2023年6月21日更新

韓国ドラマ『緑豆の花』の全話あらすじ・ネタバレを最終回まで!結末や実話なのかも考察

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緑豆の花
(C)SBS

韓国ドラマ『緑豆の花』は変革の時を迎えた朝鮮の様子を知ることができる壮大な時代劇です。 本記事では『緑豆の花』について、全24話のあらすじをネタバレありで紹介します。感動の内容をぜひチェックしてください! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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『緑豆の花』の口コミ・感想

緑豆の花』の総合評価
4.5 / 2人のレビュー
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20代女性

演出・脚本が素晴らしいです!登場人物たちの複雑な心情も丁寧に描いているから、感情移入しやすく、感動してしまいます。とくに自分を見失いながらも、心の奥で兄を心配し苦悩するイヒョンは見ていて苦しくなりました。

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30代男性

歴史の波にのまれながらも、それぞれの志を貫いた人々の熱い物語。かなり骨太なストーリーと、演技力抜群のキャストで間違いなく傑作!日本が朝鮮を支配していく過程も知ることができ、とても考えさせられた。日本だけでなくきちんと朝鮮自体の腐敗も描いているのが評価できる。

1〜2話のあらすじ・ネタバレ

19世紀末、没落した朝鮮では民が貧困に苦しんでいました。汚職役人であるペクの長男イガンは、父の命令で民を痛めつけ、人々から疎まれています。 そんな中、古阜の郡守は懐を肥やすため、民の財源となっている穀物の外部搬出を禁じる始末です。日本への留学から古阜へと戻ったペクの次男イヒョンはひどい現状を目の当たりにします。 一方日易商人のソン・ジャインはペクに米を売ってくれるよう訴え、古阜にやってきました。その際東学教徒ボンジュンが反乱を企てていると気づきますが、贅沢三昧の郡守たちを見て、口をつぐむのでした。 そして反乱が勃発。ペクは刺され、イガンもボンジュンを倒そうとして返り討ちにあい、手の甲を刺されます。ジャインは米をもらう代わりにペクを助けましたが、結局裏切られ……。

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3〜4話のあらすじ・ネタバレ

ペクは両班ファン・ソクジュを拷問し、妹ミョンシムとイヒョンの婚姻を承諾させます。ペクを窮地から救い出したイヒョンでしたが、何も変わらない父の姿に落胆するのでした。 一方イガンは少しずつ変わっていきます。イヒョンに背中を押され、自由に生きたいとペクに告げるイガン。ところが長男を手放したくないペクはイガンの母を人質にし、助けようとしたイガンは不可抗力で殺人を犯してしまうのです。 その後、日本人に頼まれボンジュンを探していたジャインはイガンに遭遇し、彼を介抱するのでした。 そして父のやり方に憤慨したイヒョンはまるで人が変わったように酒を飲みます。その頃ソクジュはイヒョンを徴兵するよう裏で手をまわし……。

5〜6話のあらすじ・ネタバレ

ミョンシムとの婚礼を控えていたイヒョンでしたが、徴兵されます。 一方イガンはボンジュンの仲間に加わりたいと懇願し、戦闘に参加することに。最初は拒否されるイガンでしたが、体を張って戦いに挑み、徐々に受け入れられます。 イヒョンはそんなイガンの姿に喜びを感じる一方で、不本意にも敵対している今の立場を悲しんでいました。 しかも軍令に逆らえず無実の人を殺してしまい、イヒョンの精神は少しずつやみ始めます。軍商となったジャインはそんなイヒョンを励ますのでした。 そしてボンジュン率いる東学軍は勢力を拡大し、戦闘も激しくなっていきます。イガンを心配するジャインでしたが、出会えてもすぐに引き離されてしまい……。

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7〜8話のあらすじ・ネタバレ

政府軍は大敗。イヒョンは軍を離れ、ペク家に戻りました。そして父にソクジュの陰謀について話します。一方、東学軍の捕虜となったジャインはイガンと再会しました。 その後イガンが軍から姿を消します。婚礼を手伝うためイヒョンの元を訪れていたのです。 しかしイヒョンは婚約を破談にされ、かつて師であったソクジュへの復讐に燃えていました。イヒョンはペク家に戻ってほしいと頼みますが、イガンは断り軍へと戻ります。 その後も戦闘に勝利していく東学軍。瘦せ地を肥やすことのできる緑豆を象徴し、ボンジュンは「緑豆将軍」と呼ばれ、義兵たちはますます団結していました。 一方イヒョンは、ソクジュが郷兵を率いて全州に向かうべきだと群守に進言し……。

9〜10話のあらすじ・ネタバレ

東学軍に攻め入る京軍。狙撃手となったイヒョンは戦闘にまぎれ、先頭に立つソクジュを狙います。 しかしミョンシムのことが気になり躊躇していた時、ボンジュンがソクジュを討とうとしたため、イヒョンは思わずボンジュンを攻撃。 ボンジュンが重症を負い動揺するイガンに、ジャインは思わず自分の気持ちを伝えます。内心では嬉しいイガンでしたが、彼女を大切に思うため拒むのでした。 そして隊長に任命されるイガン。ある夜狙撃手に襲われたイガンたちは相手を捕えようとします。 しかし東学軍のボンゲが見たのはイガンの弟であるイヒョンだったのです。一瞬ためらったボンゲはイヒョンに撃たれ、命を落としました。 隊長として責任を感じるイガン。そんな時、イガンは東学軍を狙うジャインの父の隠れ家を突き止め……。

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11〜12話のあらすじ・ネタバレ

ジャインは東学軍に捕まった父らを見逃してもらう代わりに、和約文書を京軍に渡す重要な任務を引き受けます。 ジャインを守るため同行したイガンは、そこで「狙撃の鬼」と化したイヒョンと出会いました。兄を殴り、かつての自分のように鬼に打ち勝てと伝え、その場を去るイガン。 その後、京軍から和約の条件として東学軍解散を提示されたボンジュンは、承諾の合図として花火を打ち上げます。ところがイヒョンはボンジュン暗殺を命じられ……。 しかし寸前で自分が利用されていると悟ったイヒョンは暗殺を中止し、イガンの力を借りて逃亡します。和約が無事締結し、新たな時代の幕が開けようとしていました。イヒョンは鬼に打ち勝つとイガンに誓うのでした。

13〜14話のあらすじ・ネタバレ

古阜に帰ろうとしたイガンでしたが、ボンジュンから大院君に手紙を渡す任務を命じられます。 一方ボンジュンの元へは、ある日本人グループが訪れました。その中に留学時代の顔見知りを見つけたイヒョンは怪しみます。 その頃漢陽へと入ったイガンたちは、清軍の蛮行を目にしながらも、なんとか大院君に出会うことができました。渡した手紙の内容は、日本軍を追い払うため一刻も早く幣制改革を進めてほしいというもの。 一方、東学教徒の一部が過激化した古阜では、ソクジュら両班が暴行した農民を打ち首にせよと座り込みを行っていました。イヒョンが諭しますが、朝鮮は両班の国だと考えるソクジュは頑なです。 そんな時、最終通告を無視した朝鮮国王を逮捕するべく、日本軍が攻撃を始め……。

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15〜16話のあらすじ・ネタバレ

王宮は日本軍に侵入され、激しい銃撃戦となります。多くの犠牲を目の当たりにした国王はついに降参。1894年に起きた甲午倭乱の出来事です。 一方古阜でも両班と農民たちが激しい戦闘となっていました。イヒョンはやむを得ず再び銃を手にします。すると眠っていた怒りの感情が復活してしまったのです。 次々と人を撃ち殺していくイヒョン。ついにはミョンシムに返り血を浴びせてしまいます。イヒョンは古阜を去り、逃亡を始めました。 その頃ジャインは王妃からスパイの役割を頼まれます。その任務はイヒョンの顔見知りだった武田という男と米の取引をし、情報を引き出すというものでした。 そしてついに日清戦争が勃発。イヒョンは身分差別がはびこる世を変えたいと感じつつ、自らを「鬼」と名乗り日本側につきます。

17〜18話のあらすじ・ネタバレ

隊に戻ったイガンでしたが、狙撃手の正体を隠していたことが判明し、東学党を破門される事態に。 一方イヒョンの変貌を知ったジャインは、ボンジュンに状況を報告します。そして挙兵するなら米と人を手配すると申し出ました。 日本が清軍を制圧していく中、内密に挙兵の準備をするボンジュン。そんな彼の動きを危惧しているイヒョンは全州へと向かいます。 かたやイガンは、ボンジュンの元を訪れ「働かせてほしい」と頼んでいました。そして破門にしても彼との絆に変わりはないと考えるボンジュンは、ジャインを護衛し挙兵を手伝うようイガンに命じたのです。 ジャインに会えることが本心では嬉しいイガン。しかし彼女のいる全州に到着したイガンが出会ったのは、スーツに身を包んだイヒョンで……。

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19〜20話のあらすじ・ネタバレ

牛禁峠での決戦。日本銃の威力を前に、義兵たちが次々と倒れていきます。それでも身分差をなくす革命のため、義兵たちがひるむことはありません。しかし結局ボンジュンたちは惨敗でした。 その後なんとか助かったイガンは、仲間のポドゥリとヘスンに再会。ところがボンジュンは日本側に捕らえられてしまいます。 そしてボンジュンを護送することになったイヒョンは、かつての師であるソクジュに遭遇しました。ソクジュから「会えたら謝るつもりだったが、鬼の姿を見たらそんな気持ちは消えた。」と話され、イヒョンは思わず引き金を引き……。 一方イガンはジャインとも再会し、母ユウォルをかくまっていることを告げられます。離れでユウォルと無事に会えたイガンは、必ず自分の手でイヒョンを殺すと誓うのでした。

21〜22話のあらすじ・ネタバレ

牛禁峠での決戦。日本銃の威力を前に、義兵たちが次々と倒れていきます。それでも身分差をなくす革命のため、義兵たちがひるむことはありません。しかし結局ボンジュンたちは惨敗でした。 その後なんとか助かったイガンは、仲間のポドゥリとヘスンに再会。ところがボンジュンは日本側に捕らえられてしまいます。 そしてボンジュンを護送することになったイヒョンは、かつての師であるソクジュに遭遇しました。ソクジュから「会えたら謝るつもりだったが、鬼の姿を見たらそんな気持ちは消えた。」と話され、イヒョンは思わず引き金を引き……。 一方イガンはジャインとも再会し、母ユウォルをかくまっていることを告げられます。離れでユウォルと無事に会えたイガンは、必ず自分の手でイヒョンを殺すと誓うのでした。

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23話のあらすじ・ネタバレ

兄ソクジュの遺体を確認したミョンシムは、悲しみながらも、戦い抜いた兄を誇りに思っていました。しかしその後兄はイヒョンによって殺されてことを知り驚愕します。 そしていよいよ護送されるボンジュン。涙に暮れる民やイガンたちを、最後まで励ますのでした。 その後イヒョンは日本がいずれは朝鮮も領土にする予定だと聞き、動揺します。「日本に騙されている」と言ったボンジュンの言葉を思い出し絶望するイヒョンですが、時すでに遅し。最後まで黒幕を吐くことのなかったボンジュンらは死刑を宣告され……。

24話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

群守に就任したイヒョン。しかしやけになっていたイヒョンは祝いの席でもおかしな言動で周囲を啞然とさせます。 そしてついにボンジュンらの死刑が執行され、イガンも捕まってしまいます。イヒョンはミョンシムと再会しますが、「私が好きだったペク・イヒョンは死んだからもう戻らない」と言われ、言葉を失うのでした。 イヒョンはイガンの牢へ行き、何気ない会話を交わした後、差し入れを置いて去ります。イガンが包みを開けると、中には手錠の鍵が。嫌な予感がよぎり、急いでペク家へと向かうイガン。 しかしそこにはすでに自らの頭を撃って息絶えたイヒョンの姿がありました。その後イガンはジャインに求婚します。ジャインはそれを受け入れ、彼に抱き着くのでした。 1年後、義兵たちと生活を送るイガン。彼の元へは続々と頼もしい仲間が集まっています。彼らはまさしくボンジュンが育てた緑豆の花でした。

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『緑豆の花』のキャスト

ペク・イヒョン役/ユン・シユン

ペク家の次男であり、本妻の子供として父から優遇されています。日本に留学してその文明に感銘を受け、朝鮮へと戻りました。 兄イガンのことを気にかけていますが、徴兵されたことで徐々に自分を見失い、ついには「鬼」と化していきます。

ペク・イガン役/チョ・ジョンソク

ペク家の長男ですが、使用人の子であるため父親から汚れ仕事を任されていました。しかし本当は優しい心を持ち、イヒョンに背中を押され、人々のために生きようと決心します。 身分差に苦しむ民を救うため、何があっても突き進む人物です。

ソン・ジャイン役/ハン・イェリ

行商人であり、日本と貿易をしているソン・ジャイン。意志が強く、物おじせずに誰にでも自分の意見をはっきり伝える女性です。 革命運動に巻き込まれながら、イガンと助け合うようになり、彼に惹かれていきます。

『緑豆の花』は実話?

緑豆の花は史実をベースにしたフィクションです。ただし作中には実在した人物や、実際に起こった出来事が多数登場し、本作を観ることで歴史の流れを知ることができます。 物語の題材となったのは1894年に起こった甲午農民戦争。この革命運動を起こし、広めたチョン・ボンジュンは実在した人物であり、身長が約152cmと小柄だったことからドラマ同様「緑豆将軍」と呼ばれていたようです。 ただし本作のメインとして描かれたペク家の兄弟とジャインの3人は架空の人物です。彼らを史実と絡めることで、激動の時代に翻弄された人々の気持ちを、わかりやすく表現したのでしょう。

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韓国ドラマ『緑豆の花』の全話あらすじ・ネタバレ

緑豆の花
©SBS

実力派俳優たちが送る感動の物語『緑豆の花』のあらすじをネタバレありで紹介しました。時代や運命に翻弄される人々の人生ドラマに深く考えさせられます。 見ごたえたっぷりの本作が気になった人は、ぜひ一度視聴してみてください!