2023年7月8日更新

「文スト」立原道造(たちはらみちぞう)の正体は?異能力や声優・兄との関係まで徹底解説!

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立原の真の正体とは……。
明らかになる巻を

ポートマフィアの武闘派組織「黒蜥蜴」に属する立原道造(たちはらみちぞう)。アニメ4期では彼の真の正体が明らかになり、2023年7月から放送のアニメ5期では活躍するキャラクターの1人です。 本記事では、そんな「文スト」に登場する立原道造について徹底解説します!真の正体から異能力まで解説するので、アニメ5期に備えてチェックしてください。 ※この記事は「文スト」の重要なネタバレを含みます。

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立原道造(たちはらみちぞう)のプロフィール

身長 176cm
体重 62kg
年齢 19歳
異能力 真冬のかたみ
所属 黒蜥蜴
声優 林勇

立原道造はポートマフィアの一員で、組織のなかでも特殊部隊並みの戦闘力を持った「黒蜥蜴」に所属しています。ピアスを身につけ鋭い目つきをしており、見た目はヤンキーのようです。常に鼻に絆創膏をつけています。 黒蜥蜴の1人として敵と戦う時は二丁拳銃を使っており、その腕前はなかなかのもの。ポートマフィア内では異能力を使用していないことから、一般人だと思われていました。戦う時は好戦的ですが、普段は仲間を心配する思いやりがある性格です。

【正体ネタバレ】立原は猟犬部隊のメンバーだった!?

文豪ストレイドッグス
©朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会

立原の正体はポートマフィアに潜入していた5人目の猟犬メンバーでした。 正体が明らかになったのは、テロリストに仕立て上げられた武装探偵社が別行動していた敦と再会しようとした時です。再会の場所に向かうとそこには機動隊が登場しました。武装探偵社はバラバラに逃走を図り、与謝野は黒蜥蜴のメンバーと逃げます。 謎の人物から攻撃を受け反撃に転じた与謝野ですが、謎の人物はマネキンでした。実は与謝野を捕らえるために、立原が異能力でマネキンを操っていたのです。自分が猟犬であると明かした立原は、ある事実を与謝野に伝えます。

立原がつける絆創膏の意味は?

ポートマフィアの時と猟犬の時と気持ちを切り替える時に絆創膏を着け外ししています。 潜入するにあたり、条野に心労が多い任務だからこそ、気持ちを切り替えるスイッチとして使えと言われ、鐡腸から絆創膏を渡されました。そのやり取りは18巻のカバー裏に描かれています。

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【兄や与謝野晶子との関係】立原がポートマフィアに潜入した理由

文豪ストレイドックス
©朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会

立原には優秀な兄がいましたが、その兄は戦争で命を落としています。兄が命を落とすきっかけになったのが与謝野晶子です。 戦争中、与謝野は森鴎外の元で軍医委託生としてその異能力を奮っていました。立原の兄も鴎外の部隊に所属していましたが、重傷を負っては与謝野の異能力で怪我を治され戦場に戻る日々。降伏することも許されず、立原の兄は精神がすり減り自殺してしまいました。 立原はこのことを恨んでおり、志願してポートマフィアに潜入して与謝野に復讐する機会をうかがっていたのです。

【異能力】立原道造の能力「真冬のかたみ」とは?

文豪ストレイドッグス
©朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
特徴 金属を操る能力

ポートマフィアでは異能力を隠していた立原ですが、その能力は「真冬のかたみ」という金属を操る能力。対象に触れなくても発動することができ、使い方次第では強力な異能です。 作中では金属でできたマネキンを操るほか、銃やナイフなどの武器を操って無力化する姿を見せました。また、刀を砕いた破片レベルでも操作ができ、破片を体内に侵入させて体内から脳を攻撃することも可能です。 その能力は天人五衰を束ねる神威の天敵の能力であり、単独で追い詰める活躍を見せました。

【セリフ】立原道造の名台詞集

「命令が俺を俺にする」

なぜ立原がマフィアに入ったか与謝野に語った時のセリフです。 優秀な兄と比較されてグレた立原は、目をつけられてマフィアの仕事を始めたと説明しました。仕事をなぜか楽しく感じられ、強大な組織の一員として動いている間は、兄でもなく兄の逆でもない人物になれたといいます。 自分を自分たらしめる命令で死んでも悔いはないと覚悟を語りました。

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「俺は誰なのか 本当はどう生きたいのか」

フョードルは頁に警察関係者は探偵社の無実を信じない改変をしていました。立原はこの改変を受けて武装探偵社がテロリストだと認識しています。 しかし、立原は次第に自分の在り方に悩み、「俺は誰なのか 本当はどう生きたいのか」と自問します。そして、広津や銀と話したのをきっかけにポートマフィアの自分を自分だと決め、立原は改変から逃れました。真の黒幕がいることに気づくのです。

【モデル】歴史上の立原道造はどんな人物?

史実の立原は詩人や建築家として活動した人物で、わずか24歳でその生涯に幕を閉じました。幼い頃から詩へ関心を持っており、13歳の頃には北原白秋を訪問したことも。大学は東京帝国大学工学部に進み、卒業後は建築事務所で働きながら詩の創作活動を行っていました。 立原の代表作は、『萱草に寄す』、『曉と夕の詩』などがあり、異能の由来になった「真冬のかたみ」は『優しき歌 I』に収録されています。なお、立原は第1回中原中也賞を受賞した人物です。

【声優】立原道造の声を演じるのは林勇

林勇

アニメで立原の声を演じるのは声優・歌手の林勇(はやしゆう)です。『東京リベンジャーズ』の佐野万次郎役や、『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』のロージー(草野次郎)役などが有名ですね。 林勇は声優だけでなく歌手としても活動しており、「勇-YOU-」名義で「SCREEN mode」のボーカルを務めています。「文スト」の第2期のOP「Reason Living」や、第4期のOP「TRUE STORY」は林勇が歌っています。

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真の黒幕がいることに気づいた立原!今後の活躍に期待

アニメ4期で武装探偵社がテロリストではないと気づいた立原。2023年7月から始まる5期では、真の黒幕を見つけて武装探偵社の無実を晴らしてくれるのかが気になりますね。アニメ5期での活躍に期待が高まります。