韓国ドラマ『わかっていても』あらすじネタバレ&感想まとめ！日本版リメイクの新情報を紹介

『わかっていても』の原作は、NAVERウェブ漫画に掲載された同名ウェブトゥーン。ハン・ソヒとソン・ガン、美男美女コンビの共演で実写化されました。 そんな本作は、愛は信じないけれど恋愛がしたい女性と、恋愛は面倒だけれど「SOME(友達以上、恋人未満の関係)」がほしい男性を軸にしたラブロマンスです。 女子大生のユ・ナビは傷心中の破局直後、バーでパク・ジェオンと出会い、意気投合しました。しかし彼から女性の影を感じ取ったため、自宅への誘いを断ることに……。その後、2人は同じ大学の学生だと判明し、思わぬ再会に距離が縮まっていきます。 ナビは気持ちを抑えられず、特定の相手を作らないジェオンとの関係を続けていくのでした。

ABEMAオリジナル連続ドラマとして、日本版リメイク「わかっていても」の配信が決定！ ソウルから日本の鎌倉へ舞台を移し、独自の脚色を加えつつ原案ドラマの世界観を再構成。2024年の日本を背景にした恋愛群像劇が描かれるようです。 主演は『着飾る恋には理由があって』(2021年)以来、約3年ぶりに恋愛ドラマに挑む横浜流星！原作でソン・ガンが演じた、パク・ジェオンにあたる主人公・香坂漣に扮します。美大生の設定ではなく、芸術大学に特別臨時講師として赴任する若き天才芸術家です。 また、映画『正体』(2024年)などで横浜とタッグを組んだ、藤井道人監督がエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねました。

ホンソ大学で彫刻を専攻するユ・ナビ(ハン・ソヒ)には、美術塾講師で芸術家の恋人がいます。 しかし彼は卑猥な裸像を制作し、モデルにしたナビの名前を付けて個展に展示していたのです。さらには塾の他の学生と浮気をしており、ナビは恋人との別れを決意。バーで飲んでいると、首に「蝶(ナビ)」のタトゥーがあるイケメン(ソン・ガン)に話しかけられます。 ナビは運命的なものを感じますが、彼が恋人らしき相手に連絡しているのを見てその場を去りました。 数日後、親友のビンナ(ヤン・ヘジ)に誘われた飲み会で彼と再会し、休学していた同じ彫塑科の学生パク・ジェオンだと知るのでした。明らかに女慣れしている様子に警戒しつつも、大学に行けば姿を探してしまい、ついに作業場でジェオンを見つけます。 電話番号を交換した2人は見つめ合い、キスをしかけたところで電話に遮られました。

ビンナはジェオンに惹かれていくナビに対し、「あいつは誰とも恋愛しない」と忠告します。 とある夜、ナビと一緒にクラブに来ていたジェオンに1人の女性が言い寄ってきました。その女性の手首には、ジェオンがナビの腕に描いてくれた蝶と同じタトゥーが……。気持ちが揺れ動く中、ナビは部屋へ押しかけてきたジェオンに抱かれる夢を見るのでした。 ナビの家で飲み会の二次会が行われた日。ジェオンと罰ゲームのキスをすることになってしまい、ナビが何とかごまかして外へ出ると、彼は他の女性とキスをしていました。 ジェオンは「罰ゲームの続きだ。さっき君とキスしたかった」と言って、ナビにキスを迫ってきます。 ナビは一旦は拒む素振りを見せたものの、「こうやって地獄の門が開いた」と心の中でつぶやき、自らキスを受け入れたのでした。

ナビはジェオンとユン・ソラ(イ・ヨルム)が腕を組んでいる姿に嫉妬しますが、そんな彼女に後輩のキム・ウナン(イ・ジョンハ)がアプローチを仕掛けます。 ソラから「違う蝶(ナビ)を見つけたのね」と言われ、「俺の運命は君だ」と返したジェオン。彼はまるで嫉妬するかのように、ナビとウナンの進展を邪魔してきました。ナビはウナンと順調にデートを重ね、ついにジェオンの電話番号を削除しますが……。 後日ナビがフリーマーケットへ行くと、招待してくれた当のウナンは元恋人と復縁していました。 体調を崩したナビのもとへジェオンから電話があり、薬とお粥を買って駆けつけてくれます。ジェオンは「名前が蝶だから私にかまうの？」と聞かれ、「会った時から惹かれてた」と答えました。翌朝、目を覚ました2人はキスをし、そのまま体を重ねたのでした。

ジェオンは蝶をモチーフにしたサンキャッチャーを作り、ナビの部屋の窓際に飾ります。それ以降、2人は恋人ではないけれど、夜に会って寝る関係になりました。 ナビの誕生日。彼女はジェオンからの展示会の誘いを断って実家を訪れますが、母親の恋人の姿に嫌気が差し、家を飛び出してしまいます。駅で偶然ジェオンに会い、初めてのお昼デートのうえ、服までプレゼントしてくれました。 楽しい誕生日になると思った矢先、ジェオンはソラからの電話を優先して帰って行きました。 ナビが10年ぶりに再会したヤン・ドヒョク(チェ・ジョンヒョプ)が働く店に向かうと、彼は誕生日を祝うために、わかめスープとケーキを出してくれます。その後、ナビはジェオンとの関係が成績にも悪影響を及ぼしはじめたことを自覚し、彼との別れを決断しました。

ナビとジェオンの話し合い中に、「婚約者がいる妹に手を出した」と激怒する男性が乱入！最終的に警察沙汰になり、ナビが切り出した別れにジェオンもあっさりと応じました。他人のように振る舞いつつも、簡単にはお互いを忘れられませんでした。 ナビはドヒョクから口紅をプレゼントしてもらい、気持ちが少しだけ明るくなりました。後日、ギャラリー展に向けた説明会が講堂で行われ、作品テーマを発表するナビ。彼女の助手としてジェオンが手を挙げ、自宅の作業場で金属加工の技術を教えてくれました。 作業中、ジェオンは「変わろうと思っている」と打ち明け、2人の間には穏やかな時間が流れます。 しかし翌日、カン・ソラが「元カノです。今も付き合っています」とナビに宣戦布告し、激しい言い合いになったところへジェオンが通りかかりました。

彫塑科の合宿が近づき、大学に来なくなり、連絡もつかないナビを心配するジェオン。彼は寂しさからナビと出会ったバーに行き、そこで会った女性とワンナイトしました。 一方、ナビは田舎で陶芸家をしている叔母の家に滞在しており、同じく帰省中のドヒョクと海へ。ナビにとってドヒョクは幼なじみであり、幼い頃に淡い想いを抱いた相手でした。ドヒョクに「俺の初恋は君だ」と言われ驚きつつも、2人で楽しい時間を過ごします。 ナビはドヒョクが地元で営む民宿が合宿先だと知り、彼のサポートを買って出ました。 同じ頃、ジェオンは誕生日に訪ねてきたソラから「ナビに付き合っていると嘘を吐いた」と聞きます。急いでナビに連絡しようとしますが、彼女からの返事はありません。誕生日を祝ってもらえなかったことに傷つきながらも、合宿の日を迎えるのでした。

内心面白くないジェオンをよそに、ドヒョクを交えて遊園地へ向かった彫塑科の仲間たち。ナビとジェオンは観覧車で2人きりになりますが、気まずい空気が流れたままでした。 その日の夜、ドヒョクの従妹ヤン・ドヨン(イ・ヘウォン)も合流して飲み会が始まりました。 ドヨンはジェオンが気になるようで、彼の隣をキープするドヨンに嫉妬するナビ。内緒の質問をする「ささやきゲーム」では、ジェオンがドヨンの質問に「ユ・ナビ」と答えます。動揺したドヨンがケガをしたため、ナビは彼女の手当をしてあげました。 ナビはジェオンへの質問が「今夜キスしたい相手は誰？」だったと知り、激しく動揺してしまいます。その後、目の前に現れたジェオンに「私をもてあそばないで」と告げました。彼はそれに対し、「嫌なら嫌だと言って」と言いながらキスをするのでした。

ドヒョクはナビの帰り道をライトアップし、トルコキキョウの花束を渡して告白しました。ナビは申し訳なさから涙が溢れ、「恋愛する余裕がない」と言って断ります。民宿へ戻ったドヒョクをジェオンが挑発し、2人は一触即発の雰囲気に……。 翌朝、ジェオンはナビの叔母の陶芸工房を訪ね、焼き物の釉薬について教えてもらいました。昨夜のことをナビと話そうとしますが、「酔っていた勢い」だと言われます。 曖昧な関係のまま合宿は終わり、メンバーたちもそれぞれ日常へ。ジェオンはナビを展覧会に連れ出し、「ここで見た美しい人と運命の再会をした」と、初めて会った日を振り返りました。それを受け流した数日後、交換留学の不合格通知にナビの心が限界を迎えます。 夜の街を歩きながら、いつの間にかあの日のバーの裏路地に来てしまっていました。そこへジェオンが現れ、「蝶を見に行く？」と飲みに誘われるのでした。

ナビの家を訪ねてきたドヒョクの目前で、私物を取りにきたジェオンとナビが帰宅。呆然とする彼にジェオンが気付き、見せつけるように部屋へ入っていきます。 ナビがキスを拒むとジェオンに「付き合おう」と言われ、戸惑いを隠せませんでした。 翌日、ナビは「作品に助手との相乗効果が出てない」と教授にダメ出しをされ、落ち込みます。彼女が電話でドヒョクに弱音をこぼす姿を、辛そうな表情のジェオンが見ていました。ジェオンはナビを家へ送り届け、蝶のブレスレットをプレゼントします。 一方、ソラはカフェでジェオンと会い、「中途半端より他人が良い」と別れを告げるのでした。 後日、酔っ払ったジェオンが家の前で待っており、ナビはドヒョクとの関係を責められます。彼と鉢合わせた時のことを掘り起こしたジェオンの言葉に、思わずがく然としてしまい……。

ナビはジェオンの告白が愛情ではなく、ドヒョクへの対抗心からだったと気付きます。彼に「二度と目の前に現れないで！」と言って追い返し、部屋でただ泣き崩れました。 その夜、ジェオンは自分がすべてを壊したのだと思い知り、眠ることができませんでした。 ナビの不幸は続き、ギャラリー展用の作品に天井のファンが落下して粉々に砕けてしまいます。ジェオンがやって来て、「やり直そう。完成したら二度と君の前に現れない」とナビに約束。彼は「作業中の君が1番幸せそうだ」と励ましてくれ、約束通りに姿を見せなくなります。 もう1人の助手を介して返却されたノートには、ナビが元恋人に辱められたあの日、ジェオンが個展で見た美しい人(ナビ)の絵が残されていました。 ナビの作品は無事に展示され、教授たちにも評価されてパリへの留学が認められます。 花束を持って駆けつけたドヒョクに、「やっぱりジェオンが好き」と伝えたナビ。夜にまた会場へ戻って来ると、そこには会いたかったジェオンの姿が……。彼に「君がすごく好きだ」と言われ、ナビは傷つくことも覚悟の上で「付き合おう」と答えました。 ジェオンとのデート中、ナビはドヒョクを見かけて繋いだ手を離しかけ、また握り直したのでした。

パク・ジェオンはナビと同い年の彫塑科2年生。首の後ろには蝶のタトゥーがあり、複数の女性たちと関係を持っているミステリアスな青年です。 そんなジェオンを演じたのは、「Netflixの息子」ことソン・ガン。主演を務める「Sweet Home」シリーズをはじめ、複数のNetflix韓国ドラマに出演しています。

ユ・ナビは美術大学で彫刻を学ぶ大学4年生。最悪な失恋の直後にジェオンと出会い、危険な男と知りながら彼に翻ろうされていきます。 主人公のナビを演じるのは、「ソン・ヘギョの再来」と言われた美人女優ハン・ソヒ。Netflixドラマ『マイネーム: 偽りと復讐』(2021年)では、体当たりのアクションを披露しました。

ヤン・ドヒョクは料理系YouTuberとしても活動する調理科の3年生。10年ぶりに再会した初恋の女性ナビに再び恋に落ち、ジェオンをライバル視します。 一途なヤン・ドヒョクを演じたのはチェ・ジョンヒョプ。日本ではドラマ『Eye Love You』(2024年)で二階堂ふみと共演し、一躍知名度が上昇しました。

ユン・ソラはジェオンの中学時代の同級生で元恋人。初恋の人であるジェオンが変わっていくことに嫉妬し、ナビとの関係をかき乱します。 演じるイ・ヨルムは、2013年にJTBCドラマ『もう我慢できない！』で女優デビュー。豪華キャストが集結したNetflixドラマ「The 8 Show」(2024年)にも出演しました。

終盤は原作とまったく違う展開が用意され、賛否両論も巻き起こした『わかっていても』。日本版リメイクは、オリジナル要素がさらに多くなりそうです。 ぜひこの機会に原案ドラマを予習して、それぞれの恋の結末を見届けてください！