました。

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41〜44話のあらすじ・ネタバレ

皇太后は宋懐恩を治水にあたらせるよう皇帝に勧め、その間に今後驚異となるであろう蕭綦を討てと入れ知恵します。一方で、豫章王府に滞在している王倩には蕭綦を誘惑するようそそのかしました。 蕭綦は宋懐恩に、王夙とともに治水に向かうよう命じ、行く前に玉秀との婚礼を行うことに。玉秀は蕭綦の妹として蕭玉岫の名を賜り、宋懐恩と結婚します。 子澹は賀蘭箴が会いに来たので席を設けますが、王儇を傷つけた相手とは手を組めないと断ります。しかし大局を掌握すれば、愛する女を簡単に取り戻せるのではと言われます。 賀蘭箴は、もし子澹が皇帝になれば、謝氏の密使は彼に忠誠を尽くすと考えていました。 その後、王儇が賀蘭箴と密会していると知った蕭綦は、危険な男と会うなと彼女を叱責します。しかし王儇は自分は王倩を助けたいだけで、王氏の一員なのだと訴えました。 王儇は兄・王夙とともに賀蘭箴を宴に招いて酒と美女で機嫌を取ります。王夙は顔も知らない王倩よりも、目の前の美女から選んではと言いますが、賀蘭箴は王儇の舞が見たいと言い出します。 王夙は無礼だと怒りますが、王儇は王倩を救うためなら、と舞を披露しました。

王倩の母は王儇がいない今がチャンスと、蕭綦のお香に薬を盛り、効いてきたところで王倩が王儇のふりをして彼に抱きつきます。しかし彼はかろうじて王儇ではないと気づき、彼女を追い出します。 王儇が帰宅すると、池で自害しようとしていた王倩が助け出されていました。蕭綦に強引に身体を奪われたと泣く王倩。 彼女の母は、蕭綦が妊娠すれば命が危ない王儇に避妊薬を飲ませていることを知り、娘は側室として嫁げるはずと考えていました。 彼女は蕭綦が王倩に彼女が飲んでいたのは避妊薬で、「子どもが産めない王妃の代わりに、お前が産めと言ったそうだ」と言います。 そのころ避妊薬の件を知った王夙が蕭綦を殴りにやってきますが、彼は自分で手を切り、排毒していました。騒ぎを聞きつけて駆けつけた王儇は、その光景を見てすぐに蕭綦は毒を盛られたのだと察知します。 また避妊薬を飲ませていたのも自分の命を案じてのことだったとわかり、「地の果てまで駆け回っても治療法を見つける」と言われます。

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45〜48話のあらすじ・ネタバレ

子澹に協力してほしいと頼まれた錦児は、謝宛如のスパイとして動いていたのは、子澹を守り帰京させるためだったと告白します。 一方、父・王藺の死を知った王儇は憔悴しきっていました。蕭綦はかつて賀蘭箴から贈られた花が妙薬として効果があると知ります。 侍医に懐妊させてはならないと言われますが、子を授からなくても構わないと王儇に薬を飲ませ、2人で生きていくことを誓います。 蕭玉岫と宋懐恩の婚儀は盛大に行われましたが、しかし宋懐恩は江南での治水にあたるため、蕭玉岫はすぐに彼を見送ることになってしまいます。江南に到着した王夙と宋懐恩は早速仕事をはじめますが、疫病と食糧の問題が発生しました。 皇后は予定より2ヶ月早かったものの、無事に元気な男の子を出産。しかし泣き止まない皇子にイライラした彼女は、酒を飲ませ眠らせていました。 その後、皇子の身体に湿疹が広がり皇后はうろたえますが、大医の診断は「酒によるもの」。それを聞いた皇帝は皇后を叱責します。

そのころ死を装っていた王藺は、行くあてがないので疫病で危険だと知りながらも、江南を目指していました。 一方皇帝は、皇太后にそそのかされ、狩り場で蕭綦を討つ計画を立てます。しかし蕭綦は寧朔に帰りたいと希望し、彼を遠い地に帰らせれば脅威にならないのではと考えましたが、皇后に拒否されます。 蕭綦は辞任の許可がおりたから、狩り場から戻ったら寧朔に帰ろうと王儇に告げます。 皇后や玉岫に子どもが生まれたことで、子どもを望むようになった王儇は、苦痛を覚悟して申大医の治療を受けました。 その後、皇太后に謁見した彼女は、皇后から蕭綦のためならすべてを捨てるのかと嫌味を言われますが、「すべてを捨てるほどの価値がある男です」と言い返しました。 宮殿で生まれ育った王儇でしたが、陰謀が渦巻く今の宮殿は自分がいたころとは変わってしまったと感じるのでした。

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49〜52話のあらすじ・ネタバレ

王儇は乳母が眠っている皇子を無理に起こしているところを発見し、皇子が夜通し泣くのはそのせいだと訴えますが、皇后には信じてもらえませんでした。 一方、江南の王夙には「粛毅伯(宋懐恩)を殺せ」と文が届きました。 蕭綦は狩り場で、皇帝から勝負を挑まれます。林の中へ逃げた皇帝を追うと刺客に襲われ、彼は仲間を呼び、なんとか返り討ちに。しかし騒動のさなか皇帝が矢で胸を討たれ、瀕死の状態になってしまいます。 刺客を追い詰めた蕭綦でしたが、賀蘭箴は子どもたちを人質にとり「皇帝を殺そうとしたのは、俺ではなくお前だ」と意味不明なことを言います。 やがて蕭綦は、謀反を起こした罪で禁衛軍が押し寄せていると報告を受けますが、賀蘭箴は吊橋を落としたため逃げられませんでした。 蕭綦に絶対的な忠誠心を持つ寧朔の兵は禁衛軍と衝突。皇帝の身体に刺さった矢はきれいに抜けますが、3日もつかわからないということで、生きているうちに都へ帰還させようと大臣たちは急ぎます。

圧倒的に数で劣る寧朔軍はなんとか勝利しますが、ほどんど全滅となってしまいます。部下の1人は死体の山から蕭綦を発見し、かろうじて生きているのを確認。 するとその兄が「大王(蕭綦)の死を偽装しなければならない」と言い、鎧を交換し、自分を殺して顔を潰させます。 皇后に宮殿に呼ばれた王儇は、また皇子のことで言い争いになりますが、そこに瀕死の皇帝が帰ってきました。彼は子澹を皇太子とし、皇后は殉葬せよと言い残し息を引き取ります。 ショックを受けた皇后は王儇に皇子を託すことに。皇子を抱いて王儇が皇帝に寄り添うと、皇太后が信用できないから逃げろと言われます。彼女は追っ手を警戒し、城外へと向かいました。 皇帝が崩御し、蕭綦も死んだとの報が入り、皇太后は関係者を全員投獄せよと命じますが、王儇が皇子を連れて宮殿を出たと知らされます。皇位を継ぐ者がいなくなり、皇太后は倒れてしまいました。

53〜56話のあらすじ・ネタバレ

寧朔の兵たちの忠誠心で皇都を抜け出した王儇は、蕭綦が殺されるはずがないと、江南にいる兄・王夙のもとに皇子を届けるよう徐女官たちに頼みます。 彼女は錦児とともに蕭綦を探しに向かいますが、錦児の裏切りで眠らされてしまいます。目を覚ました王儇が馬車を降りると、賀蘭箴がいたので驚きました。賀蘭箴から王儇は官府に捜索されており、無事でいられるのは忽蘭だけだと言います。 そのころ江南では、王夙が父・王藺が疫病を患っていると知り、医官を連れて急いで父のもとに向かいます。 一方、村人の看病で起き上がれるようになった蕭綦は、皇帝が崩御し皇后が殉葬になったこと、そして王儇が皇都を脱走し、追われていると聞かされます。 都では一刻も早く皇帝を立てなければならないと話し合っていたところ、子澹が勅命もなく帰京しました。 彼は「次期皇帝の帰還を歓迎します」と言われると馬車を降り、家族に危害を加え、自分と王儇の仲を引き裂いた皇太后は、もう宮殿には残れないと言います。 その後、子澹は皇帝に即位し、生母の謝貴妃を皇太后としました。

そのころ蕭綦が馬を走らせ情報を仕入れていると、王儇はどうやら忽蘭に連れて行かれたらしいことがわかります。 王夙は宋懐恩を殺せとの密命を王藺に見せ、これまで貢献してくれた彼はこれからも貴重な人材になるはずだから、生かしたいと言います。 自力で皇都に戻ってきた錦児は、子澹に謁見し、蕭綦の後を追って王儇も自害したと嘘をつきます。それを聞いた彼はショックで倒れてしまいました。悲嘆に暮れて寝込んだ子澹は、王儇の亡骸を探すよう命じます。 王儇は賀蘭箴から求婚されるものの、蕭綦の死を信じられず断りました。一方蕭綦は、子澹が王儇の亡骸を探している、王儇は忽蘭にいると、様々な情報が入るので、なにが本当か困惑していました。

57〜60話のあらすじ・ネタバレ

王夙は皇子の身分を隠し面倒を見ていましたが、皇太后が送った刺客に襲われたことで父・王藺にその正体を知られてしまいます。 王儇が死んだと知らされ、すっかりふさぎ込んでしまった子澹。錦児は彼に謁見し、もういない王儇よりも子澹に尽くしたいと思っている自分に目を向けてほしいとお願いします。 丞相一派は、一介の侍女が皇帝に王儇の死を知らせるとは何事だと叱責し、彼女を投獄しますが、それを知った子澹は、勝手な私刑を行えば高官でも罰すると言い放ち、錦児を貴妃に召し上げます。 彼女は王儇がよく身に着けていた香をまとい子澹に謁見しました。2人は一夜を過ごしますが、王儇は忽蘭にいるようだと報告が入り、錦児は動揺。 子澹は朝議で王夙に王儇を迎えに行かせ、従わないようなら戦争をしかけると反対意見を押し切ります。

忽蘭に出兵しようとする子澹に、王夙は皇帝の出兵には断固反対だと主張しますが、彼の決意は変わりませんでした。皇帝が冷静さを失っているのなら、太祖皇帝の遺志により止めなければならないと大臣たちに告げると、彼らは皇帝を軟禁します。 王夙は宋懐恩を呼び出し「皇太后からの密命に従わなかったのは、偉大な人物であり国の柱だから殺してはならないと父に言われたからだ」と言います。 そこへ王藺が現れ、自分と手を組むなら王氏の養子として低い身分を捨て、士族の頭になれると揺さぶりをかけます。 一方忽蘭で王儇は、蕭綦が面倒を見ていた子どもたちがいるのを発見。なぜ忽蘭にいるのかと尋ねると賀蘭箴は自分たちを人質にし、蕭綦が手を出せないようにしていたと聞かされます。 その後、王儇が賀蘭箴との婚姻を承諾したため、人質は解放されました。しかし賀蘭箴が嫁を迎えに行くと、待っていたのは別人で、王儇は王倩に拘束されていました。 その後、賀蘭箴は謀反の罪を着せられ捕えられてしまいます。さらに六盤を滅ぼし、彼の母と妹を殺したのは蕭綦ではなく兄の賀蘭拓だったと知り怒り狂います。 助けに来た者とともに連行された王儇は、賀蘭箴を殺せば解放してやると賀蘭拓から短剣を渡されますが、彼女はそれで賀蘭箴の縄を切りました。乱闘になるなか現れたのは、戦死したと思っていた蕭綦でした。

蕭綦に助けられた王儇は寧朔に戻りますが、反逆者の濡れ衣を着せられていたため門が開きません。人質として連れてきた賀蘭拓を救うため大軍が押し寄せ、蕭綦が民を守るために必死で戦っていると、ようやく寧朔軍が出てきました。 蕭綦が反逆罪に巻き込まれたことを詫び、無実の罪で死んだ兵らの屈辱を晴らし正義を取り戻すと誓うと、寧朔軍は忠誠を誓います。そして王妃を守りたいだけで戦は望まないと、賀蘭拓を解放しました。皇都にも王儇が生きていたとの報せが届き、子澹は驚きます。 その後、寧朔軍は反乱軍を倒しながら皇都を目指します。そこへ丞相に蕭綦の説得を頼まれた宋懐恩が朝廷の軍を連れてやってきました。 そして地方の軍は許可があるまで皇都には入れないと告げます。説得を試みた宋懐恩の仕事は終わったから、朝廷へは引き返したと伝えろと言い、蕭綦は皇都に歩みを進めます。

61〜64話のあらすじ・ネタバレ

蕭綦の入京を阻止することは不可能だと悟った丞相は、蕭綦の名声も失われず朝廷の体面も保てるため、入京を命じるべきと皇帝に進言します。 先に命じておけば皇帝に来ても問題は起こさないと王夙が告げると、彼は出迎えを命じられました。 出迎えた王夙が詔書を読み上げようとすると、蕭綦は跪いた王儇を立たせ、自ら詔書を読み上げます。そこには先帝暗殺の件は未解決だが、これまでの功績を鑑みて反逆の罪をしばし免じ、皇都の屋敷に留まることを許可するとありました。 しかし蕭綦は死んだ兵士の汚名をすすがねばならず、これ以上罪を着せられては黙っていられないと命令を撤回するよう訴えます。

10万の兵を率いた蕭綦の怒りを鎮めるため、王夙は先帝暗殺の件は彼が自分で調べればいいのではと進言し、蕭綦はそれを受け入れました。将校らは暗殺は皇太后に差し向けられたと言いますが、蕭綦は黒幕がいるのではと疑います。 その後、蕭綦は朝議の場に剣を持ったまま現れ、戦死した兵士らの潔白を証明するよう願い出ます。 蕭綦を免罪したのだからその兵も潔白だと言われますが、丞相に慰霊を行うように命じたので、自ら祭祀に臨んでくださいと皇帝に言います。 王夙がこれを承諾すると、ほかの重臣たちもつづいたので、子澹は祭祀に参加します。 しかし蕭綦は士族たちに警戒され、暗殺事件の真相をつかめずにいました。そんななか、皇太后の容態が悪化したと知らされ、王儇が駆けつけます。 取り乱す皇太后は「子澹が罠を仕掛けているから、子隆に狩り場に行ってはいけないと伝えて」とわめきます。彼女が言うには、子澹が賀蘭箴と結託し、皇帝を殺して蕭綦に罪を着せるつもりだとのことでした。

王儇は子澹にカマをかけ、皇帝が崩御してすぐに帰京したのはなぜなのか問い詰めます。 彼は皇子がいなかったから仕方がない、今すぐ彼を連れてきて王座に座らせればいいと言いますが、王儇は子澹が生まれたばかりの皇子の命を狙っていたと悟り、強い復讐心を抱く蕭綦にこのことを知らせれば、国が乱れてしまうと躊躇します。 蕭綦が皇帝に九錫の礼を要求していると噂が広まり、皇帝と朝廷に蕭綦を疑わせたい人物の仕業だと王儇たちは察知しますが、犯人の見当がつきません。

65〜66話のあらすじ・ネタバレ

徐女官が帰ってこないので王儇が心配して探しに行くと、慈安寺で王夙と会います。彼は母の墓参りに来たと言いますが、これまで自分に黙って行くことはなかったので少し引っかかりました。 その後、徐女官の遺体が裏山で発見され予感が的中した蕭綦は、王夙が関与しているはずだと王儇に告げます。彼女は家族同然の徐女官を兄が殺すわけがないと思いますが、母・長公主の墓に彼を呼び出します。 母の前では嘘のない兄妹でいたいと、王儇は王夙に徐女官のことを聞きますが、不慮の事故だったとしか言わないので、これから先、信用できるかわからないと言ってその場を去ります。 錦児が無事に男の子を出産し子澹はよろこびますが、疑念を抱き大医を呼ぶと、案の定、皇帝の子ではないことが明らかに。 子澹が激怒していると報告を受けた王儇は、江南に住まいを用意し、錦児と赤ん坊を逃してやりました。

一方王儇は久しぶりに玉岫と再会しますが、彼女と宋懐恩の間に溝を感じます。宋懐恩は寧朔の兵士だったことを忘れたことはないと言い、蕭綦に重要な文書を見つけたと手渡します。 それを見た蕭綦は寧朔軍を集め宮殿に押しかけ、重臣たちに先帝暗殺の黒幕は子澹であると証拠を見せます。床に伏せていた皇太后は報告を受けてよろこび、王藺もそろそろ慈安寺を出るころかとほくそ笑みます。 子澹は逃げずに姿を現し、罪を認めました。剣を抜いた蕭綦のもとに王儇が駆けつけ、ここで剣を振り下ろせば大罪人になると説得します。蕭綦は寧朔に帰ると部下に告げて撤退しますが、これは陰謀を働く者を見破るための芝居でした。 王儇が玉岫に会いに行くと、本来なら蕭綦と一緒に戻るはずの宋懐恩の姿が見えませんでした。

67話のあらすじ・ネタバレ

王藺は使いを出して、皇子・静を預かっていると皇太后に伝えさせます。皇太后は静を皇位につけるためならと、宮殿の門を開けることを承諾しました。 王藺は宋懐恩に準備をするよう指示したあと王安を呼び、馬氏の人間を残らず始末しろと命令。それを影から聞いた王夙は驚き、王安を尾行して背後から襲い、皇子を救いました。 必死に引き止める妻・玉岫を残し、軍営に向かう宋懐恩。玉岫から連絡を受けた王儇は、ついに宋懐恩が本性を現したかと、将軍に兵を集めるよう指示します。 そして宮殿に向かい、皇太后に「伯母上の手助けを条件に、静を連れて兄上が来たはず」と言います。さらに大臣たちが静を擁立すると本気で思っているのか問いました。 王藺は呼び集めた大臣たちの前に姿を現し、驚かせます。彼は先帝が崩御前に残したものだと言って玉璽の押された密詔を見せました。そこには王藺が大任を担うよう命じされており、偽造だと訴え出た丞相は兵に囲まれてしまいます。 宋懐恩が大軍を引き連れ宮殿の前に現れますが、王儇が皇太后の周囲の者を監視するよう命じていたため、門が開きません。そこで彼が攻城しようとすると、玉岫が現れ一緒に帰ろうと訴えます。 もう帰る場所はないと宋懐恩が言うと、彼女は投身自殺してしまいました。彼は激しく動揺しまずが、あとには引けず、攻城を命じます。 皇太后は静を迎えるため、気力で立ち上がり着替えて向かいますが、寿命が尽きてしまいました。

68話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

子澹は皇帝でいられる最後の日かもしれないと思い、威厳を守りたいからそのときが来たら斬ってくれと王儇に頼みます。 王儇が目に涙を浮かべてうなずくと、抜け道から宋懐恩の軍がやってきました。子澹が宋懐恩の背後にいるのは誰だと問うと、王藺が現れつまみ出されます。 彼は驚きでしばらく言葉を失いますが、王座に座る王藺に「そこはあなたの席ではない」と言いました。 王儇は父を止めるため王剣を手にして自分の首にあてますが、剣を奪われ「父親が平和をもたらすと言っているのに、なぜ信用できないんだ」と怒鳴られます。すると突然、王藺は背後から宋懐恩に刺されました。 宋懐恩に私の皇后になってくれと言われた王儇は、彼の頬をひっぱたきます。するとどこからか矢が飛んできて宋懐恩の体に突き刺さりました。寧朔軍が押し寄せ一気に制圧すると、蕭綦は反乱の黒幕を暴くため、撤退したふりをしただけだと明かします。 宋懐恩は蕭綦と兄弟分だったころを思い出し、涙を流しながら息を引き取ります。 蕭綦と王儇は寧朔に戻ることにし、丞相となった王夙に見送られます。皇位は静が継承。朝廷は蕭綦の助言を受け、人々の生活は変わりました。平和と繁栄の時代を迎えたのです。 帰る家がない子どもたちを引き取り、しあわせに暮らす王儇は、我が子の誕生を待ちわびていました。

「上陽賦」の見どころ

総製作費約170億円、製作期間に4年をかけた本格歴史スペクタクル『上陽賦』。架空の古代中国を舞台にくり広げられる重厚な人間ドラマは、陰謀と策略の渦巻く激しい権力争いが大きな見どころです。 誰が裏で糸を引いているのか、裏切り者は誰か、予測がつかない展開に釘付け! これまで映画を中心に活躍し、本作がテレビドラマ初出演となるチャン・ツィイーは、そんな乱世で愛を貫く凛とした王妃を熱演。その美しさに目を奪われるでしょう。 また大迫力の戦場のシーンや、絢爛豪華な衣装・セットも見どころ。中国ドラマの本領発揮ともいえる美術面にも注目です!

「上陽賦」の登場人物・キャスト

王儇役/章子怡(チャン・ツィイー)

チャン・ツィイー
©️FayesVision/WENN.com

皇帝の姪で「上陽郡主(じょうようぐんしゅ)」の称号を持つ王儇(おうけん)。才色兼備で周囲に愛されて育った彼女は、皇帝の側室の息子である馬子澹(ばしたん)との結婚を望んでいました。 しかし権力闘争に巻き込まれ、蕭綦(しょうき)と結婚することに。望まない結婚ではありましたが、夫の志に触れ、次第に愛し合うようになっていきます。

豫章王蕭綦役/周一囲(チョウ・イーウェイ)

辺境の地、寧朔(ねいさく)の将軍だった蕭綦(しょうき)は低い身分の出身でしたが、戦功をあげたことから「豫章王(よしょうおう)」の称号を与えられました。 その後、太平の世を目指す彼は王儇と結婚し、彼女を王妃として深く愛するようになります。

馬子澹役/楊祐寧(トニー・ヤン)

皇帝の側室の第3皇子、馬子澹(ばしたん)は、王儇の幼なじみで2人は思いを寄せ合っていました。 しかし王儇の父で最高位の官吏・丞相である王藺(おうりん)らによる策略で一族は没落。異母兄・馬子隆(ばしりゅう)の即位にともなって、安平王(あんぺいおう)となります。

宋懷恩役/劉端端(リウ・ドゥアンドゥアン)

蕭綦の部下であり、側近として信頼されている宋懐恩(そうかいおん)。後に国への貢献が認められて「粛毅(しゅくき)伯」となり、土地と屋敷を与えられました。 王儇への思いを胸に秘めています。

豪華すぎる中国時代劇!「上陽賦」のあらすじ・ネタバレまとめ

『上陽賦~運命の王妃~』のネタバレあらすじを紹介しました。 ほかの国の作品とは一味違った中国ドラマも、独特の魅力がありますね!ぜひ配信などでチェックしてみてください。