2023年6月14日更新

映画『きさらぎ駅』結末までのネタバレあらすじと感想考察!2ちゃんねる発の都市伝説ホラーは実話?

このページにはプロモーションが含まれています
『きさらぎ駅』(2022年)恒松祐里
©2022「きさらぎ駅」製作委員会

2004年にインターネット掲示板2ちゃんねるに、実況形式の怪奇体験談として投稿されて以来、人気となった都市伝説。その「体験談」をもとに製作されたホラー映画『きさらぎ駅』がSNSで話題になっています。 この記事では『きさらぎ駅』のあらすじをネタバレありで紹介!さらに気になる結末や謎を解説・考察していきます。 映画『きさらぎ駅』は面白い?感想をチェック

AD

映画『きさらぎ駅』のあらすじ

大学で民俗学を専攻している堤春奈(恒松祐里)は、十数年前から都市伝説として有名な「きさらぎ駅」の逸話を卒論の題材に選びます。 彼女は、その都市伝説の最初の投稿者である「はすみ」こと葉山純子(佐藤江梨子)と接触することに成功。さっそく当時の出来事を詳しく聞き取ります。しかし純子は、自分だけが生還したことに罪悪感を覚えていました。 「きさらぎ駅」への行き方の仮説を立てた春奈は、取材の帰り道にそれを実践します。すると彼女は、本当に「きさらぎ駅」にたどり着いてしまい……。 映画『きさらぎ駅』を観た人のレビューを読む

映画『きさらぎ駅』の結末までのネタバレあらすじ

【起】「きさらぎ駅」での出来事

『きさらぎ駅』(2022年)
©2022「きさらぎ駅」製作委員会

大学で民俗学を選考する堤春奈は、卒業論文の題材に都市伝説として有名な「きさらぎ駅」を取り上げることにします。彼女は「きさらぎ駅」についてネットに投稿した、葉山純子に取材をすることに。 純子の話では、彼女は終電で帰路についたものの、気がつくと電車は見知らぬ土地を走っており、「きさらぎ駅」で停車。電車には純子のほかに、サラリーマン風の男性、若い男女の3人組、そして女子高生の宮崎明日香(本田望結)が乗っていました。 彼らは不可解な現象に襲われ、1人、また1人と命を落としていきます。なんとか生還した純子でしたが、「先に光を通ったのが私だったら、あの子(明日香)は助かったかもしれない」と後悔を口にしました。

AD

【承】「きさらぎ駅」への行き方

春奈は純子が終電に乗る前にとった行動が、「きさらぎ駅」にたどり着く鍵なのではと考えます。実は純子は、終電に乗るまでに2回電車で寝過ごし、引き返す行動をくり返していました。 取材の帰り道、春奈は純子と同じように、何度か電車を引き返し、終電に乗ります。すると本当に「きさらぎ駅」にたどり着くことができました。ほかの乗客は、純子のときと同じ5人です。しかも彼らは、春奈が純子から聞いた通りの行動をとりはじめます。 これからなにが起こるか知っている春奈は、避けられるものは回避し、そうでないものはその場で最適と思える行動をとり、1人でも多く、もとの世界へ連れ戻そうと奮闘します。

【転】春奈の行動が裏目に……

『きさらぎ駅』(2022年)
©2022「きさらぎ駅」製作委員会

しかし春奈が危機を回避する行動をとりつづけたことで、純子のときとは違う出来事が起こりはじめます。トンネルを抜けた時点で、春奈のほかには明日香とサラリーマン風の男、そして若い男性1人と女性1人が生き残っていました。 春奈は通りがかった車の運転手を殴り倒し、5人で車に乗って山道を走りつづけます。しかし彼女たちがたどり着いたのは、純子から聞いていた神社のような場所ではなく、大きな一軒家でした。 5人はそれぞれが屋敷のなかを探索していると、振り切ったはずの若い男や車の運転手などが現れ、1人また1人と追い詰められ、餌食になっていきます。

AD

【結末】衝撃のラスト!まさかの展開に絶望

明日香と行動をともにしていた春奈は、光の扉を発見します。しかし車を運転していた男に、明日香が捕まってしまいました。彼女は春奈に早く光に向かうようにと言いますが、そこで春奈は純子の言葉を思い出します。 純子と同じように運転手を足止めし、明日香を先に光のほうへと向かわせた春奈。しかし純子のときとは違い、明日香が通った後も光は砕け散ることなく、春奈を呼ぶ明日香の声が聞こえました。驚いた春奈は急いで光の方に向かいますが、彼女がたどり着く前に光は消えてしまいます。 光を通って、もとの世界に戻ってきた明日香を迎えに来ていたのは純子でした。純子は「きさらぎ駅」での出来事の後、さまざまなことを調べ、光の扉を最初に通った1人しか、もとの世界に戻れないことを知っていたのです。

数日後、春奈との話を立ち聞きしていた純子の姪は、友達と「きさらぎ駅」からライブ配信をしようと話していました。 じゃんけんに負けた純子の姪は終電に乗り込み、「きさらぎ駅」へ向かいます。いつの間にか眠っていた彼女は目を覚まし、自分のほかの乗客を確認。そこにはサラリーマン風の男性と若い男女の3人組、そして堤春奈が乗っていました。

映画『きさらぎ駅』の感想・評価

きさらぎ駅
©2022「きさらぎ駅」製作委員会
きさらぎ駅』の総合評価
3.5 / 2人のレビュー
吹き出し アイコン

20代男性

前半は難しい顔をして観ていたけど、後半は「これ、進研ゼミでやったやつだ!」という展開に。ホラーとしてはそんなに怖くないが、アイディアの勝利。ゲームのリアル・タイム・アタックっぽい展開が斬新で、途中から笑いながら観てた。

吹き出し アイコン

30代女性

低予算感がビシバシ伝わってくる映像で、最初は色んな意味で不安になった。でも後半から勢いが増して面白くなっていく。怪異を物理でなんとかしようとする感じ、嫌いじゃないです。

AD

【解説】映画『きさらぎ駅』は実話?

本作は2004年1月8日に2ちゃんねるに投稿された「都市伝説」を基に製作されました。そのため実話ではありません。 駅のモデルは静岡県浜松市東区の遠州鉄道「さぎの宮駅」と言われており、遠州鉄道は都市伝説の人気にあやかって「きさらぎ駅行」のレプリカ切符セットを販売しています。発売開始から1時間で完売するほど根強い人気があります。

【解説】なぜ春奈はもとの世界に戻れなくなったの?

春奈は純子から、「先に光を通ったのが私だったら、あの子(明日香)は助かったかもしれない」と聞かされていました。そのため春奈は、先に光を通るともとの世界に帰れなくなると思っていたのです。しかし実際には、最初に光を通った1人しか、もとの世界に戻れない仕組みでした。 「きさらぎ駅」に迷い込んだとき、純子は明日香を見捨てて先に光を通っていたのです。 その後、純子は春奈に嘘をついて、明日香を救い出そうとします。純子に騙された春奈は、自分がもとの世界に帰るため、明日香に先に光を通るように言い、「きさらぎ駅」の世界に閉じ込められてしまいました。

【考察】エンディング後、純子の姪はどうなる?

エンドロールの後、純子の姪が「きさらぎ駅」の世界に入ってしまいました。彼女は叔母が春奈と話すのを聞いていたので、この奇妙な世界のことは、あるていど把握していると思われます。ここでポイントになるのは、彼女は叔母が“春奈に”話した内容を知っているということです。 純子は春奈に嘘をついていましたから、彼女も春奈と同じように「先に光を通るともとの世界に戻れない」と思っている可能性があります。 一度この世界に閉じ込められると記憶はリセットされてしまうようなので、春奈がどのような行動をとるのかは予測できません。無事に脱出できるのは、純子の姪か春奈か、あるいはほかの誰かなのか、想像が膨らみますね。

AD

映画『きさらぎ駅』をネタバレ解説・考察でおさらい

有名な都市伝説をもとに、新たな要素を加えて映画化された『きさらぎ駅』。斬新な展開でテンポよく進んでいき、その勢いで最後まで駆け抜けていきます。 すでに観た人も、そうでない人も、一風変わった斬新な演出が魅力の本作を、ぜひ楽しんでください!