2020年6月16日更新

【2020最新版】Amazonプライムビデオで観られるおすすめ映画45選

『ロケットマン』タロン・エジャトン
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映画やTV番組が見放題の「Amazonプライムビデオ」では、洋画・邦画を含めた新旧の名作がラインナップされており、次々と新たな映画を配信しています。今回はその中から、プライム会員なら無料で観られるおすすめの映画を厳選して紹介します。

目次

Amazonプライムビデオで無料で観れるおすすめ映画45選

映画館に足を運んで、大画面と雰囲気のある中で映画を観るのも醍醐味の一つ。しかし、忙しくて外出する時間がない、他の人に気を遣わずゆっくり観たい!という時もありますよね? Amazonが展開するサービスの一つ「Amazonプライムビデオ」では、プライム会員であれば年会費のみで、映画やTV番組が見放題なんです!洋画・邦画を問わず、過去の名作から近年公開された作品までラインナップされており、新たな映画が次々と配信され続けています。 そこで今回は、最近新規配信された映画の中からおすすめの映画を厳選して紹介します。Amazonプライムビデオは、30日間無料で映画はもちろんドラマ・アニメまで見放題なので、まずは無料期間に観るのもおすすめです。

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この記事では2020年6月現在Amazonプライムビデオで配信されているおすすめ映画を紹介します。

『ロケットマン』(2019年)

伝説的ミュージシャン、エルトン・ジョンの知られざる半生を描く自伝的映画

グラミー賞を5度受賞、CDの総売り上げは3億枚以上ーー。そんな伝説的ミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描く伝記ミュージカルドラマです。俳優であり、映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)を完成に導いた映画監督でもあるデクスター・フレッチャーが監督を務めました。 イギリス郊外に住む、音楽の才能に恵まれた孤独な少年レジー。やがて「エルトン・ジョン」の名で人気ミュージシャンへの道を駆け上がり、作詞家バーニー・トーピンとともに数々のヒットナンバーを世に送り出していきます。しかし、華々しいステージの裏には知られざる苦悩があり……。 映画「キングスマン」シリーズのタロン・エガートンがエルトン・ジョンを熱演。吹き替えなしで魅せた圧巻の歌唱力が話題になり、アカデミー賞では歌曲賞を受賞しました。波乱万丈なスターの半生を臨場感たっぷりに楽しめる作品です。

『検察側の罪人』(2018年)

正義と悪が交錯する社会派ミステリー

木村拓哉×二宮和也のコンビで描く、本格司法ミステリー。警察小説『犯人に告ぐ』などで知られる雫井脩介のミステリー小説を、映画『日本のいちばん長い日』(2015年)の原田眞人監督により映画化した作品です。 都内で老夫婦刺殺事件が発生。東京地検のエリート検事・最上と新人検事の沖野は、容疑者の松倉重生を取り調べる事になります。その松倉は、時効が成立した女子中学生殺人事件の重要参考人でした。やがて沖野は、最上が松倉に裁きを受けさせようとしているのではと疑い始め……。 正義とは何か、善悪とは何か、そして、法とは何なのかーー。そんなことを問いかけてくる、司法制度の問題点を鋭く突いた社会派ミステリーです。最上役の木村拓哉と沖野役の二宮和也、2人の力強い演技に引き込まれます。

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(2018年)

90年代が鮮やかに蘇る!笑って泣ける青春ムービー

映画「モテキ」シリーズの大根仁監督・脚本により、2011年公開の韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』をリメイクしたヒューマンドラマです。 90年代に仲良しだった女子高生グループ「SUNNY」のメンバーは、ある事件がきっかけでバラバラになり、そのまま大人になっていました。普通の主婦になった奈美は22年ぶりにメンバーの芹香と再開。末期ガンに冒されていた芹香に、もう一度メンバーに会いたいと頼まれて……。 ルーズソックスなどの「コギャル文化」や90年代の名曲J-POPで、1990年代後半を鮮やかに再現。キラキラと輝く青春が蘇り、思わず笑みがこぼれます。 主人公の奈美を演じた篠原涼子、その高校生時代を演じた広瀬すずをはじめとする女優陣の見事な演技も見所です。世代の違う人でも心を掴まれること間違いなしの、笑って泣ける作品となっています。

『ハッピー・デス・デイ』(2019年)

イケイケ女子が死のループにハマる痛快ホラー

映画「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの脚本家として知られるクリストファー・B・ランドン監督によるホラー映画。続編の『ハッピー・デス・デイ 2U』も2019年に公開されています。 主人公のツリーは遊んでばかりのイケてる女子大生。誕生日の朝、同じ寮に住むカーターのベッドで目を覚まして朝帰りをします。その夜、パーティーに向かう途中にマスク姿の殺人鬼に殺され、ふと気がつくとカーターのベッドの上で、再び誕生日の朝を迎えていて……。 殺されてはまた誕生日の朝に戻ってしまう地獄のタイムループに巻き込まれる主人公。その表情豊かで魅力的なキャラクターを『ラ・ラ・ランド』(2017年)のジェシカ・ローテがイキイキと演じています。コメディ要素が満載で、怖いのに笑えてしまう新感覚ホラーです。

『翔んで埼玉』(2019年)

まさかの大ヒット!真剣にふざけた埼玉ディス映画

二階堂ふみとGACKTのダブル主演で、魔夜峰央の同タイトル漫画を実写映画化したコメディ。東京都知事の息子を演じた二階堂ふみは、本作で初めての男性役に挑戦しました。 「のだめカンタービレ」シリーズの武内英樹が監督を務め、日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞しています。 19XX年、埼玉県は東京都からひどい迫害を受けていました。ある日、東京の超名門校・白鵬堂学院にアメリカ帰りの美少年が転校してきます。生徒会長で東京都知事の息子・壇ノ浦百美は彼に恋心を抱くようになりますが、実は埼玉出身であることを知ってしまい……。 愛郷心が強いが故に存在する地域間の確執を壮大なスケールで描いた、いい意味で最高にくだらない茶番映画です。頭を空っぽにして笑いたい時にぜひご覧ください。

『ファースト・マン』(2019年)

『ラ・ラ・ランド』のコンビが送る月面着陸までの困難な道のり

Minori__Yamaguchi
Minori__Yamaguchi 3.5

宇宙モノあんまり興味なかったけど、ドリームとこの映画と、立て続けにとても良かったから、これからは宇宙モノも見る 映画館で臨場感味わったから多少加点

『ラ・ラ・ランド』(2016年)のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ伝記映画。人類で初めて月面歩行を果たした宇宙飛行士ニール・アームストロングの人生を、本人の視点から描きます。 アメリカの宇宙開発を題材としたほかの作品とは大きく違い、終始暗いトーンで寡黙なアームストロングの心中がつづられます。

『祈りの幕が下りる時』(2018年)

阿部寛主演「新参者」シリーズの終幕を飾る名作

yupiberry
yupiberry 4.5

加賀刑事シリーズの集大成としての原作が素晴らしかったうえに、ほぼ忠実にそれを映像化してくれているので、原作以上に分かりやすく心打たれた。 小日向文世さんと桜田ひよりちゃんのシーンとか、凄まじい迫力だった。 親子の縁の切なさ、苦しみ、血が滲むよう。

東野圭吾による加賀恭一郎シリーズの第10作目となる『祈りの幕が下りる時』を原作としたミステリー映画。阿部寛が演じてきた加賀恭一郎も見納めとなる本作では加賀の失踪した母親が初登場し、シリーズ最大の謎が明かされます。 東京都葛飾区で滋賀県在住の女性の絞殺死体が発見され、その部屋の住人も行方不明になっている事件が発生。加賀の従弟で捜査一課刑事の松宮は、捜査線上に浮上した舞台演出家の浅居博美が、加賀と繋がりがあることに気付きます。 事件の重要な秘密を知る浅居博美を演じたのは、本作で阿部寛と初共演となった松嶋菜々子。過酷な過去と向き合う博美を印象的に演じています。また、加賀の家族との絆も劇中明らかになり、シリーズの大団円にふさわしいラストとなりました。

『映画 ビリギャル』(2015年)

偏差値30の金髪ギャルが慶応大学に現役合格を果たすまでの軌跡

skr_icj #eiga #movie ありきたりだけど、それが良い。主人公が本当に知識ゼロの女の子で、ひたむきに頑張る。確かに、あんなに素直だったら良い方向にコロッと騙されて頑張っちゃうかも。偏差値ぐんぐん上がるかも。と夢が膨らむ。そしてテスト前のアレ。私もアレが弱いタイプなので、ぜったい駄目でしょう!と思ってたら案の定(笑)ただのサクセスストーリーではなく、周りを巻き込み、全体的に良い方向に進んでいくから泣ける。エンディングも良いね!
forza_gamba 2015年8月18日飛行機内で鑑賞。全く期待せずに見えましたが、良い意味で裏切られました。とにかく主人公の母親が素晴らしい。子供の可能性を信じてあげる。当たり前のように聞こえますが、ここまではなかなか出来ない親がほとんどではないでしょうか。努力すれば夢は叶うという単純な物語でもなく、同じ家庭内で長年の努力からの挫折も描かれています。親や教師の愛情を受けて子供たちが努力して成長していく姿に感動しました。

塾講師・坪田信貴が、投稿サイトに掲載した実話を書籍化したベストセラーを、『いま、会いにゆきます』などを手掛けた土井裕泰が映画化した作品です。 名古屋の女子校に通うさやかは全く勉強をせず、偏差値30の学年ビリという成績。大学進学を案じた母親から塾に通うよう言われ、金髪パーマにピアス、厚化粧に露出の高い服装で渋々入塾面接に向かいます。そこで塾講師の坪田と出会い、慶応大学現役合格を果たすまでを笑いと涙で綴りました。 ドラマ『あまちゃん』で注目を浴びた有村架純が、一発逆転を狙う落ちこぼれ女子高生を熱演。清純派なイメージの強い女優が、”金髪ギャル”に扮したことも大きな話題になりました。

『レオン』(1996年)

殺し屋と少女の“凶暴な純愛”を描いたベッソン監督の傑作

レオン
© 1994, Sony Pictures Home Entertainment.
Teppeyc2Rock
Teppeyc2Rock 4.5

殺し屋の中に愛情を見せるジャンレノ、ゲイリーオールドマンの狂い切った演技、そしてナタリーポートマンの子供とは思えないほどの多彩で生気溢れる演技が組み合わさって、映画の緊張感や独特の静けさが伝わってきて、終始画面に飲まれるように観ていました! 最後の切ないエンディングにもグッときた。

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harry 4

「レオン」の無垢さ、少女から成長しつつあるマチルダ、父性と愛。オシャレな映画。 ニューシネマ・パラダイスと違って、映画のテーマを明確にするには完全版がよいと思います。 どうやら、倫理面から劇場公開の時にやむを得ずカットしたとか。納得。

『グラン・ブルー』(1988)のリュック・ベッソン監督によるアクション作品。殺し屋レオンをジャン・レノが演じ、少女マチルダ役でナタリー・ポートマンが衝撃のデビューを飾りました。 ある日、隣に住む少女に助けを求められた殺し屋のレオン。マチルダの家族は惨殺され、一人残された彼女は他に頼るあてもなく、仕方なくレオンは戸惑いながらもマチルダと同居生活を始めます。 弟の仇を討ちたいマチルダに殺しのテクニックを教えるレオンと、そのレオンに読み書きを教えるマチルダ。二人の間に芽生える不思議な愛情は、父と娘なのか恋人同士なのか、その“純愛”に涙します。Amazonプライムでは、オリジナル版未使用の22分のシーンが加えられた完全版が視聴できます!

『ナイスガイズ!』(2017年)

『リーサル・ウェポン』の脚本家によるバディ・ムービー

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southpumpkin 3

冴えない探偵が腕っ節の強いおっさんとコンビを組んで(時々娘も)、失踪した女を探す。 これが結構面白い。『インヒアレント・ヴァイス』的な70年代の緩さたっぷりの探偵映画ながら、はっきりとしたコメディ色とほどほどのアクションと謎解き要素のおかげで愉快な娯楽映画に。ポンコツ探偵と強いおっさんとクレバーな娘との凸凹チームがとっても愛おしい。中でも魅力的なのが、ダメダメなライアン・ゴズリング。クールで寡黙なイメージがあるゴズゴズが大はしゃぎ。とにかく転落するし、すぐに酔っ払うしで世界一ダメな探偵なんですが、時々見せるいつもの横顔にキュンキュン。タバコ吸ってるときだけ色気だすの辛い。娘がお父さんのこと大好きなのが見ててよくわかる。

『リーサル・ウェポン』(1987)の製作・脚本コンビ、ジョエル・シルヴァーとシェーン・ブラックが再びタッグを組み、ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングをW主演に迎えたバディ・ムービー。 舞台は1970年代のロサンゼルス。シングルファーザーの私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)は、腕力で物事を解決する示談屋のヒーリー(ラッセル・クロウ)に強引に相棒にされるはめに。マーチの13歳の娘ホリーも加わり、失踪した少女の捜索を始めた3人は、一本の映画にまつわる連続不審死事件へと突き当たるのでした。 『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)にも出演した期待の新人アンガーリー・ライスが、本作のヒロインとなるマーチの娘ホリーを演じます。

『海街diary』 (2015年)

鎌倉に住む四姉妹の家族模様を丹念に描く

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chisy28 5

キャストが豪華!思ってたより何倍もおもしろかった。長さの割に内容たっぷりで、それでいてストレスを感じさせない。途中飽きたりもしなかった。 姉妹がそれぞれの性格を描き分けられてて、喪服ひとつとってもそれぞれで、自分も三姉妹な私としてはそこがこの映画の一番のポイントだと思った。それぞれがほんとに魅力的。 親より姉妹を信頼する感じはほんとにわかる。深く共感。素敵な四姉妹でした。

『BANANA FISH』の吉田秋生が描く、鎌倉を舞台にした四姉妹の物語『海街diary』。その漫画を原作として、是枝裕和監督が映画化したのが本作。第39回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を受賞しています。 15年前に家族を捨てて女と出て行った父の訃報が届いた、鎌倉の香田家。祖母に育てられた三姉妹は、父の告別式で出会った腹違いの妹すずに、鎌倉で一緒に暮らすことを提案します。こうして香田家の一員となったすずを含め、四姉妹それぞれの思いと暮らしが綴られていきます。 香田家の長女・幸を綾瀬はるか、次女・佳乃を長澤まさみ、三女・千佳を夏帆、四女となるすずを広瀬すずが演じ、豪華な四姉妹キャストが大きな話題に。日本アカデミー賞では作品賞のほか監督賞など4部門で最優秀を受賞し、広瀬すずも本作で新人俳優賞を受賞しました。

『WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜』(2014年)

山奥の村で暮らすことになった都会っ子の成長を描く青春コメディ

Yukari__Nakao 2時間があっという間。 林業を題材にした映画は初めて見たけれど、大切さや大変さがよくわかった。 そして、俳優さんたちも適役。 最初は興味のなかった林業に勇気くんが徐々に惹かれていく魅せ方が上手い。 荷台のシーンとか大好き。
amemiyas2 都会育ちの青年・平野が、不純な動機から林業の道へ。 普段とは全く違う生活と、仕事の辛さから何度も逃げようとするけど、いつもギリギリのところで踏ん張ってなんとかやっていくうちに、林業にも、村にもはまっていく様子が心地よい。 最初はきっと林業(笑)とか思ってたであろう平野だけど、真剣に仕事をする中村組の先輩たちや大自然の魅力に影響を受け、逞しく成長します。

染谷くんもはまり役ですが、何より伊藤英明の漢気、、惚れました。

ラストもよかった。人間味溢れるいい映画だった。

『ウォーターボーイズ』などのヒット作を生んだ監督が、染谷将太・長澤まさみ・伊藤英明らの共演で、直木賞作家・三浦しをんのベストセラー小説を映画化しました。 大学受験に失敗した都会っ子・平野勇気は、軽い気持ちで1年間の林業研修プログラムに申し込み、携帯も圏外になるほどの山奥の村で生活することに。先輩の厳しい指導と蛇や虫などの出現、過酷な林業の現場に悪戦苦闘しつつ成長していく様を、ユーモアと恋を交えて描きます。

『はじまりのうた』(2015年)

音楽がつなぐ出会いと「はじまり」

EllyMimy
EllyMimy 4.5

最高に素敵な映画でした! ずっと観たかったのですがやっと観に行けました… (こちらは上映が遅いので) 私自身音楽をやっていて、 バンドなどもやっているため この映画がとにかく観たくて観たくて。 歌われている曲がみんな素敵で、身体が自然にリズムを取ってしまうくらいでした。 舞台がまた、私が移住まで考えたあのNew York City! もう心はNYでした。 キーラはすっごくキュートで歌声も素敵だし、 マーク・ラファロの冴えないプロデューサーっぷりも味があって。 音楽をやっている人、音楽が好きな人全てにオススメ、 是非観て欲しい映画です。 やっぱり!と思ったのですが「ONCE」の監督作品なんですね! 早速これからサントラ買います♪

『ONCE ダブリンの街角で』(2007)のジョン・カーニー監督が、キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロを主演に迎えた音楽映画。 恋人に捨てられたシンガーソングライターのグレタ。ライブバーで歌う彼女に目をつけたのは、落ち目の音楽プロデューサーのダンでした。グレタに、ニューヨークの街角でのゲリラレコーディングを提案するダンでしたが……。 音楽がつなぐ予想外の出会いと、最高の「はじまり」を描いたストーリー。Maroon 5のアダム・レヴィーンが、本作で映画初出演を飾っています。

『帝一の國』(2017年)

生徒会長選挙に命をかける男を描いたコメディ

Minori__Yamaguchi
Minori__Yamaguchi 4.5

最高の結末、一瞬たりとも飽きなかった 漫画原作とか、旬の俳優総集合と侮ることなかれ 野村周平いい味出してる笑 1番になるとか勝つとかにこだわったことなかったから、少し羨ましくなって、意識するようになってもいいかなと思ったけど、女がこういうこと言うと、勝気な女認定されるから程よくいこう

Tsubasa_Kawano
Tsubasa_Kawano 4

帝一の國、面白かった!良質エンターテイメント!完全菅田きゅん映画!原作途中までしか読めてないからか、オーバーアクションキャラの更なるオーバーアクションも全然OKでした!夏合宿が丸々なくなってたのは寂しかったけど!ひとりで行ったから劇場にある顔出しパネルで撮影出来なかったのが悔しい。

「ジャンプスクエア」で6年間連載されていた古屋兎丸によるコミックの映画化です。 生徒会長をつとめた者には将来の内閣入りが確約されているとも言われる日本一のエリート校・海帝高校。1年生の赤場帝一は、「総理大臣になり自分の国を作る」という将来の野望のため生徒会長への立候補を決意します。さっそく候補となりうる有力な同級生をマークする一方で、2年生の氷室に取り入る帝一でしたが……。 帝一を演じる主演の菅田将暉をはじめ、野村周平・竹内涼真・間宮祥太朗・志尊淳・千葉雄大ら注目のイケメン若手俳優が揃いました。

『セールスマン』 (2017年)

日常を壊すある事件と夫婦の崩壊を描いたイラン映画

アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『別離』で知られるイランのアスガー・ファルハディ監督による作品。本作も同賞を受賞しましたが、トランプ政権の入国制限命令への抗議で授賞式をボイコットしたことも注目されました。 教師のエマッドと妻のラナはテヘランに住む仲の良い夫婦。しかしある日、夫の留守中にラナが侵入者に襲われるという事件が起こります。犯人を捕まえたい夫と、表沙汰にしたくない妻の心は次第にすれ違い始め……。 アーサー・ミラーの戯曲『セールスマンの死』を近代化進むイラン社会の現状に重ね、劇中にも『セールスマンの死』の舞台を挿入したファハルディ監督。近代化と古い価値観に翻弄される夫婦の姿を見事に描いています。

『日本で一番悪い奴ら』(2016年)

実際の日本警察史上最大の不祥事を描く

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柔道だけが取り柄の男が北海道で刑事に。彼はしばらく後に反社会的勢力と警察とを駆ける男となる。 白石和彌と言えば現在邦画が一番期待している監督であり、『孤狼の血』を産んだ時代の寵児のような存在。しかし実は彼の作品を順に眺めると『孤狼の血』と本作とが対になっていることがわかります。共に悪徳警官を主人公においていながら、『孤狼の血』は徹底的に陰だったのに対し本作は陽。軽快にコミカルに、そして毒っ気を孕みながら展開する。全てを我が手に入れたかのような主人公がわかりやすく調子に乗り、歯車が徐々に狂い出し気づいた時にには奈落の底に。まるでスコセッシのような映画。白石和彌が愛して止まないピエール瀧の存在により、そのポジションが新陳代謝のようになっていることに気付かされます。このテーマは『孤狼の血』でも触れられています。この辺りは東映映画監督としての白石和彌の作家性なのでしょうか。『孤狼の血』よりも好きです。『凶悪』で発揮され、『サニー』でやりすぎたとも言える狂気的な笑いが本作にはあります。こうしてみると『孤狼の血』は真面目過ぎた。

『凶悪』(2013)の白石和彌監督が綾野剛を主演に迎え、日本警察史上最大の不祥事とされる稲葉事件をモチーフにした本作。 柔道の腕前を買われて大学卒業後は北海道警の刑事となった諸星要一。真面目だが仕事で能力を発揮できないことに悩んだ彼は、やがて先輩刑事の村井の勧めから、裏社会に「S」と呼ばれるスパイを作ることを決意します。「S」のおかげで順調に仕事をこなす諸星でしたが、徐々に暴力団と密接な関係を持ち自らも悪事に手を染めていくことになるのでした。 綾野剛は役作りのために10キロ太り顔をむくませ、正義感の強い刑事から裏社会に転落していく男の壮絶な26年間を演じました。

『バクマン。』(2015年)

「ジャンプの頂点」を目指す漫画家コンビの友情

igagurichan
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観に行く気は全くなかったのに、予告とメイキングに心打たれ、早々に足を運んでしまいました。期待以上の作品でした。 疾走感に溢れていて一時も目が離せなく、あっという間の2時間でした。目が乾いて痛くなった(笑) オープニングからいきなり漫画魂を持って行かれる。漫画好きにはたまらん映画です。 全20巻ある原作を2時間に収めるのは到底無理な話で、はしょり大半でオリジナルもありますが、「バクマン。」と言う作品を非常に上手くとらえていて納得のいく素晴らしい映画でした。 キャストにぶーたれていたんですが、佐藤健がまさかのピュアボーイに見え(笑)神木くんの頭脳派演技はさすがです。 他の超豪華キャスティング陣も違和感なく、文句のつけようがありません。 大根監督すいませんと言った気分です(^^;) 個人的には染谷くん演ずる「新妻エイジ」に思い入れがあって。改変され悪役に描かれてたのがちょっと残念かな。染谷くんの演技が良かっただけに。 プロジェクションマッピング、CGバトルで漫画を書く時の体力と集中力を表している点も目新しくて面白かったです。 でも一番良かったのが凝ったエンドロール! 制作陣の漫画への愛と敬意を感じて、サカナクションの曲と共に思わず涙してしまいました。 原作未読の人も、読んだ人も楽しめる作品だと思います。 佐藤健と神木隆之介がはしゃぐシーンだけでニヤニヤしてしまい、もうそれだけで☆ひとつ+です(笑)

原作は、『DEATH NOTE』の大場つぐみ・小畑健のコンビによって2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された大人気コミック。『モテキ』(2011 )の大根仁監督が実写映画化しました。 高い画力を持つサイコーこと真城最高と、作家志望の秀才シュージンこと高木秋人。二人の少年が漫画家としてコンビを組み「ジャンプの頂点」を目指します。 主演の漫画家コンビに佐藤健と神木隆之介をキャスティング。染谷将太、山田孝之、新井浩文ら個性的な実力派俳優陣が脇を固めます。

『フューリー』(2014年)

一台の戦車でナチス・ドイツの大軍に立ち向かった兵士たちの絆の物語

Tate_Keigo メッセージ性が強いと思います。

ノーマンという1人の青年が戦場で人が変わっていく様子を描いています。

人ひとり殺せなかったが、本当の戦場を目の当たりにすることで、変わっていき、人から『マシン』へと変わっていきます。

戦場ではマシンにならないと、生き残れないというメッセージを出しつつも、最終的にはその『人間性』によって救われる。

それの、現実を突きつけつつも、理解し、そして手を差し伸べるドンの人間性。

よかったです。色々と考えさせられます。

HMworldtraveller 生きるか死ぬか、殺るか殺られるかの戦場ではそれまでの価値観はすべてかなぐり捨てないと生き残れない。戦争映画を観るたびに思い知らされるそんな残酷で悲惨な光景が終始繰り広げられました。戦争映画は、空襲から逃げる一般市民目線、戦闘機での戦い中心のもの、捕虜の立場からの作品などはこれまでに観てますが、戦車戦が大半を占めるものを観たのは初めてかも。低い位置からの目線での生々しい地獄絵をこれでもかとばかりに突き付けられ、観ているだけで憔悴してしまいました。どちらの国の人も同じ人間。こんな歴史は繰り返さないようにという、戦争映画共通のメッセージに胸を刺されるようです。

主演にブラッド・ピットを迎え制作された、『サボタージュ』のデヴィット・エアー監督作。第2次世界大戦末期のヨーロッパ戦線、一台の戦車を駆使してナチス・ドイツに立ち向かう男たちの姿を描く戦争ドラマです。 1945年4月、シャーマン戦車”フューリー”を駆るベテラン兵士・ウォーダディの部隊に、戦闘経験ゼロの新兵・ノーマンが配属されることに。戦場の悲惨な現実に圧倒されるノーマンを叱咤しつつ、乗員たちはドイツ軍の最強戦車ティーガー戦車との死闘など、絶望的なミッションに挑んでいきます。

『グランド・イリュージョン』(2013年)

鮮やかなトリックで銀行強盗を行う4人のマジシャンと捜査当局の攻防

southpumpkin 四人のマジシャンが手の込んだマジックでお金を巻き上げる犯罪を実行する、というお話。まさに実際のイリュージョンショーと同じです。ショーのようにトリックが矢継ぎ早に飛び出すもんだから、飽きる事がありません。あれ?このトリックどうなったんだっけ?と考えた瞬間に映画の魅力が半減します。実際のショーだって同じですよね。何にも考えずに「凄い!凄い!」と手を叩いて喜ぶ人の方が本質的に楽しめます。普段から映画の細部を考え直しがちの人は、なるべく考えないようにしながら観るべきです。僕もその事に気づいて、なるべく何も考えないように鑑賞したら、素直に最後驚いてしまいました。 見た目も派手だし、アクションもあるし、メラニー・ロラン可愛いしであまり欠点のないエンターテイメント快作です。
buntoku0921 いやー久しぶりにかなり満足感味わいました。これは面白すぎる! 今作の一番の見どころでもあるマジックは、内容もそうだが視覚的にも爽快で圧倒的でただただ口をポカーンて開けて魅入ってしまう。かっこいい! ストーリーもテンポよく進んで2時間があっという間でした。最初から最後まで充実してます。そしてあのラストは想像できなかったです。見事に騙されました!!気持ちよかった(^o^) 鑑賞後は、原題の「NOW YOU SEE ME」がすごく沁みてきますね…本当にオススメですこれ。

最後に、、マイケル・ケインとモーガン・フリーマンが同じ画に映るとどうしてもバットマンが頭をよぎってしまう…w

希代のプロマジシャン、デヴィット・カッパーフィールド協力のもと制作された、「トランスポーター」シリーズなどの鬼才ルイ・ルテリエ監督作です。 男女4人で構成された、スーパー・イリュージョニスト・チーム”フォー・ホースメンは、大観衆が集まるラスベガスのステージで前代未聞のショーを披露します。遠く離れたパリの銀行から大金を盗んだ彼らは、元マジシャンの力を借りたFBI捜査官、インターポールに追われるのですが・・・・・・。 ホースメンのリーダーを演じるジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロやモーガン・フリーマンといった、豪華キャストの演技にも注目。2016年9月には、続編『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』が公開されているので、予習・復習として観るのもおすすめです。

『アウトロー』(2012年)

トム・クルーズ主演のオールドスタイルアクション!

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劇場でみて今回見直しました。 こんなに面白かったっけ!?と言う印象でした! 70年代映画の様な質感に意味不明な「夜の捜査線」のポワチエもどきのルックスにノンCGカーアクションといい感じです。行動も理にかなっていて安定感ありです。ポワチエもどきの役者は「ペーパーボーイ真夏の引力」に出てる人ですよね。今回もいい感じの小物感でよいですね。 70年代映画?いや現代か、と変な気分がマッハな素敵な映画でした!

ベストセラー小説「ジャック・リーチャー」シリーズの1作品を実写化した、ハードボイルドアクション。 5人がスナイパーライフルで射殺されるという事件が起き、警察は容疑者を尋問します。彼は、元秘密捜査官であり現在は流れ者のジャックに捜査を依頼。 事件に疑問を抱いたジャックは、荒っぽい手段を使いながら少しずつ事件の真犯人に近づいていきます。 監督は『ユージュアル・サスペクツ』のクリストファー・マッカリー。原作のリーチャーのイメージと異なるトム・クルーズの起用は賛否を呼びましたが、原作者から絶賛された彼の演技は見所です。

『凶悪』(2013年)

戦慄の連続殺人事件はこうして暴かれた!

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人は欲望のままに、どこまで残酷に、どこまで鬼畜になれるのか、そこにいるかもしれない普通の人間の、普通ではない恐ろしさ これ、山田孝之が物語を初めて物語を締めるんですが、真ん中のほぼ八割は瀧とリリーさんの独壇場です 殺してる間も、死体埋めてる間も、二人の演技がまぁ楽しそうで…(ー ー;) その異常な空間に置いてけぼりにされると、あれ?人殺しって楽しいんだっけ?と奇妙な違和感すら感じるのです ただ、山田記者の家庭とか憔悴しきった感とか、なんかカッコつけの女編集長とか蛇足だったかな…

ある手紙をきっかけに、記者の藤井は須藤という死刑囚に面会することになります。そこで須藤から明かされたのは彼の更なる余罪と、「先生」と呼ばれる事件の黒幕である木村の存在でした。 木村の罪を告発して欲しいと須藤に依頼された藤井は、事件の真相を探り始めますが……。 ベストセラーとなったノンフィクション小説を、映画オリジナルの要素を加えて実写化。山田孝之やリリー・フランキーなどの実力派俳優を揃え、闇に包まれていた凶悪犯罪が暴かれるまでの過程を描きました。 ショッキングな内容ながらヒットを記録し、様々な賞を獲得したサスペンス作品です。

『河童のクゥと夏休み』(2007年)

人間の少年と河童の子供の友情を描いた、ひと夏の物語

igagurichan
igagurichan 4.5

クレしん映画シリーズ(オトナ帝国、戦国…等)を手がけた原恵一監督作品。 毎夏、必ず観ます。河童のクゥと少年のひと夏の物語。日本の夏がギューッと詰まってる。 子ども向け作品かと思いきや、人間のエゴや醜いところがリアルに描かれていて、重くて深いです。 おっさんのシーンでは号泣。 長めなので途中ダレるところもあるけど、幼児でも飽きることなく最後まで見入っていました。 大人から子どもまで楽しめる良作です。 ※豆 主人公の康一の声を演じた横川君は、芸能活動を休止してましたが、サマウォの主人公の友人役の声を演じています(^^)

小学生の康一はある日死にかけていた河童の子供を助け、「クゥ」と名付けます。一緒に暮らすことになった康一はクゥと過ごす内に成長していきますが、話題になりすぎたクゥの存在は様々な問題を引き起こしてしまい……。 『クレヨンしんちゃん』の映画シリーズを多く手掛けてきた原恵一が、昔から制作を熱望していた作品です。 康一役をはじめ、メインキャストには子役や声優ではないタレントなどが起用されており、ココリコの田中直樹や女優の西田尚美なども出演しています。 社会問題を巧みに扱いつつも、康一とクゥの純粋な友情や家族の絆を描いた感動作です。

『永い言い訳』(2016年)

妻の死に悲しみを感じない男が失ったものとは

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2016.11.1 TOHOシネマズ日本橋 良かった〜子役が最高に良かった。我慢してる優等生のお兄ちゃんのちょっとした緩みで泣いてしまうところとか、苛立ちから妹に当たってしまうところとか、お父さんに当たってしまうところとか、とっても上手だった。 主人公がまごうことなきクズで、きっとこれからもずっとクズなんだと思うけど、そのクズから出た「俺みたいになるな」の重さと切なさがお兄ちゃんには絶対プラスに伝わっただろうなと思えた。 これは子持ち、特に父親が見たら涙が止まらないタイプの映画なのでは。

映画監督としてだけでなく小説家としても高い人気を集めている西川美和が、自身の同名小説を映像化した『永い言い訳』。 関係の冷え切っていた妻に事故死されても何も感じなかった作家が、同じ事故で妻を失った男とその家族と交流していくにつれ、失ったものの大切さを感じるようになっていきます。 本木雅弘が主人公の幸夫を演じ、歌手としても活躍中の竹原ピストルが同じく妻に先立たれた男、陽一を熱演。 原作も本屋大賞にノミネートされた名作ですが、この映画版もトロント国際映画祭に出品されるなど、原作に劣らぬ完成度の作品です!

『ファイト・クラブ』(1999年)

フィンチャー監督が仕掛ける摩訶不思議な精神世界

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映画鑑賞にハマったきっかけとなった映画のうちの一本です。デヴィット・フィンチャー監督作品の中では最も好きな部類に入ります。本作、『セブン』『ゴーン・ガール』の順。 気の合う男とファイト・クラブなるクラブを作ったお疲れ気味の男の話。デヴィット・フィンチャー監督作品の中では2015年時点で最もアップテンポで最もコメディ寄りな作品であると思いますが、そのこだわりはデヴィット・フィンチャーそのもの。この映画が良くどんでん返しモノとして紹介されますが、見どころがそこではないことはどんでん返しがラストに来ないことが充分に裏付けています。アイデンティティの喪失を見事に皮肉った壮大で重厚なコメディという位置づけがピッタリです。「映画鑑賞を趣味にしたいんだけど…」という枕詞をつけて、おすすめの映画を尋ねられたらニヤニヤしながら本作をおすすめします。 ピンクを毛嫌いするデヴィット・フィンチャーが本作のキーアイテムとしてピンク色の石鹸を出したことに大きな意味があると思うのです。その真意を考えているだけでゾクゾクとしてきませんか。

『セブン』(1995)のデヴィッド・フィンチャー監督が、チャック・パラニュークの同名小説を映画化したサスペンス作品。『真実の行方』(1996)で多重人格の殺人容疑者を演じたエドワード・ノートンが主演し、物語の狂言回しを務めています。 “僕”は自動車会社勤務の平凡な会社員。欲しい物は手に入れて何不自由ない暮らしをしているのに、精神は不安定で不眠症に悩む日々。そんな中、出張中に知り合った行商人の男タイラー(ブラッド・ピット)と、殴り合って生きる実感を得る「ファイトクラブ」を作り上げていきます。 ノートンの怪演もさることながら、タイラーを演じたブラッド・ピットの肉体美にも目を奪われます。消費至上主義に対する痛烈な批判が描かれ、2001年のアメリカ同時多発テロを予見した作品ともいわれました。

『野火』(2014年)

極限状態における人間の恐ろしさを描き切った力作

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テレビのお涙ちょーだい系戦争コンテンツはサクマドロップス食って死ね!って思ってたけど 野火は胸糞悪いリアルを突きつけられた気がして私の心にずっしり傷跡を残してくれました。 塚本晋也流のあのスピード感とあの音楽でもってざっくざく話が進むから余計心が抉られる。 私みたいなファッションサブカルブスの脳天引っ叩いて戦争について真正面から向き合うきっかけを与えてくれた最高の映画でした。

舞台は第二次世界大戦末期におけるフィリピンのレイテ島。日本軍の敗戦が迫る中、田村一等兵は結核を患いながらも何処にも受け入れてもらえず、島をあてどなく彷徨います。 美しい島の自然とは対照的な、飢えや死体が渦巻く地獄のような光景に壊れていく田村。彼を通してレイテ島での日本軍の悪夢が描かれていきます。 監督や脚本などに加え、主演まで務めた塚本晋也の魂が込められた衝撃の一作! 戦争文学の傑作である『野火』の映画化は、市川崑が手掛けた1959年版以来であり、戦争の愚かさを現代人に改めて突き付けたと言えるでしょう。

『プライベート・ライアン』(1998年)

スティーブン・スピルバーグによる戦争映画の大傑作!

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「ソウル・サバイバー・ポリシー」なのですね、他の方のレビューを見て知りました。この事実を頭に入れて鑑賞することをおすすめします。戦場に残されたライアン君を軍の精鋭8人が連れて帰ろうとするお話。一人のために大勢を危険にさらす、という葛藤が伝わってくる良い映画です。戦争の悲惨さ、無念さを必死に説く反戦映画ではなく、戦争を通して命の重みを説き、さらに生きる意味などを説こうとする一歩踏み込んだ反戦映画だと言えます。邦画は前者に寄り気味だと思うのですが、やはりこの辺りは実際に現在戦争をやっているかやっていないか、の微妙な国民性が現れているのでは、なんて深読みしたりします。以上の話が適当な思いつきだったとしても、アメリカ魂というものをヒシヒシと感じるのは間違いないと思います。 冒頭の戦争のシーンは噂には聞いていましたが壮絶です。全編通して戦場の様子が血の量も含めてかなり激しいので、戦争映画苦手な人には厳しいかもしれない。映画自体はそれ以上に人間っぽさを描こうとしているのですけどね。

歴史に名を残す侵攻作戦「ノルマンディー上陸作戦」の後、兄弟が戦死したライアン一等兵を探し出し、国へ帰還させる任務を命じられたミラー大尉。 部隊を引き連れライアンの捜索を始めるミラーでしたが、ドイツ軍の熾烈な攻撃が彼らを襲います。 巨匠スティーブン・スピルバーグが監督を務めた戦争映画で、悲惨な戦場を徹底的にリアルに描写したことで大きな話題を呼びました。トム・ハンクスやマット・デイモンをはじめ、演技派の俳優が多く出演しています。 アカデミーの5部門を受賞した、第二次世界大戦を舞台にした戦争映画の金字塔です。

『怒り』(2016年)

吉田修一原作の群像ミステリーの映画化!

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southpumpkin 4.5

殺人事件の犯人が逃亡、全国に身元不明の三人の青年が現れて様々な人と関係を持っていく。あまりに大きく真っ黒な理不尽が映画を占拠していました。一昨年の秀作『そこのみにて光輝く』はそれでもその中に一縷の希望を見出しましたが、この映画ではそれらはほとんどと言っていいほどありません。映画の中の人々はこれまでも、これからも、怒りに打ち震えながら、それでもただ生きていくしかない。ああ、人生とはこれほどまでに苦しいものなのか、と鑑賞後しばらく呆然としてしまいました。 信頼や優しさや思いやり、日本の美とも言えるこれらが"よそ者"が原因で脆くも崩壊します。"よそ者"を悪とすれば話は早いだろうが、善悪の判別が全くつかない場合、我々はどうするのか。声高らかに叫ばれるのは心を開き受け入れることです。しかしそれほど単純でしょうか。劇中では「信じてもダメ」「信じなくてもダメ」という状況が発生します。結局"よそ者"に対してどのようなアプローチをすれば良いのか全く見えなくなる。凝り固まった価値観が一気に解けていきます。2020年東京オリンピック開催前、どんどん外国人が増えていくこの日本に冷水をぶっかけるような映画でした。 おそらく英会話学校講師殺害事件になぞらえて製作しているのであろう、犯人の顔写真があまりに市原達也を想起させました。 豪華俳優陣が良い。広瀬すずは完全に次のステージに立ったし、森山未來の危うさはもう芸術の域でした。全くメディア露出ありませんが沖縄坊主の佐久本宝もかなり良い味出してます。ですが、個人的には宮崎あおいがスマッシュヒット。7kgの増量の役作りが見事で、表情やその全てから、女が歩んできたあまりに悲惨な人生が容易に想像できるのです。

『悪人』で追い込まれた殺人犯の男と共に逃げる女の逃避行を見事に描いた李相日監督が、再び芥川賞作家の吉田修一とタッグを組みました。 八王子にある閑静な住宅地。殺人事件が発生した現場には、夫婦の遺体とその被害者の血で「怒」の一文字が残されていました。事件を担当した刑事の南條と北見は、1年経っても逃亡を続ける犯人に関する情報を、何ひとつ得られません。 1年後、東京・沖縄・千葉に、素性不明の男が現れ……。 国際俳優として活躍する渡辺謙をはじめ、実力派俳優である松山ケンイチ、森山未來、綾野剛、宮崎あおいなど豪華キャストが集結しました。

『シン・ゴジラ』(2016年)

ゴジラの襲撃を受けた現代の日本人をリアルに描く

Riho
Riho 4.5

面白かったー!!見終わった後にわくわくするような、あぁ面白いもの観たー!って感じです。 ゴジラに対応しようとあたふたする政府がとても滑稽で、でも笑えない程リアルな気がしました。そこがすごくよかった。 映像もとても面白くて、イス目線とかパソコン目線とかありました。とっても楽しい。 戦闘じゃなくてストーリー重視かなと思いきや、ゴジラが出てくるシーンも見応えあります。第一形態?のゴジラ、キモくて、でもなんかもう一回見たくなる。。クセになるキモさ(笑)あれは映画でしか見れないみたいなので、もう一度行こうかなぁ。。 会議室のシーンで、私の好きな「踊る〜」シリーズの音楽が流れたので、「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で(略)」的なメッセージかと思いきや、元々エヴァの音楽なんですね!知らなかったー!! 閣僚キャスト、なかでも防衛大臣、官房長官がめちゃくちゃリアルでした。 ECCで頑張った石原さとみが、英語のセリフをこなすなかで、NOVAのビルが破壊されていたのは何かのメッセージかな??? あと。有名キャストがちょいちょい出てるので、探しながら見るのも面白いです。私は、石垣佑磨見つけられなかった。。(>_

東京湾羽田沖で、アクアトンネルの崩落事故が突如発生。首相官邸で緊急会議が開かれる中、内閣官房副長官の矢口蘭堂(長谷川博己)は巨大生物によるものだと指摘します。 やがてさらなる進化を遂げ、東京の住宅街を襲撃し多数の死傷者を出す怪物ゴジラ。政府は巨大不明生物特設災害対策本部を設置し、アメリカ大統領や国連安保理をも巻き込み大掛かりなゴジラ駆除作戦を展開するのですが……。 「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明が総監督・脚本を務め、約12年ぶりの日本製作のゴジラ映画となる本作。いままでの子供向け路線の怪獣映画から一転し、未知の巨大生物を目前にした日本人の混乱を描いた群像劇となっています。

『ラ・ラ・ランド』(2017年)

夢を追う男女の恋を描いたミュージカル映画

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That's Entertainment! 素晴らしい! 古くさいけど新しい、よくある話だけど滅多にない物語 映画史に残るであろう名シーン 心躍る素晴らしい楽曲と切ない歌声 色と音が踊る踊る 主演の2人に大きな拍手を贈りたい すごいよデミアン・チャゼル監督! 私はこの映画に恋をしました 終わらないで欲しい、ずっと見続けていたいと思った映画は久しぶり 劇場を出たら歩く脚がリズミカルに(笑) いや〜映画って本当に本当に良いものですね……!

『セッション』のデイミアン・チャゼル監督によるミュージカル映画。 ライアン・ゴズリング演じるジャズピアニストのセブとエマ・ストーン演じる女優志望のミア。夢を追う二人が出会ってから恋に落ちる様子を一年の四季を通して描きます。お互いの夢を叶えるため、二人が最後に取った行動とは……。 アカデミー主演女優賞に輝いたエマ・ストーンのキュートな演技と軽快な音楽とダンスに注目です。

『マリアンヌ』(2017年)

戦時下のスパイ夫婦の愛の物語

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ああこんな魅力的な女性はマリオンしか演じられないわ。クラシカルな雰囲気とマリオンの美しさにうっとりし、サスペンス要素にはらはらする。裏切ったマリアンヌも、尽くしたマリアンヌもどちらのパターンも観たかったなあ。(どちらが観られるかは観てのお楽しみです!!)誰かをここまで愛すことができるって幸せなんだろうな。切なくて心揺さぶられ号泣した。

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1940年代戦争真っ只中の舞台、世界の彼方此方で殺し合いが行われている中、愛し合った2人の運命。 マリアンヌ役のマリオンコティヤールがとにかく美しく、思わず息を呑んでしまうぐらいです。 2人の愛や宿命に心が強く揺さぶられてエンディングまで駆け抜けます。私には素晴らし過ぎました。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)のロバート・ゼメキス監督、ブラッド・ピット主演作品。戦時下で過酷な運命に翻弄されるスパイ夫婦の愛を描きます。 舞台は第二次世界大戦中。共にナチスに立ち向かったカナダ人工作員のマックスとフランス人工作員のマリアンヌは恋に落ち、結婚して家庭を築きました。 しかし、幸福な日々を送るマックスに突如下された極秘命令。それは二重スパイの疑いのある妻マリアンヌを自らの手で処分しろというものでした。妻の無実を信じるマックスは、独自に調査を始めるのですが……。

『パディントン』(2016年)

世界中で愛されるキュートなクマが大活躍!

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#eiga #movie あ、マーマレード大好き族だ。わたしも家族にして欲しい...と羨ましがりつつ、泣いて笑ってほっこり。パディントンのマイペースさに合わせることなくテンポ良く進むストーリー。綺麗な色合いのイギリスの街並み。愉快な音楽と、後半のサントラも良い(笑)そして家族愛を見て温かい気持ちに。見た目がもろ熊なので可愛いと思えるか不安があったけれど、それも問題無しでした。映画館で声を出してしまうほどののめり込み、観終わったあとも、あのカラフルな世界観から抜け出せなくてほわほわしている。

はるばるペルーから憧れのロンドンにやって来たクマのパディントン。ブラウン一家の家に居候することになった彼は、慣れない都会ぐらしに戸惑いながらもやがて街のヒーローとなります。しかしその噂を聞きつけた自然史博物館のミリセントは、パディントンを剥製にしようと付け狙い……。 パディントンのしぐさはもちろん、カラフルに表現されたロンドンの街中もキュートな実写作品です。

『ウォールフラワー』(2013年)

スクールカーストから抜け出せ!「さよなら、壁際の僕」

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痛みと暴力、性と生、恋と愛、孤独と集団依存、ドラッグ、アルコール、タバコ、スクールカースト、求める存在意義、憑き物のような死 思春期のあの柔らかで暖かな陽射しの影に、誰もが巣食わせていた不透明な「何か 」 シーンの一つ一つがそんな「何か」を思い出させて、ヒリヒリするものと重なりながら、気づくと涙ぐんでいました 音楽や若手俳優の瑞々しい演技とで、感傷的な部分をいとも簡単にサクリと刺してくる、そういう映画です んー何度でも観てしまうかもしれない(^^)

スティーブン・チョボスキーのジュブナイル小説『ウォールフラワー』を原作とした青春映画で、チョボスキー自身が監督・脚本で映画化した作品。『フューリー』(2014)で新兵ノーマンを演じたローガン・ラーマンが主演を務めています。 小説家を目指す16歳のチャーリーは、高校入学の初日にいきなりスクールカーストの最下層にランク付けされてしまいます。それ以来諦めて、壁際でひっそりとやり過ごすことに。そんなチャーリーに、パトリックとサムという新たな友人ができ、学校生活が一変。明るい青春の日々が広がっていきます。 陽気なゲイの兄パトリックをエズラ・ミラー、美しくも奔放な妹サムをエマ・ワトソンが演じました。エズラが「ファンタスティック・ビースト」シリーズでクリーデンス役、エマが「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニー役を演じていますが、本作が初共演となっています。

『ボーダーライン』(2015年)

麻薬戦争の闇をリアルに描いたサスペンス・アクション

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『複製された男』で世界中を混乱の渦に陥れたドゥニ・ビルヌーブ監督の最新作『ボーダーライン』。本作は前作とは違い、わかりやすい作りになっているので、その点はご安心ください。 とりあえず緊張感溢れるオープニングが素晴らしい!オープニングだけで、高評価が確定しました。 メキシコの麻薬カルテルを違法捜査でぶっ潰すというストーリーでして、邦題になっている『ボーダーライン』は国境と善悪の境界線のダブムミーニングとなっています。 エミリー・ブラント演じるFBIの凄腕捜査官はまさにボーダーライン上にいる人物。 暗殺者を意味する原題の『Sicario』とは異なる意味の邦題になっていますが、本作の中心にボーダーラインがあると考えると、それほど悪くない邦題なんじゃないかなと思うのであります。

『ブレードランナー 2049』(2017)のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。FBI捜査官とメキシコの麻薬カルテルとの死闘を緊張感満点に描きます。 FBIの女性捜査官ケイト(エミリー・ブラント)。冒頭で大量の遺体の隠された民家を発見したことから、麻薬カルテルのボス、マニュエル・ディアスの捜査にあたる特殊チームに参加することとなります。 捜査のためなら非合法な行為も辞さないリーダーのマットと協力者であるコロンビア人のアレハンドロ。二人のやり方に反発するケイトでしたが、やがて警察内部にも多数の裏切り者がいることが判明し、さらにはCIAをも巻き込んだ巨大な陰謀に気付かされるのでした。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)

ぼくの未来を知る彼女との30日の恋

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原作より、良かった。ひとりで見ても良い恋愛映画。ふたりの、お互いを好きで堪らない表情と、同じ時間を共有できない切なさ。だからこそ相手を、相手との限られた時間を大切にしようと苦しい行動をする儚さ。恋する気持ちは年齢や時間をも超越する。ハッピーエンドではないとわかっていながらも、一緒にいたいと思えるその強い想いに潤って涙が止まらなかった。小松菜奈さんの切ない表情にうっとり。そして恋する男の子ってかわいいね。

七月隆文の小説『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を、『ソラニン』(2010)や『アオハライド』(2014)など青春映画に定評のある三木孝浩監督が映画化。主演は福士蒼汰で、ヒロインを小松菜奈が演じました。 南山高寿は京都の美大に通う学生。ある日電車で出会った美容専門学校生の福寿愛美に一目惚れし、思い切って声をかけます。その翌日、偶然にも再び出会った二人はすぐに交際をスタート。しかし高寿は付き合ううち、愛美に何か秘密があることに気付きます。 愛美が持つ秘密が明かされた後、愛美の視点でもう一度観てみるとあまりの切なさに打ちのめされるかも。舞台となる京都でロケが行われ、鴨川や伏見稲荷大社などの京都観光名所が多く登場しています。

『百円の恋』(2014年)

引きこもり女子がボクシングに目覚める

____RiN____
____RiN____ 4.5

「苦役列車」の森山未来と同じ種類の衝撃を、この映画の安藤サクラさんから感じました。超みっともない女を、ここまで忠実にみっともなく演じられる女優って彼女以外にいるんだろうか。 処女で性格も見た目もシャレにならないくらいに卑屈で不細工で汚らしくて、しかもそんな彼女が現実にめった打ちにされる映画で、まあ痛い。まあ心が痛い。 なんだけど、ボクシングに打ち込んでいく過程がね、そしてラストがね、めっっちゃくちゃに格好良いんですわ。あのシーンで思わずちょっと叫びそうになったもん、格闘技嫌いなのに。 恋するときれいになるんじゃなくて、熱中すると余計なもんが削げ落ちるんだな。

実家に引きこもり自堕落な生活を送っていた32歳の一子(安藤サクラ)。妹と大喧嘩の末に実家を追い出された彼女は一人暮らしを始め、深夜の百円ショップで働くことに。ストイックにボクシングの練習をする常連客の狩野祐二(新井浩文)と知り合ったことから、恋とボクシングに目覚めていきます。 主演の安藤サクラは、本作で第39回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得しました。

『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2015年)

ナチスの暗号解読に挑んだ天才数学者の生涯

Riyon_Yamamoto
Riyon_Yamamoto 4.5

観なきゃいけない作品だと思う。 素晴らしい歴史の貢献者なのに差別を受け迫害されたことによって名誉も何も与えられなく亡くなったとても悲しい史実。 数学の天才ってだけで魅力的な題材だけど、アランチューリングが実際に持っていたらしいユーモアや人間性をきちんと描いて面白かった。何かすごいことをやり遂げられる人は普通とは違う人というような台詞があるけど、奇人に希望を与える物語。 確かに、偉人や天才は変人ばっかりだし、最初から認められる人なんて稀だろうな。 何千万の人々を救っただけでなく史上初のコンピュータの親なんて、本当にすごすぎる。事実は小説より奇なりとはこのことだなぁ。

第二次世界大戦時、ナチスの暗号“エニグマ”解読に努めた数学者アラン・チューリングの伝記を基にした歴史大作。ノルウェーのモルテン・ティルドゥムが監督を務め、チューリングをベネディクト・カンバーバッチが演じました。 第二次世界大戦下の1939年、ナチスの暗号機・エニグマの解読チームに入っていたチューリング。しかし協調性がないチューリングは、一人で暗号解読装置の研究に没頭。そんな中、チームの責任者となったチューリングは、新たな人材を探してジョーン・クラークという優秀な女性をチームに加えます。 チューリングとチームの同僚との仲を取り持ち、誰よりも彼を理解していた女性ジョーンを演じたのはキーラ・ナイトレイ。また、同性愛者だったチューリングが晩年に受けた差別的な法律による訴追についても、忠実に描かれています。

『ブラック・クランズマン』(2019年)

黒人刑事がKKKに潜入捜査!?驚愕の実話をもとに描いたクライム・ドラマ

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黒人警察官が与えられた任務はKKKへの潜入捜査だった。 スパイク・リーお得意のマイノリティモノである。歴史に疎い私としてはこういう映画で面白く歴史を学ぶことができるので、本作はとても役立った。エンターテイメントを貫いているため、映画は決してダレない。KKKたちはお惚けが過ぎるところもあり、潜入したところであまり緊張感がないのは玉に瑕であるが。スパイク・リーによる黒人たちの人権集団の描き方も面白い。当然肯定的な文脈で登場するが、しかし主人公が「主張をしないと仲間ではないのか?」というのは、おそらく真理であろう。大島渚が繰り返し描いた学生運動に対しても同様の指摘があった。声高らかに主張していないものが全員敵に見えてしまうのだろうか。

ロン・ストールワースのノンフィクション「ブラック・クランズマン」を、社会派監督スパイク・リーが映画化。黒人刑事が白人至上主義を掲げる秘密結社「KKK (クー・クルックス・クラン)」に潜入捜査したという驚きの実話をもとに、その実態を描いたクライム・ドラマです。 1979年のコロラドスプリングズで、初の黒人刑事となったロン・ストールワース。捜査に燃えるロンは勢いでKKK地方支部のメンバー募集に応募しますが、意外にも入団面接まで漕ぎ着けてしまいます。 デンゼル・ワシントンの息子ジョン・デビッド・ワシントンがロン役を務め、彼のKKK入団を助ける白人刑事フリップをアダム・ドライバーが演じました。二人の演技と作品のテーマ性が絶賛され、カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリ、アカデミー賞では脚色賞を受賞しています。

『空飛ぶタイヤ』(2018年)

池井戸潤の社会派小説が初の映画化!大手自動車メーカーのリコール隠しを暴く

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池井戸潤初の映画化。この映画の原作を読んでとても面白くその後池井戸さんの本をたくさん読むようになった。運送会社のトラックからタイヤが脱輪し死者が出て整備不良なのか自動車会社の欠陥なのか、その他に週刊誌、銀行融資なども絡み社会派エンターテイメントになっている。赤松社長の頑張りに涙が出たが全ての人が自分の立場を優先し見る角度によっては正義と悪が入れ替わる事も考えられる。でも一番大切なのに嘘偽りなく誠意に対応する事だ。

池井戸潤の同名小説を本木克英監督、長瀬智也主演で映画化。池井戸潤の小説としては初の映画化作品で、事故を起こした運送会社の社長が大手自動車メーカーのリコール隠しに立ち向かう社会派ドラマです。 一人の主婦が巻き込まれたトラック事故によって、その責任を負うことになった運送会社社長の赤松。しかしトラック自体の欠陥に気づいた赤松は、製造した大手メーカー「ホープ自動車」に再調査を依頼します。 自ら調査を始めた赤松が見た大手メーカーによるリコール隠しの事実がリアルに描かれ、孤高の戦いに立ち向かう赤松を長瀬智也が熱演しています。赤松に反発しながらも、内部告発に協力する沢田をディーン・フジオカが演じ、日本アカデミー賞で優秀助演男優賞を受賞しました。

『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(2019年)

「日本キャラクター大賞 2019」でグランプリを受賞したサンエックスの大ヒットキャラクター「すみっコぐらし」初の劇場版アニメ。隅っこを好む愛らしいキャラクターたちが、絵本の中に吸い込まれて大冒険を繰り広げるおとぎ話です。 お気に入りの場所「喫茶すみっコ」に集まったすみっコたちは、地下室から聞こえてくる謎の物音に気づきます。その音が聞こえる1冊の絵本に吸い込まれてしまったすみっコたちは、不思議な絵本の世界でおとぎ話の主人公になっていました。 なんといっても、すみっコを愛する謙虚なはみだしっ子たちがことさら愛くるしい本作。この社会に自分の居場所を見失っている人が見たらボロ泣きしてしまうかも!すみっコたちのセリフに声がない代わりに、優しい口調で語る井ノ原快彦と本上まなみのナレーションにも癒されます。

『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』(2014年)

ディーン・クーンツ原作×アントン・イェルチン主演のダーク・スリラー!

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#eiga #movie 軽快な音楽と早い展開。かなり気持ち悪いことをすればするほど軽快なノリになって笑えた。謎解きもあってモヤモヤしているなか、軽く観ていればいいのかなあと楽しんで観てたら最後に...! ミステリー、ホラー、アクション、青春、ラブストーリー...全部がつまってる(笑)一見、あの海外ドラマみたいな感じなのかな?と思ってしまったけど、スローの使い方や同じ音楽の繰り返しなど低予算映画の良さがたっぷりで大満足。 ストーミー役の子キュートだったなあ。

「ハムナプトラ」シリーズで知られるスティーブン・ソマーズ監督によるミステリー・スリラー。アメリカの作家ディーン・R・クーンツの「オッド・トーマス」シリーズ1作目「オッド・トーマスの霊感」の映画化作品です。 ダイナーに勤める青年オッド・トーマスは、死者が見える霊能力者。ある日、職場で死に群がる大量の悪霊「ボダッハ」を目撃したオッドは、この町に大量殺人が起こることを察知します。 主人公オッド・トーマスを演じたのは、映画『スター・トレック』でパヴェル・チェコフを演じたロシア出身の俳優アントン・イェルチン。残念ながら2016年に不慮の事故で亡くなっていますが、彼のオッドで続編ができないことが惜しまれるダーク・スリラーの秀作です。

『ワンダー 君は太陽』(2018年)

R・J・パラシオのベストセラー小説を映画化!人と違う顔を持つ少年オギーの成長物語

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flowermurmur 4.5

人とちょっと見た目が違う少年が、初めて学校に通う。飛び込むのは勇気がいるけど、受け入れる方も同じくらい戸惑いがある。時に子供は正直すぎて残酷。でも人を信じるにはまず「見ること」が大切。もう何度泣いたかわからないくらい泣けた。オススメ映画。 主役はあの『ルーム』の天才子役ジェイコブ・トレンブレイくん。特殊メイクであの可愛らしい顔は拝めないけど、演技力抜群。オーウェン・ウィルソンはああいう役をやらせたら天才。そしてジュリア・ロバーツは本当に楽しそうに笑う。いい映画だなあ。しみじみ。

R・J・パラシオのベストセラー小説「ワンダー」の映画化作品で、スティーブン・チョボウスキー監督が脚本も担当したヒューマンドラマ。トリーチャーコリンズ症候群という先天性遺伝子疾患で人とは違う顔を持つ少年オギーと家族の成長物語です。 オギー・プルマンは生まれつきの障害によって顔が変形しており、27回もの手術を受けていました。ようやく容体が落ち着き、小学5年性から学校へ通うことになったオギーですが、初めは偏見と差別によって深く傷つきます。それでもジャックという友人が出来、勇気を持って学校へ通い続けます。 主人公はオギーですが、彼の両親、姉ヴィアやその親友ミランダ、そして親友となるジャックと、次々に視点が変わっていく構成がポイント。『ルーム』で注目を集めた天才子役ジェイコブ・トレンブレイがオギーを演じています。

『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(2018年)

話題の恋愛漫画を岩田剛典主演で実写映画化!車椅子の青年の恋を描く

有賀リエの恋愛漫画「パーフェクトワールド」の実写映画化で、主演を岩田剛典と杉咲花が務めました。車椅子で生活する青年と彼を支える恋人との恋愛模様を描いています。 インテリアデザイン会社に勤める川奈つぐみは、仕事先の設計事務所との飲み会で高校の先輩だった鮎川樹と再会します。樹は初恋の人で、思わぬ再会に心躍らせたつぐみでしたが、彼は事故によって車椅子生活を余儀なくされていました。 建築士として活躍しながらも障害を持つことで恋をあきらめていた樹と、車椅子の樹を見てもなお好きな気持ちを抑えることができないつぐみとの不器用な恋。そんな二人の微妙にすれ違う恋心を、岩田剛典と杉咲花が繊細に表現しています。

『万引き家族』(2018年)

カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作!是枝裕和監督による社会派家族ドラマ

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なるほどこれがパルムドール受賞かと、心底納得する作品。血の繋がりとはなにか、家族とはなにか、それらを描きつつも答えを出さない。ラストシーンには衝撃だった。母親のもとにいるのが幸せって誰が決めた幻想なんだ、児童相談所は何をしてるんだ、と昨今のニュースからも思うけれど、では犯罪で繋がった家族の中にいていいのか、とも思う。答えがない。何につけても「こうすべき」とネットで他人を叩く風潮、そういうものからいちばん遠いところにこの人たちはいるのかもしれない。 二人の子役の絶妙さ、演技派の俳優たちの自然すぎる名演、エンドクレジットの美しくも不協和な音楽はさすが細野晴臣さん。素晴らしい映画でした、観てよかった。

カンヌ国際映画祭で日本映画としては21年ぶりとなるパルム・ドールに輝いた是枝裕和監督によるヒューマンドラマ。家族ぐるみで万引きなど軽犯罪を繰り返す家族を通して、深刻な社会問題を描いています。 東京の下町にある古い平屋に住むある一家族。家主である祖母の初枝の年金を頼りに、夫婦の治と信代、その息子の祥太と信代の妹・亜紀の5人が暮らしていました。足りない分は家族ぐるみで万引きをしてギリギリの生活を送っていた彼らの家に、親の虐待に苦しむ少女が密かに加わることになります。 親の死亡届を出さずに年金を不正受給していた家族の実際の事件をもとに、10年近くの構想期間を経て制作された是枝監督渾身の一作。血のつながりがなくても「母親」になりたかった信江が心情を吐露する場面が印象的で、信江役の安藤サクラの演技も絶賛されました。

『プリズナーズ』(2014年)

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のハリウッドデビュー作となったクライム・サスペンス

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ciatrで参考にさせて頂いているレビュアーの方たちの評価が軒並み高かったので観たら案の定衝撃を食らいました。純粋にサイコサスペンスとしてめちゃくちゃ面白いんですが、キリスト教原理主義、自警主義、対立するアンチクライストな思想、それぞれのキャラクターや設定が象徴するものを加味した上で見るとかなり味わい深い…ネットの解説で自分的にすごく合点の行くものがあったので補完した上でもう一度見たら、構図がハッキリと浮かび上がってきて興味深かったです。あとジェイク・ギレンホール良かった…ロキは名前が北欧神話の神だし、メーソンのリングをしていてあれっと思ったのですが、ゾディアックなどあらゆる価値観を受け入れる偏らない存在という事らしいです。

『灼熱の魂』で注目されたカナダ出身のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によるクライム・サスペンスで、ハリウッドデビューを飾った作品。ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールが共演しています。 ペンシルベニア州の田舎町で工務店を営むケラー・ドーヴァーは、隣家のバーチ一家と感謝祭を過ごしていました。そんな中、娘アンナとバーチ家の娘ジョイが行方不明に。誘拐事件として捜査が始まり第一容疑者が拘束されますが、証拠不十分で釈放されてしまいます。 進展しない捜査を尻目に、法を犯してまでも自ら娘を取り戻す覚悟をするケラーを、ヒュー・ジャックマンが熱演。事件を担当するロキ刑事をジェイク・ギレンホールが演じています。

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