漫画『脱獄のカザリヤ』最新巻までネタバレ感想！最終回の結末予想も！

漫画『脱獄のカザリヤ』は姿を消した妹を救うため、富豪たちが人間を玩具にする矯正施設へと潜り込んだ主人公の物語です。ダークな世界観とスリリングな展開に引き込まれてしまいますよ！ ここからは本作の配信状況を調査し、お得に読む方法や配信サービスの特徴と、ネタバレ・あらすじなどを解説していきます。

突然姿を消した妹・萌絵の行方を追っていた主人公・飾矢真紀のもとに、関東矯正院から手紙が届きます。真紀が生きる時代は、富裕層と貧困層の格差が広がっており、貧困層による犯罪が絶えないような状態でした。 そんな貧困層を取り締まるために設立された全国矯正委員会でしたが、実際は、矯正院に送られた貧困層の人を虐待し、人身売買をするような場所。真紀のもとに届いた手紙は、そんな矯正院から届いたものだったのです。 手紙には、真紀にだけわかるように萌絵のメッセージが書かれていました。矯正院に萌絵がいると確信した真紀は、わざと悪事を働き矯正院へと送られます。矯正院に到着すると真紀は、服を脱がされ全身をチェックしたのち、女刑務官に首輪が付けられるのでした。 首輪には、身体の状態を感知する仕組みがあり、刑務官の操作で首を絞める機能もついていました。そのせいで真紀たち受刑者は、刑務官に反抗することはできません。真紀は萌絵を捜し出すために、矯正院のなかでうまく立ち回ろうとするが……。

護送車で一緒になった橋本祥子と共に、監房に収容された真紀は、そこでリーダー格の林梨花と出会います。新入りの真紀たちをいびろうとする梨花でしたが、真紀の方が上手でした。あっさりと真紀に押さえつけられた梨花は、真紀の下僕となることを誓います。 そんな梨花に連れられて、真紀たちは食事をしに食堂へ。そこで真紀は、お金のようなものをやり取りしている姿を目にします。それは施設内で利用されるお金で、ミントと呼ばれるものでした。 真紀が、梨花からミントの入手方法について話を聞いていると、酒井田瑠美という貫禄のある受刑者が現れます。梨花からは、瑠美には絶対に逆らってはいけないと忠告されるのでした。 挨拶のために真紀が瑠美に近づき、名前を名乗ると瑠美の顔色が変わります。彼女は真紀の妹・萌絵について何か知っている様子で……。

一日の作業を終え、教務報酬を受け取る真紀。真紀は、梨花からそれがないとできない事があるから大事にしろとアドバイスを受け、同部屋の墨田早苗からは、盗まれないように気を付けたほうがいいと忠告されます。 そんな2人との会話の中で、真紀は週に一度行われる何かについて問いただします。梨花によると、その何かは特別教練と呼ばれており、良く言えばミントを稼ぐチャンス、悪く言えば金持ちのオモチャになる夜であるとのこと。 毎週土曜の夜になると、参加者は貴賓棟へと連れて行かれます。参加者同士でさまざまなゲームを行い、その勝負に金持ちたちが金を賭けるという催しです。 負けた人間は、金持ちたちに買われ、ベッドの相手をさせられたり、身体を切り売りされてしまうというおぞましいものでした。梨花からは、次の特別教練に真紀と祥子は指名されると聞かされて……。

妹の萌絵を探すため、矯正院への潜入に成功した真紀。少しずつですが、確実に萌絵の元に近づいているようです。しかし萌絵に会うまでには、まだまだいくつもの障害があるでしょう！ 本作の結末では、おそらく萌絵を救い出せるかの結末が描かれているはずです。監房のリーダーをあっさり倒したり、矯正委員会の男性を軽くあしらったりする真紀。簡単にやられることはなく、必ず萌絵の元までたどり着いてくれると思います。 しかし真紀を目の敵にする、残虐な看守・馬場の存在が気になるところ！馬場は、真紀にとって最大の敵となることは間違いないでしょう。 結末では、萌絵が矯正院に収容されることになった理由も、明らかになっているはずです。みなさんも、今後の展開を予想しつつ、『脱獄のカザリヤ』を楽しんで読んでください！

過去の漫画『脱獄のカザリヤ』発売日は、1巻が2023年4月26日、2巻が2023年7月26日、3巻が2023年10月31日でした。 ここまで、3か月に1度発売されていますが、2024年1月下旬でも4巻はまだ発売されていません。発売の情報も発表されていないので、4巻発売はもう少し先になりそうです。 なお出版社のマンガボックスでは、2024年1月29日現在26話まで配信されています。1巻あたりの話数は、6話なので4巻分の話は配信済みということになります。 現在のマンガボックスでの配信頻度から計算すると、2024年2月下旬には5巻分の話が配信される予定です。もしかすると、そのタイミングで4巻が発売されるかもしれませんよ！

物語の舞台は矯正施設とは名ばかりの監獄。富裕層たちが多様な目的のために貧困層の人々を購入する人身売買の会場です。 そんな場所に自らの意思で飛び込んだ主人公の真紀。妹を救い脱獄する算段でしたが、想像以上のシステムを前に、収監早々追い詰められてしまいます。 矯正施設に収監されている受刑者は、個性的で真紀の味方なのか敵なのかわかりません。周囲に心を許せない状況は、真紀にとって厳しいものでした。 そのうえ受刑者たちを監視する看守たちも強者揃い。虫1匹逃げ出せないようなこの場所から、一体真紀はどのように逃げ出すのか、手に汗握る脱獄ストーリーにドキドキが止まりません！

大切な者のため自らの危険もかえりみず、窮地へと飛び込んでいった主人公の真紀。男子にも負けない逞しさと凛とした美しさ、そして目の奥に光る強い生命力が印象的なキャラクターです。 看守たちにどんな扱いを受けても消えない真紀の闘志と生命力は、きっと殺伐としたダークな世界観の中で一際輝いて見えることでしょう。 時には裸にされて、身体の隅々までチェックされたり、装着された首輪で首を絞められたり、理不尽な扱いを受けますが、真紀の心は折れません。 受刑者たちへの非道な扱いに胸糞悪さを感じる瞬間もありますが、必ず最後には真紀がやってくれるはず、とついつい期待してしまいますよ。

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