2024年1月24日更新

スピルバーグ不朽の名作『カラーパープル』がミュージカル映画化!公開前に観ておきたい心が震えるミュージカル映画3選

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『カラーパープル』(2024年)
© 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

全米12月25日公開の “The Color Purple”が、邦題『カラーパープル』として 2024年2月9日(金)に日本公開されます。本作は 38 年前にスティーブン・スピルバーグの手で映画化し、アカデミー賞 10 部門(11 候補)にノミネートされた不朽の名作です。そんな『カラーパープル』が今度はミュージカルとして生まれ変わり、再びスクリーンに戻ってきます。 公開に先駆け、本作を観る前に押さえておきたいミュージカル作品をピックアップ!映画版も大ヒットを遂げたブロードウェイの傑作から3作をお届け。歌とダンスに魅了されるエモーショナルなミュージカル作品を紹介していきます。

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1:世界中から愛されるミュージカル映画の金字塔

『ウェストサイド物語』(1961年日本公開)

『ウエスト・サイド物語』(1961年)
© THE MIRISCH CORPORATION/zetaimage

言わずと知れたミュージカル映画の代表作、『ウェストサイド物語』。1950年代のニューヨーク・ウエストサイドを舞台に描かれた本作は「ロミオとジュリエット」をベースに家族や派閥といったコミュニティのしがらみに囚われて恋に苦しむ若者たちを描いた青春ストーリー。 ブロードウェイミュージカルとして登場後わずか3年を経て映画化し、アカデミー賞10部門(監督、助演男優、助演女優など)受賞という快挙を成し遂げている。 2021年にはスティーブン・スピルバーグ監督によってリメイクされて大ヒットした。

2:“孤独”が蔓延した今こそ必見!

『ディア・エヴァン・ハンセン』(2021年日本公開)

ディア・エヴァン・ハンセン
© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.

主人公は社会不安障害を抱えた高校生エヴァン・ハンセン。“1通の手紙”と“思いやりからついた嘘”をきっかけに、人とのつながりや“本当の自分”に気づく過程を描き、近年急増する若者の自殺をミュージカルというかたちで問題提起している。 ブロードウェイで初となるSNSを題材にした本作は2016年の初演後たちまち全米で社会現象化。2017年のトニー賞でミュージカル主演男優賞を含む6部門受賞の快挙を成し遂げた。エヴァン役をミュージカル版でも主役を務めたベン・プラットが演じるほか、オスカー女優のジュリアン・ムーアらが脇を固めた感動作。

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3:胸を衝くパワフルなナンバーと、圧巻のダンスシーンに注目!

『イン・ザ・ハイツ』(2021年日本公開 )

『イン・ザ・ハイツ』
© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved #インザハイツ

ラテン系移民が多く住む街“ワシントンハイツ”を舞台にエネルギッシュなラテンのリズム、ラップ、ヒップホップなどに乗せて、夢を諦められない全ての人達に元気と勇気をくれるミュージカル映画。 2008年に初演されたミュージカル「イン・ザ・ハイツ」は、作詞・作曲・脚本、主演のリン・マニュエル・ミランダの男優賞、最優秀作品賞などトニー賞4冠、グラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞している。 主演のアンソニー・ラモスは、同作のウスナビ役で第79回ゴールデン・グローブ賞 コメディ・ミュージカル部門主演男優賞にノミネートされた。

今、『カラーパープル』がアツい!既に高評価が相次ぐ期待作

何度でも立ち上がる姿と魂の歌声が、今を生き抜く力をくれる

『カラーパープル』(2024年)
© 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

2024年2月9日(金)に公開される映画『カラーパープル』もまた、2005年にブロードウェイでミュージカル版が上演され、複数回にわたる全米ツアー公演、世界各地での公演を経て2015年にはリバイバル公演が大ヒットとなった傑作。 2016年の第70回トニー賞「リバイバル・ミュージカル作品賞」と「ミュージカル主演女優賞」の2冠を達成し、翌年第59回グラミー賞でも「優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞」に選出された。 オリジナル映画公開から38年、ブロードウェイ版のキャストに未来を牽引する新たな才能が結集して、まったく新しい、力強いミュージカル映画に進化した『カラーパープル』となってスクリーンに蘇る! 昨年末12月25日に全米で公開され、北米で、18,151,050ドル(※Box office mojo調べ)の興収を上げ、クリスマスに公開された作品としては2009年のロバート・ダウニー・Jr主演映画『シャーロック・ホームズ』の2400万ドルに次ぐ2位という好調なスタートを切った。 シネマスコア(CinemaScore)で「A」の評価を、またRotten Tomatoesでも95%(2024年1月18日時点)という非常に高い観客スコアを獲得。本作の完成度の高さが多くの観客、批評家たちに認められており、今後の成績にも大きく期待できそうだ。

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『カラー・パープル』のあらすじは?

『カラーパープル』
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優しい母を亡くし横暴な父の言いなりとなったセリーは、父の決めた相手と結婚し、自由のない生活を送っていた。さらに、唯一の心の支えだった最愛の妹ネティとも生き別れてしまう。 そんな中、セリーは自立した強い女性ソフィアと、歌手になる夢を叶えたシュグと出会う。彼女たちの生き方に心を動かされたセリーは、少しずつ自分を愛し未来を変えていこうとする。そして遂に、セリーは家を出る決意をし、運命が大きく動き出す──。

『カラーパープル』作品概要

製作:オプラ・ウィンフリー , スティーブン・スピルバーグ , スコット・サンダース , クインシー・ジョーンズ 監督:ブリッツ・バザウーレ 原作:アリス・ウォーカー 出演:ファンテイジア・バリーノ , タラジ・P・ヘンソン , ダニエル・ブルックス , コールマン・ドミンゴ , コーリー・ホーキンズ , H.E.R. , ハリー・ベイリー他 原題:Color Purple 配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:141 分 公式 HP:colorpurple.jp #映画カラーパープル © 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.