『さらば、佳き日』の原作漫画のあらすじ・ネタバレ!最終回で迎える2人の結末とは
兄と妹は結ばれる…?最新巻を
2023年6月より、テレビ東京「ドラマプレミア23」枠で『さらば、佳き日』の放送が決定しました。主演は乃木坂46の山下美月と俳優の鈴木仁。ヒューマンラブストーリーとして、禁断の兄妹の恋愛模様が描かれます。 この記事では『さらば、佳き日』の原作をネタバレありで紹介し、最新話まで詳しく解説していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
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【原作漫画】第1巻のネタバレ
ある地方都市に、桂一と晃という2人が引っ越してきます。晃は保育園の先生として働き、桂一は出版社に勤務。2人は新婚夫婦として近所に挨拶回りをしますが、実は本当は兄妹。しかしキスをしたり子供が欲しいか話したり、ワケありな様子で……。 学生時代。晃は頼りない桂一の面倒を見ながら暮らしています。すると桂一は突然、家に女性を連れてきました。晃は失恋したかのように髪をバッサリ切り、珠希という親友にからかわれます。 珠希は母が若い男と家を出て行ってしまい、落ち込む父と2人暮らし。珠希は剛という友達のことが気になっていましたが、剛に「男が好き」とカミングアウトされ……。数年後、珠希は晃から花が届き、晃のことを思い返していたのでした。
兄と妹が夫婦!?設定にはびっくりしたけど、お互いが好きなんだろうなというのが伝わってドキドキ。
【原作漫画】第2巻のネタバレ
桂一は高校時代、常に彼女がいる状態。晃は桂一が女性を家に連れてきたとき、思わず桂一に「好き」と言ってしまいました。 一方剛は、桂一が晃のことが好きなのではないかと気づき始めます。そんな桂一は、自分の友達が晃に興味を持ったことに少し不快感を感じ始め……。桂一が大学1年、晃が高校1年になったとき、晃は覗き事件に巻き込まれます。晃を心配した桂一は、つい晃を抱きしめました。 晃は高校3年生になり、大学進学をきっかけに桂一と離れて1人暮らしをすることを決意。こうして兄妹は少しずつ距離ができ始めたのでした。
お互い好きな気持ちがあるのに、言えないもどかしい時期。過去を一気に描くのではなく、少しずつ過去を掘り下げながら物語が交差していて続きが気になる!
【原作漫画】第3巻のネタバレ
すれ違ったままの桂一と晃ですが、イタリアから母親が急遽帰国します。母は仕事中毒で、いわゆる毒親。桂一は剛に家を出るよう勧められ、晃への思いをどんどん募らせていました。 桂一は仕事を辞め、家を出たいと母親に伝えます。母親には怒られ、桂一は晃に会いたいと思うように。その頃晃も珠希に「誰にも言えない関係なんて、絶対に幸せになれっこない」と突きつけられ……。珠希は母親に捨てられた経験から、強い気持ちを持っていました。 晃はこの言葉を聞いても、家から逃げ出しても桂一のことが気になって仕方ありません。果たして2人は、再会することができるのでしょうか。
会いたいけれど会えない、2人のモヤモヤとした気持ちが刺さる~!禁断の恋だけど、お互い好きなんだなと言うことが伝わるとっても辛い回でした。
【原作漫画】第4巻のネタバレ
晃は保育士になるために、短大へ進学しています。母親とは絶縁中で、学費も自分で支払って頑張っていました。桂一は母親に怒られて家を飛び出し、晃を探して大学にやってきます。桂一は母親に水をかけられたせいで、風邪をひいていました。 そんなフラフラな桂一は、大学で晃を発見。晃の家の玄関で男の靴を見た桂一は勘違いをしますが、思わず晃にキスをしてそのまま倒れてしまいました。2人はこの時、母親から逃げることを決意。晃は内定を断って、2人は富山へ向かいます。 その頃珠希は、思いを寄せる剛が桂一を好きだと気づきました。そして富山に来た桂一は晃に、「兄妹に戻るか」と伝え……!
駆け落ち同然で富山に来たのに、やっぱり兄妹に戻ることにするの!?でも仕方ないのかな。晃も桂一の幸せを一番に願っているし、これからどうなるの~!
【原作漫画】第5巻のネタバレ
ひとまず桂一と晃は、富山の伝屋という旅館で偽装夫婦として暮らすことに。晃は伝屋の息子・浩太郎に気に入られているようですが、晃は弟という扱いで全く相手にしていません。 そんな中、晃はいきなり「私と子作りしませんか?」と桂一に爆弾発言。桂一は「はい!?」と驚き、戸籍を考えたら無理だと断りました。すると晃は「真似事ならできますけど」と誘いますが、桂一は手を出しませんでした。 2人はラブラブではありますが、ヘタレな桂一に晃がツッコミを入れるというような、面白い関係性でもあります。それでも2人は海を見ながら、「また一緒に海を見に来よう」と抱きしめ合ったのでした。
富山の旅館から、偽装夫婦としての関係が始まるんですね。何となく2人は、偽装夫婦として暮らすのが合ってるような。子作り発言にはびっくりしたけど、2人のノリツッコミが本当に見ていて面白い!
【原作漫画】第6巻のネタバレ
伝屋にやってきてから半年、2人は仲良く過ごしています。桂一は、最近晃がかわいくなったと感じていました。そんな時、桂一は寝ぼけたハンナにいきなりキスされてしまい……。この様子を、浩太郎は偶然目撃していたのでした。 桂一は浴衣姿の晃を見て、「かわいい」と伝えます。この言葉が嬉しかった晃は、顔を真っ赤にして喜びました。 そして桂一は、ハンナに真実を打ち明けます。それは、「俺の嫁さんは、妹なんです」。その頃ちょうど晃は、浩太郎からハンナと桂一がキスしていたことを聞かされました。ショックを受ける晃の手には、「桂ちゃんとずっと夫婦でいられますように」と書かれていたのです。
やっぱりこういう展開だと、邪魔者が入るよね~。ハンナに桂一は真実を伝えたけど、それが今後どうなることやら。
【原作漫画】第7巻のネタバレ
晃は徐々に、桂一と自分は「ごっこ遊び」を興じているだけだと感じるように。桂一は仕事が決まり、晃は伝屋を出て会社の近くで暮らそうと提案します。実は晃は浩太郎と気まずくなっていて、桂一も部屋を探そうと言ってくれました。 しかし晃は、ハンナと仲よさそうな桂一を見て心を打ち砕かれてしまい……。そして晃は、珠希から母親が仕事中に倒れたと連絡を受けました。晃は心配になって駆け付けますが、相変わらず母親は晃への態度が冷たいまま。晃は駆け落ちのことを、珠希に打ち明けました。 その頃桂一は、晃に何度も電話をかけます。そしてその頃、剛は桂一に会う決意を固めていたのでした。
伝屋を出ることにはなったみたいだけど、なんだかすれ違っている桂一と晃。そして母親が、なんで晃にだけ態度が冷たいのかもすごく気になるな~。いよいよ次が最終巻!!
【原作漫画】第8巻のネタバレ
剛は桂一に会って謝罪し、2人は和解します。剛は桂一が晃のことが好きだと言い、桂一も認めました。剛は福岡に転勤になり、桂一は剛との会話で晃への思いを再確認した様子。 その頃晃は母の勧めで、お見合いをすることに。しかし晃はお見合いを抜け出し、珠希の元へと向かいました。桂一はスマホもメガネもないまま、晃の元へと急ぎます。 桂一は母親が晃にお見合いさせたと知り、激怒します。桂一は晃を探して、2人の思い出の場所へ。そこに晃はいましたが、晃は寝ていたため桂一は驚きました。2人はその場でキスをし、その後旅館で結ばれます。2人は新居を契約し、2人きりの生活をスタートさせたのでした。
やっと結ばれたよ~!よかった!やっぱり2人には結ばれてほしかったし、間違ってなかったと思ってる。感動的なラストで、ここから話は1巻へと繋がります。もう1回読み返したい!
【結末】禁断の関係の結末は?
この作品は最初に結末が描かれてから、時を遡って結末に結び付く物語となっています。よって結末は、桂一と晃は兄妹ということを隠しながら、2人で一緒に暮らすことを選んでいます。 しかし一緒に暮らせるようになるまでには、いろんなことがありました。お互い気持ちを正直にぶつけられなかったり、離れて暮らしてみたり。 それでも一緒にいたいと思った2人は、一緒に暮らすことにしました。一線も超えており、ただの兄妹の関係を超えています。
許されない関係に“気持ち悪い”の声も
血の繋がった兄妹が本当に結ばれる結末となったことから、「気持ち悪い」という声も出ています。実際に兄がいる方、妹がいる方が兄妹との関係を想像した時に、やはり「気持ち悪い」「想像できない」と感じる方が多いようですね。 実は血が繋がっていなかったという展開もありません。決して許される関係ではないので、純粋なラブストーリーとして見るのは難しいかもしれませんね。 しかし「こういった関係もある」というフィクションとして見ると、すごく綺麗な恋愛だなと感じることができるのではないでしょうか。
【考察】タイトルの意味とは
タイトル『さらば、佳き日』の意味を考えてみました。まず「さらば」ということは、何かに別れを告げることができたという意味ですね。そして「佳き日」とは、婚姻などの吉日のことを示します。 よってタイトルには、これまでの悩んでいた日々に別れを告げ、2人が結ばれたという意味になると考えられます。また結婚式などはできないため、結婚という概念にさようならを告げたとも取れます。 本当の結婚はできなくても、2人は結ばれて幸せな日々を過ごすことを選んだ、という結末を表しているタイトルですね。
【比較】ドラマと原作漫画で違いはある?
原作とドラマに大きな違いはなし?
禁断の兄妹の恋物語を描いた作品ですが、原作とドラマに大きな違いはないと予想します。この原作は現代だけでなく、2人が小さい時の過去が重要なポイントになっていますね。ドラマでもしっかりと過去から描き、2人の気持ちがどう変化していくのかも描かれていくでしょう。 また原作は、桂一や晃の繊細な気持ちが丁寧に描かれています。ドラマでも気持ちの揺れ動きや悶々とするところを、原作のように繊細に演じてほしいなと感じています。
普通や常識を覆すドラマに!
そもそも「兄妹」が夫婦になるという設定が、普通ではなく常識を超えていますね。しかしこの作品では、「普通って何?」「常識って何?」というところを訴えかけてくれています。私たちが過ごしている普通や常識の世界って何なんだろうと、考えるきっかけをくれる作品です。 桂一も晃も、そして剛や珠希や母親など、いろんな人と関わりながら桂一と晃は愛を探していきます。普通に囚われない愛や感情を貫く大切さを、この原作とドラマで感じることができそうですね。
『さらば、佳き日』の原作を
ドラマ版のキャスト紹介
広瀬晃役/山下美月(乃木坂46)
妹の晃を演じるのは、乃木坂46で活躍する山下美月です。子供好きで保育士として働きながら、桂一との秘密の関係を続けています。晃は小さい頃から桂一が好きで、大人になるまでその気持ちは変わりません。 山下美月はアイドルとして活躍しながら、女優としても本格的に活動中。『じゃない方の彼女』(2021年)ではヒロインを務め、不倫相手役を熱演しました。
広瀬桂一役/鈴木仁
兄の桂一を演じるのは、鈴木仁です。桂一はヘタレで頼りない部分も多いですが、優しく晃のことを大切に思っています。晃より3歳年上で、晃との恋に葛藤していきます。 鈴木仁は2017年に俳優デビューし、ラブストーリーなど数多くのドラマに出演中。『モトカレ←リトライ』(2022年)では主演を務め、モテ男役を熱演しています。
『さらば、佳き日』原作漫画のあらすじ・ネタバレを全話紹介
原作も大人気の『さらば、佳き日』。すでに原作は完結しているので、まずは原作漫画を堪能して茜野千が描く世界観を堪能してほしいです。 甘酸っぱくてドキドキの兄妹の恋愛模様、ぜひ漫画とドラマ両方で楽しみましょう!
『さらば、佳き日』の原作を