『葬送のフリーレン』ゼーリエは魔王より強い?性別・強さから声優予想まで解説
アニメ化もされますます波に乗る人気漫画『葬送のフリーレン』。 この記事では作中でも最強レベルの強さを誇るゼーリエについて徹底解説!基本的なプロフィールはもちろん、その強さの秘密やフリーレンとの関係性など、気になるポイントをあますことなく紹介していきます。 ※この記事は「葬送のフリーレン」の重要なネタバレを含みます。
『葬送のフリーレン』ゼーリエのプロフィール
種族 | エルフ |
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偉業 | 大陸魔法協会創始者 |
年齢 | 少なくとも1,000歳以上 |
初登場 | 5巻43話 |
弟子 | ・フランメ ・レルネン ・メトーデ など ※1級魔法使いは基本ゼーリエの弟子となる |
異名 | ・生きる魔導書 ・神話の時代の魔法使い |
性別 | 女性 |
声優 | 未発表 |
多くの魔法使いたちを束ねている「大陸魔法協会」の創始者であるゼーリエ。フリーレンと同じエルフ族であり、少なくとも1,000年以上生きている大魔法使いです。 見た目は子供のようで可愛らしくも見えますが、その魔力は絶大。数えきれないほどの魔法を有しており、そのなかには神話の時代に存在した伝説級の魔法も存在しているようです。 また性格は好戦的かつドライ。感情をあまり表に出さず周囲の人間に冷たく接しているように見えますが、弟子たちからの信頼は厚いため、実は面倒見のいい部分があるのかもしれません。
かわいい見た目と圧倒的強さのギャップが好き!フリーレンの上位互換ってイメージある…。
名前の意味は?
ゼーリエ | ドイツ語で「続き」「連続」という意味 |
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ゼーリエはドイツ語で「続き」や「連続」を意味する言葉となっています。この名前は果てしない時間を生き続ける、ゼーリエの人生そのものを意味しているのかもしれません。 またゼーリエはフリーレンの師匠にあたる、フランメの師匠でもあります。ゼーリエの教えがフランメに伝わり、その教えがフリーレンに繋がってゆく。ゼーリエという名前には、「意思や教えが未来に続いてゆく」という意味も込められているのかもしれませんね。
【強さ】ゼーリエは作中最強?魔王とどちらが強かった?
“全知全能の女神様”に最も近い存在
能力 | ・歴史上に存在するほぼ全ての魔法を習得 ・習得した魔法を他者に譲渡することも可能 |
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ゼーリエは歴史上にあるほとんどの魔法を習得しており、その知識量の膨大さから「生きる魔導書」、さらには「全知全能の女神様に最も近い存在」とすら言われています。 またこれまで1,000年以上生きてきた中で培った魔力量も膨大。並みの魔法使いであれば彼女から立ち上る魔力を見ただけで、戦意を喪失してしまうことも珍しくないようです。 本格的な戦闘シーンはほとんど描かれていないゼーリエですが、その実力が最強クラスであることは間違いなし。作中最強キャラ候補の1人として、必ず名前が挙がる存在となっています。
ゼーリエは魔王を倒せない!?
フリーレンたちが倒した魔王の実力は明らかにされていませんが、おそらくゼーリエは魔王と同等、もしくはそれ以上の強さを誇ると思われます。 ただ彼女の弟子であるフランメは、ゼーリエに対し「戦いを追い求めるあなたには魔王を殺せない」と発言。もしかしたらゼーリエは戦うことを楽しむあまり、それが隙になってしまう場面があるのかもしれません。 あるいは力でねじふせるだけの戦いでは、次の争いの芽を残してしまうということを、フランメは示唆していたのでしょうか。完全無欠に見えるゼーリエですが、その好戦的な性格が唯一の弱点と言えるかもしれませんね。
魔王と同等とも言われる強さ…ゼーリエの本格的な戦闘シーンがもっとたくさん見たい!
【弟子】ゼーリエとフリーレン・フランメの関係は?
フリーレンとゼーリエ
ゼーリエ→フリーレン | 野心が足りない , 歳のわりには技術が甘い , 魔王を倒したとはとても思えない |
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本作の主人公であるフリーレンはゼーリエの弟子にあたるフランメの弟子、つまりゼーリエにとってフリーレンは孫弟子といった扱いになります。ただしゼーリエがフリーレンに直接指導するようなことはなく、親密な関係を築いているわけではないようです。 ちなみにフリーレンが1級魔法使いの試験を受けたときは、ゼーリエ自身が「不合格」を言い渡しており、そのうえ「大陸魔法協会の施設に1,000年間出禁」にするなど、非常に厳しい態度をとっています。 フリーレンに対し妙に突っかかっていくゼーリエ。好戦的な彼女は自分とまったく違う考えで魔法を極めていくフリーレンに対し、色々と思うところがあるのかもしれません。
フランメとゼーリエ
ゼーリエ | 魔法は選ばれた者だけが使う特別なものであるべきという考え方 しかしフランメの影響もあってか後に後進の教育に携わるように |
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フランメ | 魔法は全人類に共有して皆で研究を進めていくべきという考え方 魔法使いの教育にも熱心だった |
ゼーリエの弟子にあたる人間の魔法使いフランメ。彼女はゼーリエのもとで魔法を学んだのち、それまで禁忌とされていた魔法の研究を認めさせるなど様々な偉業を残し、「人類の魔法の開祖」と呼ばれています。 しかしゼーリエ自身は「魔法は特別であるべき」と考えており、人々に広く魔法が知れ渡っていくことに怒りを覚えているようでした。それもあってか、ゼーリエはフランメが遺言で残した「宮廷魔法使いの教育を引き継いでほしい」という頼みをあっさりと拒否。 ですがそののちゼーリエは「大陸魔法協会」を立ち上げ、後進の教育に携わっていくことになります。ゼーリエは憎まれ口を叩きつつも、フランメのことを大事に思っており、彼女の遺言を自分なりの形で叶えてやりたかったのかもしれません。
ゼーリエ、冷たいようでけっこう弟子想いなところあるんだよなあ…。
【関係】ゼーリエとマハトの間には何があった?
ゼーリエ vs マハト | 10巻93話 |
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かつて世界を恐怖に陥れた魔族、七崩賢の一角を担う黄金郷のマハト。マハトはすべてを黄金に変える恐ろしい魔法を持っており、あのフリーレンですら「勝てるイメージを持っていない」と語るほどの強敵です。 そんなマハトがヴァイゼという都市をまるごと黄金に変えたとき、討伐に出向いたのがゼーリエたちでした。ゼーリエはマハトの猛攻を難なくしのぎ、マハトをあっさりと殺してしまう……かと思われましたが、マハトを殺害せずに封印すべきという弟子たちの進言もあり戦闘は中断。 結局マハトとゼーリエの戦いに決着はつきませんでしたが、そのまま続けていればほぼ確実にゼーリエが勝利を収めていたことでしょう。
あのマハト相手に余裕の戦いぶりを見せるとは。ゼーリエ、さすがすぎる。
【揺らぎ】ゼーリエの魔力が揺らいでいる?見破ったのは何人?
見破ったキャラ | フェルン |
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本作のなかでは魔力を制限したときに「魔力の揺らぎ」と呼ばれる現象が起きるとされています。本来はその「揺らぎ」により、魔力を制限していることは簡単に見破ることが可能。 しかしゼーリエはその揺らぎをほとんど0に抑えており、フリーレンの揺らぎを見破ったレルネンですらそれを感知することは出来ませんでした。 数々の弟子を取りながらも、自身の揺らぎに気付くものが現れず落胆していたゼーリエ。ですがフリーレンの弟子であるフェルンは、彼女の揺らぎを見事に感知。自身の揺らぎを見破る魔法使いの登場に、ゼーリエは不敵な笑みを浮かべ喜んだのでした。
ゼーリエに気に入られるフェルンもすごいよね。弟子入りは拒否してたけど。
【かわいい】なでなでしたくなるゼーリエの魅力を語らせて!
- 子どもみたいなかわいらしい外見
- 幼い見た目なのに偉そうなそのギャップ
- 積極的なひとに弱い!?意外な一面
- 口が悪いくせに実は弟子思い
- 時折見せるしょんぼり顔が超かわいい!
最強の実力を誇るゼーリエですが、実は読者から「かわいい!」という声があがることも多い人気キャラ。子どものようなかわいらしい外見はもちろんですが、その内面にも魅力が盛り沢山。 口が悪く周囲に対しドライな対応をするゼーリエですが、実は自身の弟子たちには優しさを見せることがしばしばあります。なんと弟子の1人であるメトーデは「小っちゃい子の頭を撫でるのが好き」なため、たまにゼーリエの頭をなでなでさせてもらっているのだとか。 好戦的なゼーリエなら激怒して攻撃を加えそうなものですが、なでられているあいだはしょんぼり顔で耐えている様子……。普段は偉そうなのに、積極的な弟子の行動にはついつい従ってしまう。そんなギャップもまた、ゼーリエのかわいいポイントの1つなんですよね。
なでなでを許可するとか可愛すぎ!どう考えてもそんなキャラじゃないのに…。
【声優】アニメ『葬送のフリーレン』ゼーリエ役は誰?
アニメ『葬送のフリーレン』にゼーリエはまだ登場していないので、声優についてもまだ発表されていません。 ゼーリエは可愛い見た目をしている一方、フリーレン以上に長生きしている偉大な魔法使い。やはりその声もベテランに担当してほしいところです。そこに彼女が持つ中性的な雰囲気も加味して、ciatr編集部としては高山みなみがぴったりなのではないかと予想します! 実際、ファンの間でもcv.高山みなみで脳内再生しているという声が多く上がっており、他のキャラの声優の豪華さを考えてもありえない話ではなさそうです。
ゼーリエは最強だけどかわいいキャラ!?
作中最強候補でありながら、そのかわいらしさでも人気を集めているゼーリエ。 これまで戦闘シーンなどがほとんど登場していない彼女ですが、これから先ゼーリエを中心としたエピソードが描かれる可能性は十分あるはず。これを機に本作をチェックし、ゼーリエの活躍に備えてみてはいかがでしょうか!