映画『28年後…』のあらすじ・キャストは?大人気ゾンビシリーズに待望の続編が登場

大ヒットゾンビ映画「28日後...」シリーズ待望の最新作となる『28年後…』が、2025年6月20日に日米同時公開されることが決定しました! 本記事では映画『28年後…』のあらすじやキャスト情報などの紹介に加え、過去シリーズ作のおさらいをしていきます。
映画『28年後…』作品概要
タイトル | 『28年後...』 |
---|---|
原題 | 『28 Years Later』 |
公開日 | 2025年6月20日 |
上映時間 | ₋ |
監督 | ダニー・ボイル |
キャスト | アーロン・テイラー=ジョンソン , アルフィー・ウィリアムズ , レイフ・ファインズ , ジョディ・カマー |
映画『28年後…』のあらすじは?どんな話になる?
<公開日決定>映画『28年後…』
— ソニー・ピクチャーズ映画 公式 (@SonyPicsEiga) February 27, 2025
6月20日(金)日米同時公開
人間を凶暴化させるウイルスの
世界的パンデミックから28年後…
アカデミー賞 監督が描く
人間が、人間では なくなる世界──
監督 ダニー・ボイル/脚本 アレックス・ガーランド pic.twitter.com/4sHyRmQNWJ
舞台はレイジ・ウイルスによる大規模パンデミックから28年後のイギリス。感染者たちがひしめき合う土地で、生き残った僅かな人々は助け合いながら何とか生活を続けていました。 そんな中、ホーリー島という隔離された島で暮らしていた少年のスパイク(アルフィー・ウィリアムズ)は、母親が深刻な病気に侵されていることを知ります。 そして父親のジェイミー(アーロン・テイラー=ジョンソン)とともに医者を探す旅に出ることに。感染者が蔓延るイギリス本土を旅しながら、ジェイミーとスパイクは衝撃的な世界の姿を目の当たりにします。
映画『28年後…』はiPhone15ProMaxを使用して撮影された?

なんと映画『28年後…』では、映画用カメラではなくメインカメラとしてiPhone15ProMaxが撮影に使用されていたことがわかりました。 本作の制作予算はおおよそ7500万ドル、日本円にして約100億円とも言われています。これはスマートフォンを使用した映画作品としては史上最高額の制作費です。 監督のダニー・ボイルは本シリーズ1作目『28日後…』の撮影でも当時は異例となる最新鋭のデジタルカメラで撮影に臨み話題を集めました。本作でもスマートフォンを始め、動物に取り付けたアクションカメラも撮影に組み込むなどして、革新的な撮影スタイルに挑戦しています。
映画『28年後…』のキャストを紹介
ジェイミー役/アーロン・テイラー=ジョンソン

息子を連れて医者を探す旅に出た父親。過去28年の間に起こった出来事や、失われたものを息子に伝えながら旅をしています。 主人公のジェイミーを演じるのは、『キック・アス』(2010)、『TENET テネット』(2020)、『ブレット・トレイン』(2022)などに出演してるアーロン・テイラー=ジョンソンです。
スパイク役/アルフィー・ウィリアムズ
母親の病気を治してくれる医者を探すため、父親とともに安全地帯のホーリー島を離れイギリス本土を横断する旅に出た少年。パンデミック発生後に生まれたため、かつての世界の姿を知りません。 スパイクを演じるのはイギリスの子役、アルフィー・ウィリアムズです。
Dr. ケルソン役/レイフ・ファインズ

感染を免れた生存者。詳しい役どころは不明ですが、ジェイミーたちが探し出した医者だと予想されます。 Dr. ケルソンを演じているのは「ハリー・ポッター」シリーズのヴォルデモート役で知られるイギリスの俳優、レイフ・ファインズです。
映画『28年後…』監督・スタッフを紹介
監督:ダニー・ボイル
映画『28年後…』のメガホンを取ったのは、イギリス出身の映画監督ダニー・ボイルです。ボイルは本シリーズの1作目である『28日後...』(2002)でも監督を務め、最新作で監督に復帰しました。 代表作にはアカデミー賞で作品賞や監督賞、延べ8部門を受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)が挙げられます。
脚本:アレックス・ガーランド
脚本を手掛けたのは、シリーズ1作目でも脚本を担当したアレックス・ガーランドです。2作目である『28週後…』(2007)においては製作総指揮を務め、シリーズ全作に携わっています。
製作総指揮 :キリアン・マーフィ

製作総指揮は、なんと1作目で主役のジムを演じたキリアン・マーフィが務めました。なお2025年3月時点では本作への出演は確認されていません。 俳優としての代表作にはゴールデングローブ賞にて最優秀主演男優賞を受賞した『オッペンハイマー』(2023)などがあります。
前作『28日後…』と『28週後…』のネタバレをおさらい
『28日後…』のあらすじ・感想
ロンドンの研究所から動物を凶暴化させるウイルスが流出。事故で28日間昏睡状態にあった主人公のジムが目覚めると、世界は一変してしまっていました。 街をさまよう中で出会った人たちに、パンデミックが起きたことや凶暴化した感染者たちについて教えてもらったジムは、安全な場所を探す旅に出ます。 シリーズ1作目となる本作は、「終末の始まり」を感じさせる冒頭シーンが印象的。主人公を始めとした生存者たちの不安と迷いが全面に押し出され、ホラー描写だけでなく人間ドラマにも引き付けられました。世界の終わりを描く一方で、未来に希望を感じさせるラストにも注目です。
『28週後…』のあらすじ・感想
パンデミックの発生から28週が経過したロンドン。アメリカ軍の介入によって感染は抑えられ、街は復興の兆しを見せ始めていました。 そんな中、ウイルスによって母親を失った姉弟が、家族の思い出を取りに行くため、立ち入りを禁止されている地域へと足を踏み入れてしまいます。するとそこには、感染したと思われていた母の姿があり……。 『28週後…』では1作目の悪夢をさらに上回る、負の連鎖が描かれていきます。年齢制限もR12指定からR15指定に引き上げられ、グロテスクな描写も多数盛り込まれていました。連続して襲い掛かる絶望感が、見終わったあとも心にずっしりとした余韻を残します。
『28ヶ月後…』はなぜ制作されなかった?
1作目、2作目と記録的大ヒットとなった本シリーズですが、なぜか『28ヶ月後…』が制作されることはありませんでした。 実は2010年頃には1作目の監督であるダニー・ボイルが再びメガホンを取り、『28ヶ月後…』を制作するという計画があったようです。 しかし自身の監督作である『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)がアカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞し、ボイルが非常に多忙になってしまったため、企画は頓挫してしまいました。
映画『28年後…』の公開日は2025年6月20日!
前作から16年もの月日を経て、ついに公開となる映画『28年後…』。3部作として企画されていることも発表され、どのような新章の幕開けが描かれるのか非常に楽しみです。 映画『28年後…』は、2025年6月20日公開です!