2024年2月22日更新

『落下の解剖学』本編映像解禁! 明かされる、家族の闇と真実

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『落下の解剖学』
©2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinéma / Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma

第76回カンヌ国際映画祭で<最高賞>パルムドールを受賞、第81回ゴールデン・グローブ賞では、並み居る競合を抑え、脚本賞と非英語作品賞の2部門を獲得! 先ごろノミネートが発表された第96回アカデミー賞(R)では、作品賞、監督賞(ジュスティーヌ・トリエ)、脚本賞(ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ)、主演女優賞(ザンドラ・ヒュラー)、編集賞の5部門で見事ノミネートを果たし、本国フランスでも瞬く間に動員130万人超えの大ヒットを記録するなど、本年度の大注目作『落下の解剖学』(2/23公開)。 この度、死亡した夫と妻サンドラ、生前に繰り広げられた壮絶な夫婦喧嘩の一部始終が<夫婦不和の証拠>として裁判所で暴露されるシーンが解禁された。

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登場人物の数だけ真実が現れる中で、あなたは何を信じるのか? 世界が絶賛した、傑作心理ミステリー!

映像が映し出しているのは、死亡した夫と妻サンドラが夫が亡くなる前日に繰り広げた壮絶な夫婦喧嘩の音声録音の一部始終であり<夫婦不和の証拠>としてそれが裁判所で暴露されるシーンだ。 「優しいふりして本当は汚くて意地悪」「40歳にもなって何もできないのは自分のせい」――法廷では冷静沈着なサンドラからは想像もつかない、辛辣な罵声が次々と流れ続ける。 そして、傍聴席全体が衝撃と驚愕で包まれる中、彼らの息子ダニエル自らも両親の本当の姿を知ることになる――。 監督は、人から発せられる<言葉>と、そこから伝わる内容を重視するため、本作において「回想シーンは使わない」と決めていたという。 この映像で繰り広げられているのは、事実を振り返る回想シーンではなく、この録音を聞いた人が音声から想像した再現シーンだ。さらにこの音声が、夫が妻に隠れて録音していたものだということが明かされることによって、さらに、事件の真相が惑わされるシーンとなっている。 一体何か真実で、どれが正しい記憶なのか?観る人をさらに引き込んでいく臨場感溢れるシーンだ。

あらすじ

人里離れた雪山の山荘で、男が転落死した。はじめは事故と思われたが、次第にベストセラー作家である妻サンドラ(ザンドラ・ヒュラー)に殺人容疑が向けられる。 現場に居合わせたのは、視覚障がいのある11歳の息子だけ。 事件の真相を追っていく中で、夫婦の秘密や嘘が暴露され、登場人物の数だけ〈真実〉が現れるが――。

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作品概要

監督:ジュスティーヌ・トリエ   脚本:ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ 出演:ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネール、アントワーヌ・レナルツ  配給:ギャガ 原題:Anatomie d'une chute|2023年|フランス|カラー|ビスタ|5.1chデジタル|152分|字幕翻訳:松崎広幸|G  ©2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinéma / Auvergne‐Rhône‐Alpes Cinéma 公式HP:gaga.ne.jp/anatomy X: @Anatomy2024 2/23(金・祝) TOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー!