漫画『大ダーク』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！『ドロヘドロ』の林田節全開の宇宙ファンタジー

主人公のザハ＝サンコは「サンコの骨を手に入れれば願いが叶う」と言われており宇宙中から狙われる存在です。彼は相棒のアバキアンとともに命を狙う相手をなぎ倒していきます。 『ドロヘドロ』の林田球が宇宙を舞台にしたダークファンタジーを展開。コメディ要素も健在でカオスな世界観が広がっています。 この記事では『大ダーク』最新話までネタバレありであらすじを紹介していきます！

廃品マフィア船・カヒア号は宇宙服の中が血まみれの漂流者を発見し捕まえます。3つ首のお頭は漂流者が背負っているニーモツを見て彼が『ザハ＝サンコ』だと分かったのです。 ザハ＝サンコの骨を手に入れればどんな望みも叶えられると言われており、独り占めを計画したお頭。一方保管していたニーモツは独りでに変形し二足歩行のアバキアンになりました。目を覚ましたサンコは闇の肉により生成した斧で船長らの皮膚をはぎ骨を集めます。 その骨はブラックホールの先にあるクライで通貨代わりにして闇の骨を手に入れていたのでした。サンコは自分の骨で願いが叶うようにしてしまった人物を探すため宇宙を彷徨います。

漫画『大ダーク』をお得に読みたい人にはコミックシーモアがおすすめ。 コミックシーモアでは無料会員登録で70％オフのクーポンをゲットできるので、かなりお得に読むことが出来ます。この機会に是非コミックシーモアで『大ダーク』を一気読みしてくださいね！

宇宙船・モージャ号内部を変えるため「マルテク屋」に向かいますが、途中で店員の生ロボの骨を強奪しようと企てます。サンコは再会した数少ない友人・死ま田＝デスとともに生ロボを全員殺害。 改造作業の間、サンコ一行は謎の宇宙船に乗りこみ骨を奪うことに。そこでバラバラになった一＝ダメ丸と出会うのです。ダメ丸の目を見たサンコは精神がおかしくなります。錯乱が解けるもサンコは「ライトヘッド教団」に捕らえられてしまいました。 死ま田とアバキアンはサンコと合流を果たし、サンコの失った腕は闇の皮と斧で復活。教団を皆殺しにしたのです。ダメ丸の目的である宇宙の始まり「ゾーラー」へと向かうことになった一行でしたが、その夜ダメ丸がサンコに襲いかかり……。

ライトヘッド教団の現教祖・ビッグ＝ピカスによって光核人間マグマライドンが生み出され、4人のいる惑星ガレザスに向かいました。 闇の斧さえ打ち消す力に苦戦するも最後は闇の銃で胸を打抜き骨となったのです。しかし戦いにより重症を負ったアバキアン修理のためクライへ戻ることになりました。 店谷の協力もありアバキアンは無事に修理が完了。一行は光力塊・ライトヘッド教団に対抗するには強力な武器が必要となり、対価となる骨を集めようと決意しました。 一方光核人間マグマライドンを倒されたライトヘッド教団は光核人間を増産する流れになります。そしてサンコが小学校時代から知るいじめっ子の日鉈＝ボッゴが素体に選ばれて……。

教団の星であるケンザーンに向かった一行。潜入するも正体がバレてサンコと死ま田は処理装置の罠ごと教団の聖区域に飛び立ってしまいました。 処理装置によって骨が見えるほどの重症を負ったサンコでしたが、死ま田が覆いかぶさり罠からサンコを保護したのです。合体した2人は「サンコ＝デス」と名乗り戦闘を開始します。 光を吸収する体に死を宣告する死ま田の能力、そして強化された死の斧で敵をなぎたしていき、ビッグ＝ピカスのもとに到達しました。 分離した2人の前に日鉈＝ボッゴが光核人間となった「ヒノウミヴァー」が立ちはだかります。アバキアン達も駆けつけますが攻撃はほとんど通用しません。さらにサンコの骨が割れ、ピカスの手に渡ってしまい……。

『ドロヘドロ』の唯一無二なダークファンタジーを作り上げた林田球が、今度は宇宙を舞台にしたSF×ダークファンタジーな世界を作り上げました。 緻密で独創的な画力は本作でも引き継がれ、世界観もスタートではダーク感が薄れたかと思いましたが話が進むに連れ『ドロヘドロ』に匹敵する混沌とした世界を見せてくれます。ただ作者自身がコメディ寄りにしたと語っている通り、『大ダーク』の方が気軽に読める作風になりました。

ライトヘッド教団による2体目のボス・ヒノウミヴァーとの決戦が続く『大ダーク』。ヒノウミヴァーに勝つ方法はあるのか、そしてサンコの骨が割れてしまいましたが再生することは出来るのかなど次巻が気になる内容がいくつも出てきています。 この機会に『大ダーク』をコミックシーモアで一気読みしてみてはいかがでしょうか。