2023年3月12日更新

『ゴールデンカムイ』強さランキングTOP16!最強の漢キャラは誰だ!

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ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

北海道を舞台に繰り広げられるロマンあふれるサバイバル×グルメ×金塊争奪戦漫画『ゴールデンカムイ』は、屈強な兵士&常識はずれの変態たちのオンパレード!果たして本当に強いのは誰なのかッ!? 本記事ではciatrオリジナル基準でランク付けした「金カム」キャラを、その強さや活躍エピソードとともに紹介します。

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『ゴールデンカムイ』キャラ強さランキングTOP16!

ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

野田サトルによる『ゴールデンカムイ』は金塊をめぐるサバイバルバトル漫画です。 北海道のどこかに眠るというアイヌの埋蔵金。その在処を示すカギは、24人の脱獄囚に掘られた刺青です。金塊を求める不死身の元軍人や新選組の生き残り、軍人らはそれぞれの思いを胸に、金塊争奪バトルを繰り広げていきます。

ランキングの選定基準はこちら

今回のランキングは、戦闘力・生命力・特筆すべき強さの有無の3点を基準としました。 戦闘力に関しては描写が最も多い近接戦>中遠距離戦の順で重視しています。サバイバル漫画なので生き残ってこそという観点から生への執着も加味しました。特筆すべき強さに関しては、そのキャラ唯一無二の強みを考慮しています。

1位:杉元佐一

ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
推定身長 175cm
名バトル vs 第7師団(29~31巻)

「不死身の杉元」の異名に違わぬ活躍で全31巻を圧倒的な不死身感で戦い抜いた主人公・杉元佐一(すぎもとさいち)が堂々の1位ですッ! 元陸軍軍人の彼は親友との約束を果たすために一攫千金を目指して北海道にやってきます。心優しくお茶目な一面を持ちながらも、自分が死なないために敵を殺すことを躊躇わないキリングマシーンです。

【強さ】刀も銃も効かない!不死身男の生命力は別次元ッッッ

杉元は並の1個分隊であれば余裕で単身で片付けるほどの戦闘力の持ち主。 とくに近接戦に強く、刀が頬を貫通しようが銃弾を浴びようが、一切引かずに「俺は不死身の杉元だ」と自らを鼓舞して鬼神のごとく前に出ていきます。その気迫は、死を恐れぬどころか、逆に死が怖がって遠ざかっていく勢いです。 不死身という異名は戦闘力だけでなく、タフネス・回復力についてもいえます。網走監獄潜入の際には頭を撃たれ脳みそが一部欠けましたが、不死身の異名は伊達ではなく1ヶ月程度で完全回復していました。

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2位:牛山辰馬

ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
推定身長 193cm
名バトル vs ヒグマ(9巻)

「不敗の牛山」またの名をチンポ先生こと牛山辰馬(うしやまたつうま)は、負け知らずの天才柔道家。刺青人皮を持つ囚人の1人であり、作中では土方一派の主戦力として終盤まで活躍しました。 作中屈指の巨躯を誇ると同時に、作中でも貴重な常識人枠です。女性や子どもにも優しい誠実な紳士ですが、性欲に関してはネジが1本外れています。

【強さ】ヒグマもひょいと投げ飛ばす脅威の武道家

牛山は接近戦では1位の杉元とほぼ同格、素手での格闘なら杉元以上の強さを誇るでしょう。残念ながら最終決戦で優しさゆえに生き残れなかったため、今回は2位としました。 日々の鍛錬で鍛えた結果できた額のコブは釘を通さないほど硬く、まるで鉄板のようです。杉元ですら苦戦するヒグマも、牛山は投げ飛ばしていました。ほかにも、崩壊する建物の中でなぜか無事、走りながら壁をぶち抜くなど、戦車かなにかと勘違いするほどのパワーの持ち主。 とはいえ彼は武道家として戦うので、死地を生き抜く術に関しては杉元が1枚上手となるでしょう。

3位:土方歳三

ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
推定身長 164cm
名バトル vs 鯉登音之進(31巻)

新選組「鬼の副長」として知られる土方歳三(ひじかたとしぞう)。函館戦争で表向きは死んだことにされていましたが、監獄の中でひっそりと生きていました。 彼は網走監獄にて、のっぺら坊から金塊の詳細を聞いている唯一の人物です。自身も刺青人皮の囚人の1人であり、囚人を脱獄させて刺青人皮争奪バトルの中心人物として動きます。

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【強さ】幕末を生き抜いた衰え知らずの最後の侍

土方は高齢ながらも、一切年齢を感じさせない身体能力と精神力で、土方一派を率いていきます。侍らしく刀をメインに使いますが、ライフルも携行している二刀流。近距離戦にも中距離戦にも強い、かつ長年培ってきた経験値という点で3位としました。 土方一派を率いるカリスマ性に加え、理想の未来への渇望が強いのも彼の特徴でしょう。最終決戦では、意識を失いながらも侍として刀を振るい続ける姿に、彼の強さの真髄を見た気がします。 数十年も前から染み付いている命のやり取りに対する鋭利な感覚は、他の者にはない唯一無二の強みです。

4位:鶴見篤四郎

ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
推定身長 173cm
名バトル vs 杉元(31巻)

鶴見中尉こと鶴見篤四郎(つるみとくしろう)は金塊争奪戦の3大勢力のうちの1つ第7師団を率いる陸軍中尉です。杉元にとってはラスボス的な存在として描かれました。 戦地にて砲弾の欠片を浴び、前頭葉の一部を失っています。特徴的な額当ては欠けた頭蓋骨を補うもので、興奮すると脳から汁が垂れだすことも。作中屈指のイカれた人物といえます。

【強さ】人心掌握術とカリスマ性に長けたラスボス

鶴見中尉は「鶴見劇場」に代表されるように、狡猾に無慈悲に「優しい嘘」を積み重ねて自分の熱狂的信者を生み出す人心掌握術とカリスマ性が最大の強みです。 彼自身が肉弾戦を繰り広げるシーンはそう多くありません。しかし軍人として幾度も前線に赴き生き延びてきた経験、敵地で単身スパイ活動をしていた点などを考えるに、かなり高い戦闘力を有しているのでしょう。 敵の心理を利用して、言葉巧みに自分に有利な状況を作り出すというのも鶴見中尉ならではの強さです。また今回は、脳が欠けても海に沈んでも生き残ったしぶとさも加味しました。

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5位:尾形百之助

ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
推定身長 171cm
名バトル vs ヴァシリ(17巻)

「山猫」こと尾形百之助(おがたひゃくのすけ)は鶴見中尉の部下として登場する狙撃の名手です。スナイパー部門のランキングあれば、彼は間違いなく作中TOPとなるでしょう。 鶴見中尉への造反にはじまり、杉元一派や土方一派に与するなど、終盤まで真意が見えない人物として描かれます。ファン投票やグッズ展開から人気の高さが窺えるキャラです。

【強さ】2km先を撃ち抜くNo.1狙撃手

狙撃手としての技術が卓越している尾形。有効範囲が500mの銃で2km先を撃ち抜けるとも発言しており、近接戦を得意とする杉元や土方たちにとっての脅威となりました。 同じく狙撃手のヴァシリとの狙撃対決では、豊富な実戦経験と戦術知識を披露。姿の見えないヴァシリを追い詰めていました。 近接戦では杉元や宇佐美に簡単にやられているので強いとはいえない尾形ですが、死地をくぐって最終決戦まで生き延びた執念、ウイルクを銃殺、杉元にもダメージを与えた点などを考慮してこの位置としました。

6位:鯉登音之進

推定身長 173cm
名バトル vs 土方歳三(31巻)

鶴見中尉を信奉する軍人の1人として登場した鯉登少尉こと鯉登音之進(こいとおとのしん)。胸に鶴見中尉のブロマイドを忍ばせる、中尉の前では緊張して早口の薩摩弁になってしまうなど、お茶目な部分の多いキャラとして登場しました。 序盤は頼りないお坊ちゃまでしたが、金塊争奪戦を通してもっとも成長した人物です。

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【強さ】圧倒的光属性なメンタルが眩しい!自顕流の使い手

ボンボンと揶揄されることもある鯉登少尉ですが、最終巻ではあの土方歳三を倒すまでに成長します。序盤は劣勢だったものの、土方に迷いを指摘されたことで鯉登少尉は急成長を見せました。今回は、この覚悟を決めて一皮むけた彼の強さを評価対象としています。 手榴弾を空中で斬る、囚人の首を斬り落とす、土方と互角にやり合う描写から、剣の腕前は相当のもの。士官学校を卒業したエリートでもあるので、各種能力は高いと考えられます。 鶴見中尉の呪縛を自ら解き、闇落ちすることなく生き抜いた前向きなメンタルも彼の強みといえるでしょう。

7位:月島基

推定身長 164cm
名バトル vs 谷垣ニシパ(23巻)

月島軍曹こと月島基(つきしまはじめ)は鶴見中尉の側近として共に戦場を駆け抜けてきた歴戦の兵士。変人奇人の多い第7師団における数少ない常識人で、彼らに振り回される苦労人です。 異様に低い鼻が特徴的な人物で、身体には杉元同様にいくつもの傷跡があります。真面目で冷静、かつ忠実に命令をこなす典型的な軍人です。

【強さ】小柄ながらタフ!鶴見中尉仕込みのストイックソルジャー

月島軍曹の強さはどこまでも鶴見中尉に忠誠心を尽くす軍人だという点です。彼は鶴見中尉の命令とあらば、上官の射殺さえ冷静に確実にこなします。 また、実直に鍛え上げた肉体はかなりタフで、体格では一回りも大きい谷垣やロシア人も圧倒してしまうほど。男たちがこぞって上裸になり筋肉を披露したスチェンカ編では、顔からは想像できない鍛え抜かれた肉体を披露して読者を驚かせました。 対牛山戦では手榴弾で自爆して牛山を倒そうとするなど、自分の命に対しての執着は過去の出来事もあってか薄めです。そのあたりを考慮して、鯉登少尉の下としました。

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8位:ウイルク

推定身長 175cm
名バトル vs 鶴見中尉(21巻)

ウイルクは杉元とともに行動するアイヌの少女アシㇼパの父親です。当初は網走監獄にいるのっぺら坊に殺されたアイヌのうちの1人とされていましたが、実際は彼自身がのっぺら坊でした。 南樺太出身である彼はもともとロシアの帝政に反目するパルチザン(反乱軍)のリーダーであり、当時のロシア皇帝を殺したテロリストだったことがのちに明かされます。

【強さ】自らの顔を剥ぎ取った金塊争奪戦の仕掛け人

ウイルクの強さは正直未知数です。回想シーンから読み取れるのは、彼は目的達成のための合理的な最短距離を見出し、それがどんなに非情な手であってもやり抜く行動力・指導力を持っていることです。 他の仲間を助けるためとはいえ、傷を負った仲間を躊躇なく平然と殺す姿からは、彼の強さが感じられます。 ソフィアやキロランケが指導者として一目置いていた様子からも、彼らより強いと考えました。この順位とした決め手は、偽装工作のために自らの顔の皮を剥いだから。常人のメンタルとタフさでは到底無理でしょう。

9位:岩息舞治

推定身長 193cm
名バトル vs 杉元(15巻)

岩息舞治(がんそくまいはる)は刺青人皮の囚人の1人です。坊主頭に乙女な瞳がチャームポイントな巨漢で、暴力を自己表現の手段として用いる人物。くわえてややMっ気があり、作品を彩る変態の1人としても人気を集めています。 彼は樺太で賭けスチェンカをしているところ、杉元たち一行と出会うことに。本戦には参加せず、最後まで生き残った珍しい刺青人皮の囚人です。

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【強さ】んモットォ!!もっと殴り合いだけなら牛山クラス

岩息は幼い頃から暴力によって自己表現をしてきた屈指の暴力ジャンキーです。殴り合いのみでいえば牛山にも負けるとも劣らない存在で、実際、牛山とは殴り合って何度か勝ったことがあるそう。スチェンカでは杉元・谷垣・鯉登・月島の4人をまとめてラリアットでふっとばしていました。 たしかに彼は強いのですが、あくまでコミュニケーションとして殴り合いたいと考えているので、殺し合いや一方的な暴力は好みません。 格闘技ランキングではトップ争いをするでしょうが、決死の覚悟での戦いには不向きな性格のため、上位からは下げた位置としました。

10位:ソフィア・ゴールデンハンド

推定身長 164cm
名バトル vs 岩息舞治(21巻)

ソフィアは樺太の監獄に収監されている女囚で、ウイルクやキロランケとは古くからの友人。反体制組織を率いる人物です。金塊争奪戦や同志ウイルクの動向を受けて仲間と共に脱獄、以降はアシㇼパを追って北海道を目指します。 回想シーンで登場する彼女はほっそりしていますが、収監されている間にたくましく頼りがいのある姿に変化しました。

【強さ】豊満ボディにパワーを秘めた反乱軍の女傑

ソフィアは作中に登場する女性キャラの中でも抜きん出た戦闘力を誇る人物です。身体は筋骨隆々としており、素手でアムールトラを倒すほどの腕っぷしの持ち主。 岩息と殴り合った際も、強烈なパンチで彼の脳みそを揺らしていました。その破壊力はまるで女版・牛山といった感じです。 最終決戦で彼女は杉元・土方一派を助太刀にやってきます。そこでの部下に慕われている様子からも、彼女が豪快なよきリーダーであることが窺えました。ただ、情に厚く非情になりきれない部分もあり、そこが彼女の弱点といえるでしょう。

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11位:キロランケ

推定身長 184cm
名バトル vs 国境警備隊(17巻)

キロランケは樺太出身のアイヌで、アシㇼパの父・ウイルクの友人です。彼は日露戦争帰りの元工兵でもあり、鶴見中尉とは別の第7師団に所属していたこともあります。 その正体はウイルクと同じくパルチザンの英雄で、本名はユルバルス。ある目的を持ってアシㇼパを樺太へと連れ出し、彼女をかつての同志であるソフィアに引き合わせようと行動します。

【強さ】まとめて敵を殲滅できる爆弾のプロ

キロランケは元工作とあって爆弾づくりに長けています。彼が即席で使った手投げ弾が日露戦争で武器として採用されたことも示唆されていますし、パルチザン時代にはウイルクとともにロシア皇帝を爆殺しました。これらのことから、彼の作る爆弾はかなりの完成度だとわかります。 序盤、杉元たちと行動を共にしている際は、お手製の手榴弾で杉元を援護する場面も見られました。ロシアの国境警備隊を相手取った際には、火薬を用いた即席の罠で敵を木端微塵に。アイヌとしての生活も長い彼は森の中での戦いやサバイバル術にも長けています。

12位:宇佐美時重

推定身長 164cm
名バトル vs 連続殺人鬼(24巻)

宇佐美上等兵こと宇佐美時重(うさみときしげ)は、鶴見中尉に異常なまでの忠愛を抱く第7師団所属の軍人です。 もともと両頬に対称的なホクロがあったのですが、鶴見中尉がホクロを顔に見立てて棒人間のいたずら書きをすると、その記念にと棒人間の入れ墨を頬に入れました。変人揃いの第7師団の中でも浮いている戦闘狂として描かれています。

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【強さ】精子すら武器にする生粋の鶴見の駒

宇佐美上等兵は子供の頃に劣等感から親友を殺した過去を持ちます。当時から殺人に対する躊躇がなく、鶴見中尉も彼を「生まれついての兵士」と評価するほど。彼は鶴見中尉の駒として、無感情な殺戮マシーンになれる恐ろしい人物なのです。 24巻では作中屈指の下品ネタである「精子探偵」としても活躍。精子で目潰しをするというトリッキーすぎる戦い方は、いろんな衝撃を読者に残しました。 戦地を生き抜いてきた歴戦の兵士ですが、最期は確執のあった尾形の銃弾に倒れてしまいます。

13位:谷垣源次郎

ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
推定身長 185cm
名バトル vs 月島(21巻)

谷垣源次郎(たにがきげんじろう)はマタギ出身の軍人で、ムチムチな身体と胸毛がチャームポイントです。 当初は杉元に敵対する存在でしたが、第7師団を辞めてマタギとして生きる決意をしてからは、自分を助けてくれたフチに恩返しをするためにアシㇼパを追って旅に出ます。終盤はインカㇻマッと結婚、戦線から離脱しました。

【強さ】愛のために生き抜いたセクシーマタギ

作品のお色気担当としてなにかと身体を張っているセクシーマタギ谷垣ニシパ。体格に恵まれていること、日露戦争を生き残ったことからも、兵士としての経験と強さを兼ね備えていると考えられます。また、マタギとして狙撃技術にも優れており、そこも彼の強みでしょう。 とはいえ、彼は金塊の行方に興味がなく、温厚なお人好しです。積極的に戦うわけではないので、メインキャラではありますがこの位置としました。 彼が戦うときは、大切な誰かを思って戦うときです。そのハートの熱さでいえば、作中トップクラスでしょう。インカㇻマッとお幸せに!

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14位:二瓶鉄造

推定身長 180cm
名バトル vs 盗賊(3巻)

二瓶鉄造(にへいてつぞう)は熊も恐れると謳われる伝説のマタギで、刺青人皮を持つ囚人の1人です。 彼は自身を獣と称するワイルドな男で、山で死ぬことを望む猟師としての矜持にあふれた人物として描かれました。軍人とマタギとの間で心揺らいでいた谷垣は、二瓶との出会いで人生を大きく変えることになります。

【強さ】熱い勃起魂でヒグマを狩る伝説のマタギ

二瓶はこれまで200頭以上のヒグマを仕留めてきた凄腕のマタギです。彼は1発撃つ毎に再装填が必要な18年式村田銃を愛用しているのですが、これは最初の1発を外せば死ぬという覚悟を決めるためにあえて使っているとのこと。 死と隣り合わせの極限状態のなか魂を震わせ(勃起魂)、その結果、杉元でも苦戦するヒグマを1発で仕留めていると考えると、登場期間は短かったもののかなりクレイジーな人物です。 対ヒグマで鍛えられているため、森の掟を犯す人間には容赦なく襲いかかり殴り殺していました。

15位:菊田杢太郎

推定身長 182cm
名バトル vs 都丹庵士一派(20巻)

菊田特務曹長こと菊田杢太郎(きくたもくたろう)は第7師団所属の軍人です。日露戦争で負った怪我の療養を経て、中盤からある秘密裏の目的を持って金塊争奪戦に参加します。 彼は過去に杉元と出会っており、作中唯一彼を「ノラ坊」と呼ぶ人物。杉元が軍人になるきっかけを作ったのが彼だということが終盤で明かされました。

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【強さ】2丁使いの叩き上げ兵士

菊田特務曹長は2丁拳銃の使い手です。ロシア軍将校から銃器を接収することが趣味で、多くのコレクションを有しています。服の下にはいくつもホルスターをぶらさげており、弾を撃ち尽くすと次の銃に持ち替えて、矢継ぎ早に銃撃する戦闘スタイルです。 両手で正確に撃っている描写から、かなりの手練であることがわかります。都丹庵士戦では、あらかじめ目を暗闇に慣れさせておくことで先手を取るなど、熟練の軍人らしい戦い方が光りました。 貴重な常識人寄りのキャラでしたが、中央政府からのスパイであることがバレてあっけなく退場となってしまいます。

16位:有古力松

推定身長 185cm
名バトル vs 都丹庵士(20巻)

有古一等卒こと有古力松(ありこりきまつ)は第7師団所属のアイヌの軍人です。アイヌ名はイポㇷ゚テ。菊田特務曹長の直属の部下で、彼とはともに日露戦争を生き抜いた仲。顔に残る大きな傷跡はこの戦争の爆撃で受けた傷です。 本編には菊田特務曹長とともに登場。浅黒い肌と師団内でもトップクラスの巨躯が特徴的な人物です。

【強さ】アイヌならではの地の利

有古一等卒が得意とするのは、北海道の地形を生かした戦闘です。雪深い山奥のコタンで育った彼は、山岳地帯での行動に慣れており、他の者なら苦労するような場所でも難なく行動できます。 都丹庵士を単独で追跡した際には、生まれ育った地の利を生かして雪崩を誘発していました。接近戦や銃撃戦のような派手さはありませんが、地味に恐ろしい手段です。命すら奪う雪国の雄大な自然を味方につけているというのは大きなアドバンテージでしょう。 二重スパイとして苦悩した彼は、後に戦線から離脱します。軍人になるには優しすぎる人だったのかもしれませんね。

猛者たちが競演する『ゴールデンカムイ』で熱いバトルを浴びよう

ゴールデンカムイ
(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

『ゴールデンカムイ』の強いキャラランキングを紹介しました。今回はciatr編集部が厳選したキャラをランク付けしましたが、自分なりの基準を設けてオリジナルランキングを作ってみるのも1つの楽しみ方でしょう。 「金カム」は全31巻で完結済みです。この機に改めて一気読みして熱いバトルに浸ってみるのもおすすめですッ!!!