漫画『ブラック・ラグーン』最新巻まで全巻ネタバレあらすじ＆感想！シビれる名言満載のガンアクションコミック

ハードボイルドなストーリーや独特なセリフ、そしてド派手なガンアクションで大人気になった漫画『ブラック・ラグーン』。 この記事では本作の最新話までのあらすじをネタバレありで徹底解説！スリル満点のストーリーや個性豊かなキャラたちの活躍を紹介し、本作が持つ唯一無二の魅力をあますことなくお伝えしていきます。

旭日重工株式会社に勤める、しがない会社員の岡島緑郎。平穏な日々を過ごしていた彼ですが、なんと海外での業務中にとある「運び屋」に襲われることに！？しかも会社から見捨てられてしまい、彼はなりゆきで自身を襲撃したラグーン商会と行動をともにすることになります。 そこにはラグーン商会をまとめ上げるダッチ、2丁拳銃で戦う危険な女性・レヴィ、そしてコンピューター関連で力を発揮するベニーが在籍。岡島はそこで「ロック」と名乗り、様々なミッションに挑んでいきます。 彼らの前には強敵が次々に登場。作中でも最強レベルの戦力を誇るメイドのロベルタ。狂気に満ちた犯行を繰り返す男女の双子、ヘンゼルとグレーテル。命からがらピンチを乗り越えていくロックですが、とある機密文書の運搬中に敵にさらわれてしまい……。

さらわれたロックを救うため、逃がし屋のシェンホアと協力し敵陣に乗り込むレヴィ。彼女らは何とかロックの救出に成功し、困難と思われたミッションを成し遂げて見せます。 しかし落ち着いたのも束の間。ロックは世話になっているロシアンマフィア、バラライカの通訳として日本に帰国。バラライカは日本の極道・鷲峰組と組み、彼らの敵対組織である香砂組との抗争を開始。香砂組の勢力を徹底的に潰し始めます。 そんななかロックは鷲峰組の跡継ぎになる女子高生・雪緒と遭遇。さらに彼女は自身の世話をしていた若頭代行の松崎銀次とともにこの抗争に足を踏み入れ、ロックと深く関わっていくことになります。2人の前に待つのは、いったいどんな結末なのでしょうか……。

ロックたちの前に現れたファビオラと名乗る幼いメイド。どうやら彼女はレヴィのライバルでもあるロベルタを探している様子。話を聞いてみると、ロベルタは主人を殺した組織への復讐を考え屋敷を出て行ったとのこと。ロックはなりゆきでその捜索を手助けするハメになってしまいます。 彼はレヴィと共に情報収集に走りますが、この案件は彼らが拠点とする町全体を巻き込む大騒動に発展……！？街を取り仕切るマフィアの親玉やアメリカの特殊作戦部隊まで関わる予想外の事態になっていきます。 数えきれないほどの危険人物が出揃い繰り広げられる、前代未聞の恐ろしい戦い。そしてそのなかで、ロックの狂った感性が少しずつ明らかになっていきます。

壮絶な戦いを終えたロックたちの前に、ベニーの彼女であるジェーンが現れます。彼女は自身のハッカーグループへの入団を希望する中国人女性・馮(フォン)を連れていたのですが、どうやら馮には重大な秘密がある様子。 なんと彼女の正体は「中国人民解放軍のスパイ」だったのです。しかしとある失策により馮は祖国から「裏切り者」と判断されてしまい、この騒動はロックやレヴィも巻き込む大事件に発展していきます。 さらにその後も街ではとんでもない事件が発生。とある条件を満たす黒人を狙った謎の刺客が出現し、ダッチが狙われる可能性が急浮上！それによりラグーン商会の周囲に危険な香りが漂い始めます。

街で黒人を狙い大騒ぎを起こした5人の刺客。彼女たちはバラライカを怒らせ、次々に始末されていきます。そんななか唯一生き残った刺客、ルマジュールはマフィアの手下に加わることに。しかも彼女を気に入ったレヴィが面倒を見ると進言し、ルマジュールはラグーン商会に所属することになります。 新たな仲間が加入し、より賑やかになったロックの周囲。彼らの危険な旅路はまだまだ続いていきそうです。

本作に登場するキャラたちはひと癖もふた癖もある曲者ばかり。しかもみんながみんな、どこか「壊れた感性」を持つ危険人物。周りにいたら怖すぎるけど、その予想外な行動を楽しみたい……。そんな危ない魅力にあふれています。 そしてそんな彼らが繰り広げる戦いは圧巻の一言！銃火器をド派手に撃ち合うガンアクションは爽快で、独特な言い回しが飛び交う「舌戦」も大きな見どころ。1度読んだら癖になる、危険な魅力にあふれた作品です。